■プレミアムトーク 豊川悦司@あさイチ
『愛していると言ってくれ』も観てないし、いわゆるトヨエツブーム?の頃は
流行りものはスルーする性格から、全然縁がなかったけれども、
『20世紀少年』などなど、とにかくあらゆる役で出てくるので、ベテランさんになってからいい役者さんだなと思っていた
今回、テレビでのトーク生番組は初出演て意外
『愛していると言ってくれ』の若い頃は、こんな爽やかイケメンだったんだ!、とか
大阪人で、関西弁で素で喋る姿とか、いろいろ発見があった
有働アナのテンションも高かったような?w
人の目を真っ直ぐ見る人なんだね。そりゃドキドキするよな
イノ「なぜトーク生番組に出なかったですか?」
ト「自分の言葉で喋るのが得意じゃないので」
NHKファン
ト「大体夜7時頃から10時頃までNHKを見ている」と番組名をつらつらとあげていって
有働「いつもどうもありがとうございます」と深い礼ww
ト「タケダアナウンサーが好きで(この方?)もしニュースキャスターの役がきたらタケダさんみたいにやりたい」
(スタッフからなぜか笑いがおこるw
テレビのニュースや、ドキュメンタリーなどを見て、役づくりのヒントにしているそう
(まあ、日常生活ではフツーに外歩けないだろうし、多忙極めてるだろうしね
ト「人を見るのも好き こういう職業の人は、こういう服を着るんだ~とか」
イノ「有働さんはどうですか?」
ト「テレビで見るよりずっとおキレイですね おむすびありがとうございました」
イノッチにもあげていたことが分かると、ちょっとビックリして
イノ「1人だけだと思ったんですか?w」
ト「はい」
●映画『後妻業の女』の宣伝
ト「原作はもっとシリアスなんですけど、監督は最初からコミカルにしたいというのがあった
昔、大阪にいた、小さいポーチとか持ってる、脂ぎったおじさんみたいなのをイメージして」
有働「めっちゃいたあ~! ミナミ行くと、このぐらいのポーチ持って!」
ト「撮影前に漫才のテープを聞いていた(中田ダイマル・ラケットさんのテープが流れる
セリフの関西弁のリズムを身体に入れるため
間、リズムがどこから生まれてくるかって、基本的に大阪の人は相手の話を全然聞いてないんですよね(爆
間が詰まっているのが大阪の特徴だと思う」
ト「大竹さんとは3回目の共演で、毎回胸を借りている 日本一の女優さん」
有働「熟年の恋愛とか結婚とかはどう思われます?」
ト「素晴らしいですね 高齢化の時代だし、20代メインだったのが、40代、50代がメインになって、
いろんなことにチャレンジするのはいいことだと思う」
ト「有働さんは、ビジュアル的に後妻業にバッチリですよ
まず人目を引く容姿をされてますし、トークは面白い
ビジュアルとのギャップは後妻業にとても大事
ちょっとしたギャップって後妻業に限らず、芸能界の仕事でも人気がある 人はそこに惹かれるんだと思います
NHKを定年退職された後はぜひ“ブライダル微笑”へ」w
(語尾がのびるのはクセなのか、そういう関西弁なのか?
「鶴瓶の家族に乾杯」に出てみたい
鶴瓶さんのコメント:
「道をウロウロして町歩くトヨエツはまったく見たくはないです
でも声がいいからラジオとかは面白いと思う
大阪弁でやっているラジオが1つあったらいい
オールナイトニッポンなんてどーです?」(すかさずOP曲が流れるw
ト「やってみたいですね 収録なら頑張れるかも」
大竹さんや鶴瓶師匠のコメントが見れて
ト「今日のこの番組は永久保存版ですね 僕のお葬式にぜひ流していただきたいと思います」
吉本新喜劇も好き
ト「小学校の時、土曜が半ドン(初めて聞いた言葉)で終わって、走って帰って見ないと、
月曜に“あのギャグ見てないの?”ってなっちゃう」(私の“ドリフ”みたいなものかw
ト「あと、人形劇『八犬伝』とかも」
(知らないなあ・・・ 私は『プリン プリン物語』のルチ将軍かなw
イノ「どんな子どもでした?」
ト「少年時代はボーーーっとしてた 転校が多くて、小学校で2回、中学で1回」
大学時代に演劇へ
ト「大学の時の寮の前が演劇部の楽屋で、レオタードとか着たキレイな女性が出入りしてたりして
いーなーと思ってて、ある時、“ヒマなら、ウチの練習見に来ない?”と言われて、面白そうだなと思った」
イノ「演劇じゃなかったら、何がしたいと思ってました?」
ト「漠然と、何年もかけて世界を放浪っていうか、旅したいと思って、
それで自分のやりたいことが見つかればいいかなと」
イノ「大学を辞めたのはなぜ?」
ト「その劇団は、アンダーグラウンドな、たとえば寺山さんとか、唐十郎さんとかに傾倒していて、
今までの芝居のイメージと全然違ってて、哲学的なものを感じて」
イノ「上京した理由は?」
ト「いろいろ観て、今の自分とは違うかなと思って とにかくたくさんいろんな芝居が観たくて
いろいろ観ているうちに、渡辺えりさんの“劇団3○○”が面白いなって思って、
“入れてくれ”てすぐ頼んだら、“毎年4月に応募するから、それまで待ってくれ”と言われたけれども
じゃあ、“裏方でもいいからやらせてほしい”てゆって入りました」
(えりさんて劇団の主宰なの!?
イノ「クールなイメージがあるけれども、やるとなったら一直線っていうほうですか?」
ト「若い頃は。今はもうダラダラですw
その頃は、他にやることないから その目的で出てきたから まず居場所を確保する意味でも」
27歳で劇団をやめて映像の世界へ~北野監督作品への出演
『3-4X10月』(あれ、出てたのかあ!
ト「これはオーディションでした どの役を演るか全く知らされてなくて
北野監督が“全く役づくりしなくていいから ヤクザの親分の役だけど、そのまま来てください”て言われて
現場に行って、セリフを渡されて喋った」
イノ「それまでそんなことってありました?」
ト「それまでは、えりさんが書いた戯曲とかを読み込んでやってたけど、
一切準備せず、素の素材としてカメラの前に立つことがすごくショックっていうか
映画って演劇とは違うんだなと感じた」
有働「北野さんから“たけし軍団に入らないか”と言われたと伺いましたが?」w
ト「直接言われたわけじゃなくて、当時、事務所とか決まってないと思われていたのでは?」
イノ「どういう芸名になってたんだろう」ww
有働「NHKでフルで言える名前だといいんですけど」
イノ「消されちゃう方もいるからね」(玉ちゃんさんのこと?w
なんと、たけしさんからもコメントあり!
「(たけし軍団の件は)打ち上げで、あくまで流れでゆっただけです
豊川さんは、俳優として存在感があり、演技もしっかりした人
シリアスから三枚目まで幅広くこなせる方
これからもいろいろな姿を見せてください」
イノ「作品をつくる立場でもあるじゃないですか?(そーなの?驚)
今思うと、たけしさんの現場はどうでした?」
ト「独特だった記憶がある 俳優ってことより、まず人間を撮るっていう意思、演出を感じる
人間を演じる人間じゃなくて、その人間が面白いんだっていう
キャスティングすれば、もう作品は出来上がっている(C.ウォーケンも自分は素材だってゆってたな
同じことを市川崑さん、新藤監督(?)もおっしゃいましたね」
有働「逆に俳優としては、その人間を見られるというのはどうですか?」
ト「これまでやってきたこと、人生みたいなものが表れる
役を背負っていなくても、人間としてキチっとしてるか、魅力的であるかが重要」
有働「その魅力は何を重ねればいいんでしょう?」
イノ「たとえば壁にぶつかることもあります?」
ト「あります、あります、たくさんあります」
イノ「どう乗り越えました?」
ト「んーーーーーーーー・・・“考えてもしょーがない”とか“クヨクヨしてもしょーがない”とかよく励ましたりするけど、
僕は割ととことんクヨクヨするほうで、クヨクヨしきるまでクヨクヨしますね
それで自然と自分の中から抜けていく 弱気な自分が離れていった気がする」
その他の出演作の一部を紹介
中でも大ヒットしたのは『愛していると言ってくれ』
有働「セリフのない役にどう取り組んだんですか?」
ト「手話を使うということで嘘にならないことが一番大事かなと思って」
有働「聴覚障害の方とお会いになったりとかしていらしたとか?」
ト「デリケートなところまで踏み込まないといけないドラマだったので
いい事も悪い事も含めてキチっとドラマとして提示しようと話し合った」
ドラマを一緒に作った貴島誠一郎さんコメント
「打ち合わせをして握手をしたら手のひらが大きく、とてもキレイだった
手話は手のひらがキレイな方のほうが映像映えする。あの手のひらに惚れました」
有働「手話で“愛してる”はこういう(拳をなでるようなしぐさ)風にやるけれども、
あのシーンは豊川さん流に作られたとうかがいましたが?」
ト「手話の指導の方もいたけど、手話にも若い人が使うスラングがあって
それを自分のセリフにも取り入れられないかと、劇団の人たちに手話を再構成してもらったりしてた」
豊川さんが当時スタッフみんなにあげたTシャツ
裏にはスタッフ全員の名前が入っている このTシャツを貸してくださったのはSASAさん
ト「ドラマの時は慣例でジャンパーやTシャツ作って配るのがある」
●SASAさん
萩原さんは聴覚障害があって、今も手話のパフォーマンスなどで活動する時にSASAという芸名を使っている
SASAさんコメント:
それまで民放のテレビ番組を見たことがなく、聞こえる人たちのお芝居もあまり観たことがありませんでした
なぜなら字幕も手話もなく内容が分からないため、その面白さがを知らなかったからです
豊川さんと出会ったことで、こんなにすごい俳優さんがいると知り、舞台、演劇の面白さを知った
今、私は障害のあるなしを越えて、みんなで舞台を楽しもうをコンセプトに
字幕や手話音声ガイドを通じた観劇の楽しさを広げる活動に関わっていますが
豊川さんとの出会いが原動力の1つになっています
12月に夏目漱石のドラマがある(これ観たいと思ってた!
連続ドラマW『荒地の恋』@WOWOW
ト「夏目漱石が亡くなる前年に、京都に小旅行に出かけた時の実話をドラマ化した 撮影はこれからです」
宮沢りえさんとの共演は2回目
『江』と『牡丹灯篭』
ト「『江』もオーディションだった
りえちゃんは当時も、今もトップスターだから、その相手役がオレでいいの?って感じでした」
豊川さんが大切にしているモノ:
「フィギュア」
『江』の時、技術スタッフの方がつくってくれたフィギュア
ト「ずっとこういうブルーのジャージにサンダルでNHKを歩き回ってたので」w
「中華鍋」
一番長く、10年以上使っている 友だちからもらって 一人暮らしの時は自炊していた
イノ「得意な料理は?」
ト「一人で食べるものだから、炒め物とか、カレーとか
全部コレ1つで出来ます。炒めるのも、煮るのも。便利ですよ
食べる時は鍋のまま食べる
最近は出番がなくて可哀相 よかったらもらってやってくれますか?」
イノ「え!? 思い出ですから持っていたほうがいいんじゃないですか?」
ト「じゃあ、そうします」
イノ「なんだ、くれるのかと思った」爆
<FAX>
Q:自分でも鏡を見て、色気あるなあ~と思うことはありますか?
ト「ないですね。どうせ生まれるなら、もっとハンサムに生まれたかった」
イノ「それ、今みんな“うおーい!”てゆってますよ 豊川さんから見るハンサムってどんな?」
ト「(考えて)福山くんとか」(ベタだなw
有働「もっとハンサムに生まれたとして何が変わるんですか?」(すごい冷静かつ鋭いツッコミ!
ト「今の話で言うと、鏡を見た時に自分に対する印象が変わったりするのかな」
イノ「時代のせいか、先輩を老けているって感じで見てないです」
ト「歳とるのは全然悪いことじゃないし、キライじゃない 俳優だと歳とって出来る役があるから 楽しみもある」
Q:今、一番しあわせを感じる時は?
ト「んーーーーーーーなんだろ? 仕事ではない
海が好きなんで、海を見てる時とか 休みの日は昼から飲む
飲んでもそんなに変わらないと言われる」
*************特選エンタ 映画
ト「最近あまり観てないですね」
青木「どんなジャンルが好き?ですか?」
ト「なんでも観ます」
●『グッバイ・サマー』
花つけた家型手作り自動車かわいい!
ト「(すごい真剣な表情に観てて)ああいう家の車で旅してみたい」
母親目線で観た青木さんは「思春期の男の子は難しい」
イノ「母親とはやっぱ距離をあけて歩いたりしてましたね」
豊川「周りの目を気にしてね」
●『聲の形』
大ベストセラーのアニメ映画化 聴覚障害者の少女が転校してくる
周りの期待に応えてガキ大将を演じるうちにイジメにつながってしまった少年が
今度はイジメられる側になり、自分の殻に閉じこもる
(ちょっと観ただけで感動したなぁ 現代の複雑なイジメの構図が見れるような
<FAX>
Q:女性のどこに魅力を感じますか?
有働さんをまっすぐ見て「やっぱり目かなあ~」
イノ「目の形ですか、輝きとか」
有働「つけまつげなんですか?」(さすがww
Q:いつもカッコいいですが、弱点はありますか?(質問内容がいつも同じだよね
ト「納豆ダメなんですよ 納豆食べる役とか地獄なんですよ
すごいキレイな女性でも、この辺(顔の横あたり)で箸をクルクル回しているのを見ると、あれ?って思う」ww
有働「関西人あるある 克服できる人とできない人がいて、私は克服して大好きになった 頑張ればいけますよ」
ト「なんか、どうもスタッフの靴下のニオイ」
イノ「スタッフ限定ですか 家に帰ってないんでしょうね」(このさらっとしたコメントも可笑しすぎる!
Q:エロ渋かっこいい役作りはどうするの?
ト「ラブシーンは演ってて、すごく恥ずかしい
大体ああいうベッドシーンの演出って監督さんは俳優にお任せだったりするんですよ
“じゃあ、自由にやってみて”て言われても、ちょっとどーなんでしょーみたいな
本番前に急に耳元で“もっとやって”て、そう言われてもちょっと・・・」
有働「生放送のトーク番組初ということでいかがでしたか?」
ト「お2人の力で、すごく楽しい時間を過ごせました」
有働「今後、トーク番組のオファーが来たらどうですか?」
ト「いやあ・・・」と言いつつ、最後のギリで「ぜひ、映画のほうもお願いします」て
宣伝に来たんだってことを忘れないのがまたスゴイ!
『愛していると言ってくれ』も観てないし、いわゆるトヨエツブーム?の頃は
流行りものはスルーする性格から、全然縁がなかったけれども、
『20世紀少年』などなど、とにかくあらゆる役で出てくるので、ベテランさんになってからいい役者さんだなと思っていた
今回、テレビでのトーク生番組は初出演て意外
『愛していると言ってくれ』の若い頃は、こんな爽やかイケメンだったんだ!、とか
大阪人で、関西弁で素で喋る姿とか、いろいろ発見があった
有働アナのテンションも高かったような?w
人の目を真っ直ぐ見る人なんだね。そりゃドキドキするよな
イノ「なぜトーク生番組に出なかったですか?」
ト「自分の言葉で喋るのが得意じゃないので」
NHKファン
ト「大体夜7時頃から10時頃までNHKを見ている」と番組名をつらつらとあげていって
有働「いつもどうもありがとうございます」と深い礼ww
ト「タケダアナウンサーが好きで(この方?)もしニュースキャスターの役がきたらタケダさんみたいにやりたい」
(スタッフからなぜか笑いがおこるw
テレビのニュースや、ドキュメンタリーなどを見て、役づくりのヒントにしているそう
(まあ、日常生活ではフツーに外歩けないだろうし、多忙極めてるだろうしね
ト「人を見るのも好き こういう職業の人は、こういう服を着るんだ~とか」
イノ「有働さんはどうですか?」
ト「テレビで見るよりずっとおキレイですね おむすびありがとうございました」
イノッチにもあげていたことが分かると、ちょっとビックリして
イノ「1人だけだと思ったんですか?w」
ト「はい」
●映画『後妻業の女』の宣伝
ト「原作はもっとシリアスなんですけど、監督は最初からコミカルにしたいというのがあった
昔、大阪にいた、小さいポーチとか持ってる、脂ぎったおじさんみたいなのをイメージして」
有働「めっちゃいたあ~! ミナミ行くと、このぐらいのポーチ持って!」
ト「撮影前に漫才のテープを聞いていた(中田ダイマル・ラケットさんのテープが流れる
セリフの関西弁のリズムを身体に入れるため
間、リズムがどこから生まれてくるかって、基本的に大阪の人は相手の話を全然聞いてないんですよね(爆
間が詰まっているのが大阪の特徴だと思う」
ト「大竹さんとは3回目の共演で、毎回胸を借りている 日本一の女優さん」
有働「熟年の恋愛とか結婚とかはどう思われます?」
ト「素晴らしいですね 高齢化の時代だし、20代メインだったのが、40代、50代がメインになって、
いろんなことにチャレンジするのはいいことだと思う」
ト「有働さんは、ビジュアル的に後妻業にバッチリですよ
まず人目を引く容姿をされてますし、トークは面白い
ビジュアルとのギャップは後妻業にとても大事
ちょっとしたギャップって後妻業に限らず、芸能界の仕事でも人気がある 人はそこに惹かれるんだと思います
NHKを定年退職された後はぜひ“ブライダル微笑”へ」w
(語尾がのびるのはクセなのか、そういう関西弁なのか?
「鶴瓶の家族に乾杯」に出てみたい
鶴瓶さんのコメント:
「道をウロウロして町歩くトヨエツはまったく見たくはないです
でも声がいいからラジオとかは面白いと思う
大阪弁でやっているラジオが1つあったらいい
オールナイトニッポンなんてどーです?」(すかさずOP曲が流れるw
ト「やってみたいですね 収録なら頑張れるかも」
大竹さんや鶴瓶師匠のコメントが見れて
ト「今日のこの番組は永久保存版ですね 僕のお葬式にぜひ流していただきたいと思います」
吉本新喜劇も好き
ト「小学校の時、土曜が半ドン(初めて聞いた言葉)で終わって、走って帰って見ないと、
月曜に“あのギャグ見てないの?”ってなっちゃう」(私の“ドリフ”みたいなものかw
ト「あと、人形劇『八犬伝』とかも」
(知らないなあ・・・ 私は『プリン プリン物語』のルチ将軍かなw
イノ「どんな子どもでした?」
ト「少年時代はボーーーっとしてた 転校が多くて、小学校で2回、中学で1回」
大学時代に演劇へ
ト「大学の時の寮の前が演劇部の楽屋で、レオタードとか着たキレイな女性が出入りしてたりして
いーなーと思ってて、ある時、“ヒマなら、ウチの練習見に来ない?”と言われて、面白そうだなと思った」
イノ「演劇じゃなかったら、何がしたいと思ってました?」
ト「漠然と、何年もかけて世界を放浪っていうか、旅したいと思って、
それで自分のやりたいことが見つかればいいかなと」
イノ「大学を辞めたのはなぜ?」
ト「その劇団は、アンダーグラウンドな、たとえば寺山さんとか、唐十郎さんとかに傾倒していて、
今までの芝居のイメージと全然違ってて、哲学的なものを感じて」
イノ「上京した理由は?」
ト「いろいろ観て、今の自分とは違うかなと思って とにかくたくさんいろんな芝居が観たくて
いろいろ観ているうちに、渡辺えりさんの“劇団3○○”が面白いなって思って、
“入れてくれ”てすぐ頼んだら、“毎年4月に応募するから、それまで待ってくれ”と言われたけれども
じゃあ、“裏方でもいいからやらせてほしい”てゆって入りました」
(えりさんて劇団の主宰なの!?
イノ「クールなイメージがあるけれども、やるとなったら一直線っていうほうですか?」
ト「若い頃は。今はもうダラダラですw
その頃は、他にやることないから その目的で出てきたから まず居場所を確保する意味でも」
27歳で劇団をやめて映像の世界へ~北野監督作品への出演
『3-4X10月』(あれ、出てたのかあ!
ト「これはオーディションでした どの役を演るか全く知らされてなくて
北野監督が“全く役づくりしなくていいから ヤクザの親分の役だけど、そのまま来てください”て言われて
現場に行って、セリフを渡されて喋った」
イノ「それまでそんなことってありました?」
ト「それまでは、えりさんが書いた戯曲とかを読み込んでやってたけど、
一切準備せず、素の素材としてカメラの前に立つことがすごくショックっていうか
映画って演劇とは違うんだなと感じた」
有働「北野さんから“たけし軍団に入らないか”と言われたと伺いましたが?」w
ト「直接言われたわけじゃなくて、当時、事務所とか決まってないと思われていたのでは?」
イノ「どういう芸名になってたんだろう」ww
有働「NHKでフルで言える名前だといいんですけど」
イノ「消されちゃう方もいるからね」(玉ちゃんさんのこと?w
なんと、たけしさんからもコメントあり!
「(たけし軍団の件は)打ち上げで、あくまで流れでゆっただけです
豊川さんは、俳優として存在感があり、演技もしっかりした人
シリアスから三枚目まで幅広くこなせる方
これからもいろいろな姿を見せてください」
イノ「作品をつくる立場でもあるじゃないですか?(そーなの?驚)
今思うと、たけしさんの現場はどうでした?」
ト「独特だった記憶がある 俳優ってことより、まず人間を撮るっていう意思、演出を感じる
人間を演じる人間じゃなくて、その人間が面白いんだっていう
キャスティングすれば、もう作品は出来上がっている(C.ウォーケンも自分は素材だってゆってたな
同じことを市川崑さん、新藤監督(?)もおっしゃいましたね」
有働「逆に俳優としては、その人間を見られるというのはどうですか?」
ト「これまでやってきたこと、人生みたいなものが表れる
役を背負っていなくても、人間としてキチっとしてるか、魅力的であるかが重要」
有働「その魅力は何を重ねればいいんでしょう?」
イノ「たとえば壁にぶつかることもあります?」
ト「あります、あります、たくさんあります」
イノ「どう乗り越えました?」
ト「んーーーーーーーー・・・“考えてもしょーがない”とか“クヨクヨしてもしょーがない”とかよく励ましたりするけど、
僕は割ととことんクヨクヨするほうで、クヨクヨしきるまでクヨクヨしますね
それで自然と自分の中から抜けていく 弱気な自分が離れていった気がする」
その他の出演作の一部を紹介
中でも大ヒットしたのは『愛していると言ってくれ』
有働「セリフのない役にどう取り組んだんですか?」
ト「手話を使うということで嘘にならないことが一番大事かなと思って」
有働「聴覚障害の方とお会いになったりとかしていらしたとか?」
ト「デリケートなところまで踏み込まないといけないドラマだったので
いい事も悪い事も含めてキチっとドラマとして提示しようと話し合った」
ドラマを一緒に作った貴島誠一郎さんコメント
「打ち合わせをして握手をしたら手のひらが大きく、とてもキレイだった
手話は手のひらがキレイな方のほうが映像映えする。あの手のひらに惚れました」
有働「手話で“愛してる”はこういう(拳をなでるようなしぐさ)風にやるけれども、
あのシーンは豊川さん流に作られたとうかがいましたが?」
ト「手話の指導の方もいたけど、手話にも若い人が使うスラングがあって
それを自分のセリフにも取り入れられないかと、劇団の人たちに手話を再構成してもらったりしてた」
豊川さんが当時スタッフみんなにあげたTシャツ
裏にはスタッフ全員の名前が入っている このTシャツを貸してくださったのはSASAさん
ト「ドラマの時は慣例でジャンパーやTシャツ作って配るのがある」
●SASAさん
萩原さんは聴覚障害があって、今も手話のパフォーマンスなどで活動する時にSASAという芸名を使っている
SASAさんコメント:
それまで民放のテレビ番組を見たことがなく、聞こえる人たちのお芝居もあまり観たことがありませんでした
なぜなら字幕も手話もなく内容が分からないため、その面白さがを知らなかったからです
豊川さんと出会ったことで、こんなにすごい俳優さんがいると知り、舞台、演劇の面白さを知った
今、私は障害のあるなしを越えて、みんなで舞台を楽しもうをコンセプトに
字幕や手話音声ガイドを通じた観劇の楽しさを広げる活動に関わっていますが
豊川さんとの出会いが原動力の1つになっています
12月に夏目漱石のドラマがある(これ観たいと思ってた!
連続ドラマW『荒地の恋』@WOWOW
ト「夏目漱石が亡くなる前年に、京都に小旅行に出かけた時の実話をドラマ化した 撮影はこれからです」
宮沢りえさんとの共演は2回目
『江』と『牡丹灯篭』
ト「『江』もオーディションだった
りえちゃんは当時も、今もトップスターだから、その相手役がオレでいいの?って感じでした」
豊川さんが大切にしているモノ:
「フィギュア」
『江』の時、技術スタッフの方がつくってくれたフィギュア
ト「ずっとこういうブルーのジャージにサンダルでNHKを歩き回ってたので」w
「中華鍋」
一番長く、10年以上使っている 友だちからもらって 一人暮らしの時は自炊していた
イノ「得意な料理は?」
ト「一人で食べるものだから、炒め物とか、カレーとか
全部コレ1つで出来ます。炒めるのも、煮るのも。便利ですよ
食べる時は鍋のまま食べる
最近は出番がなくて可哀相 よかったらもらってやってくれますか?」
イノ「え!? 思い出ですから持っていたほうがいいんじゃないですか?」
ト「じゃあ、そうします」
イノ「なんだ、くれるのかと思った」爆
<FAX>
Q:自分でも鏡を見て、色気あるなあ~と思うことはありますか?
ト「ないですね。どうせ生まれるなら、もっとハンサムに生まれたかった」
イノ「それ、今みんな“うおーい!”てゆってますよ 豊川さんから見るハンサムってどんな?」
ト「(考えて)福山くんとか」(ベタだなw
有働「もっとハンサムに生まれたとして何が変わるんですか?」(すごい冷静かつ鋭いツッコミ!
ト「今の話で言うと、鏡を見た時に自分に対する印象が変わったりするのかな」
イノ「時代のせいか、先輩を老けているって感じで見てないです」
ト「歳とるのは全然悪いことじゃないし、キライじゃない 俳優だと歳とって出来る役があるから 楽しみもある」
Q:今、一番しあわせを感じる時は?
ト「んーーーーーーーなんだろ? 仕事ではない
海が好きなんで、海を見てる時とか 休みの日は昼から飲む
飲んでもそんなに変わらないと言われる」
*************特選エンタ 映画
ト「最近あまり観てないですね」
青木「どんなジャンルが好き?ですか?」
ト「なんでも観ます」
●『グッバイ・サマー』
花つけた家型手作り自動車かわいい!
ト「(すごい真剣な表情に観てて)ああいう家の車で旅してみたい」
母親目線で観た青木さんは「思春期の男の子は難しい」
イノ「母親とはやっぱ距離をあけて歩いたりしてましたね」
豊川「周りの目を気にしてね」
●『聲の形』
大ベストセラーのアニメ映画化 聴覚障害者の少女が転校してくる
周りの期待に応えてガキ大将を演じるうちにイジメにつながってしまった少年が
今度はイジメられる側になり、自分の殻に閉じこもる
(ちょっと観ただけで感動したなぁ 現代の複雑なイジメの構図が見れるような
<FAX>
Q:女性のどこに魅力を感じますか?
有働さんをまっすぐ見て「やっぱり目かなあ~」
イノ「目の形ですか、輝きとか」
有働「つけまつげなんですか?」(さすがww
Q:いつもカッコいいですが、弱点はありますか?(質問内容がいつも同じだよね
ト「納豆ダメなんですよ 納豆食べる役とか地獄なんですよ
すごいキレイな女性でも、この辺(顔の横あたり)で箸をクルクル回しているのを見ると、あれ?って思う」ww
有働「関西人あるある 克服できる人とできない人がいて、私は克服して大好きになった 頑張ればいけますよ」
ト「なんか、どうもスタッフの靴下のニオイ」
イノ「スタッフ限定ですか 家に帰ってないんでしょうね」(このさらっとしたコメントも可笑しすぎる!
Q:エロ渋かっこいい役作りはどうするの?
ト「ラブシーンは演ってて、すごく恥ずかしい
大体ああいうベッドシーンの演出って監督さんは俳優にお任せだったりするんですよ
“じゃあ、自由にやってみて”て言われても、ちょっとどーなんでしょーみたいな
本番前に急に耳元で“もっとやって”て、そう言われてもちょっと・・・」
有働「生放送のトーク番組初ということでいかがでしたか?」
ト「お2人の力で、すごく楽しい時間を過ごせました」
有働「今後、トーク番組のオファーが来たらどうですか?」
ト「いやあ・・・」と言いつつ、最後のギリで「ぜひ、映画のほうもお願いします」て
宣伝に来たんだってことを忘れないのがまたスゴイ!