■ドラマ『家政婦のミタ』(2011)
脚本:遊川和彦
出演:松嶋菜々子、長谷川博己、相武紗季、忽那汐里、中川大志、綾部守人、本田望結、野波麻帆、佐藤仁美、平泉成、白川由美 ほか
音楽:♪やさしくなりたい/斉藤和義
※「長谷川博己さん出演作まとめ」カテゴリーに追加しました。
世間的には今さらだとは思うけれども、私にとっては初見。
観てみたら、こないだの『女ごころ』の現代ドラマ版みたいな気がした/驚
長谷川さんが頼りないお父さん役なのが新鮮
ミタは、どんな言葉の意味も正確に答えるが、内容にブラックなひねりがあって、『悪魔の辞典』みたい
第1話 崩壊寸前の家庭にやって来た笑顔を忘れた氷の女
いきなり『ZIP!』の桝アナ出てるw 荒れ放題の家の中
母・ナギコは近所の川で溺れて亡くなり、四十九日が終わったばかり
長女ユイが家族の面倒をみている
そこに家政婦のミタが来る ロボットみたいに話す
家政婦協会の所長から電話がきて
「お客様によっては他の人にチェンジしてほしいっていう人もいるんですけど、大丈夫ですか?
言われたことはなんでもやっちゃいますから気をつけて
人を殺せって言われたら本当にやりかねないんで」
父・恵一は会社の部下・風間と浮気していた
帰宅するとすっかり片付いて手、ビフォー&アフターみたい!
宿題の答えも、AKBのメンバーの名前も全部言えるw
ずっと後ろに待機してるのはちょっとコワイ
ナギコの妹ウララが来て、あさってキイの誕生日パーティをやろうという
「ほんとに欲しいもの言ってごらん」
「お母さんに会いたい」と泣くので
「絶対会わせるから!」と約束する
「ウララちゃんが何かすると必ずトラブルが起きるんですよね
彼女が何をするつもりなのか聞いてもらえませんか?」とミタに住所を教える
「これは業務命令でしょうか? 承知しました」これが決め文句なのね
恵一は厳しい義父(元校長)が苦手
気難しい父に恵一の言ったことを一言一句間違えずに伝えるミタ
ウララと父はケンカばかり 「あの男だけは絶対に許さない!」
隣りに住むイジワルな主婦・皆川真利子は一人息子のツバサを異常に可愛がっていて、
幼稚園でキイがイジメたとクレームを言う
理由はツバサがキイにイジワルを言ったせい
「お母さんに会いたいなら死ぬしかないの? じゃあ一緒に会いに行ってくれる?」
「承知しました」と一緒に川に入る
カケル「やばいよ、あの家政婦!」
恵一「どうしたらいいと思います、明日の誕生日」
ミタ「それはあなたが決めることです」全部言いなりってわけじゃないのか
ユイのケータイには、母が死ぬ前に来た“ごめんね”というメールが残っている
ユイは同じ写真部の先輩・小沢と付き合っている
いつも月を見ているミタ
ウララは、去年のキイの誕生日パーティと同じ料理作って喜ばせようとするが火事さわぎ
「ウララちゃんはお母さんじゃない お母さんの席にも座っちゃいけない」と泣くキイ
いつも仕事で遅れる父
ユイ:
お母さんのものを全部燃やしちゃって お父さんだってそう思ってるんでしょ!
私、これでも自分のことけっこういいお姉ちゃんだと思ってたけど
でも、ほんとは長女らしいことはなんにも出来ない 絶対ムリ
好きな写真だって何も撮る気にならない!
ガソリンで燃やしはじめるミタ
カケル:
オレさ、お母さんのこと思い出そうとしても、“ウザイ”とか言ったことしか思い出せないんだよ
ほんとは感謝しなきゃいけなかったのに
カイト:
オレだって泣きたいよ
いきなり死なれたら分かんないだろ
なんで勝手に死んじゃうんだよ
キイ:
キイがいけないの キイのせいでお母さん死んじゃったの
トマト食べられないのに、お母さんなんて死んじゃえって言ったから ごめんなさい
(子どもはなんでも自分のせいにしちゃうんだよね
隣りのマリコが火事になると怒る
「お母さんがいないんだから、お宅はもうフツーじゃないんですよ」
燃えカスから箱が出てきて、中身は石
恵一:
お母さんが言ってた キイと川に行ったらキレイな石をもらって
キイが初めてくれたプレゼントだから一生宝物にするんだって
言ったろ、お母さんはキイのことが大好きだって
ケーキのロウソクも、誕生日カードもなんでも入っているミタのカバン
ユイはプレゼント代わりに写真を撮る
ミタの作った肉じゃがは母親の味
「その家庭の味を覚えるのが家政婦の仕事です」
苦手なトマトを食べるキイ
お礼を言うと、超過料金の請求書を渡すだけ
恵一「妻は事故じゃないんです 妻は自殺なんです ボクのせいで死んだんです!」
ミタ「お話はそれだけですか? 失礼します」
第2話 僕を裏切ったアイツを殺して
ミタに「昨日のことは子どもたちに内緒にしてください」と頼む恵一
ユイ「お母さんはなんで川に行ったのかな 泳げないのに」
枡「中学生がいじめを苦に自殺した」とニュースを読む
キイ「ミタさん、なんでイジメるの?」
ミタ「人間が弱いからです それが人間という動物の本性です」
ミタはジャグラーのようにお手玉もできる ミステリーなのかコメディなのかw
カイトはクラスのイジメっ子・古田に「テストの答え教えろ」と脅される
離婚届を渡した次の日に妻が自殺したため、
別れるしかないという風間を引き留める恵一
「申し訳ないけど、4人の子どもの母親なんてムリだから」
「あなたに捨てられるくらいなら 私は死にます」という妻からの手紙を読む恵一
帰宅しようとすると気が重く仕事が遅くなる 帰宅恐怖症?
カイトに古田から電話で万引きしろと言われる
「逃げたらどうなるか分かってんだろうな?」
ミタに古田がいじめをしてることを話し、「明日、あいつをやっつけてくれないかな」
「承知しました」
万引きしようとしてる古田の前に現れ、いきなり殴るミタ
先生から呼ばれて全部話す
「ウチのクラスにイジメがあるなんて事実はない」と誤魔化す教師
「見て見ぬしてるだけじゃん」
恵一は紹介所に行き、他の人に代えてくれと頼む
「ではベテランを行かせます」
「あの方は一体どういう方なんですか?」
「お話できない ただね、あの子は笑わないんじゃなくて笑えないんです 自分で決めてるんです」
ウララがカイトのクラスに行って熱弁して裏目に出る
古田「このクラスにいじめなんかないし」帰れコールをはじめる
カイト「もう学校には行かない 公立だから授業行かなくても卒業できるし、塾のほうが授業に専念できるから」
古田はモデルガンを持って塾にも来る
ミタが辞めろと言われて帰ろうとするので、カイトは
「責任とれよ! 殺してくれないかな あんな奴生きてたってしょうがないし、
将来、犯罪とか起こすにきまってんだよ
なんであいつが生きてて、お母さんが死ぬの?」
モデルガンが顔に当たってもビクともせず古田の首を絞めるミタを止めるカイト
「ほんとに死んだらどうすんだよ 自分も死刑になるかもしれないのに」
「別に構いません」
「どうすりゃいいんだろ」
「それは、あなたが決めることです」
ミタも殴られたことがある
「でも逃げるよりはマシってこと?」
古田とケンカするカイト
「なんでイジメなんかするんだよ イヤな気持ちがずっと残るんだからな!」
逃げる古田
医療道具も持ってるミタ
「私は大変よくできたと思います」
母にいつも褒められたいと思っていたカイトは泣く
カイト「ミタさんをやめさせないで 悪いのは全部オレなんだから」
義父「あんたに父親の資格があるのか 早く辞めさせろ、こんな家政婦」
恵一「ミタさんは辞めさせません ここでなにかあったら全部父親である私の責任ですから」
義父「オレには分かってる 必ず化けの皮を剥いでやるからな」
カイトは学校に行く
泥だらけの靴が真新しく洗われている/驚
恵一は、妻の最後の手紙と離婚届を燃やしてくれとミタに頼む
「自殺だってことは隠すほうが子どもたちのためだと思うんですよね」
ユイが聞いていた
第3話 母を殺した父の正体を暴いて
ユイは手紙を読む
恵一「1年前好きな人ができて、別れてくれと頼んだら」てなんでも正直に話すのは悪くないと思う
ユイ「私たちのことも捨てるつもりだったんだ」
恵一「いや、慰謝料も養育費も出すつもりだったし」
ユイ「私、お母さんから“お父さんは浮気してる偽善者だ”って散々愚痴聞かされても、
絶対そんなはずないってずっと信じてたんだよ お父さんは汚い!」
(母親は旦那のことを同性の子どもに愚痴をきかせるもんなんだよなあ 毎日、毒を食べさせているのと同じなんだ
教師「母親が亡くなって気持ちは分かるけど、そろそろ気持ちを入れ替えないと こないだのテストもよくなかったし」
(全然、子どもの気持ちが分からない保身の教師もいそうだなあ
折り紙でパンダも作れるミタ
だんだんミタを女として見るようになった兄弟
「個人情報は教えられません」
カケルがミタを尾行して調べてみようと言う
ミタは遊園地に入り、ファミリーセットを買うが、口をつけず、閉演まで動かずに、出る
ユイ「ミタさんはひどいと思わないの? お父さんのこと いくら家政婦でも自分の意見くらいあるでしょ?」
ミタ「私には人様の人生をどうこう言う資格はありません」
ユイ「明日、不倫相手がどんな人を調べてくれないかな」
ミタ「明日、お休みを頂いておりますので」
隣りのツバサくんの父も不倫してると妻マリコに告げる
ユイは父のケータイを見て風間からの「やっぱり別れる」というメールを読む
ユイは風間に会い、母の手紙を見せる
「どういう気持ちがしますか? お母さんが死んだのあなたにも責任があるんですから!」
恵一が止める「悪いのは俺なんだから もし会社クビになったらお前たち4人養うこともできないんだぞ」
(大人の言い訳がたくさん出てくるね 本音と建前ってやつ
恵一は、ユイの子どもの頃を思い出す「お父さんのこと世界で一番好きだよ」
「今日ウチの親いないから」と小沢のマンションに入り、ユイは朝帰りする
「そっちがいつも不倫相手としてることと同じことしてきた
私は誰かさんと違って世界で一番好きな人としてきたの
その人以外、絶対、好きにならない!」
会社に逃げる父
ユイ「あの人の会社に行って これ全部バラしてくれないかな 絶対許さない いつも逃げてばかりいて」
ロビーでチラシを配るミタ
ユイは兄弟にも手紙を見る
「この手紙、警察にも見せてないわけ?」
恵一「お前たちだって辛いだろ?」
「私たちのせいにしないでよ!」
「自分を守っただけじゃん」
「おれはもう疲れた お母さん死んでから、なんとかしていい父親になろうって頑張ったけど、もうムリだ
お母さんのこと本当に愛していたかどうかも自信がない」
(それぞれが本音を言っていく展開か 子どもと対等に話すほうが騙し続けるよりはいいのかも
ユイ「みんな、出て行くしかないよ、こんな家」
ミタからキイが作った折り紙のパンダを恵一に渡すと、やっと泣ける
恵一:
ほんとは結婚なんかしたくなかったんです
でも、ユイができて、女房に“おろせっていうなら死ぬ”って言われて
父親になれる自信なんて全然なかった(奥さんの計算もあったのか
子どもが出来たら変われるのかなって思ったけどダメだった
家に帰って、あいつらの顔を見ると、自分の正体を見破られてるみたいでずっと息苦しくて
心が休まるのは、トイレにいる時と、クルマにいる時だけで
(親になるのも向き不向きがあるもんね
時間だから帰るというミタに逆ギレ
「あなたには心ってものがないんですか?!」
「ありません そんなものどこかへなくしました」
第4話 あなたの愛娘を誘拐しました
ユイたちは母の実家に行って、ウララにも事情を話す
「とりあえずお父さんには秘密にしとくね 殺しかねないし」
義父には「たわいもない親子ゲンカだ」と言い訳をする
恵一「きっと普通の父親がもってる愛情が欠落してるんだなオレには」
祖父やウララにもウンザリのきょうだい キイはお父さんに会いたい
プロジェクトを辞めさせられる恵一 風間に家に来てくれとまだ未練たらしいが
「付き合っている人がいる」と言われる
いつもの遊園地に行くとミタがいる
キイ「お父さんたちを仲直りさせて キイがお金払うから」
けっこう高くて、紹介手数料も1000円くらいかかる
ウララからお金を借りて、所長さんに頼んで5時間雇う
ウララ「大体お姉ちゃんも不倫したからって、子どもたち捨てて死ぬことないじゃない
私もユイちゃんと同じ頃お母さん亡くしたから分かる」
(たしかにウザい人だけど、すごい心広い?
ミタ「家族を仲直りさせることができるのは家族だけです」
キイ「みんなで会えばいいと思うの」
ミタ「バラバラになった家族が集まるカンタンな方法があります 誰かが病気になったり、事故にあえばいい」
カイトから聞いた誘拐を頼む
モデルハウスの案内に左遷させられた恵一にミタから電話
「キイさんを誘拐しました キイさんからの伝言は“家族みんなで暮らせないなら キイは死ぬ”」
所長にミタの住所を教えてくれと迫るユイ
「家はないの 住民票はここだけど、どこに住んでるか知らないの」
「家に火をつけて死ぬ」と言ったことから、家に戻るとミタがいる
ベランダから飛び降りるというキイ
落ちたキイをミタがナイスキャッチ
恵一「二度とあんなことするな みんなどれほど心配したと思ってるんだ!」と思わずキイを叩く
キイ「石が1つない! 石は家族だったの だからお父さんもいないとダメなの
お父さんを許してあげて お父さんはキイのこと好き?」
(シャレじゃなくキイちゃんが、このドラマの鍵なんだな
恵一「分からないんだ・・・」
「これがこの男の正体だ!」義父が手紙を読んだ
「なんで娘が死んで貴様が生きてる 貴様が死ねばいいだろ! 自分で死ねないならオレが殺してやる
この子たちはオレが育てる 二度とお前には渡さん!」
ユイ「私たちここにいる キイがまた今日みたいなことしたら困るから
そっちが出ていってくれないかな? 弟たちの面倒は私がみるから」
恵一はミタに子どもの面倒をみてもらうためにまた雇う
恵一「今まで誰も叩いたことなかったのに 父親なら抱きしめてやるべきなのに」
ミタ「子どもが悪いことしたら叱るのは当たり前です あなたが父親なら」
父の石を渡すミタ
第5話 全部脱いで! …承知しました
キイはおねしょしたり赤ちゃん返りする
ミタ「みなさんに1つ質問があります これからはどなたの命令を最優先したらいいでしょうか?」
ユイ「とりあえず意見が違った場合はみんなで相談しますので」
恵一はカプセルホテル暮らし?
旦那は出ていったと全部を話しまくる隣りのマリコ
「家政婦と子どもだけが暮らすなんて“普通”じゃない 私はね同情してるの 可哀相に」
ミタに「笑ってみせて」というと
「できません どうしてもやれと言うならお暇を頂きます」
カケルはバスケのキャプテンになり部員に八つ当たりする
また風間に電話すると着信拒否されていて、ウララに相談する恵一
「もしナギコと結婚してなかったら、オレの人生どうなってたんだろうってどうしても考えちゃうんだ どうしたら父性がもてるのか」
義父「養子縁組にさっさとサインしろ ユイ以外は父親の承諾が必要なんだ」
恵一逃げる!
部員に「キャプテンをやめてくれ」と言われ、部活をやめて荒れるカケル
ゲーセンで暴力をふるい警察にくる父(不良っていうとゲーセンのイメージだね
ユイ「先輩はほんとに私のこと好きですか? キスとかできればいいんじゃないんですか?」
小沢「そっちだってオレの話まともに聞いたことあんのかよ」
謝って、つなぎ止めようと言いなりになるユイ
学校も行かないカケルは「命令すればなんでもやるんでしょ ヤラせてよ」「なにからいたしましょうか」
脱ぎ始めると、ユイが帰ってきて止める
カケル「オレばっか責めんなよ 父親が出て行ったり、お母さんが自殺したりするからだろ!」
恵一は風間のマンションまで来る 「君しかいないんだ俺のこと分かってくれるの」
風間が付き合ってるのは、プロジェクトの新しいリーダー・名取だと知りショックを受ける
カケルは隣りのマリコにまた嫌味を言われて「この家めちゃめちゃにしてくれないかな」と頼む
「お前なんかにオレの気持ちが分かるかよ」
「分かります」
隣りの家にスプレーで書いた文字は
また警察が来る
マリコ「ご近所のためにも捕まったほうがいいんですよ、こんな子」
恵一「悪いのはすべて私です カケルは長男で家族を守りたいだけなんです」と土下座して謝る
汚れを落としたら許してくれることになり、ミタは洗剤も持ってるv
カケル:
オレ、昔お母さんにカケルがいればウチは絶対大丈夫ねって言われたんだ
でも、そんな自信ないよ なんとかしなきゃって焦るほどうまくいかない
(父親似?
夜食を食べながら恵一のことをお父さんと呼ぶカケル
三社面談も自治会も行くと約束しているとユイが戻って怒る
恵一「この石預かっててもいいかな いつかその缶の中にいっしょに入れてもらいたいからさ」
カケルの洗濯物の中に捨てたはずのバスケのユニフォームも洗ってある
「いろいろとゴメン、それとありがとう」
「それはお父様に言うべき言葉だと思います」
部員に土下座して「雑用でもなんでもするから、バスケやらせてください!」と頼むカケル
所長「あんたの息子が生きてたら(カケルと)同い年だよね」
第6話 私を殺して! …承知しました
祖父がやってきて養子になれと迫る
ミタは「父性」の意味を「実際子どもを産まない男性にあるかどうか疑う人もいる」と説明
カケルたちは父が戻ったほうがいいとユイを説得する
名取が風間とは遊びだとゆってるのを聞いた恵一は風間に伝える
「名取くんから聞いたんだ、真剣に付き合う気はないと言ってた」
信じない風間「私の好きだった課長は一体どこいっちゃったんですか?」
ユイ「じゃあ、おじいちゃんはお母さんのこと愛してた? おばあちゃんが死んだのはおじいちゃんのせいだって」
母親はユイに父のことも愚痴ってた(そういうのが一番ヘヴィだ・・・
ウララにも迷惑していると本音を言ってしまう
「好きで長女になったわけじゃない もう放っておいてよ私のこと!」
先輩に「死ぬまで一緒にいませんか?」と迫るが、待っても小沢は来なかった
部室で、小沢が他のコをくどいてるのを見る
ユイは橋から川に飛び込もうとするが、ウララが尾行してて助ける
ユイ:
私、ちっちゃい頃はお父さんが世界で一番好きだった
結局、好きな人にはみんな裏切られるみたい
私なんか生まれてこなきゃよかったんだよ! ミタさん、私を殺して
ミタはハサミで襲い、思わず「やめて!」と止めたが、
「こっちがやめてっていっても無視していいから」
ミタは包丁で襲い、やっぱり逃げる スティーブン・キング状態
ユイ「ミタさんは怖くないの?死ぬのが もしかして前に死のうとしたことがあるとか」
ミタ「あります 紹介所のハルミさんが“きっとあなたにはまだ生きる意味があるのよ”とおっしゃってました」
ユイ「私には生きる意味があるの?」
ミタ「それはあなたが幸せだからです あなたにはこの家があります
あなたを愛してくれる家族がまだいます
もし死んだら そういう人がどれだけ傷つくかご自分でもよく分かっているはずです」
恵一:
お前の名前はお母さんがつけたんだ
この子は必ず家族を結びつけてくれるから
お前がいないと家族がバラバラになる
ユイ:
おじいちゃんに養子のこと断って、私たちのこと愛してるってこと証明して
もう裏切られたり、捨てられるかもしれないってビクビクするのはイヤなの
これが私たちみんなの気持ちだから
いつもフカフカで真っ白なシーツで眠るって幸せなことなんだね
お母さんが生きてる時に気づいてればよかった
もしかしてミタさんは家族が死んじゃったの?
答えずに請求書を渡す
恵一に風間から電話がくる「助けてください!」
ユイらはミタの家族のことを聞く
「家族は私が殺しました」
(キイちゃんはいつも泣かなきゃいけない役で大変だね
第7話 死ぬまで二度と笑いません
所長さんが言う「アレだから」て可笑しいw
ミタ:
今後一切ユイさんたちに過去について話さないでください
どうしても聞くならお暇を頂きます
お遊戯会で『オズの魔法使い』のドロシー役を演ることになったキイ
ミタに悪い魔女役を演らせると「ミタさん、怖ーい」w
父にも来てほしいというキイ
恵一のもとに風間が来る 名取は常務の娘とお見合いする
「いつまで会社にいるつもりだって言われました どっか遠い所に行って2人でやり直しませんか?
お子さんがいるからムリですよね 田舎に帰ってお見合いでもします」
(みんな見合いしなきゃいけないの?
恵一は子どもの学校行事にこれまで出たことがない
「まだ父親の愛情を証明する自信がない」
ミタの肩に手をかけると背負い投げ!
「申し訳ありませんが後ろに立たないで頂けますか?」てなにか過去に関係あり?
小沢に謝られるが、別れるユイ「もう逃げたくないんです 強くなりたいんです」
カレシの前では声が上がるのねw ウララにも感謝を伝える
「おじいちゃん臭い」て言われたことを気にしてる祖父(たしかそんなCMがw
「いい父親になるには」なんて本を読んでる恵一
恵一は名取を殴る「愛って何なんだよ! 証明するってどうすのか本当に分かんないんだよ!」
恵一はミタに会う 会社をクビになり、キイの石を失くす
「お遊戯会を中止にしてください」って、恵一も浅はかだな
会の途中でバットでセットを壊す夢を見て、電話して中止させようとしたら「もう手遅れです」
「お遊戯会を中止しないと、幼稚園を爆破すると予告電話があったんです」
また謝って警察沙汰になったがお遊戯会は終わった
「観たかったな つくづくダメな男だ、オレは 女房の代わりにオレが死ねばよかったんだ」
川に飛び込むと家族が来る
「オレはお前たちの父親になる資格なんてないんだ」
「隣りのばばあが文句言って主役降ろされたんだよ、キイの芝居を観てあげて」
家で家族が演じて恵一に見せる
キイ「私は大好きな家族が待っているおウチに帰らなきゃならないの」
恵一:
お母さんに見せてあげたかったな お母さんが一番観たかったはずなのに、オレのせいで
お母さんはオレと違って愛にいっぱいあふれた人だった 誰よりもオレのことを愛してくれた
結婚した時、夢を叶えてくれてありがとうって、もっと愛してあげなきゃいけなかったのに
子どもにも土下座する
「許してくれなくてもいい、愛してくれなくてもいい
でも、オレはお前たちを一生愛し続けていきたい
だからオレをお前たちの父親にしてくれないか? 頼む!」
石はミタが見つけてくれ、キイの箱に入れる
「記念写真しない?」「父親復活記念日だ」
風間が田舎に帰るのを見送る恵一
「オレは今でも君と結婚したいと思ってる 子どもたちの母親になってくれるなら」
高速バスで去る風間
養子の件を義父に断る恵一
「僕はちっぽけな船ですが、どんな嵐がこようと、子どもたちを乗せて
それぞれが目指す港というか、目的地まで連れていきたいんです」
「好きにしろ お前らのことはもう知らん 孫とも思わん」
早く仕事を見つけるのにはりきる恵一は、ミタにお礼を言うと
「それは亡くなった奥さまに言うべき言葉です
私は奥さまのやり方を真似てるだけなので」
晴れ晴れと別人になったような顔になった恵一
ユイたちは遊園地にミタを連れてきて、
「ミタさんが家族を殺すわけない きっと家族が死んだことに責任を感じてるだけなんじゃないの?」
義父母に言われた過去を思い出すミタ
「息子と孫を返して! もう謝らなくていいから、死ぬまで二度と笑わないで!」
つづく。。。
脚本:遊川和彦
出演:松嶋菜々子、長谷川博己、相武紗季、忽那汐里、中川大志、綾部守人、本田望結、野波麻帆、佐藤仁美、平泉成、白川由美 ほか
音楽:♪やさしくなりたい/斉藤和義
※「長谷川博己さん出演作まとめ」カテゴリーに追加しました。
世間的には今さらだとは思うけれども、私にとっては初見。
観てみたら、こないだの『女ごころ』の現代ドラマ版みたいな気がした/驚
長谷川さんが頼りないお父さん役なのが新鮮
ミタは、どんな言葉の意味も正確に答えるが、内容にブラックなひねりがあって、『悪魔の辞典』みたい
第1話 崩壊寸前の家庭にやって来た笑顔を忘れた氷の女
いきなり『ZIP!』の桝アナ出てるw 荒れ放題の家の中
母・ナギコは近所の川で溺れて亡くなり、四十九日が終わったばかり
長女ユイが家族の面倒をみている
そこに家政婦のミタが来る ロボットみたいに話す
家政婦協会の所長から電話がきて
「お客様によっては他の人にチェンジしてほしいっていう人もいるんですけど、大丈夫ですか?
言われたことはなんでもやっちゃいますから気をつけて
人を殺せって言われたら本当にやりかねないんで」
父・恵一は会社の部下・風間と浮気していた
帰宅するとすっかり片付いて手、ビフォー&アフターみたい!
宿題の答えも、AKBのメンバーの名前も全部言えるw
ずっと後ろに待機してるのはちょっとコワイ
ナギコの妹ウララが来て、あさってキイの誕生日パーティをやろうという
「ほんとに欲しいもの言ってごらん」
「お母さんに会いたい」と泣くので
「絶対会わせるから!」と約束する
「ウララちゃんが何かすると必ずトラブルが起きるんですよね
彼女が何をするつもりなのか聞いてもらえませんか?」とミタに住所を教える
「これは業務命令でしょうか? 承知しました」これが決め文句なのね
恵一は厳しい義父(元校長)が苦手
気難しい父に恵一の言ったことを一言一句間違えずに伝えるミタ
ウララと父はケンカばかり 「あの男だけは絶対に許さない!」
隣りに住むイジワルな主婦・皆川真利子は一人息子のツバサを異常に可愛がっていて、
幼稚園でキイがイジメたとクレームを言う
理由はツバサがキイにイジワルを言ったせい
「お母さんに会いたいなら死ぬしかないの? じゃあ一緒に会いに行ってくれる?」
「承知しました」と一緒に川に入る
カケル「やばいよ、あの家政婦!」
恵一「どうしたらいいと思います、明日の誕生日」
ミタ「それはあなたが決めることです」全部言いなりってわけじゃないのか
ユイのケータイには、母が死ぬ前に来た“ごめんね”というメールが残っている
ユイは同じ写真部の先輩・小沢と付き合っている
いつも月を見ているミタ
ウララは、去年のキイの誕生日パーティと同じ料理作って喜ばせようとするが火事さわぎ
「ウララちゃんはお母さんじゃない お母さんの席にも座っちゃいけない」と泣くキイ
いつも仕事で遅れる父
ユイ:
お母さんのものを全部燃やしちゃって お父さんだってそう思ってるんでしょ!
私、これでも自分のことけっこういいお姉ちゃんだと思ってたけど
でも、ほんとは長女らしいことはなんにも出来ない 絶対ムリ
好きな写真だって何も撮る気にならない!
ガソリンで燃やしはじめるミタ
カケル:
オレさ、お母さんのこと思い出そうとしても、“ウザイ”とか言ったことしか思い出せないんだよ
ほんとは感謝しなきゃいけなかったのに
カイト:
オレだって泣きたいよ
いきなり死なれたら分かんないだろ
なんで勝手に死んじゃうんだよ
キイ:
キイがいけないの キイのせいでお母さん死んじゃったの
トマト食べられないのに、お母さんなんて死んじゃえって言ったから ごめんなさい
(子どもはなんでも自分のせいにしちゃうんだよね
隣りのマリコが火事になると怒る
「お母さんがいないんだから、お宅はもうフツーじゃないんですよ」
燃えカスから箱が出てきて、中身は石
恵一:
お母さんが言ってた キイと川に行ったらキレイな石をもらって
キイが初めてくれたプレゼントだから一生宝物にするんだって
言ったろ、お母さんはキイのことが大好きだって
ケーキのロウソクも、誕生日カードもなんでも入っているミタのカバン
ユイはプレゼント代わりに写真を撮る
ミタの作った肉じゃがは母親の味
「その家庭の味を覚えるのが家政婦の仕事です」
苦手なトマトを食べるキイ
お礼を言うと、超過料金の請求書を渡すだけ
恵一「妻は事故じゃないんです 妻は自殺なんです ボクのせいで死んだんです!」
ミタ「お話はそれだけですか? 失礼します」
第2話 僕を裏切ったアイツを殺して
ミタに「昨日のことは子どもたちに内緒にしてください」と頼む恵一
ユイ「お母さんはなんで川に行ったのかな 泳げないのに」
枡「中学生がいじめを苦に自殺した」とニュースを読む
キイ「ミタさん、なんでイジメるの?」
ミタ「人間が弱いからです それが人間という動物の本性です」
ミタはジャグラーのようにお手玉もできる ミステリーなのかコメディなのかw
カイトはクラスのイジメっ子・古田に「テストの答え教えろ」と脅される
離婚届を渡した次の日に妻が自殺したため、
別れるしかないという風間を引き留める恵一
「申し訳ないけど、4人の子どもの母親なんてムリだから」
「あなたに捨てられるくらいなら 私は死にます」という妻からの手紙を読む恵一
帰宅しようとすると気が重く仕事が遅くなる 帰宅恐怖症?
カイトに古田から電話で万引きしろと言われる
「逃げたらどうなるか分かってんだろうな?」
ミタに古田がいじめをしてることを話し、「明日、あいつをやっつけてくれないかな」
「承知しました」
万引きしようとしてる古田の前に現れ、いきなり殴るミタ
先生から呼ばれて全部話す
「ウチのクラスにイジメがあるなんて事実はない」と誤魔化す教師
「見て見ぬしてるだけじゃん」
恵一は紹介所に行き、他の人に代えてくれと頼む
「ではベテランを行かせます」
「あの方は一体どういう方なんですか?」
「お話できない ただね、あの子は笑わないんじゃなくて笑えないんです 自分で決めてるんです」
ウララがカイトのクラスに行って熱弁して裏目に出る
古田「このクラスにいじめなんかないし」帰れコールをはじめる
カイト「もう学校には行かない 公立だから授業行かなくても卒業できるし、塾のほうが授業に専念できるから」
古田はモデルガンを持って塾にも来る
ミタが辞めろと言われて帰ろうとするので、カイトは
「責任とれよ! 殺してくれないかな あんな奴生きてたってしょうがないし、
将来、犯罪とか起こすにきまってんだよ
なんであいつが生きてて、お母さんが死ぬの?」
モデルガンが顔に当たってもビクともせず古田の首を絞めるミタを止めるカイト
「ほんとに死んだらどうすんだよ 自分も死刑になるかもしれないのに」
「別に構いません」
「どうすりゃいいんだろ」
「それは、あなたが決めることです」
ミタも殴られたことがある
「でも逃げるよりはマシってこと?」
古田とケンカするカイト
「なんでイジメなんかするんだよ イヤな気持ちがずっと残るんだからな!」
逃げる古田
医療道具も持ってるミタ
「私は大変よくできたと思います」
母にいつも褒められたいと思っていたカイトは泣く
カイト「ミタさんをやめさせないで 悪いのは全部オレなんだから」
義父「あんたに父親の資格があるのか 早く辞めさせろ、こんな家政婦」
恵一「ミタさんは辞めさせません ここでなにかあったら全部父親である私の責任ですから」
義父「オレには分かってる 必ず化けの皮を剥いでやるからな」
カイトは学校に行く
泥だらけの靴が真新しく洗われている/驚
恵一は、妻の最後の手紙と離婚届を燃やしてくれとミタに頼む
「自殺だってことは隠すほうが子どもたちのためだと思うんですよね」
ユイが聞いていた
第3話 母を殺した父の正体を暴いて
ユイは手紙を読む
恵一「1年前好きな人ができて、別れてくれと頼んだら」てなんでも正直に話すのは悪くないと思う
ユイ「私たちのことも捨てるつもりだったんだ」
恵一「いや、慰謝料も養育費も出すつもりだったし」
ユイ「私、お母さんから“お父さんは浮気してる偽善者だ”って散々愚痴聞かされても、
絶対そんなはずないってずっと信じてたんだよ お父さんは汚い!」
(母親は旦那のことを同性の子どもに愚痴をきかせるもんなんだよなあ 毎日、毒を食べさせているのと同じなんだ
教師「母親が亡くなって気持ちは分かるけど、そろそろ気持ちを入れ替えないと こないだのテストもよくなかったし」
(全然、子どもの気持ちが分からない保身の教師もいそうだなあ
折り紙でパンダも作れるミタ
だんだんミタを女として見るようになった兄弟
「個人情報は教えられません」
カケルがミタを尾行して調べてみようと言う
ミタは遊園地に入り、ファミリーセットを買うが、口をつけず、閉演まで動かずに、出る
ユイ「ミタさんはひどいと思わないの? お父さんのこと いくら家政婦でも自分の意見くらいあるでしょ?」
ミタ「私には人様の人生をどうこう言う資格はありません」
ユイ「明日、不倫相手がどんな人を調べてくれないかな」
ミタ「明日、お休みを頂いておりますので」
隣りのツバサくんの父も不倫してると妻マリコに告げる
ユイは父のケータイを見て風間からの「やっぱり別れる」というメールを読む
ユイは風間に会い、母の手紙を見せる
「どういう気持ちがしますか? お母さんが死んだのあなたにも責任があるんですから!」
恵一が止める「悪いのは俺なんだから もし会社クビになったらお前たち4人養うこともできないんだぞ」
(大人の言い訳がたくさん出てくるね 本音と建前ってやつ
恵一は、ユイの子どもの頃を思い出す「お父さんのこと世界で一番好きだよ」
「今日ウチの親いないから」と小沢のマンションに入り、ユイは朝帰りする
「そっちがいつも不倫相手としてることと同じことしてきた
私は誰かさんと違って世界で一番好きな人としてきたの
その人以外、絶対、好きにならない!」
会社に逃げる父
ユイ「あの人の会社に行って これ全部バラしてくれないかな 絶対許さない いつも逃げてばかりいて」
ロビーでチラシを配るミタ
ユイは兄弟にも手紙を見る
「この手紙、警察にも見せてないわけ?」
恵一「お前たちだって辛いだろ?」
「私たちのせいにしないでよ!」
「自分を守っただけじゃん」
「おれはもう疲れた お母さん死んでから、なんとかしていい父親になろうって頑張ったけど、もうムリだ
お母さんのこと本当に愛していたかどうかも自信がない」
(それぞれが本音を言っていく展開か 子どもと対等に話すほうが騙し続けるよりはいいのかも
ユイ「みんな、出て行くしかないよ、こんな家」
ミタからキイが作った折り紙のパンダを恵一に渡すと、やっと泣ける
恵一:
ほんとは結婚なんかしたくなかったんです
でも、ユイができて、女房に“おろせっていうなら死ぬ”って言われて
父親になれる自信なんて全然なかった(奥さんの計算もあったのか
子どもが出来たら変われるのかなって思ったけどダメだった
家に帰って、あいつらの顔を見ると、自分の正体を見破られてるみたいでずっと息苦しくて
心が休まるのは、トイレにいる時と、クルマにいる時だけで
(親になるのも向き不向きがあるもんね
時間だから帰るというミタに逆ギレ
「あなたには心ってものがないんですか?!」
「ありません そんなものどこかへなくしました」
第4話 あなたの愛娘を誘拐しました
ユイたちは母の実家に行って、ウララにも事情を話す
「とりあえずお父さんには秘密にしとくね 殺しかねないし」
義父には「たわいもない親子ゲンカだ」と言い訳をする
恵一「きっと普通の父親がもってる愛情が欠落してるんだなオレには」
祖父やウララにもウンザリのきょうだい キイはお父さんに会いたい
プロジェクトを辞めさせられる恵一 風間に家に来てくれとまだ未練たらしいが
「付き合っている人がいる」と言われる
いつもの遊園地に行くとミタがいる
キイ「お父さんたちを仲直りさせて キイがお金払うから」
けっこう高くて、紹介手数料も1000円くらいかかる
ウララからお金を借りて、所長さんに頼んで5時間雇う
ウララ「大体お姉ちゃんも不倫したからって、子どもたち捨てて死ぬことないじゃない
私もユイちゃんと同じ頃お母さん亡くしたから分かる」
(たしかにウザい人だけど、すごい心広い?
ミタ「家族を仲直りさせることができるのは家族だけです」
キイ「みんなで会えばいいと思うの」
ミタ「バラバラになった家族が集まるカンタンな方法があります 誰かが病気になったり、事故にあえばいい」
カイトから聞いた誘拐を頼む
モデルハウスの案内に左遷させられた恵一にミタから電話
「キイさんを誘拐しました キイさんからの伝言は“家族みんなで暮らせないなら キイは死ぬ”」
所長にミタの住所を教えてくれと迫るユイ
「家はないの 住民票はここだけど、どこに住んでるか知らないの」
「家に火をつけて死ぬ」と言ったことから、家に戻るとミタがいる
ベランダから飛び降りるというキイ
落ちたキイをミタがナイスキャッチ
恵一「二度とあんなことするな みんなどれほど心配したと思ってるんだ!」と思わずキイを叩く
キイ「石が1つない! 石は家族だったの だからお父さんもいないとダメなの
お父さんを許してあげて お父さんはキイのこと好き?」
(シャレじゃなくキイちゃんが、このドラマの鍵なんだな
恵一「分からないんだ・・・」
「これがこの男の正体だ!」義父が手紙を読んだ
「なんで娘が死んで貴様が生きてる 貴様が死ねばいいだろ! 自分で死ねないならオレが殺してやる
この子たちはオレが育てる 二度とお前には渡さん!」
ユイ「私たちここにいる キイがまた今日みたいなことしたら困るから
そっちが出ていってくれないかな? 弟たちの面倒は私がみるから」
恵一はミタに子どもの面倒をみてもらうためにまた雇う
恵一「今まで誰も叩いたことなかったのに 父親なら抱きしめてやるべきなのに」
ミタ「子どもが悪いことしたら叱るのは当たり前です あなたが父親なら」
父の石を渡すミタ
第5話 全部脱いで! …承知しました
キイはおねしょしたり赤ちゃん返りする
ミタ「みなさんに1つ質問があります これからはどなたの命令を最優先したらいいでしょうか?」
ユイ「とりあえず意見が違った場合はみんなで相談しますので」
恵一はカプセルホテル暮らし?
旦那は出ていったと全部を話しまくる隣りのマリコ
「家政婦と子どもだけが暮らすなんて“普通”じゃない 私はね同情してるの 可哀相に」
ミタに「笑ってみせて」というと
「できません どうしてもやれと言うならお暇を頂きます」
カケルはバスケのキャプテンになり部員に八つ当たりする
また風間に電話すると着信拒否されていて、ウララに相談する恵一
「もしナギコと結婚してなかったら、オレの人生どうなってたんだろうってどうしても考えちゃうんだ どうしたら父性がもてるのか」
義父「養子縁組にさっさとサインしろ ユイ以外は父親の承諾が必要なんだ」
恵一逃げる!
部員に「キャプテンをやめてくれ」と言われ、部活をやめて荒れるカケル
ゲーセンで暴力をふるい警察にくる父(不良っていうとゲーセンのイメージだね
ユイ「先輩はほんとに私のこと好きですか? キスとかできればいいんじゃないんですか?」
小沢「そっちだってオレの話まともに聞いたことあんのかよ」
謝って、つなぎ止めようと言いなりになるユイ
学校も行かないカケルは「命令すればなんでもやるんでしょ ヤラせてよ」「なにからいたしましょうか」
脱ぎ始めると、ユイが帰ってきて止める
カケル「オレばっか責めんなよ 父親が出て行ったり、お母さんが自殺したりするからだろ!」
恵一は風間のマンションまで来る 「君しかいないんだ俺のこと分かってくれるの」
風間が付き合ってるのは、プロジェクトの新しいリーダー・名取だと知りショックを受ける
カケルは隣りのマリコにまた嫌味を言われて「この家めちゃめちゃにしてくれないかな」と頼む
「お前なんかにオレの気持ちが分かるかよ」
「分かります」
隣りの家にスプレーで書いた文字は
また警察が来る
マリコ「ご近所のためにも捕まったほうがいいんですよ、こんな子」
恵一「悪いのはすべて私です カケルは長男で家族を守りたいだけなんです」と土下座して謝る
汚れを落としたら許してくれることになり、ミタは洗剤も持ってるv
カケル:
オレ、昔お母さんにカケルがいればウチは絶対大丈夫ねって言われたんだ
でも、そんな自信ないよ なんとかしなきゃって焦るほどうまくいかない
(父親似?
夜食を食べながら恵一のことをお父さんと呼ぶカケル
三社面談も自治会も行くと約束しているとユイが戻って怒る
恵一「この石預かっててもいいかな いつかその缶の中にいっしょに入れてもらいたいからさ」
カケルの洗濯物の中に捨てたはずのバスケのユニフォームも洗ってある
「いろいろとゴメン、それとありがとう」
「それはお父様に言うべき言葉だと思います」
部員に土下座して「雑用でもなんでもするから、バスケやらせてください!」と頼むカケル
所長「あんたの息子が生きてたら(カケルと)同い年だよね」
第6話 私を殺して! …承知しました
祖父がやってきて養子になれと迫る
ミタは「父性」の意味を「実際子どもを産まない男性にあるかどうか疑う人もいる」と説明
カケルたちは父が戻ったほうがいいとユイを説得する
名取が風間とは遊びだとゆってるのを聞いた恵一は風間に伝える
「名取くんから聞いたんだ、真剣に付き合う気はないと言ってた」
信じない風間「私の好きだった課長は一体どこいっちゃったんですか?」
ユイ「じゃあ、おじいちゃんはお母さんのこと愛してた? おばあちゃんが死んだのはおじいちゃんのせいだって」
母親はユイに父のことも愚痴ってた(そういうのが一番ヘヴィだ・・・
ウララにも迷惑していると本音を言ってしまう
「好きで長女になったわけじゃない もう放っておいてよ私のこと!」
先輩に「死ぬまで一緒にいませんか?」と迫るが、待っても小沢は来なかった
部室で、小沢が他のコをくどいてるのを見る
ユイは橋から川に飛び込もうとするが、ウララが尾行してて助ける
ユイ:
私、ちっちゃい頃はお父さんが世界で一番好きだった
結局、好きな人にはみんな裏切られるみたい
私なんか生まれてこなきゃよかったんだよ! ミタさん、私を殺して
ミタはハサミで襲い、思わず「やめて!」と止めたが、
「こっちがやめてっていっても無視していいから」
ミタは包丁で襲い、やっぱり逃げる スティーブン・キング状態
ユイ「ミタさんは怖くないの?死ぬのが もしかして前に死のうとしたことがあるとか」
ミタ「あります 紹介所のハルミさんが“きっとあなたにはまだ生きる意味があるのよ”とおっしゃってました」
ユイ「私には生きる意味があるの?」
ミタ「それはあなたが幸せだからです あなたにはこの家があります
あなたを愛してくれる家族がまだいます
もし死んだら そういう人がどれだけ傷つくかご自分でもよく分かっているはずです」
恵一:
お前の名前はお母さんがつけたんだ
この子は必ず家族を結びつけてくれるから
お前がいないと家族がバラバラになる
ユイ:
おじいちゃんに養子のこと断って、私たちのこと愛してるってこと証明して
もう裏切られたり、捨てられるかもしれないってビクビクするのはイヤなの
これが私たちみんなの気持ちだから
いつもフカフカで真っ白なシーツで眠るって幸せなことなんだね
お母さんが生きてる時に気づいてればよかった
もしかしてミタさんは家族が死んじゃったの?
答えずに請求書を渡す
恵一に風間から電話がくる「助けてください!」
ユイらはミタの家族のことを聞く
「家族は私が殺しました」
(キイちゃんはいつも泣かなきゃいけない役で大変だね
第7話 死ぬまで二度と笑いません
所長さんが言う「アレだから」て可笑しいw
ミタ:
今後一切ユイさんたちに過去について話さないでください
どうしても聞くならお暇を頂きます
お遊戯会で『オズの魔法使い』のドロシー役を演ることになったキイ
ミタに悪い魔女役を演らせると「ミタさん、怖ーい」w
父にも来てほしいというキイ
恵一のもとに風間が来る 名取は常務の娘とお見合いする
「いつまで会社にいるつもりだって言われました どっか遠い所に行って2人でやり直しませんか?
お子さんがいるからムリですよね 田舎に帰ってお見合いでもします」
(みんな見合いしなきゃいけないの?
恵一は子どもの学校行事にこれまで出たことがない
「まだ父親の愛情を証明する自信がない」
ミタの肩に手をかけると背負い投げ!
「申し訳ありませんが後ろに立たないで頂けますか?」てなにか過去に関係あり?
小沢に謝られるが、別れるユイ「もう逃げたくないんです 強くなりたいんです」
カレシの前では声が上がるのねw ウララにも感謝を伝える
「おじいちゃん臭い」て言われたことを気にしてる祖父(たしかそんなCMがw
「いい父親になるには」なんて本を読んでる恵一
恵一は名取を殴る「愛って何なんだよ! 証明するってどうすのか本当に分かんないんだよ!」
恵一はミタに会う 会社をクビになり、キイの石を失くす
「お遊戯会を中止にしてください」って、恵一も浅はかだな
会の途中でバットでセットを壊す夢を見て、電話して中止させようとしたら「もう手遅れです」
「お遊戯会を中止しないと、幼稚園を爆破すると予告電話があったんです」
また謝って警察沙汰になったがお遊戯会は終わった
「観たかったな つくづくダメな男だ、オレは 女房の代わりにオレが死ねばよかったんだ」
川に飛び込むと家族が来る
「オレはお前たちの父親になる資格なんてないんだ」
「隣りのばばあが文句言って主役降ろされたんだよ、キイの芝居を観てあげて」
家で家族が演じて恵一に見せる
キイ「私は大好きな家族が待っているおウチに帰らなきゃならないの」
恵一:
お母さんに見せてあげたかったな お母さんが一番観たかったはずなのに、オレのせいで
お母さんはオレと違って愛にいっぱいあふれた人だった 誰よりもオレのことを愛してくれた
結婚した時、夢を叶えてくれてありがとうって、もっと愛してあげなきゃいけなかったのに
子どもにも土下座する
「許してくれなくてもいい、愛してくれなくてもいい
でも、オレはお前たちを一生愛し続けていきたい
だからオレをお前たちの父親にしてくれないか? 頼む!」
石はミタが見つけてくれ、キイの箱に入れる
「記念写真しない?」「父親復活記念日だ」
風間が田舎に帰るのを見送る恵一
「オレは今でも君と結婚したいと思ってる 子どもたちの母親になってくれるなら」
高速バスで去る風間
養子の件を義父に断る恵一
「僕はちっぽけな船ですが、どんな嵐がこようと、子どもたちを乗せて
それぞれが目指す港というか、目的地まで連れていきたいんです」
「好きにしろ お前らのことはもう知らん 孫とも思わん」
早く仕事を見つけるのにはりきる恵一は、ミタにお礼を言うと
「それは亡くなった奥さまに言うべき言葉です
私は奥さまのやり方を真似てるだけなので」
晴れ晴れと別人になったような顔になった恵一
ユイたちは遊園地にミタを連れてきて、
「ミタさんが家族を殺すわけない きっと家族が死んだことに責任を感じてるだけなんじゃないの?」
義父母に言われた過去を思い出すミタ
「息子と孫を返して! もう謝らなくていいから、死ぬまで二度と笑わないで!」
つづく。。。