メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ドラマ『家政婦のミタ』(2011)(第1話~第7話)

2016-09-27 18:21:47 | ドラマ
ドラマ『家政婦のミタ』(2011)
脚本:遊川和彦
出演:松嶋菜々子、長谷川博己、相武紗季、忽那汐里、中川大志、綾部守人、本田望結、野波麻帆、佐藤仁美、平泉成、白川由美 ほか
音楽:♪やさしくなりたい/斉藤和義

「長谷川博己さん出演作まとめ」カテゴリーに追加しました。


世間的には今さらだとは思うけれども、私にとっては初見。
観てみたら、こないだの『女ごころ』の現代ドラマ版みたいな気がした/驚
長谷川さんが頼りないお父さん役なのが新鮮
ミタは、どんな言葉の意味も正確に答えるが、内容にブラックなひねりがあって、『悪魔の辞典』みたい


第1話 崩壊寸前の家庭にやって来た笑顔を忘れた氷の女
いきなり『ZIP!』の桝アナ出てるw 荒れ放題の家の中
母・ナギコは近所の川で溺れて亡くなり、四十九日が終わったばかり
長女ユイが家族の面倒をみている
そこに家政婦のミタが来る ロボットみたいに話す

 

家政婦協会の所長から電話がきて
「お客様によっては他の人にチェンジしてほしいっていう人もいるんですけど、大丈夫ですか?
 言われたことはなんでもやっちゃいますから気をつけて
 人を殺せって言われたら本当にやりかねないんで


父・恵一は会社の部下・風間と浮気していた
 


帰宅するとすっかり片付いて手、ビフォー&アフターみたい!
宿題の答えも、AKBのメンバーの名前も全部言えるw
ずっと後ろに待機してるのはちょっとコワイ



ナギコの妹ウララが来て、あさってキイの誕生日パーティをやろうという

「ほんとに欲しいもの言ってごらん」
「お母さんに会いたい」と泣くので
「絶対会わせるから!」と約束する

「ウララちゃんが何かすると必ずトラブルが起きるんですよね
 彼女が何をするつもりなのか聞いてもらえませんか?」とミタに住所を教える

「これは業務命令でしょうか? 承知しました」これが決め文句なのね

恵一は厳しい義父(元校長)が苦手


気難しい父に恵一の言ったことを一言一句間違えずに伝えるミタ
ウララと父はケンカばかり 「あの男だけは絶対に許さない!」

隣りに住むイジワルな主婦・皆川真利子は一人息子のツバサを異常に可愛がっていて、
幼稚園でキイがイジメたとクレームを言う
理由はツバサがキイにイジワルを言ったせい



「お母さんに会いたいなら死ぬしかないの? じゃあ一緒に会いに行ってくれる?」
「承知しました」と一緒に川に入る

カケル「やばいよ、あの家政婦!」

恵一「どうしたらいいと思います、明日の誕生日」
ミタ「それはあなたが決めることです」全部言いなりってわけじゃないのか

ユイのケータイには、母が死ぬ前に来た“ごめんね”というメールが残っている

ユイは同じ写真部の先輩・小沢と付き合っている


いつも月を見ているミタ

ウララは、去年のキイの誕生日パーティと同じ料理作って喜ばせようとするが火事さわぎ

「ウララちゃんはお母さんじゃない お母さんの席にも座っちゃいけない」と泣くキイ

いつも仕事で遅れる父

ユイ:
お母さんのものを全部燃やしちゃって お父さんだってそう思ってるんでしょ!
私、これでも自分のことけっこういいお姉ちゃんだと思ってたけど
でも、ほんとは長女らしいことはなんにも出来ない 絶対ムリ
好きな写真だって何も撮る気にならない!

ガソリンで燃やしはじめるミタ


カケル:
オレさ、お母さんのこと思い出そうとしても、“ウザイ”とか言ったことしか思い出せないんだよ
ほんとは感謝しなきゃいけなかったのに

カイト:
オレだって泣きたいよ
いきなり死なれたら分かんないだろ
なんで勝手に死んじゃうんだよ

キイ:
キイがいけないの キイのせいでお母さん死んじゃったの
トマト食べられないのに、お母さんなんて死んじゃえって言ったから ごめんなさい
(子どもはなんでも自分のせいにしちゃうんだよね

隣りのマリコが火事になると怒る
「お母さんがいないんだから、お宅はもうフツーじゃないんですよ」

燃えカスから箱が出てきて、中身は石

恵一:
お母さんが言ってた キイと川に行ったらキレイな石をもらって
キイが初めてくれたプレゼントだから一生宝物にするんだって
言ったろ、お母さんはキイのことが大好きだって

ケーキのロウソクも、誕生日カードもなんでも入っているミタのカバン
ユイはプレゼント代わりに写真を撮る



ミタの作った肉じゃがは母親の味
「その家庭の味を覚えるのが家政婦の仕事です」

苦手なトマトを食べるキイ
お礼を言うと、超過料金の請求書を渡すだけ

恵一「妻は事故じゃないんです 妻は自殺なんです ボクのせいで死んだんです!」


ミタ「お話はそれだけですか? 失礼します」



第2話 僕を裏切ったアイツを殺して
ミタに「昨日のことは子どもたちに内緒にしてください」と頼む恵一


ユイ「お母さんはなんで川に行ったのかな 泳げないのに」

枡「中学生がいじめを苦に自殺した」とニュースを読む

キイ「ミタさん、なんでイジメるの?」
ミタ「人間が弱いからです それが人間という動物の本性です」

ミタはジャグラーのようにお手玉もできる ミステリーなのかコメディなのかw

カイトはクラスのイジメっ子・古田に「テストの答え教えろ」と脅される

離婚届を渡した次の日に妻が自殺したため、
別れるしかないという風間を引き留める恵一

「申し訳ないけど、4人の子どもの母親なんてムリだから」

「あなたに捨てられるくらいなら 私は死にます」という妻からの手紙を読む恵一
帰宅しようとすると気が重く仕事が遅くなる 帰宅恐怖症?

カイトに古田から電話で万引きしろと言われる
「逃げたらどうなるか分かってんだろうな?」

ミタに古田がいじめをしてることを話し、「明日、あいつをやっつけてくれないかな」
「承知しました」

万引きしようとしてる古田の前に現れ、いきなり殴るミタ
先生から呼ばれて全部話す

「ウチのクラスにイジメがあるなんて事実はない」と誤魔化す教師
「見て見ぬしてるだけじゃん」


恵一は紹介所に行き、他の人に代えてくれと頼む
「ではベテランを行かせます」
「あの方は一体どういう方なんですか?」
「お話できない ただね、あの子は笑わないんじゃなくて笑えないんです 自分で決めてるんです


ウララがカイトのクラスに行って熱弁して裏目に出る
古田「このクラスにいじめなんかないし」帰れコールをはじめる



カイト「もう学校には行かない 公立だから授業行かなくても卒業できるし、塾のほうが授業に専念できるから」

古田はモデルガンを持って塾にも来る 

ミタが辞めろと言われて帰ろうとするので、カイトは
「責任とれよ! 殺してくれないかな あんな奴生きてたってしょうがないし、
 将来、犯罪とか起こすにきまってんだよ
 なんであいつが生きてて、お母さんが死ぬの?」


モデルガンが顔に当たってもビクともせず古田の首を絞めるミタを止めるカイト
「ほんとに死んだらどうすんだよ 自分も死刑になるかもしれないのに」
「別に構いません」

「どうすりゃいいんだろ」
「それは、あなたが決めることです」

ミタも殴られたことがある
「でも逃げるよりはマシってこと?」

古田とケンカするカイト
「なんでイジメなんかするんだよ イヤな気持ちがずっと残るんだからな!」
逃げる古田

医療道具も持ってるミタ
「私は大変よくできたと思います」
母にいつも褒められたいと思っていたカイトは泣く

カイト「ミタさんをやめさせないで 悪いのは全部オレなんだから」
義父「あんたに父親の資格があるのか 早く辞めさせろ、こんな家政婦」

恵一「ミタさんは辞めさせません ここでなにかあったら全部父親である私の責任ですから」
義父「オレには分かってる 必ず化けの皮を剥いでやるからな」

カイトは学校に行く
泥だらけの靴が真新しく洗われている/驚


恵一は、妻の最後の手紙と離婚届を燃やしてくれとミタに頼む
「自殺だってことは隠すほうが子どもたちのためだと思うんですよね」

ユイが聞いていた




第3話 母を殺した父の正体を暴いて
ユイは手紙を読む

恵一「1年前好きな人ができて、別れてくれと頼んだら」てなんでも正直に話すのは悪くないと思う
ユイ「私たちのことも捨てるつもりだったんだ」

恵一「いや、慰謝料も養育費も出すつもりだったし」
ユイ「私、お母さんから“お父さんは浮気してる偽善者だ”って散々愚痴聞かされても、
   絶対そんなはずないってずっと信じてたんだよ お父さんは汚い!」

(母親は旦那のことを同性の子どもに愚痴をきかせるもんなんだよなあ 毎日、毒を食べさせているのと同じなんだ


教師「母親が亡くなって気持ちは分かるけど、そろそろ気持ちを入れ替えないと こないだのテストもよくなかったし」
(全然、子どもの気持ちが分からない保身の教師もいそうだなあ

折り紙でパンダも作れるミタ


だんだんミタを女として見るようになった兄弟
「個人情報は教えられません」
カケルがミタを尾行して調べてみようと言う

ミタは遊園地に入り、ファミリーセットを買うが、口をつけず、閉演まで動かずに、出る


ユイ「ミタさんはひどいと思わないの? お父さんのこと いくら家政婦でも自分の意見くらいあるでしょ?」
ミタ「私には人様の人生をどうこう言う資格はありません」

ユイ「明日、不倫相手がどんな人を調べてくれないかな」
ミタ「明日、お休みを頂いておりますので」

隣りのツバサくんの父も不倫してると妻マリコに告げる

ユイは父のケータイを見て風間からの「やっぱり別れる」というメールを読む

ユイは風間に会い、母の手紙を見せる
「どういう気持ちがしますか? お母さんが死んだのあなたにも責任があるんですから!」

恵一が止める「悪いのは俺なんだから もし会社クビになったらお前たち4人養うこともできないんだぞ」
(大人の言い訳がたくさん出てくるね 本音と建前ってやつ


恵一は、ユイの子どもの頃を思い出す「お父さんのこと世界で一番好きだよ」


「今日ウチの親いないから」と小沢のマンションに入り、ユイは朝帰りする

「そっちがいつも不倫相手としてることと同じことしてきた
 私は誰かさんと違って世界で一番好きな人としてきたの
 その人以外、絶対、好きにならない!」

会社に逃げる父

ユイ「あの人の会社に行って これ全部バラしてくれないかな 絶対許さない いつも逃げてばかりいて」
ロビーでチラシを配るミタ

ユイは兄弟にも手紙を見る

「この手紙、警察にも見せてないわけ?」
恵一「お前たちだって辛いだろ?」
「私たちのせいにしないでよ!」
「自分を守っただけじゃん」

 

「おれはもう疲れた お母さん死んでから、なんとかしていい父親になろうって頑張ったけど、もうムリだ
 お母さんのこと本当に愛していたかどうかも自信がない」

(それぞれが本音を言っていく展開か 子どもと対等に話すほうが騙し続けるよりはいいのかも

ユイ「みんな、出て行くしかないよ、こんな家」

ミタからキイが作った折り紙のパンダを恵一に渡すと、やっと泣ける


恵一:
ほんとは結婚なんかしたくなかったんです
でも、ユイができて、女房に“おろせっていうなら死ぬ”って言われて
父親になれる自信なんて全然なかった(奥さんの計算もあったのか

子どもが出来たら変われるのかなって思ったけどダメだった
家に帰って、あいつらの顔を見ると、自分の正体を見破られてるみたいでずっと息苦しくて
心が休まるのは、トイレにいる時と、クルマにいる時だけで
(親になるのも向き不向きがあるもんね

時間だから帰るというミタに逆ギレ
「あなたには心ってものがないんですか?!」
「ありません そんなものどこかへなくしました」





第4話 あなたの愛娘を誘拐しました


ユイたちは母の実家に行って、ウララにも事情を話す
「とりあえずお父さんには秘密にしとくね 殺しかねないし」
義父には「たわいもない親子ゲンカだ」と言い訳をする

恵一「きっと普通の父親がもってる愛情が欠落してるんだなオレには」


祖父やウララにもウンザリのきょうだい キイはお父さんに会いたい

プロジェクトを辞めさせられる恵一 風間に家に来てくれとまだ未練たらしいが
「付き合っている人がいる」と言われる



いつもの遊園地に行くとミタがいる
キイ「お父さんたちを仲直りさせて キイがお金払うから」
けっこう高くて、紹介手数料も1000円くらいかかる
ウララからお金を借りて、所長さんに頼んで5時間雇う


ウララ「大体お姉ちゃんも不倫したからって、子どもたち捨てて死ぬことないじゃない
    私もユイちゃんと同じ頃お母さん亡くしたから分かる」

(たしかにウザい人だけど、すごい心広い?


ミタ「家族を仲直りさせることができるのは家族だけです」
キイ「みんなで会えばいいと思うの」
ミタ「バラバラになった家族が集まるカンタンな方法があります 誰かが病気になったり、事故にあえばいい」
カイトから聞いた誘拐を頼む

モデルハウスの案内に左遷させられた恵一にミタから電話
「キイさんを誘拐しました キイさんからの伝言は“家族みんなで暮らせないなら キイは死ぬ”」

所長にミタの住所を教えてくれと迫るユイ
「家はないの 住民票はここだけど、どこに住んでるか知らないの」

「家に火をつけて死ぬ」と言ったことから、家に戻るとミタがいる
ベランダから飛び降りるというキイ
落ちたキイをミタがナイスキャッチ


恵一「二度とあんなことするな みんなどれほど心配したと思ってるんだ!」と思わずキイを叩く

キイ「石が1つない! 石は家族だったの だからお父さんもいないとダメなの
   お父さんを許してあげて お父さんはキイのこと好き?」

(シャレじゃなくキイちゃんが、このドラマの鍵なんだな



恵一「分からないんだ・・・」


「これがこの男の正体だ!」義父が手紙を読んだ
「なんで娘が死んで貴様が生きてる 貴様が死ねばいいだろ! 自分で死ねないならオレが殺してやる
 この子たちはオレが育てる 二度とお前には渡さん!」

ユイ「私たちここにいる キイがまた今日みたいなことしたら困るから
  そっちが出ていってくれないかな? 弟たちの面倒は私がみるから」

恵一はミタに子どもの面倒をみてもらうためにまた雇う

恵一「今まで誰も叩いたことなかったのに 父親なら抱きしめてやるべきなのに」
ミタ「子どもが悪いことしたら叱るのは当たり前です あなたが父親なら」
父の石を渡すミタ





第5話 全部脱いで! …承知しました
キイはおねしょしたり赤ちゃん返りする

ミタ「みなさんに1つ質問があります これからはどなたの命令を最優先したらいいでしょうか?」
ユイ「とりあえず意見が違った場合はみんなで相談しますので」

恵一はカプセルホテル暮らし?
旦那は出ていったと全部を話しまくる隣りのマリコ
「家政婦と子どもだけが暮らすなんて“普通”じゃない 私はね同情してるの 可哀相に」

ミタに「笑ってみせて」というと
「できません どうしてもやれと言うならお暇を頂きます」

カケルはバスケのキャプテンになり部員に八つ当たりする

また風間に電話すると着信拒否されていて、ウララに相談する恵一
「もしナギコと結婚してなかったら、オレの人生どうなってたんだろうってどうしても考えちゃうんだ どうしたら父性がもてるのか」
義父「養子縁組にさっさとサインしろ ユイ以外は父親の承諾が必要なんだ」
恵一逃げる!




部員に「キャプテンをやめてくれ」と言われ、部活をやめて荒れるカケル
ゲーセンで暴力をふるい警察にくる父(不良っていうとゲーセンのイメージだね


ユイ「先輩はほんとに私のこと好きですか? キスとかできればいいんじゃないんですか?」
小沢「そっちだってオレの話まともに聞いたことあんのかよ」
謝って、つなぎ止めようと言いなりになるユイ


学校も行かないカケルは「命令すればなんでもやるんでしょ ヤラせてよ」「なにからいたしましょうか」
脱ぎ始めると、ユイが帰ってきて止める

カケル「オレばっか責めんなよ 父親が出て行ったり、お母さんが自殺したりするからだろ!」

恵一は風間のマンションまで来る 「君しかいないんだ俺のこと分かってくれるの」
風間が付き合ってるのは、プロジェクトの新しいリーダー・名取だと知りショックを受ける

カケルは隣りのマリコにまた嫌味を言われて「この家めちゃめちゃにしてくれないかな」と頼む
「お前なんかにオレの気持ちが分かるかよ」
「分かります」

隣りの家にスプレーで書いた文字は


また警察が来る
マリコ「ご近所のためにも捕まったほうがいいんですよ、こんな子」
恵一「悪いのはすべて私です カケルは長男で家族を守りたいだけなんです」と土下座して謝る
汚れを落としたら許してくれることになり、ミタは洗剤も持ってるv

カケル:
オレ、昔お母さんにカケルがいればウチは絶対大丈夫ねって言われたんだ
でも、そんな自信ないよ なんとかしなきゃって焦るほどうまくいかない
(父親似?

夜食を食べながら恵一のことをお父さんと呼ぶカケル
三社面談も自治会も行くと約束しているとユイが戻って怒る

恵一「この石預かっててもいいかな いつかその缶の中にいっしょに入れてもらいたいからさ」

カケルの洗濯物の中に捨てたはずのバスケのユニフォームも洗ってある
「いろいろとゴメン、それとありがとう」
「それはお父様に言うべき言葉だと思います」

部員に土下座して「雑用でもなんでもするから、バスケやらせてください!」と頼むカケル

所長「あんたの息子が生きてたら(カケルと)同い年だよね」




第6話 私を殺して! …承知しました
祖父がやってきて養子になれと迫る
ミタは「父性」の意味を「実際子どもを産まない男性にあるかどうか疑う人もいる」と説明
カケルたちは父が戻ったほうがいいとユイを説得する

名取が風間とは遊びだとゆってるのを聞いた恵一は風間に伝える
「名取くんから聞いたんだ、真剣に付き合う気はないと言ってた」
信じない風間「私の好きだった課長は一体どこいっちゃったんですか?」


ユイ「じゃあ、おじいちゃんはお母さんのこと愛してた? おばあちゃんが死んだのはおじいちゃんのせいだって」
母親はユイに父のことも愚痴ってた(そういうのが一番ヘヴィだ・・・

ウララにも迷惑していると本音を言ってしまう
「好きで長女になったわけじゃない もう放っておいてよ私のこと!」

先輩に「死ぬまで一緒にいませんか?」と迫るが、待っても小沢は来なかった
部室で、小沢が他のコをくどいてるのを見る


ユイは橋から川に飛び込もうとするが、ウララが尾行してて助ける

ユイ:
私、ちっちゃい頃はお父さんが世界で一番好きだった
結局、好きな人にはみんな裏切られるみたい
私なんか生まれてこなきゃよかったんだよ! ミタさん、私を殺して

ミタはハサミで襲い、思わず「やめて!」と止めたが、
「こっちがやめてっていっても無視していいから」
ミタは包丁で襲い、やっぱり逃げる スティーブン・キング状態

ユイ「ミタさんは怖くないの?死ぬのが もしかして前に死のうとしたことがあるとか」
ミタ「あります 紹介所のハルミさんが“きっとあなたにはまだ生きる意味があるのよ”とおっしゃってました」

ユイ「私には生きる意味があるの?」
ミタ「それはあなたが幸せだからです あなたにはこの家があります
   あなたを愛してくれる家族がまだいます
   もし死んだら そういう人がどれだけ傷つくかご自分でもよく分かっているはずです」


恵一:
お前の名前はお母さんがつけたんだ
この子は必ず家族を結びつけてくれるから
お前がいないと家族がバラバラになる



ユイ:
おじいちゃんに養子のこと断って、私たちのこと愛してるってこと証明して
もう裏切られたり、捨てられるかもしれないってビクビクするのはイヤなの
これが私たちみんなの気持ちだから

いつもフカフカで真っ白なシーツで眠るって幸せなことなんだね
お母さんが生きてる時に気づいてればよかった
もしかしてミタさんは家族が死んじゃったの?

答えずに請求書を渡す

恵一に風間から電話がくる「助けてください!」

ユイらはミタの家族のことを聞く
「家族は私が殺しました」

(キイちゃんはいつも泣かなきゃいけない役で大変だね



第7話 死ぬまで二度と笑いません
所長さんが言う「アレだから」て可笑しいw

ミタ:
今後一切ユイさんたちに過去について話さないでください
どうしても聞くならお暇を頂きます

お遊戯会で『オズの魔法使い』のドロシー役を演ることになったキイ
ミタに悪い魔女役を演らせると「ミタさん、怖ーい」w
父にも来てほしいというキイ

恵一のもとに風間が来る 名取は常務の娘とお見合いする

「いつまで会社にいるつもりだって言われました どっか遠い所に行って2人でやり直しませんか?
 お子さんがいるからムリですよね 田舎に帰ってお見合いでもします」
(みんな見合いしなきゃいけないの?

恵一は子どもの学校行事にこれまで出たことがない
「まだ父親の愛情を証明する自信がない」



ミタの肩に手をかけると背負い投げ!
「申し訳ありませんが後ろに立たないで頂けますか?」てなにか過去に関係あり?


小沢に謝られるが、別れるユイ「もう逃げたくないんです 強くなりたいんです」
カレシの前では声が上がるのねw ウララにも感謝を伝える

「おじいちゃん臭い」て言われたことを気にしてる祖父(たしかそんなCMがw

「いい父親になるには」なんて本を読んでる恵一
恵一は名取を殴る「愛って何なんだよ! 証明するってどうすのか本当に分かんないんだよ!」


恵一はミタに会う 会社をクビになり、キイの石を失くす
「お遊戯会を中止にしてください」って、恵一も浅はかだな

会の途中でバットでセットを壊す夢を見て、電話して中止させようとしたら「もう手遅れです」
「お遊戯会を中止しないと、幼稚園を爆破すると予告電話があったんです」
また謝って警察沙汰になったがお遊戯会は終わった

「観たかったな つくづくダメな男だ、オレは 女房の代わりにオレが死ねばよかったんだ」
川に飛び込むと家族が来る



「オレはお前たちの父親になる資格なんてないんだ」
「隣りのばばあが文句言って主役降ろされたんだよ、キイの芝居を観てあげて」


家で家族が演じて恵一に見せる
キイ「私は大好きな家族が待っているおウチに帰らなきゃならないの」



恵一:
お母さんに見せてあげたかったな お母さんが一番観たかったはずなのに、オレのせいで
お母さんはオレと違って愛にいっぱいあふれた人だった 誰よりもオレのことを愛してくれた
結婚した時、夢を叶えてくれてありがとうって、もっと愛してあげなきゃいけなかったのに

子どもにも土下座する


「許してくれなくてもいい、愛してくれなくてもいい
 でも、オレはお前たちを一生愛し続けていきたい
 だからオレをお前たちの父親にしてくれないか? 頼む!」

石はミタが見つけてくれ、キイの箱に入れる
「記念写真しない?」「父親復活記念日だ」




風間が田舎に帰るのを見送る恵一
「オレは今でも君と結婚したいと思ってる 子どもたちの母親になってくれるなら」
高速バスで去る風間

養子の件を義父に断る恵一
「僕はちっぽけな船ですが、どんな嵐がこようと、子どもたちを乗せて
 それぞれが目指す港というか、目的地まで連れていきたいんです」


「好きにしろ お前らのことはもう知らん 孫とも思わん」

早く仕事を見つけるのにはりきる恵一は、ミタにお礼を言うと
「それは亡くなった奥さまに言うべき言葉です
 私は奥さまのやり方を真似てるだけなので」

晴れ晴れと別人になったような顔になった恵一


ユイたちは遊園地にミタを連れてきて、
「ミタさんが家族を殺すわけない きっと家族が死んだことに責任を感じてるだけなんじゃないの?」


義父母に言われた過去を思い出すミタ
「息子と孫を返して! もう謝らなくていいから、死ぬまで二度と笑わないで!」


つづく。。。


コメント

ドラマ『家政婦のミタ』(2011)(第8話~最終話)

2016-09-27 18:20:47 | ドラマ
ドラマ『家政婦のミタ』(2011)(第1話~第7話)


第8話 私の過去、すべてお話します
なぜかウララとミタが入れ替わってる夢をみるユイ
ウララが来て、父に出てけと言われたと夢と同じ展開になって驚く

カイト「ウララってお父さんのこと好きなんじゃないの?」
「まさか!」と全然気づいてない恵一

就活しても、仕事がなかなか見つからない恵一

ミタの“不況”の説明もスゴイ!

「不況というのは、金儲けのためだけに生きている経営者や、
 自分たちの地位だけを守ろうという官僚、
 それに対して何も出来ない無力な政治家たちのせいで
 たくさんの人たちが仕事を失い貧乏になることです」


ミタも夕食に誘うが断る
「私はただの家政婦です みなさんと食事をいただくことは一生ありません」
 これからは業務命令以外は話しかけないでください」

カイトが「お母さんの生まれ変わりじゃないかと思うんだけど」と話していると母の写真が落ちる

キイ「じゃんけんで勝ったらミタさんのこと教えて」全然勝てないキイ
カイトのルービックキューブ勝負もロボット並み
カケルとのバスケも楽勝でダンクを決めるw
(家族を亡くして家政婦になる前からこんな完璧だったの?

ユイ「私はほんとはミタさんてウララちゃんみたいだと思うんだけど」

今度はカバンの中身が気になるが、やることが全部バレてる
「みなさんには他にやるべきことがあるのではないでしょうか?」


義父が高校生に殴られて入院 キイが石を見せる
「今度おじいちゃんとウララちゃんの石を探してこの中に入れてあげるね」

隣りのマリコからまたイヤミを言われると
ミタ「あなたの夫は、“あんな女とはすぐに別れる”とケータイで話していました」


なんでも完璧に真似できるミタに家族のビデオを見せて、病院に行って祖父の前でお母さんの真似して話してと頼む

「今は子どもたちを残したことを後悔してる
 私の代わりにユイたちのことを守ってくれないかな」

(決めたセリフと違うことを言うミタ

義父:
怖いんだよ、オレの大切な人間はみんな不幸になるんじゃないかって
こんな思いをするくらいならオレが先にいったほうが楽だった
なんで死んだ、ナギコもお母さんも

ミタ:
ウソです あなたの大切な人がみんな不幸になるなんて
あなたはあなたのやり方で必死に家族を愛していただけです
怒鳴るのは、自分の思いが上手く伝わらなくてもどかしいからです
本当は自信がなくて怯えているのがバレるのが怖いからです
あなたは自分に怒鳴っているだけです
大切な人を失う悲しさは分かります もう二度と戻せない空しさも分かります
でも、あなたにはまだ大切な人を幸せにできるチャンスがあります


キイは絶妙なタイミングで祖父とウララの石を見つけてきて、一緒の箱に入れる


退院してナギコの写真に手を合わせる義父とウララ
退院祝いにミタを誘うと「私は家族ではありませんので」
「あんたは本当はいい人だと思う、なり 来て欲しいなり、明日」
(ウララに言われた通り、怖い口調の後に“なり”と入れる義父


所長「あなた、小さい頃、毎日、寂しいのを隠して一生懸命笑ってたわよね
   長い冬もいつか春になって氷は解けるものよ」

ミタも来るが、ウララの失敗で予約は来月の今日になっていたw


キイ「キイ、ミタさんのこと守ってあげたいの」
ミタ「私はあなたたちのお母さんではありません」

ようやく一緒にテーブルにつき、最中を食べるミタは、突然、自分の過去をすべて明かす

ミタ:
私が所長さんから初めて最中を頂いたのはキイさんと同じ年の頃でした
その1年前、川で溺れそうになった私を救おうとして大好きだった父が死にました
それから母は、最愛の夫を殺した娘を憎み、避けるようになりました
私は勉強や習い事を必死で頑張り、なんとか母に喜んでもらおうとしました

しかし、再婚し、子どもをつくると、弟ばかり可愛がるようになりました
義理の父が色目を使うようになると、ますます母は私を憎むようになり
“お前のその笑顔がいけないんだ その笑顔が周りを不幸にする”と何度も責められました

それでも、そんな私を好きになってくれた夫と結婚し、夫にソックリな息子も生まれ、毎日が幸せでした
そんな時、弟が私を愛しているといってつきまとうようになり、関係を迫られ、拒み続けたがダメでした
やがて主人が弟の正体を知りました

弟は逆上し“オレを誘惑したお前が悪いんだ”と私たちの家に火をつけました
燃えさかる火の中“お母さん、助けて”と叫ぶ息子の声が聞こえました
私は火の中に飛び込もうとしましたが、消防の人に止められました
私のこの世で一番大切だった主人と息子は死にました

そんな私をあざ笑うかのように弟が命を絶ちました
“お前が悪い、お前の笑顔が周りを不幸にする ただもう死ぬまで二度と笑うな”と言われました
こうして私の人生から希望、夢、愛、喜び、未来が消えました
私のことはすべてお話しましたので 約束通りお暇を頂きます



第9話 最終章の始まり! 一筋の涙…炎の中で私を死なせて
時間通りに来る7時になっても来ないミタ 電話すると着信拒否

所長「本人が嫌がってるのにアレですよね」
恵一「私たちの家族にはミタさんが必要なんです」

遊園地にも来てない

ミタが明日から来てくれるというが、同姓同名の別の家政婦が来るw
アカリは他のお宅で働くことが決まったという

まさかの隣りの家にいるミタ
幼稚園で会ってもツバサを迎えに来るミタ

代わりにウララが毎日来ると言い出してまた迷惑をかけまくる

ユイ「私、なんか悪い予感がする ミタさんもしかして破滅したいんじゃないかな」

恵一「それは、お前たちが決めることです、とかゆってw」

(コメディも似合うな長谷川さんw てか、全然子どももままなんだな恵一って

恵一は、他の子の名前も全部お母さんが決めたと話す
カケルは、家族が困っている時にとんでかけつけてくれるように
カイトは、家族のために答えを出してほしいから
キイは英語でカギのこと、家族のために幸せの扉を開けるんだ(やっぱかけてたのか

「お前たち4人が力を合わせれば最強なんだ」

下請けの工事現場の仕事を見つけた恵一のところにウララが謝りに来る
ウララはミタと関わることに反対する



カイトらは所長から「家政婦がクビになる理由」を聞き出す
1.家事がダメ
2.旦那との浮気
3.なにか盗んだと疑われること

3番目を選び、母親が留守の時をねらってツバサと遊ぶ理由で家に入り、
宝石のありかを聞き出すが母親が戻ってくる

夫の帰りが毎晩遅く、マリコは
「携帯で話してたとか本当なの? 夫に女がいるとか 私たちは大恋愛で結ばれたの
 明日、夫を尾行してくれない 万が一女がいたら調べてほしいんだけど」

接待ゴルフに行くという夫を尾行するミタ
夜中に戻り、若い女性と一緒の写真をいっぱい撮ったのを見せる
“子どもさえいなければ離婚もできるが、慰謝料までとられると思うと悔しくて離婚もできない”と全部報告

「ミタ、明日、ウチの人殺してくれない?」
「承知しました」
「やっぱり私も死ぬわ 一家心中よ 明日、この家ごと燃やしてくれる?」

灯油をまき、浮気写真を旦那に見せるミタ
マリコ「止めて! あんた頭おかしいわよ 世の中のためにあなたが死んだら?」

灯油を自分にかけるミタをユイらが止めに入る

キイ「ミタさん、キイのこと好き?」
カケル「なんとか守りたいんだよ」
カイト「必死に考えて幸せになれること考えるから」
ユイ「絆ができたと思ってる 死んでも離さないから」

ミタ:
私は自分の意思を持ってはいけない人間です みんなが不幸になります
私はロボットのように命令されたことだけをやってればいいんです
何度も死のうとしたけどダメでした
ずっと待っていたんですこの日が来るのを


ユイらに説得されて初めて涙を見せるミタ

恵一:
私の子どもたちを危ない目にあわせた 責任とってまたウチで働いてください
僕たち家族も、できればミタさんにも幸せになってもらいたいんです あなたの意志で
夜の闇に去るミタ



翌日、また7時を待つと、ミタは来る


ミタ:
私はあくまで家政婦です みなさんの家族ではありません
一緒に食事をしたり、お出かけもしません 笑えと言われても、それだけはムリです

夫と息子の写真はいつもポケットの中にある


ウララが来てたけれども入るタイミングがなかった
「私、万年厄年なんです 私、お兄さんのこと好きみたい」

その日から夫と息子の幻を見て震えるミタ

(自分と向き合うほうがよっぽど怖いよね



第10話 息子よ、夫よ、お願い…私も天国に連れて行って!
珍しくボーっとしているミタ
カイトは授業参観があるが、また行けない父
担任が「母親への感謝状を書け」と言われて悩む

義父からウララの様子がおかしいと電話がある あんなに嫌がってた見合いをするという

キイにランドセルを買ってあげていると、また幻を見て戦くミタ
ユイに料理を教えたり、風邪をひいたカケルの世話をしたり、
カイトは勉強教えてと頼み、すっかり家族のようになり、手を切ってしまう

恵一「そのダウンは1年中着てるんですか?」
カバンは夫のもので、時計と帽子は息子に買ってあげたものだった

お見合いでもやりたい放題のウララ わ!相手は“前髪クネ男”じゃなくて勝地涼くん!大場役w


父「お前やっぱり、あの男のことが好きなのか」
ウララ「もしそうだとしても絶対反対でしょ」

ユイにも「教師も辞める 私なんかいないほうがいいんだって、みんなのために」

初めて所長に自分から相談するミタ

所長:
家族の心配するのは当たり前じゃない、家政婦として
あなた、人間らしさを取り戻そうとしてるのよ あの家族のお蔭でね
その人たちを愛してる証拠なのよ
自分の意思で動くと周りを不幸にするって考え方やめたら?


感謝状が書けないカイト
「結局隣りのババアに言われたみたいにフツーの家じゃないってことなのかよ俺たち」

ミタは原稿用紙を破る

「出すぎたことを申しますが、私はお母様に感謝状を書くべきだと思います
 お母さまは自殺ではありません 事故です
 水の中で息が出来なくなった時、やっぱり死にたくないと思ったはずです
 子どもたちのためにも絶対死んではいけないと 旦那様とももう一度よく話せばよかったと」

「なんで分かるんだよ」

ミタ:
私も死のうとしたことがあるからです
体は自分の意志とは反対に勝手にもがくからです もう一度息をしようと

お母さまももう一度子どもに会いたいと思ったはずです
みんなに会いたい 死にたくない 生きたい
だから自殺じゃなく事故で死んだのです
けっして子どもたちを捨てたのではありません
他人は関係ありません それはあなたたちが決めることです

家族も事故だと納得する

ユイ「きっと遺書なんか燃やしてほしいって思ってるんじゃないかな」と離婚届けと一緒に燃やす

お礼を言う恵一
僕はもう“あの時あんなことするんじゃなかった”とか、“ああすればよかった”とか、過去のことを後悔するのを止めます
それって今生きてる現実を否定することだし、子どもたちと一緒に今と未来を見つめて生きていきたい
これからナギコのことを子どもにたくさん伝えていきます それが父親の務めだと思うから
明日の授業参観行ってくれませんか?

また息子たちの幻を見るミタ
「ママ、キレイなお月さんが出てるよ 僕ね、大きくなったら宇宙飛行士になるんだ」


カイトは担任にあてられ、作文を読む

「ウソでもいいから僕のことが一番好きって言ってほしかった
 お母さんの気持ちに気づいてあげられなくて、ごめんね
 僕は今お母さんの子どもに生まれて本当によかったと思っています」

気まずくなった空気を変えようとする担任 ミタは外で聞いていた



キイは家事を手伝って火傷を負い、ミタが走って病院に行ったおかげで軽く済んだ
謝り続けるミタ

マリコ:
あんたのせいで主人に出てけって言われたわよ 子どもの親権も渡さないって
こっちは冗談でゆったのに 人に迷惑かけて面白い?
いい加減に気づいたら、結局あんたは周りの人間を傷つけるの
これ以上悪いことが起こる前にどっかに消えてよ


また遊園地に来てファミリーセットを頼むと幻を見て初めて泣く

ミタ:
ごめんねジュン ごめんなさいあなた 2人とも責めてるでしょ 私一人だけが幸せになるなんて
あの人たちを愛してしまいそうで怖いの あの人たちを不幸にするのが怖いの だから早くそっちに連れてって!


そこにくるユイたち
ユイ「もう責めるのは止めて」
カケル「これからは俺たちが全部食べるから ミタさんが諦めるまで」
ユイ「私たちはミタさんに愛されても絶対死なない! 幸せになる だから一緒に帰ろう」


大場「僕でよかったら、結婚を前提にお付き合いしてください」
ユイ「あなたの言う通りにします 自分からなにかやるとろくなことないし」

そこに恵一がくる
「なんで好きでもない人と結婚しようとしてるの?」
「しょうがないでしょ 私が結婚したい人はトランプのババみたいに世界で一番結婚しちゃいけない人なんだから
 私はあなたのことが好きなの」




後ろに立たれるのがイヤなのは、弟にストーカーされたから
ユイ「私たちと一緒に笑ってくれないかな これからもずっとここにいて」
キイ「見つけたのミタさんの石 私たちのお母さんになって」
「承知しました」





最終話 本当の母親…それはあなたたちが決めることです!
子どもたちの「業務命令」で婚姻届に署名・捺印したミタは、突然食費をきりつめる

「旦那さまは給料も下がり、家政婦を雇う余裕などないはずです」

食事中のケータイ禁止 家計を助けるためにカイトに私立を諦めろという
「ミタさんではなく、お母さんです いつまでも私を家政婦扱いするのはやめてください この家に母親は2人は要りません」

恵一は胃潰瘍で1週間の入院


義父は見舞いに来る
「ウララが見合い相手と結婚する ウララはあんたを諦めようとしている気がしてな だがあんたにはやれん」
「もちろん、僕も誰とも再婚できないと思ってますし」

ミタ「私が説得してみましょうか」

衣装合わせしてるウララに会いに行くミタ
ウララ「私、ヘラヘラ笑うの止めたんです、ミタさんみたいに」
子どもたちの母親になったことを伝え「どうぞお幸せに」と言って去る

キイに「死んだお母さんと歌った歌なんて忘れなさい」と言い、
ユイが遅くなったら怒るし、おかしいと思う家族

ユイ「ミタさんがお母さんになるってゆったのは何か目的があるんじゃないの?」


ウララの式当日に止めるユイたち
「ミタさんがお母さんになってから私たちにひどいことばかりするの
 で、いつも何かあるたび“私がなんとかするから”て言うウララちゃんの顔が何度も浮かんできたの」

ミタ「“ウララが来るとロクなことがない”ってゆってたのはあなたたちでしょ?」
(この家族のトラブル全部解決していくのはスゴイ!

ミタ:
この家に災難が増えたのは、今までウララさんが一人で背負ってくれてからじゃないですか
本当に必要なのは私かその人か、これは子どもたちが決めることです


ユイ:
私はウララちゃんは絶対裏切らないって信じてる だからウララちゃんに私たちのそばにずっといてほしい
あなたは私たちのお母さんじゃない



ミタ「なら私は出て行きます」

ウララ:
もしかしてミタさん、全部わざとでしょ
これ以上一緒にいると嬉しくて笑ってしまいそうだからですか?
それでいいじゃないですか 私なんかよりミタさんのほうが必要なんだから

ウララを何度もぶつミタに「ふざけんなよ!」とついに怒るウララ

ミタ:
そうやって怒ってください 泣きたい時には泣いてください
ムリに笑顔を作ることは止めてください
ご機嫌をとったり、顔色を伺うようなことも止めてください

あの人たちの家族になりたいのなら

あなたは旦那さまの妻になれないかもしれない
子どもたちの母親になれないかもしれない でも保護者にはなれます

今まであなたが言ってきたことは全部正しいんです 伝え方が間違っているだけで
これからは甘いことだけじゃなく厳しいことも言ってください
そして最後にはあなたの笑顔でみんなを包んでください あなたは私のようになっては絶対ダメです

ウララ「私は笑顔を忘れずに生きていく」


顔にアザ残ってるウララw
結婚相手もヤケだった 恋人を取り戻すって、相手は名取だった!


風間が東京に戻っていて、
ユイ「母は事故だから、自分を責めることは止めてください」と伝える

隣りのマリコは「息子を返してと頼んでもダメだった」と泣くと

恵一「諦めちゃダメですよ」
マリコ「奇跡が起こらないかぎりムリよ」
ミタ「奇跡は自分にはムリだと思っている人には絶対起きません」


ミタの誕生日は12月25日だと分かり、Xmasパーティに一緒に参加してくれと頼む

変顔じゃ笑わないw


誕プレに欲しいものが1つだけあるという
「キイさん、私の石を頂けませんか?」
「ヤダ! やっぱり別れたくない」と泣くキイ

また引き留めると、所長が沖縄で新しい家政婦紹介所を開くから一緒に行くという

恵一「恩返しもしたいのに」

ミタ:
みなさんのお陰で少しだけ光を取り戻すことができました
ただ2人を死なせてしまった十字架は一生背負っていくしかないんです
でも、これからは小さな灯りを頼りに生きていこうと思います 自分の意思で

恵一:

最後の業務命令です 笑ってください
ほんとにご主人と息子さんが望んでいると思いますか?
あなたは生きているんです あなたはロボットじゃなくて人間なんです
このままじゃ納得できません


「承知しました」


所長「アカリちゃん、私にも笑ってくれない? あんた、ほんとによかったね」


この坂をのぼったら、右に行き、木があります
 木を曲がり進んだら、みんなが待ってるおウチです



バス停での見送りに来ないキイ

カイト「ミタさんてサンタクロースだったのかも ミタってサンタって呼べるだろ?」

バスを追いかけるキイ
所長はお腹が痛いといってバスを止め、アカリをおいてバスをいかせる

キイが石を渡すと、ミタはパンダの折り紙の手紙を渡す




家を目指す家族
カイト「あれが俺たちの北極星だよね」
恵一「なにがあっても、あの家目指して戻ってくればいいんだ」

ミタさん、けっこう近いところでまた家政婦やるんじゃない?


『家政婦のミタ』最終回、驚愕の視聴率40%で幕! 一般劇歴代視聴率3位に
視聴率40%『家政婦のミタ』 松嶋菜々子が続編断った理由

こんな社会現象にまでなっていたなんて全然知らなかった/驚


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『オーパルひとりぼっち』バーバラ・クーニー(ほるぷ出版)

2016-09-27 18:19:47 | 
『オーパルひとりぼっち』(ほるぷ出版)
オーパル・ウィットリー/原作 ジェイン・ボルダン/編 バーバラ・クーニー/絵 八木田宜子/訳

「バーバラ・クーニー」カテゴリーに追加しました。

あらすじ(ネタバレ注意

オーパル・ウィットリー:
1900年頃、アメリカ生まれ 両親を亡くし、オレゴンのある家族の養女となった
19回も製材キャンプを移動する暮らしをしてきた
この日記は、1920年に刊行されて以来、たくさんの人の心を動かしている

ジェイン・ボルダン:
詩人。オーパルの書いたものに“詩”を発見した人
オーパルの日記を編集した『オーパル:思慮深い心の軌跡』の作者

バーバラ・クーニー:
メイン州のダマリスコットに住んでいる


【あとがき 内容抜粋メモ】

「これは、私の5歳と6歳の頃の日記です」(オーパル)

日記は親切な近所の女性にもらった封筒の裏に書かれました
色鉛筆は“妖精”からもらいました

オーパルは日記を秘密の場所に隠したが、義理の姉が見つけてビリビリに破いてしまいました
オーパルは、大事な紙きれを、まとめて箱に入れてとっておきました

20歳の時、1人の出版人に出会い、その人はその日記を見たいと頼み、
オーパルは全部つなぎ合わせるのに9ヶ月かかりました(どんだけ細かくちぎったんだろ
出版人は大変気に入り、1冊の本にして出版したのです


【訳者あとがき 内容抜粋メモ】
日記を書き始めた頃のオーパルは、ちょうど文字を覚えだした頃でした
使える言葉が少なく、過去形は苦手のようで、didを前に置くことで過去を表現していたりするため
訳すのに難しく、結局こんな風になりました

1976年、断られるのを覚悟でクーニーにイラストを頼みに行くと
彼女は1940年代にすでに読んでいて、いくつかの出版社に絵を描きたいと申し入れて断られていたため、
二つ返事で引き受けたそうです

素晴らしい絵ですが、よく見ると、女の子の笑顔が1つも見られないことにお気づきだと思います




私と暮らしているママは、私がやっかいものだって言うの

(オーパルは、さまざまな用事を言いつけられる

花たちは影をつくって話すのよ

ときどき、私は本を読みます
天使のお父さんとお母さんが書いてくれた本
2人は立派な人たちのことを全部教えてくれるの

だから私、大好きなネズミになんて名前をつけていいか分かってる
メンデスルゾーンていうの

はホラチウス(ローマ伝説上の英雄)で、カラスのポルセナ(紀元前6Cのエトルリア王)は友だちなのよ


今日は学校に行かなかった
洗濯日だから家にいなさいってママが言ったの


悲しくなると、私の木といろいろなことをお話するの
その木をラファエル(大天使)と呼んでるの
魂ともっていて、私の気持ちわかってくれるの



1週間に1度、ママは私に卵を取りに行かせるの
このあたりの人みんなに配るために


新しく来た人たちが、水車小屋のそばに住んでいます
若いご主人は、奥さんのことを「大好きな人」て呼ぶの
2人はとっても幸せなのね

卵をあげると「大好きな人」は、ニッコリ笑って、私にキスしてくれたの


目の見えない女の子には、私が持っていってあげる
鼻に触るのが好きなの 見るかわりに触るのよね


「大好きな人」は、パッチワークに使う布が1枚あったから
メンデスルゾーンの毛布をつくって、頭文字を書いてくれたわ




子牛の名前はブラウニング(イギリスの女流詩人)


日よけ帽をとってかぶせてあげたの
うちに帰るとママがほんとにひどく私をぶって
日よけ帽を探しに行きなさいって言ったわ


今日、私の可愛がってるブタのルーベンス(フランダースの画家)が学校までついてきてしまいました

「あなたの学校に来ましたよ どのクラスに入れてくれますか?」

私が初めて学校に来た時に言ったのと同じことを言ったわけ
先生はブタの言う言葉が分からないから
棒をもって急いでブタのところへ行きました


今日、ノコギリが木を伐っていって、木が呻くのを見ちゃった、聞いちゃった
ああ、ラファエル!




明日、私たちは製材所のある町に引っ越すの
ブラウニングは牝牛のお母さんといっしょに売られていきました

「大好きな人」は、メンデスルゾーンがうちの玄関の階段の下に住んでもいいって
「さようならを言いに来ました」と言うと
「私たち、あなたのことは忘れないわ」って
両方のほっぺたにひとつずつ、鼻の上にひとつキスしてくれた

私は、遠くに行くところ
でも、天使のお父さんとお母さんは、私といっしょにいてくれるでしょう
守り神はいつだって、自分が護る人の居場所を分かっているものよね


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ガブリエル・バンサン

2016-09-27 18:18:47 | 
ガブリエル・バンサン(ウィキ参照



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作品リスト(ウィキ参照

『ふたりで しゃしんを くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine chez le photographe,,,ブックローン出版,(1983/01)
『ふたりは まちの おんがくか くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine musiciens des rues,,,ブックローン出版,(1984/01)
『かえってきた おにんぎょう くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine ont perdu Siméon,,,ブックローン出版,(1984/01)
『あめの ひの ピクニック くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine vont pique-niquer,,,ブックローン出版,(1983/01)
『アンジュール ある犬の物語』,Un jour, un chien,,,ブックローン出版,(1986/05)
『たまご L'OEUF』,L'OEUF,,,ブックローン出版,(1986/10)
『くまのアーネストおじさん まいごになったセレスティーヌ』(BL出版)(1985)
『くまのアーネストおじさん ふたりの おきゃくさま』(BL出版)(1985)
『セレスティーヌ アーネストとの出会い』,La Naissance de Célestine,,,ブックローン出版,(1988/04)
『ふたりのインテリア くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine La chambre de Joséphine,,,ブックローン出版,(1988/09)
『びょうきになったアーネスト くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine Ernest est malade,,,ブックローン出版,(1988/09)
『サーカスがやってきた くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine au cirque,,,ブックローン出版,(1989/04)
『DESORDRE AU PARADIS 天国はおおさわぎ 天使セラフィーノの冒険』,Désordre au paradis,,,ブックローン出版,(1990/11)
『アントワーヌからのてがみ くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine ...et nous,,,ブックローン出版,(1991/04)
『セレスティーヌとプラム くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine Au jour le jour,,,ブックローン出版,(1993/03)
『マリオネット』,La petite marionnette,,,ブックローン出版,(1993/06)
『ちっちゃなサンタさん』,Mon petit Père Noël,,,ブックローン出版,(1994/12)
『テディ・ベアのおいしゃさん』,Au bonheur des ours,,,ブックローン出版,(1995/04)
『アーネストがころんだ くまのアーネストおじさん』,Ernest et Celestine La chute d'Ernest,,,ブックローン出版,(1995/06)
『あの夏』,Cet été-là,,,ブックローン出版,(1995/11)
『パプーリとフェデリコ 1 森にくらして』,Papouli et Federico 1. Dans la forêt,,,ブックローン出版,(1996/06)
『パプーリとフェデリコ 2 海べで』,Papouli et Federico 2. A la mer,,,ブックローン出版,(1996/06)
『パプーリとフェデリコ 3 でっかい木』,Papouli et Federico 3. Le grand arbre,,,ブックローン出版,(1996/06)
『ちいさな もみの木 くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine Le sapin de Noël,,,ブックローン出版,(1996/11)
『裁判所にて』,,,,ブックローン出版,(1996/11)
『おてがみです あるゆうびんやさんのおはなし』,J'ai une lettre pour vous,,,ブックローン出版,(1997/06)
『わたしのきもちをきいて Ⅰ.家出』,Je voudrais qu'on m'écoute,,,BL出版,(1998/02)
『わたしのきもちをきいて Ⅱ.手紙』,Je voudrais qu'on m'écoute / 2 mon jardin perdu,,,BL出版,(1998/02)
『熱気球』,La Montgolfière,,,BL出版,(1998/09)
『15ひきのおしかけねこ』,Au bonheur des chats,,,BL出版,(1999/05)
『ふたりでめいろへ くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine Le labyrinthe,,,BL出版,(1999/11)
『とおいひのうた くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine Une chanson,,,BL出版,(1999/11)
『ナビル ある少年の物語』,Nabil,,,BL出版,(2000/04)
『セレスティーヌのきまぐれ くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine un caprice de Célestine,,,BL出版,(2000/11)
『ヴァイオリニスト』,Le Violoniste,,,BL出版 ,(2001/02)
『ボレロがやってきた くまのアーネストおじさん』,,,,BL出版,(2002/03)
『セレスティーヌのこや くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine La Cabane,,,BL出版,(2002/03)
『セレスティーヌのおいたち くまのアーネストおじさん』,Ernest et Célestine Les questions de Célestine,,,BL出版,(2003/01)
『小天使ブリュッセルをゆく…』,Le petit ange à Bruxelles,,,BL出版,(2006/6)
『おやすみのまえに きょうのおはなし』,Histoires du bord du lit,ピリ・マンデルボーム,Pili Mandelbaum,ブックローン出版,(1994/04)
『老夫婦』,Les Vieux,ジャック・ブレル,Jacques Brel,ブックローン出版,(1996/05)


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