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メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

US OPEN 2016 準決勝 錦織圭(7位)×S.ワウリンカ(3位)ほか

2016-09-10 16:48:22 | テニス
前日の夕方にチェックしたら、錦織は第3試合で、5:30(日本時間)以降とのこと
スマホのアラームを5:30にセットしても、5:20に目が覚めた自分がすごいv

US OPEN 2016 準決勝 ジョコビッチ×モンフィス
fromHOTを開いたら、すでにジョコビッチ×モンフィス戦のリンクがずらっと並んでいて、
1コずつ開いていったら、余計な広告が出るのも多くて、4回目くらいでやっとまともに映るのを見つけた



hahabar.comのほうはもっと多くて、少し時間がかかって、上から1コずつ開いて、広告が出ないのを見つけた



いまさらやっと分かったけど、「proceed」も「continue」とかも全部ひっかけなんだな

最初からゲームを見たければ、見たいゲームの前の試合から画面を開いておいて、次の試合を待つのがいいのかも?
それにしてもやけに止まる画面 準決勝だし、土曜ともなると観てる人が他より多いからか?

スコアは、6-3、6-2、2-2とやはりジョコビッチの優勢

前回みたく、試合が終わるとすぐ消えちゃうfromHOTと、試合後インタビューまでやっていたhahabar.comを
両方開けておいたら、hahabar.comには「音を消す」ことができないひっかけもあると判明

また違うサイトを開いたら、例の「bet広告」が頻繁に出るやつが一番観れるやつなのか
「コンテンツを再生できません」「登録してください」なども「×」を押してもムダと分かった

急にfromHOTが広告のまま止まって、また最初から開き直し
上から開くとダメなのが多くて、一番下のほうが観れた でも、今度はfromHOTの音が消えない 前回は奇跡だったのか???

結局、hahabar.comのほうが画面が大きいから、こっちを見ることに
時々、画面が止まるのはどちらも同じだし

この画面だと音が調節できたが、ちょっと戻すボタンを押したらまた最初から


そうこうしてるうちに、モンフィスが頑張って、第3セットは5-3と盛り返している
1:46経過でもう疲れてるのか、彼独特のパフォーマンスなのか、コートの端に腰掛けたりしてる

ジョコビッチのウェアはやけに胸元まで開いてたけど、破れたの?
モンフィスウが第3セットをとって、盛り上がる会場
ジョコビッチは、休憩の間、トレーナーを呼んで左肩をもんでもらってた



今度はモンフィスが誰かを呼んだ 一瞬、準決勝きてもまた棄権試合か?!と思ったけど、何だったんだろ?

【第4セット】
Mの疲れ具合はパフォーマンスだけじゃなさそうじゃない? 始終、ラケットにもたれてて辛そう


それでもドロップショットがコードボールでジョコ側に落ちて、わざわざ確認しに行くMw
Jから1ゲーム取るのも必死 コートサイドには男性が3人ほど待機してて、ベンチにもきてた



リターンを待つ間まで膝にもたれるような様子のM 屋根は開けてるけど、また雲が多い

股抜きショットも見せたM


●第4ゲーム
正直、Mが準決勝まで上がるとは思わなかったな
主審になにか尋ねてたM 1-3

アレ、B.ウィリス? 日本人っぽい女性と一緒だね


●第5ゲーム
左膝でも痛いのか? でもトレーナーを呼ぶほどじゃない? Jもやりづらいのでは?
MのブレイクチャンスにダブったJ 3-2

今度はJが右肩のメディカルタイムアウトをとり顔を歪めてる
 

その間、Mはコートを出て、トイレットブレイク?

どちらも満身創痍 トーナメントを少なくしてあげて欲しいよ
それでなくても、テニスはピークの年齢が早いスポーツなんだから
もう少し余裕のあるスケジュールなら怪我も少なくて、もっと現役で活躍できるだろうし、試合の質も向上するだろう

早めに戻ってきたMは、なんか怪しい白いモノが入った袋を持ってきた いつもの指のテーピング用?

●第6ゲーム
なんだ、さっきまでより元気になってないかM? ほんとトリックスター 2-4

●第7ゲーム
このセットで終わりそうな雰囲気になってきた 5-2
準決勝でこんな調子で勝っても、決勝までちゃんと戦えるのかJ
出れば優勝できる技術があるだけに、怪我のシーズンは辛いねえ
今大会はフェデラーは欠場 私はBIG4の過渡期を見ているんだろうか

●第8ゲーム
あと1ゲームのJ あっという間に0-40でジョコビッチが決勝進出を決めた



あれ、hahaにしてたのにすぐ閉じちゃった このまま続けて観れると思ってたのに甘かったか
ほんと面倒なサイトだな
F5押しても「US Open (Djokovic - Monfils)」のままだし

1試合終わっても、すぐ次の試合が始まるわけでもないのか?
ハードコートなら、それほど時間はかからないと思っていたけど

やっと「US Open (Wawrinka - Nishikori)」が出てきた時には、
もう練習が始まってて、登場シーンは観れなかった


US OPEN 2016 準決勝 錦織圭(7位)×S.ワウリンカ(3位)



【第1セット】

●第1ゲーム
ワウリンカのサーヴから ラブゲームキープ 0-1

●第2ゲーム
錦織も安定したキープ 1-1 いろいろ試しているうちにポイント見逃してるんだけど

●第3ゲーム
外国人の「KEI」コールが多い フリーポイントでキープ 2-1
しばらくはワウリンカのサーヴに面が合うまでやり続けるしかないな

●第4ゲーム
もう7:40 テニスファンにとってはありがたい時間帯 錦織もラブゲームキープ 2-2
好調さを保ってるv

●第5ゲーム
Wダブルフォルト1本目 フォアの強打で押し出したがボレーをネット
チャンスは生かして、早めのブレイクをしたいところ 40-15
またバックを狙う作戦か ブレイク! 3-2

アース・ウィンド・アンド・ファイアー流れてる

●第6ゲーム
今日勝ったら、またジョコとの決勝戦 雪辱が晴らせる可能性大 それを一番楽しみにしてるのは錦織自身だろう
ダブルフォルト ボレーも冴えてる 4-2 また目をこすってるね

●第7ゲーム
コースを読んでも届かないサーヴィスエース
でも、粘ってプレッシャーをかければ、サーヴの確率も崩れる可能性もでてくる 4-3
なぜかリストバンドを交換するワウリンカ

●第8ゲーム
ドロップショット出たv 今大会はとくにタイミング、コースも絶妙
スピンをかけて追い出して難しいボレーも成功 5-3

●第9ゲーム
第1セットは取れそうな予感 錦織は早くジョコと戦いたいのでは?
このドロップショットは追いつかれて足元に落とされた 5-4
ゲームの展開が速いのは錦織にとってはやりやすい?
今日も暑そう 首、額、脇、あらゆるところを氷で冷やしてる

●第10ゲーム
サーヴィングフォーザセット とにかくサーヴの調子がよければ勝算が高まる
ダブルフォルトは2回目か? 前に出て攻める 40-30 ここは取らなきゃ!
ワイドへのサーヴィスエースで6-4であっという間にとった 頼もしいなあ!




【第2セット】

●第1ゲーム
ジャンピングスマッシュきれいに入った リターンエースでいきなりブレイク 1-0
予想を超える速さ これまでと違うのは自分に対する自信だ
コート陣にドリンクくれみたいな仕草をしてた

●第2ゲーム
コードボール入って、Wのバックの強打も入り、ドロップショットはネットのけっこう下
サーヴ&ボレーに出て、冷静に決める 自由自在だな
もう40-15 ネットに出て、これは抜かれた ラリー戦も錦織
ラリー中にも歓声が上がる 会場は錦織応援が多い 2-0

●第3ゲーム
最初からトップモードの錦織 さすがのWのバックダウン・ザ・ライン
ネット、フォルトと続いて、ようやくWが40-15でキープして2-1
えんじ色のウェアって珍しくない? Wもけっこう利き手の指にテーピングだらけ

●第4ゲーム
この流れのまま2ndセットも取りたいなあ どんどん前に出る出る!
ダブルフォルト3回目? ネットにかけて15-30 ここは大事にいこう
Wにブレイクチャンス スライスでつないだところを回り込んで強打きた 2-2

●第5ゲーム
Wはすでに汗だく サーヴィスエースはすでに6本目
ラブゲームキープ 2-3 世界3位のプレー 波に乗らせないことだな

錦織陣営


Wは右手に体操選手かってくらい粉かけてからリストバンドしてる


●第6ゲーム
ちょいもつれてきたがどーする? 厳しい足元の球をボレー決めた
サーヴ&ボレーでネット 焦るとやたら前に出るクセがないか?
ダブルフォルト4本目? フリーポイントで40-30
ポイント間の応援もやりすぎると集中欠けるのでは? ボレーを猛ダッシュで叩きつけてキープ 3-3

●第7ゲーム
ボレーで1本 他の選手に比べてほとんどダブルスには出ないのにネットプレーも上手い錦織
ミスにフラストレーションがたまり大声を出すW Wもダブった2回目
よし、40-0のブレイクチャンス これは取るしかないでしょう!

錦織がチャレンジしたサーヴはギリIN 2本戻された
ベースラインギリの球にチャレンジしてアウトでガックリ

デュース長いラリーは錦織の鋭いバックのダウン・ザ・ライン スカっとする!
デュース2回目 1つ目の山場 Wの一発のフォアはあなどれない
バックのダウン・ザ・ラインもギリ入った?! 3-4

Wのベンチの周りはやんちゃ坊主なみに散らかってるw


もうすっかり夜



●第8ゲーム
ファーストサーヴのポイント獲得率がガクンと下がった錦織 思わぬところでドロップショットを決める
とにかくハイボレーで左右に振りまくり 追いつくWの脚もすごい
40-15 サーヴィスエースでキープ4-4 肩で大きく深呼吸

●第9ゲーム
錦織もタフなゲームだって顔つき Wのサーヴにも面が合ってきた
30-0 セカンドサーヴ狙って大きくアウト
Wのハードヒット、ボレーに何度も食いついたが30-30

まだチャンスはある 40-30ブレイクチャンス フォアの強打でデュース
ベースラインギリに入ってAd デュース2回目 ガマンどころ
Wのミスに助けられてまたデュース またWのAd セカンドサーヴ狙ったがネット 4-5
次はぜひキープしないと

●第10ゲーム
力は抜きつつ攻めるのは難しいだろうな Wのバックが外からきれいにダウン・ザ・ライン入った
30-30 集中、集中 調子が落ちた時のドロップショットもいけないなあ
ブレイクピンチ ネットで助かった デュース まだまだ あと1本粘ろう
ふぅ・・・辛くもキープして5-5 これはWもガッカリじゃない?
タオルで拭いて間をとるW

●第11ゲーム
バックのより厳しいところを狙ってアウト アンフォーストエラーの数はほぼ同じ
サーヴィスエースで40-0 126MPH(202km/hくらい?) ラブゲームキープ 5-6
※1 mph=1.609344 km/h (ウィキ参照

この休憩時の喋り声はボールパーソンと主審か マイクがあるって分かってるのかなあ
主催者がマイクでやりとりしてるのは雨のこと?

●第11ゲーム
このポイント間やサーヴ前の応援の仕方は邪魔してないかい? 疲れた顔は湿度が高いせい?
ボレーミスで珍しくネットを2回叩く錦織 セカンドサーヴを叩かれてブレイクピンチ 30-40
Wから2セットアップは難しいか アウトして 7-5W


スタッツは五分に見えるけど、まだどっちに転ぶか分からない
主審となにか言い合ったW



【第3セット】

●第1ゲーム
最初の勢いはどうした? 伊達さんが「集中してる時の顔は分かる」ってゆってたけど、分かりやすいよね
ラブゲームキープですっかりうつむいてる 作戦変えなきゃって考えてる?

●第2ゲーム
伊達さんは「錦織の気持ちの切り替えの早さはすごい」ともゆってた
短時間とフルセットのゲームのやり方を変えることもできるし ここはひたすらガマンの時間
汗かきのWのベースライン汗を拭いてもらう 追い込まれてても前に出るねえ
ドロップショットも欠かさないでキープした 1-1
チャンスはまた必ず巡ってくるから、転機を見逃さないこと

●第3ゲーム
先にブレイクしてラクになりたい ダブルフォルト3回目のW
1:40経過 セカンドサーヴでもベースラインからかなり後ろにいる錦織
ブレイクチャンスきたぞ 30-40 怖いくらい食い込んでくるWのパワーテニス
デュース ロブはアウトでラケットを振り上げる錦織 ちょっとずつアウトして 1-2
錦織のラケットが1本テンション直して戻ってきた
ベンチでも首を振る錦織 Wは粉かけまくり

●第4ゲーム
会場の空気も若干重い ニューボール ネットのだいぶ下にかけてる
長いラリーはW ブレイクピンチ サーヴィスエースにチャレンジしたW IN
デュース どこかで流れを戻したい この緊迫したポイントで画面が広告で覆われるってどーなの!?
ブレイクされて1-3

●第5ゲーム
Wも隙ないなあ 何度も深呼吸して力を抜く錦織
渾身のスマッシュで1本 30-30 バックの1本でゲームポイント
サーヴで押されて、その後の組み立てがなかなか出来ない 1-4
第1セットの勢いは一体どこへ?

●第6ゲーム
こっからの逆転とかない? 軽~くボレーで返して1本
またダブった5回目 数はほぼ同じだけど 陰鬱な錦織陣営
6回目のダブルフォルトでブレイクピンチ 2時間経過

1本返す ハードヒットした勢いでラケット飛んだW デュース
前に出まくって足元に落とされた デュース いい組み立てのサーヴ&ボレー
いろいろ試して流れが変わるのを待つか 映像止まったよ・・・
やっと動いてキープした 時間止まったかと思った 2-4
自分が止まってる時は、他の人もやっぱ止まってるのね

●第7ゲーム
大きな声を出した錦織 リターン叩いて30-15
ちょっとずつズレてるのはいかん なんとかリターン返して 40-30ブレイクチャンス
ここは決めておくれ やったブレイク! 3-4 雨だ!

またチャンに指南を受ける恵みの雨になるか? 屋根を閉じるぞ


あれ?ベンチにいるの? ウェアを着替える錦織 屋根を閉じる時は戻っていいってルールでもないのか
今度は熱風出す機械みたいなのでコートを乾かしてる



「屋根を閉じた後に、なんか感触が変わった」ってマレーはゆってたけど、
あれはどういうことだろう? かなりデカい屋根だけど閉じるの早い
もうウォーミングアップを始めるW 練習もなしか 少し頭を整理する時間にはなったかも

●第8ゲーム
WのチャレンジはギリINで沸く会場 ボレーを決めて40-0
いい気分転換になったかなv ラブゲームキープ 4-4に並んだ すげーや

●第9ゲーム
Wも5回目のダブルフォルト ん?変なアニメが入って音消えた
画面替えてるうちにブレイクチャンス到来 スライスでストレート、最後はアウトかあ
デュース サーヴィスエースここで入る人うらやましい 2本エースでキープ 5-4
ヤバイなあ 顔は集中してるけど ここで負けるわけにはいかないんだ もっと上を目指すには

●第10ゲーム
ここさえキープできればまだ粘れるスコア マレー戦のように自分を信じて粘りきれるか?
Wにもプレッシャーがかかるゲーム 止まるなあ映像 デュース フレームショットでピンチ
乗り出してみてるチャン とられた 4-6


錦織のアンフォーストエラーが増えた

Wはトイレットブレイク? いつもなら錦織がとるはずだけど、動く気力もなし?


【第4セット】

●第1ゲーム
ダッシュしてコートに入るWと、ちんたらと入る錦織
ドロップショットでラブゲームキープ 1-0
どんどん散らかるWベンチw

●第2ゲーム
まだ体力はあるんだろうけど、流れを変える術が分からない感じ?
Wに隙が見当たらない 0-40でブレイク 0-2
やる気なくしちゃった? 奇跡はマレー戦で終わり?

●第3ゲーム
ラリーで押されてWペース 10ポイント連取とかって表示出た
映像も不安定だし 1本で決められる回数が増えた
ダブルフォルトもあったけど、キープ 0-3 ダメだ・・・見てるのがツライ
これじゃ修造さんも解説どころじゃないだろうな



●第4ゲーム
1回BIG4を破っても浮かれてる場合じゃないんだな
テニスプレーヤーとしては、生涯に1回でもいいから4大大会タイトルを取りたいもの
やっとキープして1-3 ふぅ~

●第5ゲーム
Wはマレーの時みたくそれほど癇癪起こして崩れたりしないもんなあ
会場はかなり錦織サイド セカンドサーヴで前に出て0-40 ブレイクチャンス
アウトして、こりゃイカンて顔 カンタンには渡さないW バックを攻めてからのアプローチでブレイク!! 2-3
Wはチャレンジしてたのか? 錦織はもうベンチ ウェアを替えて気分転換
こっから始まったと思いこんじゃえ

●第6ゲーム
Wだってずっと集中し続けることはできない アンフォーストエラー2本
映像乱れまくり ドロップショット失敗 前に出て1本 ゲームポイント
40-30 Wの振りぬくショットの威力はすごいなあ!
デュースからピンチに 逆をつかれてブレイク 日本女性も顔を覆う



●第7ゲーム
3時間経過 錦織チャレンジ かすってIN フリーポイントでラブゲームキープ 2-5
もうあと1ゲームですよ ワウリンカ×ジョコビッチでジョコビッチ優勝なんて筋書きは一番面白くないパターンだ
Wの散らかしっぷりがまたカメラで映されてたw

●第8ゲーム
あとはもう運だのみしかない これ以上の崖っぷちはないほど追い込まれた
開き直ってしまおう ネットにかけて0-30 嗚呼・・・
15-30 まともに見ていられない Wの強打炸裂してマッチポイントきました
1本しのいだけど、負けた 2-6 試合が終わったのは11時近く

6-4、5-7、4-6、2-6


また決着がつくなりすぐに閉じてしまったから、また試合後インタビューとか見れないか
2つのサイトのいくつかのチャンネルを開いていたら、アラーム音が鳴って、
「あなたのパソコンにウイルスが侵入しました」みたいなことを言われて、あわてて強制終了をかけた。
自己責任とはいえ、リスキーなサイトだなあ/焦
再起動して戻ったからいいものの、今頃なにかウイルスがついててもおかしくない

これから全米は毎回こんな調子?
WOWOWの独占、考え直してくれませんか?


快進撃は第1セットだけで、あとは太刀打ちできなかった
蒸し暑さの中、中1日あったとはいえ、マレー戦で4時間、今回も3時間を超えて走り回ってさすがに疲れもあるよなあ

4大大会で優勝することの夢の遠さ、尊さを改めて痛感
錦織圭という素晴らしいプレーヤーですら、なかなか到達できない大きな、大きな境地

錦織 逆転負けで全米OP2年ぶり決勝進出ならず
“31歳のワウリンカは、これまで14大会で優勝。グランドスラムは2014年の全豪オープンで四大大会初優勝、
 2015年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)では2勝目をあげた。”

錦織「疲れて思考能力が低下していた」 全米OP準決勝で力尽きる
“「攻める気持ちはあった。言い訳にはなりますけど、(マレーと)5セットやってなかったら、
 もうちょっと元気に戦えていた。足がかなり重かった」”


コメント

映画『誰も守ってくれない』(2008)

2016-09-10 15:53:12 | 映画
映画『誰も守ってくれない』(2008)
監督:君塚良一
出演:
(勝浦卓美):佐藤浩市
(船村沙織):志田未来
(三島省吾):松田龍平
(本庄久美子):石田ゆり子
(梅本孝治):佐々木蔵之介
(坂本一郎):佐野史郎
(稲垣浩一):津田寛治
(佐山惇):東貴博
(園部達郎):冨浦智嗣  ほか

9.15までの「U-NEXT」シリーズ。9月17日まで配信
なんで、選んだんだっけ?
角川映画つながりから、松田優作さんを探して、なくて、松田龍平くんにたどりついたのかも


あらすじ(ネタバレ注意



練馬 警察が船村宅に駆け込み 家宅捜査 長男に逮捕状が出される
そんなことは一切知らずにふつうの学校生活を送っているサオリのもとにも連絡が来る

1月24日
刑事の勝浦は娘にプレゼントを買い、明日から休みをとって家族旅行の予定
妻からは離婚届をつきつけられていると聞いて、バディの三島「背筋が凍るな」(これは2人の口癖?



18歳の青年が小学生の姉妹を殺した事件が起きて、直後からもう報道関係者が自宅に押し寄せる

「容疑者側のコメントをとってこい」と命令される新聞記者・梅本


勝浦は、休暇願いはキャンセルされ、加害者の保護を命令される(これじゃ家庭も崩壊するな

加害者の自宅前はマスコミ、スマホで撮る野次馬の人だかり
これまで、加害者の身内がマスコミや世間にさらされて自殺するケースがあり、
証言も必要だから守る必要があるといわれ、裏口から入る勝浦ら

家族と警察ですでにいっぱいの部屋 「うるさくて眠れない」と近隣住民から抗議の電話も殺到し、電話線を遮断

母「まさかウチの子が なにかの間違いです」
父「私はきちんとしつけていました」

家庭裁判所、区役所の職員が来る

警察「名前が本名で出ると、ずっと追われるので、奥さんとは今すぐ離婚して頂いて、
   奥さんには旧姓に戻ってもらいます ここにサインしてください」

(こんな強引なこと、強制できるの?

窓を割られて、非難の声を浴びる

刑事「息子さんを許さない連中が一生追ってきます」

慌ててサインする両親
改めて、夫が奥さんの籍に入り、船村から大野となる

サオリ「兄だけ別の苗字になるのはイヤです!」

教育委員会も入り、理由も明かされないまま
「明日から学校に行けなくなるので、手続きします」


父はホテルで事情聴取 警察署の前もマスコミだらけ

「家族は容疑者じゃない 警察内で家族を聴取すると、後で“人権問題だ”て弁護士が騒ぐから」
(まだ容疑者の段階で、こんなに早くいろんなことが決められちゃうの? “速報”の意味を考えさせられる


母は家宅捜査に協力してもらう

「遺族に謝れ!」「お兄さんについて話してください!」と追うマスコミ団
(私たちは、いつもこの映像をテレビで見ているんだな



クルマでも追ってきて、カメラで撮られまくりのカーチェイス状態
これはスピード違反では? 事故になるのも構わず追いかけまくり、
ドアを開けてまでカメラで撮る(これは記者魂?

自宅前では「犯人の写真買いますよー」


ホテルの部屋に着くと、男に取り囲まれて兄のことで立て続けに質問されるサオリ
もうホテルにマスコミがきて、すぐ「連れ出してくれ」と言われた勝浦は、
頭からコートをかぶせてカメラを避けてクルマに乗せる

サオリの親戚の家にかくまってもらおうと行くと、そこもマスコミでいっぱいで取材に答えている
(こういう映像もよく見るよね


梅本は勝浦に見覚えがあるという
新聞社に戻り、池袋の記事を見つける



助手の佐山に刑事のインタビューをとるため、住所を調べろと指示
家族と別居中の勝浦の住所を知り、早速向かう梅本


三島は家宅捜索に回され、仕方なく、勝浦は一人暮らしの自宅に連れていく
「隠れ先を探すまでかくまってくれ」と係長から指示される

勝浦にも同い年くらいの娘がいると知るサオリ


「ケータイ、ウチに忘れた 警察の人が見つけたら調べられる?」
「お兄さんとのやりとりは?」
「ない でも、友だちとのメール見られたら恥ずかしくて、私死ぬ」


被害者の父はもうテレビで話している
船村の表札をガムテで隠す刑事
勝浦はさり気なく現場に戻って、サオリのケータイを見つけて、やっぱり調べるんだ

三島はカレシとの2ショットの待ち受けを見て
「最近の子どもは色気づきやがって だからあんな事件起こすんだよ」

兄は黙秘しているため、長引きそう 大学受験で父は暴力をふるってた?
自供に追い込む決定打がないから、サオリの供述が必要

係長から「事件当日、両親は留守で妹は家にいた 本部が行く前に証言とってくれ」
係長の本音は、大きな事件の犯人を逮捕して昇進すること


母親がトイレにこもっていると聞き、こじ開けると首を吊っている
勝浦が心臓マッサージしてもダメだったが救急車で運ばれる
手が震える勝浦 なにかのフラッシュバック?


サオリにケータイを返す
監視していたのは女性の精神科医(勝浦の担当医



「母親の死を伝えたら、パニックを起こすかも 私から話す ウチに行きましょう クスリもあるから」


友だちからのメールも見ないほうがいいみたい


女医の家に移るところに、ちょうど梅本が着いて追う

カレシのタツロウから電話がきて「知らないの? お母さん自殺したんだよ」
「警察の人なにをしてたの?  悪いことしたのはお兄ちゃんでしょ!」と暴れるサオリ


家に梅本と佐山が来る


家族にも連帯責任がある 話を聞かせてください
 知ってますよ 捜査でヤク中の男を泳がせて、子どもが巻き込まれて死んだでしょ?
 あんたらは容疑者のことしか考えない 税金使って容疑者を守ってるじゃないか!
 ご遺族は、犯人の家族にも死んで償えと思ってる 犯罪者の家族は迫害されて当然でしょ
(ICレコーダーはこう使うのね 昔ならメモ帳か?


安定剤を飲ませてサオリを寝かせた女医
「今、彼女は、兄のこと、母の死をどう受け止めたらいいか考えてるところ 15歳には荷が重過ぎるわ」


梅本の娘はイジメ受けて引きこもっている
「学校はウチの子を切り捨てて、イジメた子を守った 警察のようにな」




午前2時(『24』並な忙しさだな

係長「ウチが調べる」
勝浦「オレは降ります オレには人を守ることはできない」

3年前の事件が新聞に載る


係長「今回は停職処分じゃ済まない、警察にいられなくなるぞ 心配するな私が守る 妹を連れて東京離れろ」


(佐野さん、また悪い目してるなあ!


翌朝7時 保護2日目
女医「カウンセリング休まないでよ 最後までこの子のそばにいてあげて」

今はマスコミより、ネット拡散のほうが情報早い 容疑者の顔写真も貼られてる
 

「だいまじん」てハンドルネームが猛烈な勢いで情報操作


「もっとさらしてあげましょう」


ファミレスで食事する2人

勝浦:
これからは大人同士として付き合おう オレの仕事は君をマスコミから隠すこと
君はお兄さんのことで知ってることを話してくれ
お兄さんは口を閉ざしている


テレビでも事件が大きな音で流され、
勝浦が過去に母子を事件に巻き込んだことも流される

「いいか、世の中な誰も守っちゃくれないんだ!」

勝浦に娘ミナから電話「旅行行けるよね?」「すまん、東京を離れる」
手の震えが止まらないまま運転

3年前の事件で「尾行を続けろ」と指示したのは係長
犯人がナイフで少年を殺したことがフラッシュバックする



結局、家族と行こうと予約していたペンションに来る
宿の主人に保護している事情を話すと快諾してくれる
「ほかに行くところがないんですよ」



妻クミコと夫婦で経営している 勝浦の事件の被害者家族
「一度、家族同士で会いたいと思っていました」

「警察のことは恨んでる だが、あなたは上司の命令に従っただけだ
 こうして毎年、手を合わせに来てくれていますし」

「私は、容疑者の家族も被害者だと思っています」

クミコ「今年はハヤトは小学生だからランドセル買ってあげようか、なんて言ったりして」

夫「でも、忘れることもできなくて、2人で泣いてます
  2人だけでいると、どうしてもあの子の死と向き合ってしまう」

クミコ「でも、あのことから逃げたら負けだから」

夫「そう負け犬だ 何も悪いことしていないのに負け犬になってどうする
  ご家族だけは大切にしてくださいね ウチは元には戻れないけど」

クミコ「海の匂いって気持ちをしずめてくれますよ」

勝浦「家族とはまだギリギリつながっていると思います」

会話を聞いているサオリ

娘に電話して「旅行は延期だ お前たちと一緒に行くはずだったペンションにいる」と明かすと切られる



保護3日目
ペンションを撮影している男を見かける


三島から電話がきて、スレッドを見ると、ペンションのこともバレてる

「削除できないのか?」
「だいまじんの住所に今向かってます」
(恐ろしやネット社会 でも、本当に恐ろしいのはヒトの心の闇だ


勝浦が娘に電話すると「“人殺しの家族を守る奴は死ね”って張り紙や無言電話も! 怖いよ!」


名誉毀損と侮辱罪の容疑でだいまじんを逮捕し、掲示板も閉鎖(何が目的なんだろう???
勝浦の家族も守ってくれと三島に頼む


掲示板を見る主人

「痛かっただろうに 殺された子はナイフで刺されたんですね ウチの子と同じように
 出てってくれませんか? やっぱり人殺しの家族とはいれない

 あんた、容疑者の家族も被害者だってゆったが、僕らにとっては“犯人の妹”なんだ
 警察はウチの子は守ってくれなかったのに、犯人の家族は守るんですか?


 オレらはね、鬼畜のような男のせいで、すべてを失くした
 犯人はいつか街に帰ってくるが、ウチの子は帰ってこない!

 そっか、あんたにとっちゃ、犯人の家族も、被害者の家族もいっしょなんだな
 ほんとはあんたの顔も見たくねえんだ、出てけ!」

ペンションの窓に石が投げ込まれる 居場所を教えたのはサオリ

「刑事さんも困ればいいんだ! 私の家族奪ったくせに!」


梅本は今さらネットで居所を知る


佐山「たまには有力な情報もあるから、警察も上手に利用してるんですよ」


サオリのことで悩む勝浦に主人は

「目の前に勝浦さんしかいなかったからですよ
 母親を失った悲しみをどこにぶつけていいか分からなくて

 ウチもそうでした 事件の後、私はクミコをひどく責めた
 どうしてハヤトを守ってやらなかったんだって


 残された家族の思いは同じかもしれない
 それまで一緒に暮らしていた者を失うってことでは」


ペンションに三島らが来る


(所轄同士で吐かせようと争ってるのもおかしな話

「服とか手に血がついてなかったか? ウソつくなよ 血まみれのお兄さん見たんだろ?! 協力しないとお前も同罪だからな!
「何も知らない」
「こいつも腐ってんだ」


夜まで事情聴取を続けていると、タツロウがペンションまで来る


「親に止められたけどガマンできなくて来ちゃった」と聞くと、初めてサオリに笑顔が戻る
(女の子みたいな声/驚


別の掲示板に、また“だいまじん”の書き込みを見つける
「一人じゃないってことか・・・」

タツロウ:
てかさ、警察の奴らうざくない?
あいつらがサオリから話を聞こうとしてるのなんでか知ってる?
裁判でお兄さんを死刑にするためなんだよ


翌朝、サオリはタツロウと逃げ、勝浦はすぐ追う

友だちからラブホテルのカギをもらうタツロウ
「絶対そっから動くなよ」(ラブホって外からカギかけるの?

室内のカメラで撮られてる(いろんなサイトあるなあ! そして、どうやってこんなサイトを知るの?
 

それを見る梅本(取り締まっておくれよ



駅やらをアナログで探してた勝浦はタツロウを見つける(刑事の勘もバカにならないな
タツロウ「人殺しの家族と付き合えるか!」

勝浦はホテルに駆けつけ、カメラに気づく 空調機の下にはパソコンが隠されていた
「タツロウは、ネットで一番情報持ってるカリスマなんだ」(それって嬉しいこと?



「なにしてくれんだよ、高いんだから!」
とパソコン、カメラを回収し、刑事を殴って去る男2人組
クルマのナンバーもちゃんと隠してる


また海岸に戻るサオリと勝浦

「いつまで続くの? 一生逃げ続けなきゃいけないの? もう1人でいい」
「お前は一人じゃないだろ お兄さんが罪を犯しても家族だろ」

「お兄ちゃん苦しんでたの 小さい頃は仲が良かった
 でも中学の頃から勉強ばっかりさせられて
 成績落ちてお父さんにぶたれた後、一度だけ“助けてくれ”って
 悲鳴あげてたんだと思う 部屋にこもるようになって

 あの日、お兄ちゃん帰ってきて、風呂場でつまづいたって洗ってた
 “助けてくれ”って悲鳴が聞こえた 私、何も出来なかった
 全部忘れたくて、目を閉じた

 お兄ちゃんが何も話してないって聞いて、私も何も言わないって決めた」

「これからも君が家族を守るんだ お兄さんとお父さん」
「お父さんと会いたくない」

「誰かを守るってことは、その人の痛みを感じるってことだ
 それはとても辛い でもそれが生きていくってことなんだ」


家族写真を渡す

「お母さんが持ってた 生きるんだ」


ネットは、新しく起きた品川の殺人事件のほうにもう興味が流れている

梅本「ボールをキープしてるのはオレだと思ってたが、いつの間にか足元が坂になってたんだよ
   転がっていくボールには誰も追いつけない」


三島にタツロウを調べさせ、サオリを捜査本部に連れて行く
「オレはしばらく休暇とるわ」
「戻ってきますよね」(手の震えは止まってる?



宿の主人「今度はご家族で来てくださいね」
クミコが妊娠していることを告げる
(こういう事件に巻き込まれた夫婦は、その後なかなかうまくやっていけないことが多いって聞いたことがあるけど

サオリは、娘へのプレゼントを勝浦に渡す
「今日までありがとう」



ヒトは守るものがあったほうが強くなれるのかなあ

挿入歌も、最近の好みの音だった

やっぱ最初のだいまじんはムロさんだった
似てるから何度か見返したんだけど、短いシーンだし、顔の正面が暗かったし、別人みたいだったから/驚



ロケは伊豆か ステキな景色
なんだか、昔の角川映画みたいな作り方だったな



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『ルリユールおじさん』(理論社)

2016-09-10 15:36:50 | 
『ルリユールおじさん』(理論社)
いせひでこ/作・絵


「わたしも魔法の手をもてただろうか。」


NAVERまとめ 美しくて切なくて温かい。心に響く、大人向け絵本、25選。
こんなサイトを見つけて、数冊借りた中の1冊

【ブログ内関連記事】
『ぼくのともだちおつきさま』
『BOOKS POOKA だいすき。』(学研)
『ラヴ・ユー・フォーエバー』(岩崎書店)
『終わらない夜』(ほるぷ出版)
『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』(あすなろ書房)


本好きにはたまらない、本の修理の工程が丁寧に描かれていて、
ボロボロになるまで読んだ本が、自分だけの特別な本に新しく生まれ変わるなんてステキなお仕事

そのお礼が、お金ではなく、少女が大切に育てたアカシアの芽っているのも素晴らしい

作者が何度もパリの街をスケッチし、この店のモデルとなった場所に足繁く通った過程も想像できる

カラフルで、自然にあふれた街並み、石造りの家や路地
作業場いっぱいにあふれた機械や、父の代から使われているあらゆる道具たち、父との思い出

少女とおじさんが同じ街に住んでいて、ソフィ、ルリユールおじさんという名前とお店だけで深い絆が生まれている
そんな自然な暮らし、文化、決して「独居老人」などと呼ばれず、
街のあちこちで声をかけあう関係がある

美味しそうなバゲットを、そのまんま手に持って帰るっていうのもカルチャーショック

タイトルがちょっと『ぼくの伯父さん』ぽいところも惹かれた

日本人作家が描いたとは思えない、パリの街の風景描写
力の抜けた自然なタッチが温かくて、何度見ても飽きない(実際、3回読み直した
その街に住む人々の日々の暮らしが息づいているのが伝わってくる絵

取材を受けてくださった方に、この本は届けられただろうか?
こうして通りの窓から仕事場が見られるのも、職人として
「さあ、仕事ぶりを見てくれ」という気概を感じさせる

セーヌの川沿いに、こうした本屋さんが何軒も連なっている風景は有名

デカいスーパー、デパートなどなく、カゴを持って八百屋さんで野菜を買い、
本屋さんで本を選び、履き潰したお気に入りの靴は修理屋さんで直してもらう
そんな、モノを大切にする心も大事な文化



【内容抜粋メモ】

木や植物が大好きな少女は、何度もみてボロボロになってしまった植物図鑑をどうしたら元に戻せるか悩んで街に出る。

「そんなに大事な本なら、ルリユールのところに行ってごらん」と本屋のおじさんに言われる。



やっと本の修理屋さんを見つけて入ると、おじさんは
「こんなになるまで、よく読んだねえ。ようし、なんとかしてあげよう」と言って直しはじめる

「ルリユール、という言葉には“もう一度つなげる”という意味もあるんだよ」


【本の修理の工程】

まずは一度、本をバラバラにする

大きさを整えるためにヘリを切る


糸でかがる


背を糊付けする


背をハンマーで叩いて丸みをつける。ページをめくりやすくするため


表紙にする「カルトン」を切る

この大きな裁断機、出版社に昔あったな

 

乾くまで1日おく


表紙の革と紙をえらび、革の裏を紙の薄さにのばす

背に金文字を入れる



おじさんは、本修理のベテランだった父のことを思い出す

「本には大事な知識や物語や人生や歴史がいっぱいつまっている
 それらを忘れないように、未来に伝えることがルリユールの仕事なんだ」

「名を残さなくてもいい。ぼうず、いい手をもて」

「修復され、丈夫に装丁されるたびに、本は、また新しい命を生きる」

 



【作者あとがき 内容抜粋メモ】

「私はルリユール。いかなる商業的な本も売らない、買わない」

ルリユールは、ヨーロッパで印刷技術が発明され、本の出版が容易になってから発展した実用的な職業で、
出版業と製本業の兼業が、長いこと法的に禁止されていたフランスだからこそ成長した手仕事
IT化、機械化の時代に入り、パリでも製本の60工程すべてを手仕事でできる職人は一桁になった。

旅の途中の独りの絵描きを強く惹き付けたのは、最後の「アルチザン(手職人)」の強烈な矜持と情熱だった
そして、気づかされる 本は時代を超えてその命が何度でもよみがえるものだと


いせひでこさんのその他の作品:
『水仙月の四日』宮沢賢治
『ふたりのゴッホ ゴッホと賢治37年の心の軌跡』ほか


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