・羽生結弦@おげんさんのサブスク堂 Part1
出演者:
おげんさん:星野源
サブスク堂店主・豊豊:松重豊
ゆづ(おげんさんの弟):羽生結弦
●おげんさんの推し曲
スマホは自前なのか!
♪~42/Primary feat.SAM KIM eSNa
げ:サビがすごい気持ちいい(ノリノリで踊ってる
ほ:韓国、やっぱブームなんすよ
♪Amoo-rae-do/COCONA
ゆづくん登場♪
●ゆづの勝負曲
♪僕の声/Rhythmic Toy World
ゆ:
曲の始まりが“待ってたんだよ”
怪我が多くて、試合に出たくてもなかなか出れず
平昌オリンピックの時はとくに直前に大きな怪我をしてしまい
ぶっつけ本番みたいになって、お客さんが“待ってたんだよ”て
言わんばかりの歓声になったのがいまだに残ってて
そういう感情を全部歌い上げてくれてる
(ゆづくんは、こういう疾走感のあるロックが好きなんだな
ゆ:
自分に対しての“頑張れ”もそうだし
震災、コロナの時期に“頑張れ”て伝えたい方々にとっての
演技の活力みたいにもなって
演技を通していろんな方々に“頑張れ”て気持ちを届けたい
ほ:どういうタイミングで聴いてたの?
ゆ:試合の会場に入る所 幕から出る所くらいから
●1人にのしかかる“重圧”
ほ:1人でやってるから 幸せな部分と追いつめられる部分もあるよね
ゆ:
演技がうまくいかなくて、結果が出なくてしんどいとかもあるけど
なにがツライって、誰かが自分のためにいろんなサポートをしてくださり
それが完全に無に帰す瞬間がツラくてしょうがなかった
期待を裏切りたくないっていう気持ちが根底にあって動かされていた
ほ:誰も責めないよって思うけど ガッカリさせるのがツライんだよね
ゆ:
逃げる、逃げないみたいなことってありますけど
逃げるほうが結局ツライし
逃げるほうがコワイからやらなきゃいけないみたいな
●プロになって
げ:競技の時と、今のやり方、全然変わった?
ゆ:
違いますね
競技時代は成績さえ残せば、ちょっとしたミスをおかしたとしても
みんなが報われる
プロになって、照明やサポートしてくれる方に頼りきることができるようになった
東京ドームで『GIFT』て公演をやった時、源くんも観に来た
ゆ:
前日に初めて通しリハができた
後半に行く前に腰を痛めてしまって動けなかった
その瞬間終わったなって思った
難しいパートのリハをやれなくて、後半はぶっつけ本番
ある意味、信頼しきれたからこそできた
僕は演技を羽生結弦というコンテンツの素材として
最上級のものを頑張ればいい
ほかのことはみんなに任せればいい作品ができる
●おげんさんの勝負曲
ゆ:僕、レコードの針落とす瞬間初めて見ます
ほ:やってみたら?
ゆ:緊張しすぎてムリ 4回転のほうがカンタンにできる
ほ:なんてこと言うんだ!
げ:すごい名言だった! ミームになるよ
ミーム(meme):インターネット上で拡散する画像や動画など
ゆ:すごーい 花火が打ちあがるみたい
♪Ain't no moutain high enough/Marvin Gaye & Tammi Terrell
ゆ:レコードの音ってこんなにいいんですね
げ:
聴いた時から血が湧き上がってくるみたいな
この2人の熱唱も含めて
クラシックな有名な曲だけど、いつ聴いても好きで元気になれる
ただ好きw
ほ:鼓舞される イケイケじゃなく いいんじゃない?みたい
●豊豊さんの勝負曲
ほ:
まったく方向がかぶっちゃった
私はリアルタイムだった
♪September/Earth, Wind & Fire
(これはもう、源くんも推してたね
ほ:どんなにツライ気持ちの時も、この曲聴けばOK~!
げ:ほんと、それ 日本でも大人気 ライヴもめちゃめちゃ来てた
●ゆづ 人生の一曲
げ:みんな大事にしたい曲ってあるけど、ゆづは?
ゆ:
自分が初めてプロデュースしたアイスショーが
平昌オリンピックの後にあった 2018年
どうプロデュースしたらいいか 自分の人生を振り返りながら
まだその時23歳 考えてた時、ちょうど星野源さんの特集があって
“なにか生み出す時に、自分が受け継いできたものとか、影響されたものしか出てこない”
みたいなことを言っていたのを見て、たしかにそうだなと思って
自分も人生の中で見たりしたものが魂みたいなものになってる
その気持ちをすごい大事にしようと思って聴いている
♪Continues/星野源
ゆ:この名前にしたかったけど、“さすがに星野源がやってるからダメだ”て言われて
“Continues~with Wings”(テーマは感謝と継承)てサブタイトルみたいなのをつけた
げ:
その時、この曲を出して、ライブツアーもやって
それがコンセプトツアーだった
自分がいろんなものに影響を受けて
そもそも影響を受けてないものなんかない
どんなにオリジナリティがあっても、必ずなにかに影響を受けていて
それがさらに次の影響につながっていく
始めは大河の一滴でありながら、自分が変異させて
次の世代につながっていくみたいな思いを込めてやった後に
羽生くんが同じ名前のショーやってる
もしかして聴いてくれてる? いやいや、まさかって思ってた
ゆ:
受け継がれていくっておっしゃってたので
僕がそれを受け継いでいけばいいって思った
僕の中の人生観も含めて“Continues”てツアーがあって
それを受け継いで、違ったコンセプトでショーにできれば
源さんも本望かなと思って
げ:
嬉しいですね
納得いかなかったのは、なぜ♪Continues の曲を使ってくれなかったの?w
ゆ:
ちょっと滑れないなと思ってww
そこまでベタベタにしたら怒られるかと思って
●おげんさんの人生の一曲
げ:いっぱいあるよね
♪Danny Boy/Keith Jarrett
(いきなり違った角度キタ
げ:
もともとは民謡
いろんなジャズのプレイヤーがいろんなアレンジで演ってて
僕はキース・ジャレットってピアニストがすごく好きで
このメロディ、いつ聴いても、わぁ~・・・てなって
初心に戻っていく
ゆ:浄化されていきますね
げ:
すごい影響も受けてるし 帰っていく場所みたいな感じです
キース・ジャレットがピアノのソロアルバムを出してて
「The Melody at night, with you」
学生の時に全然眠れなくて、親が教えてくれてずっと聴いて
ゆっくり眠れる
ゆ:これも職業病なんですけど、ピアノ曲を聴くと、演技を浮かべちゃいます
げ:キース・ジャレットでぜひ滑ってほしい
ゆ:今、ボク浴衣じゃなかったら踊ってますw 全部はだけちゃうから
げ:ちなみにそれは自分の目線、客の目線
ゆ:
観客です ボクの場合はその映像にフィルターが全部かかってて
こういう色合いで、こう滑ってるみたいな
●豊豊さん 人生の一曲
ほ:オレの一曲はけっこうキツいよ 人生てゆったら、終盤にさしかかってるからw
♪レクイエム 作品48 サンクトゥス
(とんでもない引き出しでてきたな/驚
ほ:
シェイクスピアの『マクベス』て芝居が大好きで
蜷川さんの『マクベス』が凄くて、最初、劇場に仏壇があって
老婆が2人やって来て、仏壇を開くところから始まって
この曲が流れて、3人の魔女が「あんた、そのうち国王になるよ」てそそのかされて
変な夢を見ちゃって、奥さんといっしょに人生ボロボロにして死んでいく男の話
(気が滅入りそう・・・
オレはその他の兵士役で、いろんな人をぶった切って
最後、死んでく時、シーンで
野外劇だから星見ながら、まだ芝居は続いてるけど
うわーオレ、このまま死んでもいいなーと思った
(芝居は演るほうが楽しいのかも
“豊豊さんは、大学卒業後、蜷川幸雄さん主宰の劇団で演劇活動を始めた”
ほ:演劇って人生だからね
●フィギュアと音楽
ゆ:
フィギュアの音楽は難しい
人生をその1曲だけに賭けるので
たとえば競技時代なら、ジャッジにウケるウケないまで考えなきゃならない
♪SEIMEI
『陰陽師』のサウンドトラックで構成したが
そもそもこの物語伝わるのか?てところから始まって
逆にカナダの方に振り付けをしてもらった(シェイ・リーン・ボーン
リスペクトはすごくあるんだけど、すごくオマージュされた
海外にウケる日本、みたいな
ウケ+インパクト+らしさみたいなのがすごい大事なので
1曲決めるのがめちゃくちゃ大変ですね
自分に合うか合わないかまで考えはじめるとドツボにハマる
ほ:自分で作っちゃおうとは思わない?
ゆ:オリジナルの曲は作っていただきたいと思うことはあるので、ぜひw
げ:正式、受注
ほ:どんなイメージ?
げ:じゃあ、メモるわ
ゆ:
源さんとボクの中の共通点と
見せたいけど、別に見せるつもりはないぜ、みたいな
ちょっと壁を張ってる感じとか
げ:
世間に対してねw もし作るなら、そっちに行きます
話しながら作りたいね 豊豊さんも
ほ:オレは何も出来ないよw
ゆ:
ビート打ってください
今日1日で源さんのオタクからトップオタになってるw
●ゆづのこれから
げ:この先、こうなりたいなとか、挑戦してみたいなとかある?
ゆ:
今、すごい先が見えなくて
“将来やってみたいことは何ですか?”て言われた時に
ほんとに何もわかんないなと思って
それはそれですごいコワイし、不安だらけですけど
ある意味では可能性が無限大てことかって思って
開き直りながら、努力して
とにかく、自分の人生終える時に、いいものを残したなって
胸張って言えるように、毎日過ごしたいなと思います
●未来は見えないから面白い
げ:
未来が見えないって一番いい状態なんだよ
こうなりたい、ああなろうってしっかりあるうちは
誰かがやってることがビジョンにあるから
最先端で誰も行ってない島に1人で降り立っている
その先が真っ暗っていうのは、とっても面白くて
傍から見ると、未来がある
でも、自分は未来を感じられないっていうのが
たぶん表現者として一番面白い状態なんだと思う
(ほんと、名言だらけで、思惟が深いなあ!
自分もそうで、そういう時ってすごい不安なの
でもたぶんそれは10年後、思い返すと
“あん時、面白かったなあ!”て振り返れる思い出になると思う
ゆ:
ありがとうございます
ちなみに俳優やってて、そういう瞬間ありますか?
豊豊:
オレはもう俳優やめようかと思ってるから(ww
暗闇求めてどっか行きたいなと思ってる
ゆ:つまり、ここが全部暗闇 真ん中にいる感じw
げ:挟まれちゃったからww
最後はしっとり
ほ:
ボクらは60年かかって、ここまでしか経験できなかったけど
ゆづくんの人生って、思ってる以上に肉体も精神も
人の何倍も回転して生きてるから(フィギュアスケートだけに?w
観察力が他の人と比べものにならないくらい
年齢を超越したすごみを感じる
●今夜、最後に聴きたい曲
豊豊さんの音楽の楽しみ方は「聴き専」
NPR(National Public Radio):アメリカの公共ラジオ放送
ほ:
だらだら見る時は、このチャンネルだけ見るな
NPRのYouTubeってずっとミュージシャン流してくれるし
設定がラジオ局のちっちゃなデスクで演る
ミュージシャンの生身の演奏会みたいな
手作り感あふれる
Tiny Desk Concerts:
NPRオフィスの一角でパフォーマンスするライヴ動画
今や世界中の人気アーティストがこぞって出演している超人気音楽コンテンツ
そこで一番好きなのがリアン・ラ・ハバス
♪What you don't do/Lianne La Havas
ほ:カワイイ! これでゆっくり寝れるわ
げ:なんか、お風呂入ったみたいw
ほ:おいしいコーヒー牛乳飲みたい
げ:次回、温泉旅館でやらない?
ほ:いいんじゃない?
出演者:
おげんさん:星野源
サブスク堂店主・豊豊:松重豊
ゆづ(おげんさんの弟):羽生結弦
●おげんさんの推し曲
スマホは自前なのか!
♪~42/Primary feat.SAM KIM eSNa
げ:サビがすごい気持ちいい(ノリノリで踊ってる
ほ:韓国、やっぱブームなんすよ
♪Amoo-rae-do/COCONA
ゆづくん登場♪
●ゆづの勝負曲
♪僕の声/Rhythmic Toy World
ゆ:
曲の始まりが“待ってたんだよ”
怪我が多くて、試合に出たくてもなかなか出れず
平昌オリンピックの時はとくに直前に大きな怪我をしてしまい
ぶっつけ本番みたいになって、お客さんが“待ってたんだよ”て
言わんばかりの歓声になったのがいまだに残ってて
そういう感情を全部歌い上げてくれてる
(ゆづくんは、こういう疾走感のあるロックが好きなんだな
ゆ:
自分に対しての“頑張れ”もそうだし
震災、コロナの時期に“頑張れ”て伝えたい方々にとっての
演技の活力みたいにもなって
演技を通していろんな方々に“頑張れ”て気持ちを届けたい
ほ:どういうタイミングで聴いてたの?
ゆ:試合の会場に入る所 幕から出る所くらいから
●1人にのしかかる“重圧”
ほ:1人でやってるから 幸せな部分と追いつめられる部分もあるよね
ゆ:
演技がうまくいかなくて、結果が出なくてしんどいとかもあるけど
なにがツライって、誰かが自分のためにいろんなサポートをしてくださり
それが完全に無に帰す瞬間がツラくてしょうがなかった
期待を裏切りたくないっていう気持ちが根底にあって動かされていた
ほ:誰も責めないよって思うけど ガッカリさせるのがツライんだよね
ゆ:
逃げる、逃げないみたいなことってありますけど
逃げるほうが結局ツライし
逃げるほうがコワイからやらなきゃいけないみたいな
●プロになって
げ:競技の時と、今のやり方、全然変わった?
ゆ:
違いますね
競技時代は成績さえ残せば、ちょっとしたミスをおかしたとしても
みんなが報われる
プロになって、照明やサポートしてくれる方に頼りきることができるようになった
東京ドームで『GIFT』て公演をやった時、源くんも観に来た
ゆ:
前日に初めて通しリハができた
後半に行く前に腰を痛めてしまって動けなかった
その瞬間終わったなって思った
難しいパートのリハをやれなくて、後半はぶっつけ本番
ある意味、信頼しきれたからこそできた
僕は演技を羽生結弦というコンテンツの素材として
最上級のものを頑張ればいい
ほかのことはみんなに任せればいい作品ができる
●おげんさんの勝負曲
ゆ:僕、レコードの針落とす瞬間初めて見ます
ほ:やってみたら?
ゆ:緊張しすぎてムリ 4回転のほうがカンタンにできる
ほ:なんてこと言うんだ!
げ:すごい名言だった! ミームになるよ
ミーム(meme):インターネット上で拡散する画像や動画など
ゆ:すごーい 花火が打ちあがるみたい
♪Ain't no moutain high enough/Marvin Gaye & Tammi Terrell
ゆ:レコードの音ってこんなにいいんですね
げ:
聴いた時から血が湧き上がってくるみたいな
この2人の熱唱も含めて
クラシックな有名な曲だけど、いつ聴いても好きで元気になれる
ただ好きw
ほ:鼓舞される イケイケじゃなく いいんじゃない?みたい
●豊豊さんの勝負曲
ほ:
まったく方向がかぶっちゃった
私はリアルタイムだった
♪September/Earth, Wind & Fire
(これはもう、源くんも推してたね
ほ:どんなにツライ気持ちの時も、この曲聴けばOK~!
げ:ほんと、それ 日本でも大人気 ライヴもめちゃめちゃ来てた
●ゆづ 人生の一曲
げ:みんな大事にしたい曲ってあるけど、ゆづは?
ゆ:
自分が初めてプロデュースしたアイスショーが
平昌オリンピックの後にあった 2018年
どうプロデュースしたらいいか 自分の人生を振り返りながら
まだその時23歳 考えてた時、ちょうど星野源さんの特集があって
“なにか生み出す時に、自分が受け継いできたものとか、影響されたものしか出てこない”
みたいなことを言っていたのを見て、たしかにそうだなと思って
自分も人生の中で見たりしたものが魂みたいなものになってる
その気持ちをすごい大事にしようと思って聴いている
♪Continues/星野源
ゆ:この名前にしたかったけど、“さすがに星野源がやってるからダメだ”て言われて
“Continues~with Wings”(テーマは感謝と継承)てサブタイトルみたいなのをつけた
げ:
その時、この曲を出して、ライブツアーもやって
それがコンセプトツアーだった
自分がいろんなものに影響を受けて
そもそも影響を受けてないものなんかない
どんなにオリジナリティがあっても、必ずなにかに影響を受けていて
それがさらに次の影響につながっていく
始めは大河の一滴でありながら、自分が変異させて
次の世代につながっていくみたいな思いを込めてやった後に
羽生くんが同じ名前のショーやってる
もしかして聴いてくれてる? いやいや、まさかって思ってた
ゆ:
受け継がれていくっておっしゃってたので
僕がそれを受け継いでいけばいいって思った
僕の中の人生観も含めて“Continues”てツアーがあって
それを受け継いで、違ったコンセプトでショーにできれば
源さんも本望かなと思って
げ:
嬉しいですね
納得いかなかったのは、なぜ♪Continues の曲を使ってくれなかったの?w
ゆ:
ちょっと滑れないなと思ってww
そこまでベタベタにしたら怒られるかと思って
●おげんさんの人生の一曲
げ:いっぱいあるよね
♪Danny Boy/Keith Jarrett
(いきなり違った角度キタ
げ:
もともとは民謡
いろんなジャズのプレイヤーがいろんなアレンジで演ってて
僕はキース・ジャレットってピアニストがすごく好きで
このメロディ、いつ聴いても、わぁ~・・・てなって
初心に戻っていく
ゆ:浄化されていきますね
げ:
すごい影響も受けてるし 帰っていく場所みたいな感じです
キース・ジャレットがピアノのソロアルバムを出してて
「The Melody at night, with you」
学生の時に全然眠れなくて、親が教えてくれてずっと聴いて
ゆっくり眠れる
ゆ:これも職業病なんですけど、ピアノ曲を聴くと、演技を浮かべちゃいます
げ:キース・ジャレットでぜひ滑ってほしい
ゆ:今、ボク浴衣じゃなかったら踊ってますw 全部はだけちゃうから
げ:ちなみにそれは自分の目線、客の目線
ゆ:
観客です ボクの場合はその映像にフィルターが全部かかってて
こういう色合いで、こう滑ってるみたいな
●豊豊さん 人生の一曲
ほ:オレの一曲はけっこうキツいよ 人生てゆったら、終盤にさしかかってるからw
♪レクイエム 作品48 サンクトゥス
(とんでもない引き出しでてきたな/驚
ほ:
シェイクスピアの『マクベス』て芝居が大好きで
蜷川さんの『マクベス』が凄くて、最初、劇場に仏壇があって
老婆が2人やって来て、仏壇を開くところから始まって
この曲が流れて、3人の魔女が「あんた、そのうち国王になるよ」てそそのかされて
変な夢を見ちゃって、奥さんといっしょに人生ボロボロにして死んでいく男の話
(気が滅入りそう・・・
オレはその他の兵士役で、いろんな人をぶった切って
最後、死んでく時、シーンで
野外劇だから星見ながら、まだ芝居は続いてるけど
うわーオレ、このまま死んでもいいなーと思った
(芝居は演るほうが楽しいのかも
“豊豊さんは、大学卒業後、蜷川幸雄さん主宰の劇団で演劇活動を始めた”
ほ:演劇って人生だからね
●フィギュアと音楽
ゆ:
フィギュアの音楽は難しい
人生をその1曲だけに賭けるので
たとえば競技時代なら、ジャッジにウケるウケないまで考えなきゃならない
♪SEIMEI
『陰陽師』のサウンドトラックで構成したが
そもそもこの物語伝わるのか?てところから始まって
逆にカナダの方に振り付けをしてもらった(シェイ・リーン・ボーン
リスペクトはすごくあるんだけど、すごくオマージュされた
海外にウケる日本、みたいな
ウケ+インパクト+らしさみたいなのがすごい大事なので
1曲決めるのがめちゃくちゃ大変ですね
自分に合うか合わないかまで考えはじめるとドツボにハマる
ほ:自分で作っちゃおうとは思わない?
ゆ:オリジナルの曲は作っていただきたいと思うことはあるので、ぜひw
げ:正式、受注
ほ:どんなイメージ?
げ:じゃあ、メモるわ
ゆ:
源さんとボクの中の共通点と
見せたいけど、別に見せるつもりはないぜ、みたいな
ちょっと壁を張ってる感じとか
げ:
世間に対してねw もし作るなら、そっちに行きます
話しながら作りたいね 豊豊さんも
ほ:オレは何も出来ないよw
ゆ:
ビート打ってください
今日1日で源さんのオタクからトップオタになってるw
●ゆづのこれから
げ:この先、こうなりたいなとか、挑戦してみたいなとかある?
ゆ:
今、すごい先が見えなくて
“将来やってみたいことは何ですか?”て言われた時に
ほんとに何もわかんないなと思って
それはそれですごいコワイし、不安だらけですけど
ある意味では可能性が無限大てことかって思って
開き直りながら、努力して
とにかく、自分の人生終える時に、いいものを残したなって
胸張って言えるように、毎日過ごしたいなと思います
●未来は見えないから面白い
げ:
未来が見えないって一番いい状態なんだよ
こうなりたい、ああなろうってしっかりあるうちは
誰かがやってることがビジョンにあるから
最先端で誰も行ってない島に1人で降り立っている
その先が真っ暗っていうのは、とっても面白くて
傍から見ると、未来がある
でも、自分は未来を感じられないっていうのが
たぶん表現者として一番面白い状態なんだと思う
(ほんと、名言だらけで、思惟が深いなあ!
自分もそうで、そういう時ってすごい不安なの
でもたぶんそれは10年後、思い返すと
“あん時、面白かったなあ!”て振り返れる思い出になると思う
ゆ:
ありがとうございます
ちなみに俳優やってて、そういう瞬間ありますか?
豊豊:
オレはもう俳優やめようかと思ってるから(ww
暗闇求めてどっか行きたいなと思ってる
ゆ:つまり、ここが全部暗闇 真ん中にいる感じw
げ:挟まれちゃったからww
最後はしっとり
ほ:
ボクらは60年かかって、ここまでしか経験できなかったけど
ゆづくんの人生って、思ってる以上に肉体も精神も
人の何倍も回転して生きてるから(フィギュアスケートだけに?w
観察力が他の人と比べものにならないくらい
年齢を超越したすごみを感じる
●今夜、最後に聴きたい曲
豊豊さんの音楽の楽しみ方は「聴き専」
NPR(National Public Radio):アメリカの公共ラジオ放送
ほ:
だらだら見る時は、このチャンネルだけ見るな
NPRのYouTubeってずっとミュージシャン流してくれるし
設定がラジオ局のちっちゃなデスクで演る
ミュージシャンの生身の演奏会みたいな
手作り感あふれる
Tiny Desk Concerts:
NPRオフィスの一角でパフォーマンスするライヴ動画
今や世界中の人気アーティストがこぞって出演している超人気音楽コンテンツ
そこで一番好きなのがリアン・ラ・ハバス
♪What you don't do/Lianne La Havas
ほ:カワイイ! これでゆっくり寝れるわ
げ:なんか、お風呂入ったみたいw
ほ:おいしいコーヒー牛乳飲みたい
げ:次回、温泉旅館でやらない?
ほ:いいんじゃない?