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【官邸vs携帯大手】値下げを巡る1000日戦争@中田敦彦のYouTube大学

2020-12-03 16:32:03 | テレビ・動画配信
【官邸vs携帯大手】菅総理の「四割下げる」発言…値下げを巡る1000日戦争@中田敦彦のYouTube大学

国が「携帯料金を下げろ」と言ってから随分経っても
いまだ3大キャリアが仕切っている裏にはこんな事情があったのか

今回もタイムリーな話題でとっても分かりやすくまとめて
面白おかしく話してくれて笑ったけど

本当は私たちが「高いよ!」と声を上げて
行動を変えないと変わらないってことだね



【内容抜粋メモ】

参考図書館『官邸 vs 携帯大手 値下げをめぐる1000日戦争』堀越功著 日経 BP






2008年8月「4割発言」
菅官房長官(当時):通信料は4割程度引き下げの余地がある

その後のコロナ禍では
JAL が937億円の赤字となったなどの大打撃の中

docomo 、au 、SoftBankは約2800億円の営業利益を上げていた






理由は、一人当たりの月額収入が高額だから


携帯電話の販売数は1億8000万台
1人が1台かそれ以上持っている時代→絶対に必要なインフラ

ドコモは1兆円、10年間かけて基地局を全国に作った
高額な設備投資力が求められるため、これからの参入が難しい「寡占」状態






「ナッシュ均衡」
安定した収入を3社で分け合うのがベストな選択
ここに1社加わるだけで競争が生まれて下がるというのが国の見立て


2017年 楽天が参入すると名乗りを上げた
国のバックアップも受けて、三大キャリアがかなりざわついた

ドコモがいち早く月1000円の値下げを強行
au と SoftBank は追随しなかった


法改正が遅れる

楽天が出遅れる

改正施行前にドコモが割引したため
6000億円の減収で大打撃を食らった



【官邸vs携帯大手②】携帯料金はなぜ下がらないのか?

国:端末の割引と通信料のプランを分離しろ

最大の誤算:ユーザーは端末が安いほうがお得感があると錯覚したままだった

ソフトバンクの奇策
100日間はSIMロックがかかる

楽天:遅れた期待の転校生
ドコモ:転んだ優等生
ソフトバンク:暴れる不良

この例え方がすごい爆笑
で、auは???


「現状維持バイアス」
格安SIMとか分からないし、面倒だから高いままでもいい


日本では iPhoneの普及率が爆発的に高い
海外は Android が主流 iPhoneは高額すぎるため


iPhone の裏でのアグリーメント「端末割引」
4年縛りで分割で払うと、一括よりなんだかお得感があると思い込ませた
途中で解約すると高い違約金がかかるため
ユーザーはすぐに動けない

→みんな「今のままでいっか」と思ってしまう
格安 SIM に乗り換えるとか面倒臭いし・・・


ユーザーの意識を変えないかぎり
三大キャリアの高額システムの寡占状態は変わらない




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