■スーパープレゼンテーション
以前からブログに書いてきているこちらの番組。今回もかなり面白かった。
「奴隷的な働き方」から「楽しく創造的な働き方」に画期的に変わりそうな予感すらして興奮した
【ダニエル・ピンク「やる気の謎解き」】(2.4 ON AIR)
ダニエルさんは、アメリカ副大統領アル・ゴア氏のスピーチライターをしていて、ハードワークについにダウン
その後、フリーエージェント社会の到来を感じ、効率を重視する左脳から創造性を重視する右脳へ意識を転換する
「コンセプトの時代」を訴え、数々の著書がベストセラーになった。
スピーチからの抜粋
1945年に心理学者K.ドゥンカーが考案した“ロウソク問題”を取り上げて説明。
これは、様々な行動科学の実験でも使われている。
グラックスバーグという科学者がある実験を行い、この問題を解くのに正解するまでの時間を計り、
早かった人に報酬を与えると言ったグループのほうが平均で3分半長くかかった。
人を動かすのは報酬?
ボーナス、歩合、とにかくエサで釣るのがいいと言われてきた。
でも、思考や発想を活性化させるはずのご褒美が逆効果だという結果が出た。
これはすでに40年近くにわたって何度も再現された研究でもある。
成功報酬型の動機付けが効果的なこともあるが、多くの場合、意味がないばかりか、害にさえなる。
科学的事実とビジネス慣行にはズレがあるってこと。
21世紀的な仕事には、機械論的なアメとムチ方式はダメ。
重要になるのは、クリエイティブな発想なんです。
これは哲学ではありません。私はアメリカ人だから哲学など信じないw これは事実なんです。
機械的に行うゲームでは、報酬は効果があり、少しでも頭を使うゲームだと報酬が大きいほうが成績が悪かったんです。
何この研究? デタラメな社会主義的陰謀?
働く動機付け
1.自主性
2.熟達
3.目的
心配なのは、経済が崩壊した今なお、あまりに多くの組織で、時代遅れで、根拠に乏しい非科学的な考え方だってこと。
景気回復のため、21世紀的業務での成功のために軸になるのは、内発的動機。
やりたいからやる、楽しいからやる、重要だからやる。
人生の舵を自分でとる。価値ある技術を磨き続ける。そして自分より大きな何かのためになるということ。
従来のマネジメントは、服従を促すにはいいですが、意欲を引き出すには自主性を尊重するほうが効果的。
自由な労働システム
「フェデックス・デー」
まず、十分かつ公平な給与を出し、お金のことは忘れさせ、のびのびやらせる。
グーグル社でも行っている“20%タイム”
「完全結果志向の職場環境」
勤務時間は決まってなくて、いつ出社してもいいし、まったく行かなくてもいい。
仕事をこなしている限り、いつどこで、どうやろうと自由。会議だって出なくてもいい。
そうしたら、生産性、社員の意欲・満足度が上がり、離職率が下がった。
“でも結局、理想論だよね”と言う人もいるでしょうが、
90年代半ば、マイクロソフトは百科事典を製作。ちゃんとした報酬を執筆者や、編集者に支払った。
にも関わらず、ウィキペディアが勝つなんて!
1.ビジネスの基本とされる20世紀的な報酬が機能することは少ない。
2.成功報酬は、しばしば創造性を潰す。
3.アメとムチではなく内発的な動機がいい仕事をさせる。
これで、もしかすると、世界を変えられるかもしれません。
ナビゲーターの伊藤さん
彼の会社でも次の3つを掲げているという。1.独特さ、2.影響力、3.マジック
日本元来のモノ作り精神をとり戻せばいいって納得。
ダニエルさんの理論は、子どもの教育にも言えることだと思うな。
以前からブログに書いてきているこちらの番組。今回もかなり面白かった。
「奴隷的な働き方」から「楽しく創造的な働き方」に画期的に変わりそうな予感すらして興奮した
【ダニエル・ピンク「やる気の謎解き」】(2.4 ON AIR)
ダニエルさんは、アメリカ副大統領アル・ゴア氏のスピーチライターをしていて、ハードワークについにダウン
その後、フリーエージェント社会の到来を感じ、効率を重視する左脳から創造性を重視する右脳へ意識を転換する
「コンセプトの時代」を訴え、数々の著書がベストセラーになった。
スピーチからの抜粋
1945年に心理学者K.ドゥンカーが考案した“ロウソク問題”を取り上げて説明。
これは、様々な行動科学の実験でも使われている。
グラックスバーグという科学者がある実験を行い、この問題を解くのに正解するまでの時間を計り、
早かった人に報酬を与えると言ったグループのほうが平均で3分半長くかかった。
人を動かすのは報酬?
ボーナス、歩合、とにかくエサで釣るのがいいと言われてきた。
でも、思考や発想を活性化させるはずのご褒美が逆効果だという結果が出た。
これはすでに40年近くにわたって何度も再現された研究でもある。
成功報酬型の動機付けが効果的なこともあるが、多くの場合、意味がないばかりか、害にさえなる。
科学的事実とビジネス慣行にはズレがあるってこと。
21世紀的な仕事には、機械論的なアメとムチ方式はダメ。
重要になるのは、クリエイティブな発想なんです。
これは哲学ではありません。私はアメリカ人だから哲学など信じないw これは事実なんです。
機械的に行うゲームでは、報酬は効果があり、少しでも頭を使うゲームだと報酬が大きいほうが成績が悪かったんです。
何この研究? デタラメな社会主義的陰謀?
働く動機付け
1.自主性
2.熟達
3.目的
心配なのは、経済が崩壊した今なお、あまりに多くの組織で、時代遅れで、根拠に乏しい非科学的な考え方だってこと。
景気回復のため、21世紀的業務での成功のために軸になるのは、内発的動機。
やりたいからやる、楽しいからやる、重要だからやる。
人生の舵を自分でとる。価値ある技術を磨き続ける。そして自分より大きな何かのためになるということ。
従来のマネジメントは、服従を促すにはいいですが、意欲を引き出すには自主性を尊重するほうが効果的。
自由な労働システム
「フェデックス・デー」
まず、十分かつ公平な給与を出し、お金のことは忘れさせ、のびのびやらせる。
グーグル社でも行っている“20%タイム”
「完全結果志向の職場環境」
勤務時間は決まってなくて、いつ出社してもいいし、まったく行かなくてもいい。
仕事をこなしている限り、いつどこで、どうやろうと自由。会議だって出なくてもいい。
そうしたら、生産性、社員の意欲・満足度が上がり、離職率が下がった。
“でも結局、理想論だよね”と言う人もいるでしょうが、
90年代半ば、マイクロソフトは百科事典を製作。ちゃんとした報酬を執筆者や、編集者に支払った。
にも関わらず、ウィキペディアが勝つなんて!
1.ビジネスの基本とされる20世紀的な報酬が機能することは少ない。
2.成功報酬は、しばしば創造性を潰す。
3.アメとムチではなく内発的な動機がいい仕事をさせる。
これで、もしかすると、世界を変えられるかもしれません。
ナビゲーターの伊藤さん
彼の会社でも次の3つを掲げているという。1.独特さ、2.影響力、3.マジック
日本元来のモノ作り精神をとり戻せばいいって納得。
ダニエルさんの理論は、子どもの教育にも言えることだと思うな。