メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『Ai ジョン・レノンが見た日本』(筑摩書房)

2013-02-01 11:57:54 | 
『Ai ジョン・レノンが見た日本』(筑摩書房)
ジョン・レノン/絵

ジョンが日本に来た時に撮ったなにげない風景写真と、
イラストとともにローマ字で書いた日本語、それに対する英語が書かれている。

「じぶん」から始まって、「東西南北」の下にちゃんと「ひがし/とう」って読み方のバリエーションもあったりして
ジョンがどんな日本語に興味を持ったかも興味深いし、
これまた独特なユーモアがあって、思わず吹き出してしまう言葉もあるw
日本人が読めば、英語の勉強にもなるしv
それにしても、外国人にとっては、日本語はほんとうにややこしいだろうね

なにげに動物の絵がたくさんまぎれこんでる?のがイイ

 
1.BAKA AIRLINE:馬鹿航空(爆
2."I have lost everything!" "So?":「全部なくしました!」「だから?」

 
3.医者のデスクに「DR.DEATH(死)」て書いてあるw
4.I DON'T DEAL.:取引しません。

中には、格言のような言葉もある。

WE ARE BORN AGAIN EVERYDAY.
毎日生まれ変わります。

THE MORE YOU KNOW, THE LESS YOU WANT TO TALK.
THE LESS YOU KNOW, THE MORE YOU WANT TO TALK.
知っていれば知っているほど、話したがらない。
知らなければ知らないほど、話したがる。


【ヨーコさんによるイントロダクションのメモ】
この本のタイトルは、ジョンがどういう目で日本を見ていたかをあらわしています。―愛をもって
サヨナラやショーグンだけでなく、ジョンのハートにもっと近かった日本語を世界の人たちに覚えてもらうのもステキだと思いました。

もうずっと昔からヨーコさんは、愛について発信しつづけているんだな。

Dream Power オノ・ヨーコQ&A


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『リアル・ラヴ ショーンのために描いた絵』(徳間書店)

2013-02-01 11:02:12 | 
『リアル・ラヴ ショーンのために描いた絵』(徳間書店)
ジョン・レノン/絵 オノ・ヨーコ/序文

【まえがきメモ】
ジョンはショーンに、ものを創ることのシンプルな楽しみを教えた。
また、一緒に絵を描くことは、ジョンがショーンに対する真実の愛と、大きな喜びとを表す、多くの方法のひとつであった。

  

うん、モノを創る楽しみ、それこそが目的だ。
いや、目的なんて必要ない。表現して楽しむこと。
もちろん、上手、ヘタも関係ない(太郎さんもゆってた
ヘタならヘタなほど面白いんだ。唯一無二だから。

ほんとうのユーモアと愛にあふれていて、
絵を見て、その絵のタイトルを読んで、
つい笑顔になって、嬉しくなる。

遊んでいても、言葉が韻を踏んでいる!
色はあとからパソで加工したのかな?

 
1. an elephant forgetting:ゾウがものわすれしたところ
2. singing in harmony:合唱しているところ

【ヨーコさんの序文メモ】
「ヨーコ、ぼくがこの子を育てるよ。きみは仕事をすればいいから」
とても簡単に、そういうことになりました。

ジョンは、ショーンが描いた絵を、一枚残らず額に入れました。

このようにして、ショーンは絵を描く楽しさ、父親と一緒に何かする楽しさ、生きていくことの楽しさを知ったのです。
この本は、笑いと、多くの愛によって育まれた本なのです。

 
3. a hippotato:カバイモ (hippopotamusはカバ、potatoはジャガイモ)
4. kangaroos crossing:カンガルー横断路

ヨーコさんは、たくましい女性アーティストで、
かつ母親でもあるってスゴイなあ!

あとがきのプロフにあったけど、ジョンは6歳のとき初めて自作の絵入りの本を作ったんだって。




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『どうぶつぶつ』(PARCO出版)

2013-02-01 10:57:31 | 
『どうぶつぶつ』(PARCO出版)
たちばなれんじ/写真 リリー・フランキー/ことば

PARCOって昔から出版もしてたのかな?
近頃、異業種でも自由に本を創るようになったもんね。
動物写真につけられたフキダシが、ちゃんとフキダシの形に切り取られているのが面白くて目を惹いた。
本にもいろんな形態があってイイv

こうゆう動物の写真にコメントをつけるって、わたしもF氏などとよくやって遊ぶw
その際、相手が動物なだけに、ココロが解放されるのか、
自由にイメージをふくらませて直感的につけたつもりでも
意外とそれぞれの人となりみたいなのが無意識にこぼれ出ることがあって面白い。

このところ荒んだドラマばかり見ていたからいい緩和剤になった
写真に撮られた動物たちが、みんな動物園に住んでいるのがちょっと悲しいけど。



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