メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『日本列島大地まるごと大研究2 地層の大研究』(ポプラ社)

2014-02-16 14:45:12 | 
『日本列島大地まるごと大研究2 地層の大研究』(ポプラ社)
平田大二/監修 渡辺一夫/文・写真

地球のことをもっと知りたいシリーズv
新しいコトバとその意味を覚えるのって、毎回ワクワクする。
地方の名所には、こうした珍しい岩や地形などが見所になっているところが多いことが分かった。


【内容抜粋メモ】

●地層はどうできる?
 

プレート:地球の表面は、何枚かの岩盤で覆われていて、年に数cmほど動いている。

地層:泥、砂、れきが層状に積み重なってできたもの。

単層:上のほうほどつぶが細かく、したはつぶ大きい。上の層ほど新しい。

堆積岩:長い年月を経て地層がかたくなったもの。

「グランドキャニオン」
18億4000万年前~2億7000万年前までの地層が見られる。

石灰岩:サンゴなど生物の死骸が体積してできた岩石。酸性の水に溶けやすい。

ドリーネ:石灰岩の地層が雨水にとかされてできるくぼ地。

カルスト:石灰岩地帯の地形。

石灰華段丘:地下水に含まれる石灰分が皿のような形に堆積している地形。


高知県土佐清水市竜串

海食台:大地の変動でもりあがり、波に削られ、岩の台になった海岸。

漣痕(れんこん):リップルマーク。波状の模様の地層。

~帯:同じ時代の岩石が連なる地層。四万十帯など。日本列島は、こうした地層がいくつも組み合わさってできている。


プレートの動きと付加体(海洋プレートの堆積物)

日本列島は、おもに「海洋プレート」が「大陸プレート」の下にもぐりこんだ時にはりつけられた「付加体」の岩石によってできている。
付加体は追加され続けているので、太平洋側ほど新しい地層となる。

しゅう曲:ぐにゃりと曲げられた地層。巨大なものは「山」となる。


断層:地層を横切るように割れ目ができること。地層の中でもっとも弱くなる。日本に多い。
正断層、逆断層、横ずれ断層の3つがある。

活断層:これからも大きく動くだろうと予想される断層。

 
正断層@神奈川県三浦市

フォッサマグナ:大きな断層によって大地がおちこんだ地帯。くぼみに火山活動による噴出物が積もり、富士山などの火山ができた。
吉野川は中央構造線に沿って流れている。


 
スランプ構造:海底の地すべりや地震などの時に起こる/巨大なスランプ構造といわれる牛が首(新潟県柏崎市)

三原山:もとは海底火山で3万年ほど前に海上にあらわれた。火山の噴出物でできていて、くずれやすい地層。

スコリア:黒っぽい層に小さな穴が無数にあいている岩片。

シラス:軽石を含んだ白っぽい火山灰でできている。水はけのよいシラス台地の下は湧水が豊富だが、大雨があると地すべりを起こす。


関東地方は、畑の土が黒っぽい。この黒土や赤土は降り積もった火山灰と、腐葉土。

関東ローム層:その赤土がつくる層。江ノ島は箱根火山の火山灰によるローム層に覆われている。


玄武洞の玄武岩の柱状節理は六角形/驚 玄武洞のある山陰海岸ジオパークは、世界ジオパークに認定されている。

火成岩:マグマが冷え固まった岩石。

深成岩:地下の深いところでゆっくりと冷え固まったマグマ。

花崗岩:深成岩で代表的な岩。。白っぽい。地球上の大陸をつくる代表的な岩石。石垣や敷石などに使われる。

変成岩:地下深くで熱と圧力をうけて変化した岩石。
荒川の川原では変成岩の結晶片岩を観察できる@埼玉県長瀞町


片麻岩:堆積岩などが地下深くで、さらに高温になるとできる変成岩。

ホルンフェルス:マグマの熱をうけた変成岩。




露頭:地層や岩石が地表にあらわれている場所。調べに行く時は、国土地理院発行の地形図をもっていくとよい。

岐阜県から富山県、隠岐諸島にかけては、日本列島の中でもとも古い地層がある。

参考
「産業技術総合研究所 地質標本館」茨城県つくば市東1-1-1
「長野市立博物館分館戸隠地質化石博物館」

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映画『セカンド・バージン』(2011)

2014-02-16 14:45:10 | 映画
映画『セカンド・バージン』(2011)
監督:黒崎博 出演:鈴木京香、長谷川博己、深田恭子 ほか

ドラマ『セカンドバージン』(2010)はこちら。


trailer

それほど期待はしてなかったけど、連ドラのつづきがあるならちょっと観てみたいと思って借りてみたら、想像通りだった。
マレーシアで再会して、マフィアから逃げたところから始まって、行が消えた5年前、2人が出会った8年前を交互に描く。
ドラマのダイジェスト版+病院で看病する様子を描いたのみ。
まあ、行が死んだって事実を変えないなら、それしか方法はないけど、映画化するほどかな?

ドラマを観てない人でも分かるように、だいぶストーリーをはしょった形で説明口調になってる。
その代わりTVよりラブシーンを増やした感じ
邦画なのに、セリフはほぼ英語ってゆうフシギな作りになってる。


▼story
行がいるのではという噂を聞いて、マレーシアにやってきたルイは、そこで再会する。
直後、マフィアから逃げた行は重傷を負い、村はずれのホテルで治療を受ける。
甲斐甲斐しく面倒をみるルイだが、行は記憶を失ったかのように振る舞う。
妻マリエも海外まで様子を見に来て、こんなことになったのはルイのせいだと責める。


「あんたは強すぎる。ウンザリだった。俺を傷つけないように先回りする。俺はあんたから逃げたかった」
って、その強さに惹かれたんだろうに。

「私たちは、死に打ち勝つことはできない。でも、愛する人を忘れないでいることで、死に勝利することができる」

「勝利か。ルイさんに似合う言葉だ」


17歳の差を、当時の流行歌で表したり、魂の輪廻を蝶で表したり、工夫が見られた。
ドラマと同じキャストだから入りやすくて、とにかく鈴木京香さんの大人の美しさが堪能できる。
看護婦役の少女がいい演技だったのと、今回もレタスくんが可愛かった

DVD特典には、出演者のインタビュー、舞台挨拶の模様が収録されている。
長谷川「今が人生最大のモテキです!」て宣言しちゃってるし、
フカキョン「マリエと自分との共通点は・・・ありません」て言い切ってたw


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フィギュア男子シングルフリー@ソチオリンピック2014

2014-02-15 17:07:33 | フィギュアスケート
フィギュア男子シングルフリー@ソチオリンピック2014

都内はまた豪雪。夜じゅう吹雪が窓に叩きつけられてる音がしてた/怖

しかし、なかなか人とタイミング合わせるって難しいねぇ。
夜中に予録して、朝から楽しみに見ようと思ってたら、メールでメダリストが分かってしまった
スポーツファンにとっちゃ、結果だけの速報なんて要らないんだよなぁ

直前公式練習から放送した。
高橋くんらが実際曲をかけて流れを確認する様子が見れるのも貴重。

足腰の怪我にご利益があるという神社にファンの絵馬がたくさん下げられているってステキ。
これまでの歩みをまとめた映像も感動。

 

公式練習でも4回転跳んで、一生懸命動く羽生くん。
練習だけでも泣ける。フェルナンデスと向き合って一礼して仲良さそうw

 

 

チャンは普段から明るくほがらかなのが分かるv
本田「2回目の4回転を跳ぶ難しさがある。不安な部分を確認して調整する」





【第1グループ】
●アレクセル・ビチェンコ(イスラエル)
♪ノストラダムス 3×2ちょっと崩れた。4回転転倒、ダブルアクセル、丁寧なステップ、
ループ、後半3×3、ルッツはダブルに、緩急をつけた曲調、フリップ、3×1、スタミナはどうか?

●ヤコヴ・ゴドロジャ(ウクライナ)

これまた目の覚めるようなオレンジ色。♪ウエストサイドストーリー 3×2ちょい詰まった。
3×2これも詰まり気味。アクセル、3×2×2着氷が揺れるね。軽快なジャズでステップ。
185cmの長身。ルッツも堪えた。ループは手をついた。またテンポアップする後半。
サルコウ、スピンでラスト。20歳。初出場。

●マイケル・クリスチャン・マルチネス(フィリピン)

♪マラゲーニャ 3×2高さがあってスッと上がった。3×2、フリップはダブルに。
インドっぽい民族音楽。転倒があった。後半、アクセル軸が傾いたが堪えた。
ルッツもなんとか、2×1×2頑張ったv 見せ場の開脚?からダブルアクセル。
盛り上がる曲に合わせてビールマンスピンで決め。ショーアピールのあるプログラム。

●ゾルターン・ケレメン(ルーマニア)27歳

♪ブリーズほか 2度目のOP。3×3成功、ルッツ転倒、フリップ、アクセルは着氷が乱れた。
曲の勢いにのってステップ。ループ転倒、大舞台での4分半はさらに過酷!
ルッツも転倒。サルコウ。転倒をひきずってるか? 拍手で応援。2×2、終わってホッとした表情。

●アブザル・ラクミガリエ(カザフスタン)

韓流ドラマに出てきそうなキャラだなあ。♪ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
サルコウから落ち着いてスタート。3×2×2、アクセルは手をついたけど明るい表情。
もうステップか、3×1×2? 3連続がダブった。フリップ、ループ手をついた。
トゥーループ×ダブルアクセルのシークエンス、ダブルアクセル、軽快なジャズにのってスピン回転速い。

●ヴィクトル・ロマネンコフ(エストニア)

♪カルメン 初出場。アクセル転倒、2×3着氷乱れた。ルッツが抜けた、有名なメロディでステップ。
ループ転倒、ガッカリな表情。ルッツ、アクセルがまたシングル、トゥーループ、サルコウがダブル、どこか調子悪い?
再び有名な旋律、ステップで終わった。覇気がなかったな。普段の冷静さを出すのは至難の技だ。




【第2グループ】
●ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)

赤毛は染めてるのか。♪ワールド・ダンス・コレクション 踊るのが大好きってゆってたな。
アクセル詰まった。ルッツ、中性的で色気がある演技、ループ、スピンも安定、このラテン曲は高橋も使った?
3×2×2、3×2、自分で振りつけ考えればムリがないのかも? ダブルアクセル、3×3堪えた。
曲選も自分? 客へのアピールも上手い。フラワーガールたちも手拍子。

♪Tutti Frutti 弾けまくりなステップ、エアマイク。面白い人だな。ミスも少ないし。22歳。初出場とは思えないような思い切った表現力。
最後の挨拶もそれぞれのダンスで、帰りも踊ってる。歌が入ってると1点減点だけどどうか?
分かっててやってるならかっけえ。「今回セーフ」てアナ。思いは伝わるv キス&クライでも沸かせるw

●ユリック・ヘンドリクス(ベルギー)

♪ラプソディ・イン・ブルー 3×2着氷乱れた。アクセル揺れた。3×3キレイに決まった。
この曲も人気だね、盛り上がるし。よくスケートが伸びるステップ、体も柔らかい。3×2×2は手を上げた。
ルッツ、フリップ、ループ、ダブルアクセルがラストジャンプ。顔を紅潮させてスピンでフィニッシュ。

●ジェレミー・アボット(アメリカ)

昨日の痛みはどう? ♪エクソジェネシス 4回転は3回転に抑えた。3×3は“らしい”美しいジャンプ。
3×2、集中してる。ダブルアクセル、3アクセル、サルコウ、3×2×2、ダブルアクセル、
エレキギターから再び静かなピアノの旋律になり、静の世界を作り上げていく。スピンでフィニッシュ。
素晴らしい。ガッツポーズをして、ショートの失敗を完全に挽回した。腰の調子を考えて3回転にしたのか。PB。

●フローラン・アモディオ(フランス)

対照的に動の世界。残念そうな表情から♪ばら色の人生ほか サルコウは着氷乱れた、4回転はダブルサルコウに。
アクセル、コミカルなパントマイムも交えながらステップ、音のつかみ方はさすが。アクセル手をついた。
ダブルアクセル、ルッツはステップアウト、フリップ、サンバ曲になってサルコウはダブル、投げキッスを余裕で送って、
ステップからのスピン、ゆるい決めポーズ。素に戻ると沈んだ表情。コンビネーションが入れられなかった。

●トマッシュ・ヴェルネル(チェコ)

♪タンゴ・セレクション 4回転は転倒。4トゥーループ入った、アクセルきれい。表彰台を狙う位置。
フリップ、3×3高い! ループ、ダブルループ?、3×1×2、スピード感保ったコレオステップシークエンス。

●ケヴィン・レイノルズ(カナダ)

♪exelsius 4回転サルコウ両足着氷。4×3×3は回転不足か? 入れば高得点だもんねぇ。
3×2、柔らかな表現力、4トゥーループ跳んだ! フリップ、ルッツ、3×3最後に入った。
オーケストラ演奏の盛り上がりとともにフィニッシュ。本人的には満足気。点数は伸びず。




【第3グループ】
●デニス・テン(カザフスタン)

2度目のOP。♪お嬢さんとならず者 4トゥーループきれいに入った。3×3高い、アクセル鋭い。
気合い充分、キレのある動き、スピンも柔らかい。3×1×3確実、3×2どれも加点のとれるジャンプ。
ループ、フリップは手をついた、ダブルアクセルがラスト。全力でステップ、スピンほぼ完璧。171.04点。

●ブライアン・ジュベール(フランス)

♪アランフェス協奏曲 トリノ6位の記録を超えられるか? 4×2コンビネーション、再び4トゥーループ決めた!
アクセル手をついたか? ループ、安定したステップ、ルッツはダブル、
ダブルアクセル、フリップ、3×2×2、しっとりとした空気の中で静かなラスト。
4回転の歴史を築いてきた1人。点数伸びなかったね・・・

(お!キム・ヨナが観てた

●アレキサンドル・マヨロフ(スウェーデン)

♪life begin again ロボットみたいな出だし。4回転着氷が乱れた。3×3はシークエンス?
ルッツ揺れた、小柄で力強い滑り、表情もいい。3×2×2、アクセルはシングルに。
3×2ですぐ挽回、サルコウ、太鼓のリズムにのってステップ、疲れが出たか。
本田「着氷が乱れると、次のジャンプでさらにスピードを上げるために押さなきゃならず、体力を消耗してしまう」なるほど。

●ミハル・ブレジナ(チェコ)23歳

ヤンキー座りの決めポーズから♪シャーロックホームズ 4×2、アクセルはシングルに、4サルコウ素晴らしい。
動きの大きいステップも物語性がある。3×2×2、さらに事件の謎が深まるプログラム、3×3転倒。
ループ、ルッツ、スピードあがるステップでよく滑ってる。ダブルサルコウ、最後はスピンで事件解決?

●エン・カン(中国)

♪美しく青きドナウ アクセルの飛距離みとれる! 4×3決めたv 3×2は構成を変えて4回転を回避。
ワルツにのるエン・カン。所々彼らしいエキセントリックさが垣間見える。ループはシングル。
3×2×2成功。フリップ、ランディングがいつもキレイ。華やかな三拍子、ルッツは手をついた。
サルコウの前の脱力ポーズは何だろうw スケーティング技術も確か。演技中は険しいけど、終わった笑顔は爽やか。
スローで見るジャンプ中の顔が面白い! まだまだこれからも期待大。PB出したけど、謝るポーズ。

●町田樹
 
「あの氷の真ん中に立つまでに20年かかった」
♪火の鳥 団体戦でロシアの客にも知られたかな? どれだけ羽ばたけるか。4回転転倒。
4×2は成功。3×3よし! 燃える鳥になりきるステップ。アクセル堪えた。
後半ループ、ルッツ、3×2×2、サルコウも成功v 魂込めたスピン。169.94点。放心。




【第4グループ】
●ハビエル・フェルナンデス(スペイン)

♪ピーター・ガン 4回転きれいに入った。4×2これまた美しい。この曲もスパイ調でイイ。
アクセル堪えた。同じコーチ、同じ練習仲間の羽生くんに負けられないもんね。
ジャズにのって複雑なステップを踏む。♪ハーレム・ノクターン では色っぽい演技。
3回目の4回転はならず3サルコウ。2×2手を上げた。ループ、3×1×3、
大歓声と拍手の中でのコレオステップ。サルコウ、スピンで締め。
コンビネーションが4つになり、最後のジャンプがゼロになる。難しいな・・・

●高橋大輔
 
♪ビートルズ・メドレー 4回転の着氷はダウングレード。3ルッツに変えた。アクセル、
ジャッジを見据えながらステップ。いつ観ても美しい線を描いてる。これで最後だなんて寂しいなあ。
3×2、3×3美しい、ループ、穏やかな笑顔、フリップ、♪In My Life サルコウ、「大ちゃん!」て声援がかかる。
氷上がステージになったみたい、感謝と集大成の意味も込めてスピンで締めた。

苦笑いで「ありがとうございました」と挨拶。たくさんの花束が投げられた。
ジャンプコーチの本田さんもチームの1人。感慨もひとしおだろう。164.27点。現時点で4位。
本田「怪我を2度も乗り越えて、OPで笑顔で座れているのは素晴らしいこと」

●羽生結弦
 
直前の6分間練習の時は、いつも最初に飛び出してる気がする。高橋の演技を観てからリンクに入った。
♪ロミオとジュリエット 4回転サルコウ転倒(回ってるから点数は入るv)、4トゥーループ成功!
フリップは減点か。羽生くんですら緊張するOPフリーのこの大舞台。力強く氷を蹴ってスピン。
ドラマティックなステップ、3×3落ち着いて決めたv 3×2堪えた。ループ、3×1×3も微妙?(本田)
ルッツ成功してラストジャンプ。イナバウアで盛り上げる19歳のロミオ。終わる前から泣けてくるよ。
リンクに跪くポーズで少し間をあけてから丁寧におじぎ。
「初めてなので何があってもそれはOPだと思って受け入れる」178.64点。減点は2点。
280.09点。ショートの点数で逃げ切れるか?

●パトリック・チャン(カナダ)

♪四季 ほか プレッシャーは若干減ったかな。4×3すごいなあチャンプ。4回転トゥーループ単独は手をついた。
アクセルでステップアウト。チャンも堅くなるかあ。バンクーバーでは5位。
トップはトップで別の重圧がかるんだな。3×1×2、ルッツ、ループ、3×2、マインドコントロールが鍵。
ダブルアクセルでステップアウトって信じられない。鋭い弦楽器の響きにのせてステップ。観客の拍手が後押しする。
最後はスピンで締め。うーーーん、ここで冷静になれなんてよほどのことだ。
OPで勝てる選手、勝てない選手は時の運か。178.10点。現時点2位。羽生くんはホッとした表情。

●ペーター・リーバース(ドイツ)

♪リヴ・フォーエヴァー(クイーン)ほか 4回転は転倒。3×3キレイに入った。ルッツ、アクセル着地乱れた、
3×2成功、サルコウ、ループ、ダブルアクセル、スピンで静かに終わる。PB。

●ジェイソン・ブラウン(アメリカ)

最終滑走で彼が見れるのは癒されていいね。羽生くんと同じ19歳。♪太陽を巡るリール
ダブルアクセルから、3×3両足気味? スピン速い、アクセル崩れた、可愛い笑顔で「行くぞ~」って感じのステップ。
3×1×3、3×2、タイミングちょいズレてダブルアクセル(この判定も微妙?・本田)
ルッツは手を上げて、「ホラ、観て観て」って感じも可愛い
ループ、スピードを保ったままスピンでフィニッシュ。「この愛をあなたへ」って満面の笑顔


羽生くん、初出場OP、金メダルおめでとうううううううううう!!!
銀がチャン、銅がデニス・テン。5位町田、6位高橋。

 

こんなに謙虚で初々しいメダリストはいないよな。
メダル授与は明日の表彰式なのか。今回はフラワーセレモニー。
4年後のOPだって、まだ23歳。またこの舞台に戻ってほしい。

さて。女子は?
日本人選手が男女とも金メダルとったら、どんなにステキだろう!




【インタビュー】

町田
パフォーマンス的にも完成度高いものは出来なかったが、最後まで懸命にやったつもりです。
ボクは昔から弱いんですけど、かけがえのない人たちが導いてくれたので、感謝したい。
(両膝を冷やしたりしていたが)OPはこうも大きな存在なのかと、実感しました。でも精一杯頑張ったつもり。
すごく貴重な経験をさせてもらった。
プログラムはもっと自分らしい姿で届けたかった。けれどもたくさん学んで、次の一歩を踏み出したいと思います。

「町田語録」なんてあるんだ。哲学的だもんね。いつも。


高橋
出来としても成績としても満足できないが、入る前も厳しかった中で、精一杯できた。
これが自分の実力なんだなと感じた。気持ちを込めて滑れたのはよかった。
「最後まで諦めるな」とニコライからも言われたし、気持ちだけは諦めなかった。
キツイことのほうが多かったが、これが何か次につながると思うので、
いろんな思いがあったけれども、いろいろあった年だと思います。

本田
怪我などを間近で見てたのは辛かった。追い込みたくても追い込めない。
演技というより、最後は笑顔で滑ってくれたのは本当に良かった。

(羽生くんについて)
守りに入ると余計失敗してしまい後悔する。攻めることで得られる満足感がある。
得意なトゥーループを2回やってもいいのに、1つをサルコウにすることで、さらに高得点がとれるのを狙っている。
その精度を上げていってほしい。


羽生
インタビューは各国1分半以内って決まってる。
もう現地は23:40。そんなに遅くまで集中してなくちゃならないのも大変だぁ。

緊張しました。やっぱりOPってスゴイなって思いました。
結果として嬉しい半分、悔しいと思うところもけっこうある。
緊張の中で自分の演技をするいい経験になった。
とにかく驚いて、嬉しいって感情はなかったけど、表彰台のぼって花束もらって嬉しかった。
金メダル早くみたいです。

本田「でもやはり金メダルは、金メダルですから」w

荒川静香さん以来8年ぶり、冬のOP日本のメダルv






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フィギュア男子シングルショート@ソチオリンピック2014

2014-02-15 16:29:44 | フィギュアスケート
フィギュア男子シングルショート@ソチオリンピック2014


毎回、会場の後ろにそびえる山並みが美しいねえ!

30人ずつ6人のグループに分かれて戦う。普段見れない選手が大勢見れるのも魅力v
いつも世界大会の放送で見るトップ選手と比較すると、そのレベルの差も分かるし。
上位24人だけが明日のフリーに進めるルール。
生放送でたっぷり5時間もあるから、アナの喋り部分はスキップしながら見た/謝
それでも30人見るのは長いっ!

【第1グループ】
●リアム・フィラス(カナダ)

アクセル転倒、衣装もシンプル。ルッツ単独になり乱れた、足替えシットスピン、
3×3転倒、映画音楽で聴いたことあるんだけどな。

●ヤコヴ・ゴドロジャ(ウクライナ)

♪トスカ アクセルは乱れた。団体戦に出てたねv 3×3、ループ。
ステップでは3つの難しい組み合わせが必要。氷に触れるパフォーマンスって増えた気がする。

●ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)

♪still got a blues 振りつけを自分で行うという。
アクセル、3×3、表現力もある、ゆったりとしたブルースナンバーに合ってる。
後半にルッツ。情熱的に動くステップ。エアギター炸裂w 滑った後も盛り上げて明るい青年だね。

●ユリック・ヘンドリクス(ベルギー)

♪キャラバン アクセル、3×3、ルッツ。足首の骨折を乗り越えて復活。
キレのいい集中したステップ、体を大きく動かしてよく滑ってる。スピンも柔らかい。感激の表情。

●マイケル・クリスチャン・マルチネス(フィリピン)!

♪ロミオとジュリエット 最年少17歳。アクセルきれいに入った。3×3は2回目が回転不足。
体柔らかいスピン、若さ溢れる。ループ。ドラマティックなアレンジにのせてステップ。
イナバウアも入れて羽生くんを思い出す。フライングシットスピンも高く飛び上がった。
ビールマンスピンも柔らかい! 大歓声が送られた。これからも楽しみ。

●アブザル・ラクミガリエ(カザフスタン)

なんだかいいキャラ。♪スウィング・メドレー 3×3はシークエンス気味? アクセルはイイ。ループ。
軽快なジャズに合わせて、サスペンダーが絡みまくり! アクシデントかと思いきや、振りつけ。
何度も伸ばしてるせいで、のびのび。あれ?モロゾフコーチ。幅広いねえ。



【第2グループ】
●エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)
 
中3日のうち2日を完全に休養したが疲れが残ってる? スピンを10分練習しただけ。
31歳最年長。なにか腰に異常か? 棄権。残念極まりない・・・羽生くんとのガチンコ勝負が見たかった。
順番も変えられないって厳しい世界だなあ。。

●ヴィクトリア・ロマネンコフ(エストニア)

プレゼントがまだ投げ込まれていて、時間が空いた。この空気も辛いよね。
♪ノートルダム・ド・パリ アクセルは手をついた。濃い茶のシックな衣装。
3×3で挽回、フライングキャメルスピン、フリップの着氷はどうか?
長い手脚を使った集中したステップ。満足の表情。

●ブレンダン・ケリー(オーストラリア)19歳

南半球からはただ1人。美少年。2×3になってバランス崩した。アクセル手をついた。
スピンは安定。後半にループはダブルに。緊張か? 繊細なステップ。とっても残念な表情。
母もOP選手か。多いかもね。悔しそうすぎて見てられない。

●パウル・ボニパチオ・ハルキンソン(イタリア)

今日も不敵な笑みv ♪運命 4回転は転倒。アクセルがシングルに。
失敗してもずっと明るい顔なのが強みだね。後半3×3はちと詰まった。
肉感的なステップ。スピンの時の顔は怖かったw

●ジェレミー・アボット(アメリカ)
 
2009年からコーチしてる佐藤さん。♪リリーズ・オブ・ザ・バレイ


4×3で転倒して腰を強打! でも3×3、アクセル決めたのは根性あるなあ。遅れをどう戻すんだろ?
手拍子で応援する観客。ステップでは影響ないように見える。
ハプニングや怪我って怖い・・・客もスタンディングオベーション。フリーも観たいものv

●ゾルターン・ケレメン(ルーマニア)

右目の視力を喪失してるって信じられないな/驚 アクセル、2×3、ルッツは手をついた。
フィギュアにハンディキャップ戦はないもんね。まったく影響ないように見える。
スパイドラマのテーマ曲みたいな軽快な曲に合わせて丁寧なステップ。スピードがもっと欲しいという本田さん。



【第3グループ】
●ヴィクトル・ファイファ(オーストリア)

練習着みたいなシンプルな衣装。ルッツがシングルに、3×3はきれいな流れ。
静かなピアノ曲。ダブルアクセル、右手で左足を持つスピン。静かなスピンでそのままあっさりフィニッシュ。
過去2回のOPはフリー進出。

●ハビエル・ラヤ(スペイン)

♪レ・ミゼラブル アクセルは手をついた。シックな色合いの中世的な衣装。
3×3はキレがあった。深いシットスピン。フリップはダブルに。
なめらかなステップ。曲の盛り上がりとともにコンビネーションスピン。

●アレクセル・ビチェンコ(イスラエル)

愛嬌ある26歳。アクセル高さがあった。4回転は転倒。
軽快なジャズナンバーのメドレー。3×3勢いにのってた。♪シング!シング!シング!
ドラムソロにのってステップ。小さな音もよくとらえてる。腕にタトゥーはOK?

●ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
 
♪クエスチョン・オブ・ユー アクセル鋭く決まった。3×3確実。アボットと並ぶアメリカの有力株。
ルッツは片手をあげて、とてもバランスのいい選手。ボディコントロールが安定してる。
きれいなスピン。そして満面のはにかんだ笑顔でみんな癒される。アーティスティック。コーチも美人。PB出た。

●ケヴィン・レイノルズ(カナダ)

4回転祭りはまだまだ続く。4回転サルコウは転倒。4×3着氷はどうか? アクセル転倒。
4回転狙いすぎて逆に損してないかい? かなりアッパーな曲。スピン回転速い。振りつけもロックv
黒いTシャツ+ジーンズっぽい衣装でロック少年。速いスピンで手をついた。手を上げる決めポーズは羽生くんっぽい。

●トマッシュ・ヴェルネル(チェコ)

♪映画「脱出」ローリー・ニコル振りつけ。大人気だね/驚 4回転、回転はキレイだったけど着地に失敗。
アクセルは軸がしっかりしてる。演技力もある。3×3もイイ。ウェスタン調になってスピーディなステップ。
細かい演出が楽しい。ラストは速いスピン。コーチはリュック背負ったままって可笑しい。




【第4グループ】
●羽生結弦
 
いつも練習に入る直前まで音楽でノリノリなのが面白いw
オーサーコーチは、次のフェルナンデスも担当してるから、時間を半分ずつ割いてるって忙しいねぇ。

いい表情。♪パリの散歩道 もう何度も聴いて耳に馴染んでる。4回転。気持ちいいジャンプ!
この調子の良さをずっと保ってることがすでに奇跡。後半アクセルも目が覚める出来栄え。
3×3ワオ!かっけえ!表情に余裕がある。♪ロミジュリ を越えるプログラムだな。完璧!!!

 
信じられない、技術はもちろん、この精神力はどこからくるのか!? 点数も期待大。
いつもの一礼も忘れるほど本人も興奮w またプーさんもらっちゃったねv
101.45点。史上初めての100点超え!史上最高得点がオリンピックで出たあああああ!


インタビュー
「ほんとに嬉しかったです。まだ思い描いてる演技とはほど遠い。
 脚が震えてたけど、日本人、ショートとして誇らしく思う。
 明日に向けて体を休めて、明日は明日でいい演技をしたいと思います」
受け答えも完璧v 羽生くんのパーフェクトって一体どのレヴェルなんだ

●ハビエル・フェルナンデス(スペイン)

会場もいい感じにあったまってる。4回転はステッピングアウト。
アクセルはキレがある。スピンも安定。コミカルで楽しい曲と衣装。3×3着氷乱れた。
ステップの歩く仕草も可笑しい。難しい空気の中、落ち着いてたんじゃないかな。世界3位。
あれ、オーサーコーチ赤いジャケに着替えた?w

●パトリック・チャン(カナダ)

♪エレジー プレッシャーかかる場面でどうか。4×3キレイに入った!
こうゆうライバル同士で追いつ追われつ高めあっていくのがベストだよね。アクセルは回りすぎ。
ルッツ確実。静かで、穏やかなステップは人柄も表しているよう。ホッとしたように、なにかつぶやいた。
ちょっと残念そうな表情。97.52点。素晴らしいのに羽生くんと約4点差。

●アレキサンドル・マヨロフ(スウェーデン)

ソ連で生まれた。ロシア民謡。4回転跳んだ。3×3キレイ。グループが進むとレヴェルも上がる。
アクセル跳んでガッツポーズ出た。速まるリズムにのせたステップ。大拍手が起こる。
空中で飛び上がるシーンもあって盛り上がった。両親がコーチ。弟もフィギュア選手。80点台にブーイング↓

●フローラン・アモディオ(フランス)

♪ラ・クンパルシータ サルコウは3回転に。アクセルはダブル。3×3はキレイに入った。
そして見せどころの熱いステップ。ちょっと変速アレンジのせいか、観客の手拍子途絶えたw
深いシットスピン。ジャンプがなかなか安定しないね。

●ブライアン・ジュベール(フランス)

マグマが首からあふれたみたいな衣装。プルシェンコに次ぐ年長選手。29歳。4回目のOPって経歴もスゴイなあ。
♪ミューテーション 4×3決めてきたv アクセル、ベテランの意地を見せるか。ルッツも余裕があった。
アクションスターのようなステップ。客にアピールするメリハリのある振りつけ。スピンまで完璧。
この大舞台でひさびさベストの勇姿を見せた。精神的にも気合い入ってた。85.84点で現時点5位。




【第5グループ】
●ミハル・ブレジナ(チェコ)23歳

♪山の魔王の宮殿に 2回目のOP。4回転は手をついた。3×2になった。アクセルは落ち着いて決めた。
どんどん速まっていくリズムがドキドキ感を高めていく。ステップのキレもイイ。
ずっとこの曲で練習してたら飽きないかなw みんなOPでメダルをとるのが夢だもんね。

●デニス・テン(カザフスタン)

♪死の舞踏 ローリー・ニコル振りつけ。こんなにいっぱい振り付けてアイデア尽きないかな/驚
4回転お尻をついた。アクセルはしっかり決めた。柔軟性があるスピン。後半3×2に。
ドラマティックな曲でのステップ。ジャッジにもアピール。回転速いスピンでラスト決まった。
さすがにレヴェル高いなあ! あとはほんとに精神力だ。手に体重がのってると転倒扱いなんだね。

●ペーター・リーバース(ドイツ)

4×3成功! アクセル、ルッツも成功。難しい入り方だった。
本番に強いってほんと有利。風のように氷上を舞うステップ。ベストの演技では?

●エン・カン(中国)

試合中ではエキセントリックだけど、ほかでは朗らかな笑顔が多いんだな。
アクセルは今日も好調。4回転は手をついた。またここでもフシギな空気を醸し出してますよ。
一体なんの物語なんだろ、これってw 3×3はステッピングアウト。
頭を抱えてた。キス&クライでも下を向いちゃってたけど、笑顔に戻ったv

●高橋大輔

「今できる精一杯をやる。気持ちのコントロールが大事。経験を信じたい」
「(作曲者が違うことについて)作った人が誰であろうと、曲は素晴らしいと思う」
全日本の時よりは脚の調子もいい。まさにOPで世代交代劇が起こってるんだな。

ソチでも大歓声。3回目のOP。4回転は回転不足か? アクセルはイイ。
曲のせいか、いつもの覇気、粘りっこさが感じられない。
3×3、渾身のステップ。この妙技を見るのも今年が最後かと思うと寂しいかぎり。
回転速いスピン。OPフィギュアは鳴り物の応援OKなんだね。氷がプレゼントで彩られた。現時点4位。

「最初のジャンプ苦労してた。自分の滑りはできなかったけど、精一杯できたと思う。
 なかなか厳しい戦いですけど、まだ終わってないので。
 明日も精一杯やれることをやって、今できる最高のパフォーマンスを目指すだけだと思います」

●町田樹

30人中最終滑走ってのもどんな気持ちなんだろ???
「ここソチに明確な目的を持って来た。その先にメダルがあると信じている。今は緊張より楽しみが大きい」

♪エデンの東 プログラムへの愛を示せるか? 4×2トゥーループ入った。
アクセル成功、ルッツがダブルに。情熱をほとばしらせたステップ。ちょっと悔しさが残った。
11位は厳しい! メダルについて力みすぎた?

「悔しいです。あの・・・こんなミス僕はしないんですけど、
 フリー次第でメダルを狙える位置にいると思うので諦めない。
 明日、逆ヴァレンタインできるように頑張ります」てステキなコメント。


ショートは1位羽生、2位チャン、3位フェスナンデス。
プルシェンコが「end of my career」ってゆってたとか。うう・・・。

回転不足
回転数を判定する3人のうち、多数決で決める。
3/4回ったらアンダーローテーション、1/2ならダウンローテーション。


追。
スキージャンプも朝のダイジェストで見たけど、着地してから滑りを止めるまでの距離が短いから、
あんなにスピード出てて、止まるのか?!てことばかり気になってしまった

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過去のライヴレポまとめ2

2014-02-14 16:02:20 | 音楽&ライブ
過去のライヴレポをまとめて2006年1月にアップしていく予定なり。
過去のライヴレポまとめ1はこちら。

今回は、以下の12本。

2006-01-13 23:55:55
LIVE REPORT:ROCK'N JAPAN FESTIVAL 2003@ひたちなか 2003.8.1

2006-01-14 23:55:55
LIVE REPORT:スカパラ@赤坂BLITZ 2003.8.26

2006-01-15 23:55:55
LIVE REPORT:ライブビート公録@NHK 2003.8.30

2006-01-16 23:55:55
LIVE REPORT:エレカシ 俺の道ツアー@新宿リキッドルーム 2003.9.5

2006-01-17 23:55:55
LIVE REPORT:YO-KING ONE-MAN FESTIVAL@野音 2003.10.11

2006-01-18 23:55:55
LIVE REPORT:RAKSTONE Records Presents BIG SHOT 2003 - Japanese Authentic Ska & Rock Steady Bands Convention@新宿ロフト

2006-01-19 23:55:55
LIVE REPORT:PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.11.24

2006-01-21 23:55:55
LIVE REPORT:PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.11.25

2006-01-22 23:55:55
LIVE REPORT:PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.12.5

2006-01-23 23:55:55
LIVE REPORT:PE'Z@NHK(ライブビート?) 2003.12.16

2006-01-24 23:55:55
LIVE REPORT:SMILEY'S SOUND SYSTEM@渋谷O-East 2003.12.29

2006-01-25 23:55:55
LIVE REPORT:COUNTDOWN JAPAN 03-04@幕張 2003.12.31


つづく・・・

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notes and movies(2003.9~ part1)

2014-02-14 13:24:36 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回はクルマとますもとたけしさんの絵が貼ってある透明なルーズリーフからご紹介。
部長つながりでドラマ「マンハッタン・ラブストーリー」祭りなのと、
急に翔さんモードからVシネワールドにどっぷりw

  

photo1:PE'Z REALIVE TOURに3回も行ったらしいw
photo2:「マンハッタン・ラブストーリー」祭り。
photo3:いろんなバンドチェックしてたんだな。

昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『夢二』(1991)
監督:鈴木清順 出演:沢田研二、毬谷友子、宮崎萬純、原田芳雄、大楠道代 ほか
ひさびさ清順ワールドに浸りたいと思って観たら、嬉しいくらい最初から最後まで奇怪。
それ故か、体調不良故か、途中何度か記憶を失ったか知れないが、まずまず堪能できた。

「私は一体何を待っていたのだろう?」

竹久夢二ってこんな変キャラなの?
手で触れた場所などに彼の描いた女絵が浮かび上がる演出も面白いし、
黄色いボート、鮮やかな着物などの色使いが気になる。


『風船』(1956)
監督:川島雄三 出演:森雅之、高野由美、三橋達也 ほか
TSUTAYA更新1本無料ハガキにつられて、久々行って再び昭和の邦画の魅力熱にほだされて見つけた森さんの1本v
ロマンスグレーとは、まさにこんな人 年齢を重ねても上品な美しさは変わらないどころかますますステキ。
女優も揃って、資本主義ただ中の日本で進みつつある家庭崩壊、世代間の感覚のズレを静かに描く。
とくに、末娘と父の純粋な親子愛が涙を誘う。

「金があっても、子どもたちを腐らせるだけ」という父の思いと、
「言い出したらきかない」という息子の思いのスレ違い。

「しがみついてくる女がいたら、俺の人生も違っていたかも」というBと、
「生活していくためには仕方ないのよ」というKとの男女の思いのスレ違い。

人生は、ままならないもの。こうなればいい、という思うとおりにはいかない。
風船のように、ただ風に流されてゆくだけなのか?


『風の中の牝鳥』(1948)
監督:小津安二郎 出演:田中絹代、佐野周二、村田知英子、笠智衆、坂本武 ほか
久々の小津作品。その中でも初期にあたるだろう今作は、なんだか湿っぽい、私の苦手な耐える女もの
時代劇も真っ青な長~~~い階段落ちまでして「すいません」って謝れるってすごいツワモノだ

今日生きるのがやっとで、女性の就職口もなく、あっても安月給。
帰るあてもない夫を4年も待って、一人息子を育てただけでも、とんでもなく偉すぎなのに、一度の過ちであの高圧的態度!
深い愛情の裏返しの憎悪ととって喜ぶべきか? マゾっぽいなぁ・・・

やっと夫の許しを得て「2人で頑張ろう!」みたいになって、痛いのに「歩いてごらん」と命令。
この時代、女ってなんだったんだろ/泣 メンドリがなんの関係があったんだろーーー???


『新・仁義なき戦い/謀殺』(2003)
監督:橋本一 出演:高橋克典、渡辺謙、南野陽子、遠野凪子 ほか
音楽:東京スカパラダイスオーケストラ

胃潰瘍になりそうなくらいの緊迫感と、テンションレベルは、初作からずっと受け継がれてる。
タイトルのブランドと、抱えたテーマとともに一貫しているところが
深作監督から代々引き継がれてゆく、後続の監督らの背負うプレッシャーとプライド、意気込みが感じられる。

すでに耳に馴染んだスカパラサントラが、どういう場面で、どの曲が使われるのかも気になったが、
作品とガッチリ対バン張りながらも、一歩も引かずに作品を盛り上げるあたりは、さすがプロのお仕事v
しかし今作シリーズに惚れたひやむの嗜好って一体・・・?w

何より華のある役者が火花を散らして競演してるのがシリーズの目玉。
あと、なにげに大阪探訪と、ヤクザ事情の変遷の勉強?にもなる。

高橋と渡辺が両極端のキャラで、それ故の友情と、対立する様を存分に魅せてくれる。
そこに前作に負けないタヌキオヤジぶりの小林稔侍さんw
絡んでくる他組の油断ならない面々、そして女優陣で強烈なのが夏木マリさん!
糖尿病でインシュリン注射を腿に打ちつつ、大福をほおばる怪演。

のぼりつめては欲と暴力に死んでゆく血塗られた道には、いつも無常の境地にさせられる。


『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』(2002)

監督:ピーター・ジャクソン 出演:イライジャ・ウッド、リブ・タイラー ほか
戸田奈津子訳。

「善を信じてがんばろう。物語に小さい時感動したのは、主人公たちが何かを信じて進みつづけたからなんだ」

その後の追加シーン満載のDVDの宣伝で、すっかり現実に戻された
劇場だと時間制限があるから仕方ないにしてもズルいよなあ~
ノーメイクの俳優らは誰が何役か分からない人もいる
戦闘シーンが目玉で、黒澤の『乱』を思わせるスケールと迫力と悲壮感。

大自然のロケも目玉のひとつ。
豆知識では、このロケ地をやっと探し、7ヶ月かけてセット作りをし、
撮影後は、はげた草も元に戻すという徹底ぶりだったとか。

中世も今も、人は豊かな自然を壊し、私利私欲のために戦い続けている
どっちが勝とうと負けようと、戦争が繰り返されるという事実が変わらないのは空しい。

そしてラストを飾った音楽は、ビョーク
オーケストラをバックに切ない胸の内を歌う。

もう1つの見所はフルCGのゴラム。
分裂症の哀れな生きものだが、ストーリーを引っ張る重要なキャストで、表情や動きのリアルさはスゴイ。

さて次の3作目で完結かな?
壮大な物語の結末が気になるところ。
機会(というか時間さえ)あれば原作も読みたいところ

1作毎にスケールアップ&丁寧な物語進行で、観終わった後、『ネバー・エンディング・ストーリー』の
あの物語に一体化した感じが味わえ、ともに冒険した仲間の一人にでもなった感覚。
とくに泣けるってわけではないが、超大作すぎるくらいのファンタジー。
映画の新しい動きの模索でもあるのかも知れない。


『過去のない男』(2002)
監督:アキ・カウリスマキ 出演:マルック・ベルトラ、カティ・オウティネン ほか
シンプルな設定、言葉少ない大人同士のもどかしい恋愛物語。
赤をポイントカラーとした抑えた演出は監督独特。
なんといってもCKBをサントラに入れる音へのこだわりに注目

「人生、先を見て進むしかない」等、何気ないセリフが深い。

ギャンブル狂いのダメ男だったのに、頭を殴られた後は、しごく真面目な働き手、
何もかも笑っての生活は厳しいはずなのに、第2のチャンスをもらって、
ささやかながら人の親切が身に染みて、恋までして、新たなスタートが切れるって幸せかも。

寒そ~~~~なフィンランドの乾いた人間関係、つっけんどんな中にも、
食事を与えてくれたレストランのおばさん等、奉仕する心、小さな親切って大切なことなんだな。
なかなか勇気がいるけどね。


『魔界転生』(2003)
監督:平山秀幸 出演:佐藤浩市、窪塚洋介、古田新太、加藤雅也、麻生久美子 ほか
どうしても前作・深作監督のインパクトが強くて見劣りせざるを得ない。
前のほうが敵対する両者の対比がシンプルで分かり易く、ガラシャ?とか妖女キャラもいないし。
窪塚くんの旬さを売りにしてるのが裏目に出たか?
乱れた世に欲深い者らを誘惑するため蘇った悪のヒーローといったところか。
CG技術に溺れて芝居が途切れてしまってはもともこともない。


『阿弥陀堂だより』(2002)

監督:小泉堯史 出演:寺尾聰、樋口可南子、香川京子、吉岡秀隆 ほか
飯山の大自然を舞台に、人との触れ合いを描いた
黒澤明の遺作に息が吹き込まれ、なんとも温かい、静かな感動に包まれるいい映画となった/涙

「あがっておくんなして」「うちの女しょは・・・」など、今でも祖母や親が使う方言がそのまま自然に出てきて、
冬に野沢菜を漬けているシーンや、何気なく出されるお茶、田んぼで食べるおにぎり等々、
そこで暮らす人々の豊かさが感じられた。
あーゆー体験の記憶を体で覚えてるのって私たちの世代くらいまでじゃないかなあ!

まさに人間って、人の間に生きているもの。
お互いの関係の中で、日々一瞬一瞬が過ぎ去る時を噛み締めて
幸せを感じることが大切なんだと、忙殺された都心に住む者の心に痛く染み渡った。

「気が飛んでしまった。心の問題なの。病気でも心が病んでいない人は幸せ」

「姿が大切、なぜなら人となりを表すから」

Cのひと言ひと言は重く、かつシンプルで、豊かな深い意味を持つものばかり。
あんな風に人と接し、見事な死に方をしたいものだ。

「体が必要とするものを畑で作って食べる貧しさは尊い」

宮沢賢治の有名な「雨ニモ負ケズ」で、褒められもせず、苦にもされない、
そういう者にわたしはなりたい、という文が本作のテーマをも表している。

「悲しく苦しい時は心を安らかに」

苦しいことも多いが、それだけじゃない。楽しく美しい瞬間もあることを私たちは知っている。
巡りくる季節の流れも忘れるほど、便利さ、スピード、効率などに振り回されているのを、
いっとき立ち止まって見直してみよう。

(これってパニック障害の話だったんだ/驚


『シカゴ』(2003)

監督:ロブ・マーシャル 出演:レニー・セルヴィガー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、リチャード・ギア ほか
ボブ・フォッシーの素材と『キャバレー』の味付けで不味くなるワケがない!
今が旬のゼタとレニーが頑張って、なんとかブロードウェイダンスと歌を披露し、
ロングヒットミュージカルの映画化の成功に華を添えた。

とにかく二転三転する話の面白さ、フォッシー印のセクシー&ワイルドなミュージカルシーンが
絶妙に絡み合って、ショーを観たっていう満腹感v

でも冷静に考えれば、人を殺したことまで大いに使うショービズとマスコミの金と欲のせめぎあい+あこぎさには閉口。
それもこれも、それに食いつく大勢の平凡な暮らしをする一般客あってのこと。
まさにAll That Jazz(なんでもあり)ってオチ。

それぞれ吹替えなしで挑んだミュージカルシーン。
レニーはブレイク作品『ジョーンズの日記』の絶唱つながりかw
ゼタの悪女ぶりはハマってて新鮮。


『マトリックス・リローデッド』(2003)
監督:アンディ&ラリー・ウォシャウスキー 出演:キアヌ・リーブス、キャリー・アンモス、ローレンス・フィッシュバーン ほか
本作のプロモで来日した時は、たしか東京タワーが緑色になって、
完結篇の今回は歌舞伎町に雪を降らせたが、あいにくの雨、しかも誰かやったよな、このアイデア。

前作以上に話は難解だが、ワイヤーアクション、カーアクションetc...
ネオ自身も進化して、空飛べちゃってるからね
キアヌの美青年ぶりは圧倒的! スミスの増殖は笑えるw

「夢を見ていた。これからは見る夢もないのか・・・?」

ラストに長いCM話と、メイキングシーン、これっていつも思うが
手品の種明かしを延々と見たい人なんているのか?

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notes and movies(2003.9~ part2)

2014-02-14 13:24:35 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part1からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『竜馬の妻とその夫と愛人』(2002)
原作・脚本:三谷幸喜 監督:市川準 出演:木梨憲武、中井貴一、鈴木京香、江口洋介 ほか
三谷脚本の時代劇もなかなか楽しい笑いあり涙あり。
それぞれ個性ある役者がそろって競演。本人と奥さんもちゃっかりチョイ役で出てるしw
結局一番弱そうに見える者が、一番欲深で、しぶとかったってオチまでウマイ。

小料理屋の女中で、ともに改革に奔走したのに、死後は葬式にも呼ばれず、再婚後も不幸だった竜馬の妻。
どこまで作ったか分からないが、混乱の世に華やいだ波乱万丈な女の人生ドラマがあったのかも知れない。

どこまでもダメキャラの夫。いろいろと便利で、一生愛してくれるかもしれないけど、
やっぱ愛ってなんやかんやゆって自己愛なのかも。
自分を殺したも同然の男に妻を寝取られたんだから、別れがくるのも因果か。


『私立探偵 濱マイク』(2002)

監督:林海象 ほか 出演:永瀬正敏、中島美嘉、市川美和子、村上淳、松岡俊介、阿部サダヲ、井川遥 ほか
(なんだ、このドラマ全話観てたんだ

1.31→1の寓話
死んだペット金魚の金ちゃんがキー?

2.歌姫
「自分が歌えなくなった理由を探して」という歌手(UA)からの依頼。
阿部ちゃんは、オカマの店の主人役だったw Asa-Chang も出たらしいが分からん。
笑ったのは、サキサカ&モモナリコンビ復活
伊武さんが久々「ぬんこまれた・・・」とかゆってるのが貴重なネタ/爆

3.どこまでも遠くへ
自分探しの話だったみたい。なんだかまったりしたシーンの連続。
レピッシュはライヴシーンもの。甘ったるいヒロインがマイクを振り回す。
長いアイドルPVみたいなノリ。

4.サクラサクヒ
今回は、やたらと熱くウェットなつくり。ジョージ役の男が叫びまくり。
岸部さんはイイ味出してる。
毎回終わりにYOUがナレーションをいれ、プレゼント告知をしてる喋りも笑う。

5.花
窪塚くんがお得意のキレまくり演技を見せる。
アカネが兄との関係を、もしや他人では?と疑うようなセリフあり。気になる。

6.名前のない森
ちょっと『X-FILE』っぽいつくりで今シリーズとしては異色かも。
ソックリな木は、まさにマイクから木が生えてる、ちょっとハンパな特殊メイクって感じ
マイクの本当にやりたいことは不明のまま。
俳優陣もベテランが揃ってしっかりした作りになってる。

7.私生活
なんだかワケ分かんない話。とにかく小林薫さんの芝居はいつ観てもイイv
(この頃は、まだ哲さんは無意識下

8.時よとまれ、君は美しい
対照的にハリウッドから借りたような話。タイトルも、画面に出る文字も凝りまくり。リワインド使ってるし。
電話1本でAチームみたいな仲間が駆けつけて、自分もケンカでバシバシ決めちゃう中村達也さんがめっちゃカッチョいい!

9.ミスター・ニッポン~21世紀の男
この話はオンタイムで見た。ペー・パー子の殺し屋シーンのインパクトが強烈で忘れられなかったし/爆

10.1分間700円
ゲストもシブイ役者が揃って重めなテーマ。
探偵、殺し屋、神父、ミステリーなキャラが揃ってる。
映像もスタイリッシュ。あ、そいやこのシリーズってフィルムで撮ってる感じだなぁ。

11.女と男、男と女
スカパラが出た回。それで初めて今シリーズを観たんだけど、この時点でもうラストから2番目だったのね
今作のみ外国人監督。西部ガンマン風だけど、タイトルにある女というほどのヒロインはなし。
アクの強い役者が見せる中、たとえ何もしなくても男気プンプンフェロモン出まくりの中村達也さんが画面さらってるv

12.ビターズエンド
で、最終回。またもや出演者が叫びまくる人情もの。

「オレは、依頼人は家族同然と思ってる。家族の頼みは何をおいてもやろうとするから。
 オレは人を信じてる。そうじゃなきゃ始まらない」
てラストのセリフがイイ。

通した感想としては、すごい面白い脚本は少なかったけど、
それぞれの監督が“カッコいい画”を撮ろうと工夫してるし、
ヤクザでもチンピラでもないアウトローな主人公(ヒーローでもないし)が
金にもならない事件に関わって、煩雑な街を歩き回るってゆうオフビートな設定と、
なにより毎回話に関係なく出演するインディーなアーティスト出演のアイデアが良かったv

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notes and movies(2003.9~ part3)

2014-02-14 13:24:34 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part2からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『オルゴール』(1989)
監督:黒土三男 出演:長渕剛、仙道敦子、哀川翔 ほか
グル魂がやたらVシネ俳優をフィーチャーしてるおかげ?で知り得た翔さん。
「いいとも」にも出て、なんかカッチョい~~~~と気になって借りてみたw
翔さんの出てるシーンだけ面白かった。同じ双子座だしv
意外に軟派なキャラなのね。高い声が特徴。

好きな女優、仙道&永島さん(『湯殿山麓呪い村』つながり)の共演もあるし。
「仁義」シリーズの硬派なヤクザ映画から、ニューウェーブとしてチンピラ映画ができたのか?

長渕色が濃いせいか、兄妹2人っきり&結婚間近&別れた女房と子どもetc...
ベタベタな設定。大事そうに抱えたタイトルのオルゴールからは持ち歌が流れ・・・

長~~~~い親子の再会シーン。それも道のド真ん中。おいおい、轢かれるよ君たち
子分役の翔さんのほうがよっぽど風格あって強そうだ
しかも粉をすする長渕さんの演技が素に見えるほどリアルで笑えない。蹴り方も慣れた感じ・・・

さてさて今作でブレイクしたらしい翔さんの他作品も気になるところ。乞うご期待v

(そっか、もとはといえばグル魂からなのか!


『ネオチンピラ 鉄砲玉ぴゅ~』(1990)
監督:高橋伴明 出演:哀川翔、青山知可子、峰岸徹、宍戸錠、山田辰夫、力也、大杉漣 ほか
ドラマ「とんぼ」と前回観た「オルゴール」、そして今作が大ヒットして俳優として注目されて以降、
“哀川ブランドに外れなし”とVシネ帝王伝説に。出演作が13年目にして100本達成!
今作では結構からみシーンも大胆にあるし、トンボ返りで一世風靡セピア時代の片鱗も披露。
挿入歌まで書いてるみたいで多才さが光る。

原作者が安部譲二さんだけに、アクションヤクザ映画かと思いきや、若いチンピラが殺しを命令されて
“男”になるまでを描いてて、肝心な結末がない。
「いくぜ・・・」て決めた背中で終わってて、チンピラ、ヤクザ、殺し屋を美化したままでいのかい?
と勧善懲悪ものに慣れた客は思ってしまう

「初犯なら10年臭いメシだ」ってゆーけど、今はもっと待遇いいかも?
「出たら通帳に金が待ってる」やり方は昔と変わらないみたい。

まだまだファッションとか映画自体が'80をひきずってる。
ピンクの口紅、パーマ、白いフレアスカート、カラフルなシャツetc...
ポケベル、公衆電話、ベンツの中の電話がカッチョいいって時代。


『借王 シャッキング』(1997)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子 ほか
1991年バブル崩壊。億単位の借金を抱えた他人同士が詐欺で返済していく。
悪事も悪事で取り返すナニワのあくどい底力。っつーか転んでもタダじゃ起きないバイタリティ~!
今作ではマネーゲームに溺れて15億もの借金を抱えた中堅エリートサラリーマンの銀行員(妻子持ち)を演じる翔さんもハマる。
大阪のオバチャンも参る男臭さと色気を漂わせて、クールかつ人間味もあるダークヒーローって感じ。

3人は最初の約束通り、金を山分けしたら赤の他人に戻る―――はずが、
まだまだ返済が足りないらしく好評シリーズ化してるw

夜逃げといっても今は昼間が多いらしく、山奥より都会に紛れ込むのが一番らしい。
不景気が続く中、他人事じゃない人がたくさんいるんだろう。
それを逆手にエンタテイメントにしちゃってるところが大阪っぽい


『ピンポン』(2002)

監督:曽利文彦 脚本:宮藤官九郎 出演:窪塚洋介、ARATA ほか
『GO』以上に泣けて感動するスポ根王道、なぜか私は『エースをねらえ!』がダブった。
世界一を目指す極めた世界は、共通点が多いのかも。クドカンに男の友情を描かせたらピカイチ。
マンガの元ネタは知らないけど、それぞれキャラのハッキリした役にハマってるこれ以上ないキャストで、
ピンポンってゆー地味なスポーツを題材に、ここまで面白いエンタテイメント映画が出来ちゃうんだから。
ネタの尽きたハリウッドよ、邦画を観ればよろしい。

トランス系のアップテンポな挿入歌がマッチしてる 特訓は積んでもボール(客まで)CGってゆう裏話もある。
川に飛び込むシーンで警官役に『マンハッタン~』土井垣さん役の俳優もチラリw

(この頃はまだ部長の名前は覚えてないらしい


『借王2 シャッキング』(1997)
監督:和泉聖治、香月秀之 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子 ほか
一発当てても2となるとコケるシリーズが多い中、
原作と脚本の面白さでどんどん引きこまれてゆくこのマネーゲーム。
もちろん、ハマり役のキャストもイイ。ついつい続編が観たくなる。
今回、残額表示はなかったけど、3まではいかないだろうとの謙遜か?
ハメる3人が、逆にハメられそうになる展開が楽しい。

今作では翔さんもお得意?のヤクザに扮するシーンあり。
黒縁メガネの銀行マン、監察官と、いろいろコスプレ?七変化するのも見所。
翔さんと夏樹さんの間になにやらイイ雰囲気が漂ってないともいえないし
でも今どきマンション住まいで、親子3人床に布団を敷いて寝るウチも珍しくないかい?w
次長家の夫婦関係もなんだか他人行儀っぽいし・・・もしや、昇進狙いの結婚か?


『BAD GUY BEACH』(1995)
監督:あいかわ翔 出演:哀川翔、梶原聡、藤原紀香、麻生久美子 ほか
よく頑張ったで賞w 翔さんの長~~~いプロモって感じ。原案も担当したのかな?
ゲーム業界とかの材料の着眼点はイイ感じ。
怪しい店のオーナーは『晴れときどき殺人』に出てた男優だ! 懐かしい~~ってか全然変わってなくない?
藤原紀香も若い頃は顔がパンパン。ってか自作に相手役ヒロインにしてるのは、翔さんのタイプなのか?
怪しい中にもファンタジー色の入ったフシギな作品。


『木更津キャッツアイ/日本シリーズ』(2003)(劇場にて

監督:金子文紀 脚本:宮藤官九郎 出演:岡田准一、櫻井翔、岡田義徳、佐藤隆太、塚本高史、哀川翔 ほか
今までに劇場でこんなに本気で笑った映画は初めて(泣笑
人を泣かすより笑わせるほうが難しい。

これを30日で撮り上げたって、低予算でも最高のエンタテイメントを創れるんだ。
さすがクドカン、これでもか、これでもかの笑いのツボ、相変わらず絶妙のテンポとタイミング。
これ以上ないハマり具合なウッチャン(TVコントを彷彿)、2H前後?が永遠に続きそう、いや続いてほしいと思わせる1本。

そして何より、チョイ役と思いきや、しっかり要所要所に絡んでた翔さん
のっけからのつかみが「テキヤ球団」だもんね/爆

ドラマの映画化でコケる(『X-FILES』や『ツインピークス』)作品が多い中、グッズやイベントなどの
スタッフの知恵&努力の成果でもあるが、見事なまでにドラマをつなぎ、
また超える面白さで締めてるところがスゴイ。
また余命が半年延びたことだし、シリーズ化してくれないかな

翔さんに電話して「日本語勉強したいってゆーんすよ」「じゃ、そっち行くよ」
「いや、マジすか? 今どこです?」て見ると、すぐ近くにいる/爆
「今『ゼブラーマン』の撮影なんだ」w ボールに“完全燃焼”って書いてあるやつを渡して
「もう行かなきゃ」てボートに乗って決めポーズのまま去っていく、あくまでカッチョいい翔さん

キャッツのHPでは氣志團と一緒にビデオレターがあって、撮影中のホテルでのコメントが聞けたv
しかも劇場で『ゼブラーマン』の予告編もしっかり観たっ!
意外に?カッチョいいではないか! もうロッピーで前売り売ってたから買わなきゃw

これでまたまた新境地開拓。Vシネを知らない人々にもその勇姿が広がっていくことだろう。
なんだか客もキャッツぽい人選なのが笑えた。
ps.ウッチャンのやりすぎ“やっさいもっさい”がほんとウケる


『白い手』(1990)
監督:神山征二郎 出演:南野陽子、哀川翔、石黒賢 ほか
少年時代の様々な思い出は移ろいゆき、大人になってほとんど思い出せないものばかりになるけれど、
苦しい時、寂しい時、思い出して自分を元気づけてくれるのは、やはり子ども時代の思い出や体験だ。
そんな日々を純朴に描いた爽やかな1作。


『借王3 シャッキング』(1998)
監督:香月秀之 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、萩原流行 ほか
今回は大阪人が金の次に好きな人情絡み。
それぞれがワケありで、ビジネスだといいつつも、いろんな人間関係を巻き込んで、半分人助けになってきてる。
言ってみれば悪徳商売人を騙して、ボロ儲けした汚れた金をせしめるワケだから、現代の悪のヒーローと言えなくもない。
夕陽に映える翔さんの決めポーズにしびれる~~~

ラストはまた3人で夕陽見ながらわざわざ別れと再会の儀式。
水沼の残額不明、怜子はあと2億、安斉はあと12億。まだまだ先は長そうだ
しかも早々4の予告が入ってて、次回は安斉が刺されて大ピーーーンチ!
大ヒットシリーズなのね、これって。


『黄泉がえり』(2008)
監督:塩田明彦 出演:草剛、竹内結子、哀川翔 ほか
翔さんは助演もいろいろあって、ヤクザもの以外に幅広い表情が観れるのが楽しみv
今作では、娘を持つ普通のお父さん。笑わせようとヘンな顔をつくるシーンにポッ

作品自体は淡々とした話。ラストに撮影風景のオマケまでついて、草くんのアイドル映画風味。
今作でRUI役・柴咲コウが歌も上手いって分かった
蘇ってほしいと願ってたヒロインが、実は死んでたってアイデアは『シックス・センス』の受け売りか?

「愛する人と一瞬でも心が通ったことで、その人がいなくなっても前向きに生きていける」
といった言葉で納得した答えを見つける。

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notes and movies(2003.9~ part4)

2014-02-14 13:24:33 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part3からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『めぐりあう時間たち』(2002)
監督:スティーヴン・ダルドリー 出演:ニコール・キッドマン、メリル・ストリープ、ジュリアンン・ムーア、エド・ハリス ほか
今年注目していた人間ドラマのひとつ。ベテラン女優3人を看板にするだけでも豪華。
ニコールはウルフになりきって顔に特殊メイクまでして意気込みを見せた。

観てみると、淡々とした女性の生き方、それもたった1日の出来事で、
書いているウルフ、作品『ダロウェイ夫人』に感化されている50代の主婦、
そして彼女の息子の友人である現代女性、終盤に互いがリンクし合うという構成がポイント。

「私はあの家で死ぬことより、子どもを捨ててでも生きることを選んだ」

「あの朝、幸せはここから始まるんだって思ったけど違った。
 あの瞬間がまさに幸せそのものだったのよ」

ジュリアンがベッドで寝ていると周囲が水で溢れるシーンはショッキングな心理描写だ。
傍から見れば幸せそうに見える普通の女でも、それぞれ抱えている問題と皆闘っている。
夫人の友人は、ローラに子どもがいることで「あなたは恵まれている」と言い、
ローラはMに「娘がいて幸せね」と言う。

E「人は何で生きてるんだ」
M「お互いのため。皆支え合って生きてるのよ」

それぞれ価値観が違うから、生きる権利も、死を選ぶ権利もある。
人のために生きることもできるが、まず自分のために生きなければ、
人に愛情をわけることもできないのではないだろうか?


『借王4 シャッキング』(1998)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、西川峰子 ほか
翔さん・・・いや安斉の名演にすっかり騙された。とにかく無事でなにより。
今回も地道に1億ずつ返せた。「インサイダー取引」がキーワード。
いやー世の中いろんな金の回り方があるもので、てか普通に生活してたら
1億円使うのだってすごい額なのに、借金地獄ってホント無常・・・

「自分の勝負のケツは自分で拭く。負けてたまるか!」の決めゼリフがgood。
銀行上層部って人生と金に関する幅広い洞察力に長けてないとダメなのか?
さて、次回1億ずつ入ったら怜子は降りるのか?が気になる。

バグパイプみたいな音のインパクトあるテーマ曲もすっかり耳に馴染んで、
週末にこれを聴かなきゃ落ち着かない感じ

「ゼブラーマン」の前売りも買って、翔さんはプロモーションにあちこち、TV出演もして、ますます大忙し!
年末は衛星放送も含めて3本も一気に出演作OAありv


『うなぎ』(1997)
監督:今村昌平 出演:役所広司、清水美砂、柄本明、倍賞美津子、田口トモロヲ、哀川翔 ほか
カンヌの賞をとったらしい。今村監督ってたしか有名だよね。他に何を撮った人かな。
リアルでドロドロした人間模様と、これでもかの執念、情の世界って私が一番苦手な部分だけど、
これだけのベテラン役者が揃って、うなぎって動物を選んだインパクトも強いし、翔さん出演作としては異色。
花粉症?で赤いスポーツカーに乗った近所の兄ちゃん役。パーティの時にギターを弾いてるのもそう?!

UFOが来ると信じてる近所の男「来ると思う?」「強く信じれば来るのよ」

前科者は暮らしにくいから、強姦でもなんでもして再び刑務所に戻るという。
真面目に刑期をつとめても、自分の犯した罪に反省がないのはどんなものか・・・
まあ、殺すほど愛してたって理由も成り立つかもしれないけど、妻も浮気する理由があることだろうし。

般若心経を唱えつつ、しつこく絡む柄本さんの演技は強烈。
フラメンコを踊る市原悦子さんも怖い
金目当てのダテ男役?の田口さんもハマる。

うなぎが赤道付近まで2000kmも旅をして(生殖のためにそこまで・・・)、
メスの卵子にオスが精子をかけ、子どもを作ってから日本の川までまた戻って来るってトレビ知識も得たw
で、蒲焼にされちゃかなわないだろう。

「やっとオレもお前と同じになった。誰の子か分からなくても子どもは可愛がらないとな」

待っててほしいとも約束しないのはズルイっちゃズルイ。
しかも、自分の殺した妻似の女ってのも悪縁だ。
そうそう、清水美砂がすごい格好での体当たり演技/驚 有名監督のなせる技か?


『借王 THE MOVIE 沖縄大作戦』(1999)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、南野陽子 ほか
シリーズ5作目にして映画化か。予算も増額して沖縄ロケだっ
翔さんは白スーツで決めて、なんと水上バイク?にも挑戦。
何やってもサマになる、こんなカッチョいい銀行員はいないw
怜子も、こんな色っぽい公務員はいないだろうに。

今回で借金全額返済となった怜子に、安斉はひと言「おめでとう」と言って
アッサリとした別れとなったが、6の予告編にまだいたような・・・?
水沼はまだ残額不明、安斉は10億。今作では京都のオバチャンとの布団2ショットもサービスw
家族で娘に誕生日祝いをあげるシーンは、ちょっとプライベートとも重なるものがある。


『修羅がゆく』(1995)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、大和武士、萩原流行、菅原文太、安岡力也 ほか
修羅:阿修羅の略、争いを好むインドの鬼神

『借王』と同じ監督が翔さんと組んだ、これまた大好評シリーズ。
『仁義なき戦い』の現代版といったところ。菅原文太も出てるし。しかも医者役ってヤバすぎる

横浜が舞台で、大阪ヤクザと東京ヤクザの対立も見せどころだけど、翔さんはあくまで標準語。
ドスをきかせて暴力ふるっても、どこか情が染み出て、クールで軽やかだから
どっちかっていったら知恵と信頼でのし上がったタイプ向き。でも背中には修羅の刺青がうねる!
コミックの映画化らしく、続くの前提ですって終わり方が可笑しい。

北海道出身の恋人が「迷惑はかけられない!」と言いつつ、思いっきり絡んでくる。
若いチンピラRが本郷に恩義を感じつつ殺され、ヤクザ映画ってホント不毛・・・

翔さん出演やヒヤム推薦でもなきゃ絶対自主的には観ない、癒されないジャンル。
これを娯楽として観て楽しむファンってどんな感覚なのか?
目潰しや、寝技かけるわ、刀でけっこう立ち回りをする翔さんは「Vシネの帝王」てこのことだったのかあ。

肩に黒いコートをひっかけて、斜めからの横顔ショットがあまりにキマってて、なぜか笑える
しかも、その後の作品紹介がチカンものとかだもの。
私がVシネを最初、ヤクザ映画かAVものと勘違いしてたのもムリないっしょ?

(このシリーズで、また萩原流行さんの魅力を再確認してハマったv


『借王6 ナニワ相場師伝説』(1999)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、根津甚八 ほか
6作目にあたる今作は、ベテラン根津甚八さんの重厚な演技が見所。
翔さんと並ぶとホント絵になる2枚看板。しかも、昔ボクサーを目指してた安斉の意外な過去も明らかに!
だから少々荒っぽいことも平気なのか。てか1人は有能な銀行員、1人は株式のエキスパートに育ったとは、
どこの塾よりもすごいジムだな、ここはw

2人がカッチョよく語るシーンで、カメラが引いていくと、そこはなんと通天閣のてっぺんだったってゆーシーンが爆。
あんな高い所まで上がれて、しかも屋外に出れちゃうんだ/驚

借金は返したが、今作は情がらみで参加した怜子。珍しく本気キスシーンもあるで

「試合はまだ終わっていない」
Nの残したメモの言葉を噛み締める安斉。
3人はいつものニンマリ顔もなく、夕陽をバックに無言で別れる。
いつもの京都のオバチャンも出てこなかったし、人情がらみの人助けになってきてる。


『DEAD OR ALIVE 犯罪者』(1999)
監督:三池崇史 出演:哀川翔、竹内力、杉田かおる ほか
あのー、チョットマッテクダサイ、このエンディング、よく分かりませんでした
竹内さんが取り出したのは水晶玉?OR核爆弾? 地球まで滅んでしまったんですかね。

ヤンキー座りの2人が♪ワン、ツー、ワンツースリーフォー て始まりからブッ飛んでる。
癒されないってか心が荒む暴力映画シリーズ。
アジアなんたら賞をとったらしく、監督はええっ『ゼブラーマン』の方じゃないすか!
角刈り翔さんの刑事役も渋いv

チキンレースの末、腹にナイフ刺さるわ、車が転倒した際、傷ついた片腕もぎとるわ、
Rと相撃ちになるわで、最終兵器はバズーカ砲vsRの武器がなんだか分からない
相撃ちの結果、地球(少なくとも日本)滅亡くらいの勢いだったけど、勢い余って続編まだあるみたい。
確実に死んでると思うこの2人が出るんだよね、やっぱり・・・

あんまりメモって思い出に残したくない汚いシーン満載だったから概要のみ。
家庭も崩壊するくらいの激務に、毎日会いたくもない死体や悪人と付き合ってる
殺人課の刑事さんって、人間味も保てないのでは? でも、実際こんな刑事いないのかもね。
「踊る大走査線」ネタも出てたけど、刑事ドラマには本物の刑事が呆れる誤った解釈がたくさんあるらしい。


『借王8 狙われた学園』(2000)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、白竜 ほか
通産8作目。こんなにほうぼうに敵を作って、面も割れてたら、どっかで誰かに見つからないか?w
“隠れるなら都会の雑踏に紛れるのが一番”て法則か?

海に落ちた子どもをスーツ姿の安斉が助けに行くシーン。
本当は服着たままじゃあんなにスムーズにいかないんじゃ・・・? ま、翔さんだからできるか
手を握られてAがポッとするシーンもオマケ?w

今作で安斉の借金は10億切った? 残るは3作くらい。完済できるか、すべてバレて地獄へ落ちるか。
それともシリーズは寅さん並みに続いてゆくのかw


『DEAD OR ALIVE 2 逃亡者』(2000)
監督:三池崇史 出演:哀川翔、竹内力、遠藤憲一 ほか
前編で死んだ2人がよみがえるかと思ったら、まったく別の話で、今作では幼なじみ同士。
キャッツでぶっさんたちが話してた“きつねうどん”の件も観れたv 人情深い殺し屋か・・・

「一緒に仕事しねーか? バカ1人殺せば何十万って世界の子どもが助かるんだぜ」

「いつも先回りしやがって」

力さんの背に黒い羽根、翔さんの背には白い羽根、まるで堕天使みたいなカッチョいい絵面だ

「地獄に落ちるなら、一緒に行こうぜ」「ああ」

ちょっとコミカルで、人情臭くて、金髪に黄色いアロハシャツの翔さんもイケてる。
夜空には描いたような流れ星 2人の通った後には、白と黒の虫の大群みたいなのが流れ出る。
前作同様エグいシーンも多々あるが、今作には少年に戻る郷愁があふれている。


『借王 THE MOVIE 2000(ミレニアム)』(2000)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、宍戸錠 ほか
今シリーズも残るはあと1本。今作のテーマは、システム金融、金貨しがつるんで人の骨までしゃぶるやり口を逆手にとる。
翔さんがダサいヅラを着けて、双子の弟役を演るコミカルさがスリリングで楽しい。
怜子は夫人、水沼が小間使いって、こんな怪しい変装、誰でもおかしいと気づくと思うよ
怜子の店は、またかんばしくないようで借金になっていたが、今回ので少しは落ち着いたか?
次回でついに安斉完済か? それとも今までの苦労が水の泡となるか?

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notes and movies(2003.9~ part5)

2014-02-14 13:24:32 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part4からのつづきで、このノートのラスト。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『DEAD OR ALIVE FINAL』(2002)
監督:三池崇史 出演:哀川翔、竹内力、ジョシー・ホー ほか
三池監督・・・タダ者じゃない この3部作、『ロード・オブ・ザ・リング』なんか目じゃない、
壮大なスケールの一大叙事詩だったことに初めて気づいた。
アクションを超えた、超アクション。今シリーズの翔さんは、すでに翔さんじゃない。
ワイヤーアクションに、カンフーも軽く笑い飛ばすスーパー翔さん、ついに武内力と合体対決だっ/爆

「結局、人間の後始末をしてるだけなのに、ちょっとは役に立ってんのかなあ、なんて考えちまう。
 頭の上を飛び交う弾をよけながら一度言ってみたいな・・・」
「なんて?」
「愛してるヨ」
「私も」
「いいの? オレ人間じゃないヨ」
「あ、そ」
こんな会話の脚本もシャレてる。

「ここの空気はうまい。懐かしくねーか? 母ちゃんの匂いだ」
2人が本気でぶつかり合ったら、なんと合体して怪しい物体に!爆

ウーは消えるとしても、その後どーなったのか、知りたいもんだ。
弾丸を素手でとったり、画面が歪むほど速く走ったり、でも「気にしないで」と軽いノリw
中国語と英語と日本語でフツーに会話しちゃってるのも面白い。画面全体が黄金色でなんでもアリ。
三池監督の頭ん中はいったいどーなっちゃってんだか。


『借王 ファイナル』(2001)
監督:香月秀之 出演:哀川翔、志賀勝、夏樹陽子、加勢大周 ほか
ファイナルを飾るにふさわしいスリリングでデカい仕事。やっぱ一攫千金と言えば石油か・・・
日本のゴルフ場から石油が出るなんて話を信じちゃうのも弱い人間の欲の故。
今作は安斉のクビまでかかっての大勝負!

安斉の仕事が堅いのは、それまで築き上げてきた人脈と経験、良心があっての成功だろう。

「今まで挫折したことがない者は、自分に火の粉がかかるとは思わないものだ」

成功と失敗、天国と地獄を知る安斉の深い哲学がセリフに滲み出る。

「安斉さんにとって金は良くも悪くもない」
金自体に罪はない。使う人の心の弱さが犯罪や苦しみを生むってこと。


『修羅がゆく2 戦争勃発』(1996)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、萩原流行、坂上香織、力也 ほか
さて、借王シリーズが完結した後は、同監督と組んだ、こちらの長寿シリーズ。
修羅な翔さんをじっくり観ていきましょう。
ヤクザの組長にしてはクールでカッチョよすぎる新しいダークヒーローだ。

「本当にスゲエ男だ」
イヤな奴と思いきや、組員を思う心はあったんだ。

女が身の上話をすると、小さな娘の前で父を殺した本郷の記憶がダブり、
全裸で迫られても「抱きたくなった時に抱くさ。今はその時じゃない」とクールすぎる翔さん。
そーいや離れてる愛人がいたのにどこ行った?

本郷の野望は、なんと全国制覇! デッカイ夢、いやデカすぎる、てかあり得ないっしょw
まあ、先は長いからじっくり付き合わせてもらおうか。


『デコトラの鷲 祭りばやし』(2003)
監督:香月秀之 出演:哀川翔、こずえ鈴、柳沢慎吾 ほか
これが記念すべき99本目の主演作品。
なんとゼブラの前にこんな明るいお茶の間コメディ?やってたんだ。

気負いなく持ち前の軽妙さで下町っ子のトラック野郎になりきってる
ケンカっ早く、惚れっぽく、失敗しても立ち直りが早い、昔ながらの江戸っ子復活。

浅草ロケしてたなんて!
まあ、常に観光客でごった返してる仲見世通りをさすがに貸し切ることはできなかった感じだけど。

デコトラって、小さい頃、兄がプラモでハマってたっけ。
あんなデカいひさしみたいの付けてたら、あきらかに違法じゃない?w

毎年やるブラジルサンバのネエちゃんとデキてたり、寄席の新人がいたり、
のんびりした交番の巡査が出てきたり、墨田公園の違法定住者まで出てきて、
キリンビールのあのデカいオブジェ看板なんかほんと風情出してる。


『アバウト・シュミット』(2002)
監督:アレクサンダー・ペイン 出演:ジャック・ニコルソン ほか
哀れで寂しい老男の話で存分に泣こうと思っていたら、これは皮肉の効いたコメディだった。
こんなに心底マイナス思考な偽善者はいない! こんな父親はイヤだ
彼が抱える苦しみや呪縛は、なんのこたない自身の考え方が原因になっているだけのこと。

説明書きには、娘の婚約者がロクデナシとあるが、そうだろうか?
参加賞のリボンを見てバカにする、見た目とか、家族の習慣が違うとかで人の本質は測れない。
娘が同じレベルでしかなかったとも言える。

緊迫した雰囲気の中、実に感動的なスピーチをするシュミットだが、
本当は全くくだらないと思ってるっていう冷たさが凄まじい
でも「こんな俺でも何かの役に立ったのか?」と自分に問うだけまだ救われる可能性がある。
クセのある男を、老いてもなお強烈な個性でこなすニコルソンは憎いほど。
キャシー・ベイツのオールヌードも衝撃的だし/驚

「今ごろ口出しするワケ、わたしの人生に? で、なんで母の棺を一番安いのにしたの?」

貧しい子どもへの寄付ですら、たぶんシュミットは自分のはけ口か偽善的&懐疑的&否定的な
気持ちだったに違いないのに、ラストで初めて号泣する。
人間そんなに1日、2日で考え方、生活のクセが抜けないが、少しは慰めになったかも。
どんな国でも親との確執、親戚付き合いの煩わしさは同じだなあ。


『ソラリス』(2003)
監督:スティーヴン・ソダーバーグ 出演:ジョージ・クルーニー、ナターシャ・マケルホーン ほか
あの大好きな名作『惑星ソラリス』のハリウッドリメイク。
ジョージ・クルーニーは好みじゃないが、原作が魅力的な故、つい引きこまれる。
女優のミステリアスで圧倒的な美しさもポイント。

現実か夢か。人間か別のエネルギー物体なのか。
それすら超えてしまうヒトの愛、執着心、欲望、後悔・・・
そんな深いテーマが、静かで、時にストップモーションの映像の連続の中にある。
90分前後は短いほうだが永遠を感じさせるストーリー。

「もう2人はずっと一緒よ」

このまま歳もとらずに擬似世界と分かった上で暮らしていても幸せか?
2人ともコピーってことは、誰の記憶で動いて存在しているのか? まあ、理論を追求しても仕方ない。
ある意味、ここにいる私たちも、実体のない意識~かげろうみたいなものなのだから。


『修羅がゆく3 九州やくざ戦争』(1996)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、萩原流行、大和武士 ほか
だんだん様子がわかってきて面白くなってきたv
ヤクザ映画といっても、仁義を通そうとする本郷らの人情ドラマの部分も多いし、
1コ1コ駒を進めていく達成感?は『借王』シリーズにも通じるw
監督が同じせいか、出演者もかなり重複。また各々違った表情が見れるのが楽しい。
力だけじゃなく、策略合戦なのも、現代の暴力団映画のポイント。
なんといってもホームグラウンドの九州が舞台だし、良かったね翔さんv

「医師は極道より汚い」

「本郷が大きくなって天下を3分すれば安定する」という考えだが、そうはさせじと燃える伊能
まだまだ修羅の戦はつづく。

本郷「痩せた土地のヤクザが、博多の宝を横取りは許せねえが、組員を抱える長として気持ちはよく分かる。
   九州に大磯という侍がいたこと忘れないだろう」彼は伝説となった・・・らしいw

海辺での決闘は時代劇みたい。ラストは海をバックに立つ翔さん!


『修羅がゆく4 東京大戦争』(1997)
監督:和泉聖治 出演:哀川翔、萩原流行、白竜、安岡力也 ほか
再び新宿に戻った本郷は、この激戦区でついに伊能と対決
今作では都心の多様な犯罪網と、外国人不法就労者の問題にスポットを当てている。
およそ悪そうなメンツが勢ぞろいしての派手な全面戦争。

実家に借金があるからといって密入国して、仕事がないとはいえ暴力団に入ろうってのは安易。
それもかなわないとヤク中になって、日本人を呪ったら筋違いだ。
海外でも外国人は皆苦労しているはず。女性もすぐ体を売るってのもなぁ・・・

本郷「極道を堂々と張れて幸せなのかも知れない」てそりゃあなたw
クラブやパチンコ屋の経営から始まって、麻薬、売春etc...
犯罪も華やかな新宿・都心は、裏社会でも憧れの地ってワケか。

それにしても本郷流一vs伊能政治、この2人の名前からしてすでに対バン状態w
今シリーズの注目俳優は、他にも大和武士(この名前もスゴイ。4には出てない)、
本郷組若頭役もシャープでガタイがイイ。



【歌詞をメモした曲】
♪BRAZIL


【イベントメモ】
「ラクーアスパ」@後楽園
「わんにゃんWORLD 2003」@幕張メッセ
ディズニー・シー@舞浜
翔さんトークショー@新宿HMV 2004.1.24(ここに行く途中で乙三ストリートを見たんだな、たしか
六本木ヒルズ、ヴィーナスポート


【ライヴレポ(追加で別記)】
YO-KING ONE-MAN FESTIVAL@野音 2003.10.11
SOUL REBEL 2003@野音 2003.10.13は雨天による機材破損のため中止
RAKSTONE Records Presents BIG SHOT 2003 - Japanese Authentic Ska & Rock Steady Bands Convention@新宿ロフト
PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.11.24
PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.11.25
PE'Z REALIVE TOUR 2003 冬~武士は食わねど高楊枝~@新宿LIQUID ROOM 2003.12.5
PE'Z@NHK(ライブビート?) 2003.12.16
SMILEY'S SOUND SYSTEM@渋谷O-East 2003.12.29
COUNTDOWN JAPAN 03-04@幕張 2003.12.31

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