想像以上にすごい面白かったww
いきなり大きな足のアップから
近江アナ:今日のゲストは、足の大きい方です
さ:
そんな紹介ある?! びっくりした
靴のサイズは31cm
僕の靴は、靴というよりは、ほぼ小舟です
近江アナ:この間、授賞された・・・
華丸:ビッグフット賞
さ:そんな賞ある?
●
「ベストファーザー賞」
主催者:
子どもへのラブレターのつもりでツイッターを綴り(ものすごい恥ずかしがる佐藤さん
その温かな笑顔はまさにベストファーザーの理念にふさわしいものです
Q:ご家族から反応ありましたか?
さ:
息子にはまだ言えてないですね
すごい賞をいただいたのはありがたいんですけど、ハードル高くなるじゃないですか
酔っ払った姿を嫁も息子も見てるからプレッシャーになってしまう
Q:自覚は変わりましたか?
僕、本当にちゃんとしてないんです
精神年齢8歳の50歳児って言われるんですけど
この賞をいただくことによって、ちゃんとした大人にならなきゃって
自分を律することになるんじゃないかなと思って
これ本当に生放送? 放送やめてこれ(ww
お:
ファンの方からメールを頂いてます 長野県20代(もう汗拭きまくり
朝の生放送 緊張されていますか? さ:してるよ
緊張で妙なことを口走るのを期待しています
さ:本当に僕が自由にやったらみんな青ざめるよ(爆
●
最近10代、20代の若い方からも大人気の佐藤さんを検証
「どうもこんにちは こんばんは 佐藤二朗なうです」
Q:佐藤二朗さんのどこが好き?
「かっこいいっす」
「Twitter 好きです お酒に酔ってちょっと可愛いこと言ってるのが好き」
「学校の友達ですごく好きな子がいて “俺はファンだー!”って言ってる」
「親戚にいそうな見た目だから、親しみやすい」「いつもハイテンションw」
小学生の女の子2人「『今日から俺は』に出てた」「面白かった」
Q:好き? 「・・・好きじゃない」ww
●
人気を一気に加速させたのが『勇者ヨシヒコ』シリーズの仏役
※
「ドラマのマイベスト」カテゴリー参照(『幼獣マメシバ』も観てね
(ついにテレ東から映像もらってきちゃったよNHKさん
歌うシーン ♪寄り道と道草は一緒じゃん!(自分で見て笑ってるw
●
クイズ番組の司会にも挑戦
男子ファン「ちょっとツッコまれてみたい」
さ:
ありがたいですね でも、50のおっさんですよ
それは分かんないですね 悪い気はしないけれども 信じてない、まだ
本当にそう思ってるのかと 可愛いってなんだ? 俺のどこが可愛いんだ
ハハハハハ!!(なぜか大声で誤魔化すw
だ:実際街を歩いてて声かけられることが増えたでしょう?
僕は帽子が苦手で マスクも顔が大きいから ちょうど合うのがないんです
メガネで 今はコンタクトだけど こんな話どうでもいいのかな?
聞きたくないでしょ、本当は
全然話が前に進まないじゃん!
俺が止まってんのか 勝手に
あんまり眼鏡は変装にならないみたいで
こんなどこにでもある顔なんだけど
マイク落ちた!! こういうハプニング 生どうすればいいの?!
ポケットに入れとけばいいの?!(面白すぎる/爆×5000
だ:
大声を出せば出すほどパニくるので 1回水飲もう
逆効果になってるから 音声さんがドキドキしてます
●
Twitterのいくつかをピックアップ
さ:これ、テレビで出すようなもんじゃないからね
お:これから二朗さんに呼んでいただこうと
さ:
私が読むの、これ!? 読むことを想定して書いてるから
(カンニング竹山みたいなキャラになってるww
だ:ひょっとしたらベストファーザー賞を剥奪されるかもしれない
さ:(爆笑)それ面白い
ノリノリで自分のつぶやきを朗読
さ:どんなつもりでつぶやいてるかも覚えてないです
さ:
これは、読むというよりも説明すると、車で信号待ちをしていて
隣の車を見たら、手がすごい綺麗だったので
ちょっと前進して、お顔を拝見したら
牛山鉄五郎みたいな顔した中年男性で
これをつぶやいたら「牛山さんて誰だ?」ってなって
急上昇検索ワード2位とかになった その節はごめんなさい
だ:まとめ方が素敵だなと思って “本日のハイライトにならないように頑張る”
近江アナが朗読
さ:
いいね近江アナ これは斎藤工がラジオでこう言ってくれたんですけど
ちょっと話が長くなって 1分以内に収めます
是枝監督 お会いしたことないのに名前を出しますが
『誰も知らない』という映画の時のインタビューで
母親役のYOUさんが、冬で寒くて家に帰ると暖房がかかっているから
「寒い寒い あっつ」って言ったシーンがあって
それを是枝さんが「こういうのってセリフじゃ書けないし、書かないし」て言ってて
なるほどなと思ってお聞きしたんだけれども
セリフがある作品でも、こういうことはもっとたくさん起きればいいのにって
実は前から思っていて
僕は正直僕が生き抜くために「刑事1」とかそういう役が多かったものですから
そういうことをやってきてたんですけど
それを
斎藤工、小栗旬、向井理だったり
世代が違うけど安田顕とかムロツヨシとかが
僕が先にテレビ出てたから
「すごい芝居をする人がいるなって思って見てましたよ」って言ってくれて
ありがたいし、ビッグマウスになるけれども 誰も言ってくれないから自分で言うけど
芝居はこういうものだという流れを変えた自負はある これ言い過ぎ
先輩に怒られるから 調子に乗ってると怒られるかもしれない
(ハンカチを噛むw
だ:いろんなインタビューを読ませていただくと、独特の役者人生を歩まれていますよね
●
ゲスト 安田顕さん
一番最初、2009年の
映画『大洗にも星はふるなり』でご一緒させていただいて
すごい人がいるな 根こそぎ刈っていく ブルドーザーみたいな方だなという印象があって
撮影中、何かのタイミングでセリフを喋りながら、二朗さんがおならしたんです
すごいおかしくて おならだけは負けたくない 僕もおならで返そうとしたんです
二朗さんはテストだったんですけど、私は本番でやっちゃいまして
結局NGが出ちゃって 最後の寄せ書きで
「屁を磨け」って書いてありました
Q:意外な一面は?
見た目はスマートではないじゃないですか
いい意味でのギャップがすごくある
一緒に舞台のお稽古をしている時も凄いアドリブのように見せつつも
すごく計算された笑いを追及されたり「繊細な一面」も持ち合わせていらっしゃって
尊敬しています
Q:特技は?
特技? 屁です 朝からすいません 絶対に二朗さん怒るわ
さ:安田 公共放送だぞ!
Q:安田さんは改めてどういう存在ですか 二朗さんにとって?
まあ飲み仲間であり 非常に僕も尊敬しているし 役者として
10年前の映画ですよね 舞台も行ったりして
語弊があるかもしれないけれども 非常に
“愛おしい存在”と言いますか
僕も相当ダメ人間ですけれども 安田もそれに負けず劣らずダメ人間で
そういうのも含めて 二人が飲むと めちゃくちゃダメなことになるんですけど
●
スタッフが選んだ『銀魂2』で検証
お:
共演者の皆さんの様子にも着目しながら
これが本当にアドリブなのかどうかわかるんじゃないかということで
「友だち100人できるかな~」(共演者笑ってる
さ:ひどいねあれ
は:OKシーンなんですよね?
さ:あれがOAされて
だ:あれは台本でどこまであったのかなと思って
さ:
それはいつも想像にお任せしますと申し上げているんですけれどもでも セリフですよ
●
「どこが可愛いのか」メール
千葉県40代:二朗さん可愛いですよ クマさんみたいなとこです 信じてください
さ:ちょっと今のは信じる気にならない
茨城県40代:つぶらな瞳です つまんない顔した犬っぽいところも可愛い
さ:納得いかないです
千葉県30代:
横浜流星くんとのCMが流れた時 7歳の娘が「佐藤二朗!」と食いついていました
娘には横浜流星くんより佐藤二朗さんのほうが好きみたいです
さ:
ごめん それは全然可愛いの説明になっていない
あと多分このお母さんは横浜流星のほうが好きなんだね
●
最新映画 『ザ・ファブル』
●
ゲスト 岡田准一
今回初めて二朗さんと共演したんですけど、台本を台本だと多分思われない方
台本はガイドでしょうみたいな
さ:違う そんなことない
自分が呼ばれるからには いろいろやっていいんでしょ?みたいな
監督もフリーでアドリブ的なことを求めるので
「じゃあもう1回 もう1回」ってなっていくと困られる
「ちょっと考えさせてくれ」
「いやいや考える時間はいらないですよ 本番行きましょう 二朗さんならすぐ出てきますから」
って言って、本番すぐいって「ちょっと待って!」みたいな
二朗さんが追い込まれていくの楽しく見させてもらいましたw
撮影中 僕みたいな年下でも すごく近づきやすい空気を作ってくださる
それは、自分が目標としているところ
若い役者さんとかみんな佐藤さんが大好きで
ただ真面目なシーンでは会いたくないですけどw
真面目なシーンに二朗さんがいると どうなるのかなっていうのがわからないので
ちょっとまだ経験してないので できれば真面目なシーンではいて欲しくないですけど
さ:
言いたい放題だな 本当に監督の江口カンさんと波長があって楽しかった
江口監督が「お任せします」みたいな感じで
岡田君が「大丈夫ですよ カチンコ鳴ればすぐ出てきますよ 本番行きましょう」って
僕を追い込んだんです 岡田准一君が!
この原作がすごい好きで Twitter に
「すごい漫画を見つけた!」
ってつぶやこうとしたその日にこの話を頂いて
佐藤浩市さん、柳楽さんもみんな色気のある豪華キャストで
本当は裏社会のほうに出たかったんですけど やっぱりほんわかシーンになって
一番やりたかったのは、海老原 若頭の役 今からでも間に合うから撮ってくれないかな
海老原は本当にいいキャラクター これを安田がやりやがった
海老原は僕のほうが似てると思うんですよ
僕はデザイン会社の社長 この人は社員に対する愛があって
映画では描かれてないですけど 土台にはそれを持っています
佐藤二朗ということを忘れて、本物の刑事さんとかに見えるのがいいと思うんですね
役者よりも役が前に行くほうが
だから
「佐藤二朗が佐藤二朗役」ってよく言われるんですけれども
それを褒め言葉で言ってくださる方もいるんですけど
自分としては課題だと思っていて
例えば福田組の仏 刑事さんとかは商店街とか歩いているけれども
仏は商店街とか歩いてないじゃないですか
そういう場合は役者が前にきますけれども
基本的には、佐藤二朗を消して、役者よりも役が前に
というのもやりたいと思っているので
だから岡田くん 大丈夫だよ 真面目なシーンをやっても やろうと思えばできるよ
だ:
刑事役の時にわざと下手に演じたことがあるとか?
よくご存知で 「人間の証明」というドラマで
竹野内豊さんをいじめる刑事の役だった
その時まだ僕 全く誰も顔を知らなくて 誰も知らないというのはチャンスだなと思って
本物の刑事に見える だからわざと演技を下手にして
そうすると「誰だこいつ? もしかして本当の刑事?」
って思われるかな みたいなことをやったこともありますね
は:
『20世紀少年』の時もそこめっちゃ怖かったです
※
「マンガ感想メモリスト1」参照
■
佐藤二朗さんのプロフィール
初めて華丸さんが担当 児玉清さんのモノマネをして
だ:ここで児玉清さんはいらないから(爆
●
小学4年生の時に学芸会の芝居が保護者に大ウケけして それでもう俳優を目指した
だ:そんなにウケたんですか?
今もその画像を覚えてるんですけど 父兄さんが爆笑してて
それだけじゃなくて、当時ドラマとかもすごい見てて
ませてて、大人なドラマもすごい見てて それもあるんですけど
●
小学6年生の時に「中学生日記」に出演
さ:これは通行人というレベルですね
●
中学2年生 富田靖子さん主演の映画『アイコ十六歳』に出演
12万人が受けたオーディションで選ばれてアイコのクラスメイトを演じた
さ:
12万人っていうのは当時ギネスかなんかに載った
最後50人残ったんですけど そこからメインの役をやった人もいたけど
僕は本当にただのクラスメイトで セリフもなく
その35年後 富田さんとNHKの番組で夫婦役をやった
「落語 THE MOVIE」
・
「超入門!落語 THE MOVIE」に佐藤二朗さんら出演
だ:僕も見てましたけど 口を合わせるお芝居なんですよね
すごい面白い試みで 俳優さんによってやり方が違って
富田さんはセリフを覚えた 僕はセリフを覚えなかった
酔っ払いの役だったんで 全部覚えるのは無理だと思ったので
音楽を聴くみたいに 毎日車の中でとにかくたくさん聞きました
本番の時も流れるんです それに合わせるみたいなことをしました
プロデューサー:
佐藤さんと富田さん夫婦の掛け合いは、「落語 THE MOVIE」史上、最も口が合っていた
落語家の音声を流しながら撮影するのですが、二人で演じ方が違っていました
富田さんは声を出さないとお芝居ができないと声を出しながら
二朗さんはほぼ声を出さないで演じていました 不思議な光景でした
さ:
その時に富田さんとお話ししまして
「あの時(『アイコ十六歳』)いらしたんですね」みたいな話をしました
は:当時の写真ですが もう完成してますようね
さ:妻から「ボーリングのピン」と言われてます
●
信州大学経済学部を出た(信州!
●
卒業してリクルートに入社したが、入社式の日に退社
さ:
本当に僕の人生の汚点と言いますか
子どもの時から根拠もないくせに「絶対俳優になるんだ」って
それと同じ大きさで
「そんな大東京に行って飯が食えるわけがない」と思ってて
それをずっと抱えた小・中・高校・大学生
大学では芝居で食えるわけないと思っていたのでちゃんと普通に就職して
だ:じゃあ『アイコ十六歳』で1回終わってるんですね
僕が優柔不断な感じで 申し訳ないです
日本武道館で入社式をやっていた
その日に実家帰っちゃって
リクルートの、当時カモメの社章を人事の人に返す時に
「30年の歴史の中で、入社日と退社日が同じ日になったのは君が初めてだ」と言われたんですけど
それでリクルートに入りたくて入れなかった人が一人いるかもしれない
非常にこれはお恥ずかしい話だと
必ず取り上げられるんですけど 申し訳ないと思ってます
●
会社を辞めて俳優養成所に所属 26歳
さ:2つ行って2つダメになって 食えるわけないと普通に就職をしました
●
広告代理店にもう一度就職
さ:ここでは必死に働きました
だ:この時は成績良かったらしいですね
さ:
営業の成績は良かったです 何やってたんだ、20代と思うんですけど
また芝居をやりたくなるんです 稽古場とかに背広で行ってました
●
27歳 劇団「ちからわざ」を旗揚げ
●
29歳 「自転車キンクリート」に入団
さ:
ここでバイト生活に戻る 当時付き合っていた妻がよく許してくれたなと思って
僕は24で彼女は20歳の時から付き合っていた
2つ目の養成所で同期だったんです
29の時にもう1回バイト生活に戻る 未だに理由は聞いてないですけど
反対しなかったです 「まあやれば」っていう感じて
●
奥様にアンケート
Q:第一印象
顔も手も足も大きい人 靴の大きさに驚きました
面白くて話しやすい所に惹かれました
さ:こんなの初めて聞いた
Q:
会社を辞めて俳優一本にすると聞いた時 どのようなお気持ちでしたか?
自分の人生だから好きなことをすればいいと思いました
当時はまだ若く、結婚もしていなかったので、あまり深く考えていませんでした
さ:もっといい話が聞けるかと思った(w
だ:
結婚を決意されたきっかけは?
さ:
ちょうど僕が「この3ヶ月バイトしなくて食えてる」って思った時期と
嫁がもうすぐ30になるという時が一緒だった
それでもう付き合ってたので、一緒になるならこの人だって勝手に決めてたので
「挨拶行くか」と聞いたんですね
妻のお父さんが地方のお寺の住職さんで
僕にもし娘がいたとして 挨拶に来た彼がどこの骨ともわからぬ役者なんて!
と思うだろうなと思って
だから田舎の方って公共放送を見るじゃないですか
NHKに僕が出たドラマを集中的に嫁に「お父さんに見せて」と根回しをして挨拶に行きました
NHKに出てるとなると義理の父母もちょっと安心するかなと思って
だ:
我々もNHKのネタ番組に出ると、親の見る目が変わる
ひょっとしてスターになれるかも
NHKにはそういう力があるんですよ
は:その効果はあったんですか?
さ:
何も言われなかったです 寡黙なお父さんだったんですけど
即「娘をよろしくお願いします」って言われて
●
その時のドラマ『長良川巡礼』
坂井真紀さんと離婚の危機にある夫婦を演じている(離婚ってダメじゃん/爆
さ:真紀ちゃんかわいいなあ! 今も可愛いですよ、もちろん(二朗さんも若くてハンサム!
だ:完全に離婚の危機でしたよね
さ:
正直、ミスチョイス 今気づきました(爆
●
奥さんの手料理紹介
さ:
写ってる手は7歳の息子の手
晩酌はゴーヤチャンプル、山芋、マグロ
朝食は、10年もやってくれてるんだけれども、いろんな野菜が入ったスープ
ダイエットに良いと聞いて
●
帰りが遅い二朗さんに書いたメモ
さ:
これ懐かしい 子どもが生まれる前 10年ぐらい前だと思う
すごい夜遅く帰ってきて 次の日がすごい朝早いっていう時があった
今はもう寝ちゃってるけれども 子どもと一緒に
この時は起きてくれていた
さすがにこの時は寝ちゃって「明日も頑張って」みたいなことを手紙に書いてあって
思わず嬉しくて俺が撮ったの それを持ってんだね、嫁が
だ:「野球録画してあるよ ゆっくりしすぎないで早く寝てね」と書いてある
さ:中日が好きで毎日野球を録画してたんですよ
●
二朗さんの可愛いところメール
兵庫県50代:下の歯の真ん中から2番目のとがった歯
さ:
あのね ごめんなさい ほんとにね 予想を遥かに上回る細さですね
動揺しております にしてもありがとう
静岡県20代:
笑うと八重歯がのぞいたり 無邪気でテンション高いところが母性本能をくすぐります
実は緊張して汗ダラダラなところも
さ:
そんなに(カメラ)寄らなくていいです
朝からおっさんの八重歯映してもしょうがないじゃないか
岡山県40代:佐藤二朗さんは人懐っこい野良犬のようで可愛い
さ:ちょっと文がおかしいよね
柴犬でいいよね 野良犬ってどういうこと?
福岡県50代:しどろもどろなところと眠そうな目
さ:でも僕、奥二重ですよ ここは寄ってください
●
最近「書きたい欲求」がかなりある
さ:
俳優ってやっぱり演じることだけに集中したほうがストイックだし
そうすべきだと今でも思うんですけれども
どうしても僕は演じることとは別腹で
書くということが昔からあって 映画の脚本とかさせて頂いてるんですけれども
本当は最初 Twitter も宣伝目的で始めたんです 『マメシバ』という映画で(!
そこで始めてくれと言われて書いてたんですけれども
Twitter もよく考えると 140字という制限がある中で世間に出るわけだから
書く欲求を満たすツールの一つとして捉えてもいいんじゃないかと思って
そういうつもりで書き始めたら、ありがたいことにフォロワーがついたという感じですね
だ:
フォロワー数が今130万人(驚
●
2008年 二朗さんが脚本を書いて、初めて監督も務めた映画『memo』
・
『memo』(2008)
「強迫性障害」という心の病を抱える女子高校生の物語
両親とのシーンの中に印象的な台詞がありましたのでご覧ください
娘:ねえ、お父さん 人間って何のために生きてるんだろう?
人生ってなんだろう?
父:・・・ちょっとお母さんと作戦会議してからでいいか?
母:
しりとり
人生はしりとりかな
あんまり深く考えなくてもできる でもちょっと考えないと続けられない
ちゃんと考えれば いつまでも続けられる
しかも自分が楽しもうと思えば いくらでも楽しめる
さ:
ここまで使っていただいてありがとうございます
打ち合わせの女性のスタッフさんが「あのシーンすごく良かったです」て言ってくださって
11年前なのでどういうつもりでこのセリフを書いたか覚えていないんですけれども
この時は書くという欲求に取り憑かれた女の子の話を書いたんですけど
それを知っている親が少し子どもの気を楽にさせてあげようというつもりで言ったセリフなんですけど
今のしりとりのセリフをどういうつもりで書いたかは忘れてしまいました
●
今年2月に2作目の脚本・監督作品を撮影中 『はるヲうるひと』(すごい楽しみ!
さ:
これは架空の島で 売春宿で過ごす女性たちの話なんですけれども
ちょっと
“負”を抱えた人がバッと成長する話はあんまりぐっとこないんですけど
1ミリでも2ミリでもちょっと前を向こうとするという話が
理屈じゃなくて そういう話にぐっとくるので
自分が書くのはいつも、いつのまにかそうなってます
お:元々文章を書いたりするのも好きだったんですか?
ちからわざっていう演劇ユニットでも本を書いて出演してるんですけれども
いつからかな 分からないけど
お:物語を作ったりするのも好きなんですか?
物語を作ることよりも、多分、台詞を書くのが好きだったんじゃないかな、最初は
今はもうプロデューサーと打ち合わせをしながら書く場合もあるけれども
物語も考えますが、とっかかりはセリフを書くのが好きだったから
だ:
二朗さんのいろんなインタビューを見させてもらって一番印象的だったのが
「“あの頃は本当につらかったけど、やっぱり夢があって楽しかったな”みたいな人が多いけど
20代の頃に苦労しすぎて俺は1ミリも思わない 二度と戻りたくない」って
さ:
「下積みが楽しかった」っていう方もたくさんいらっしゃいますし
それはそれで全然素晴らしい 尊敬できることなんですけど
僕はどうだろう?と正直考えると
「暗黒の20代」なんで 全く戻りたくない
(同感 やっとここまで来たのに、なぜ戻らにゃならん?!
ただその頃に 無駄になったこともたくさんあるけど 学んだこともたくさんあったと思います
その時出会った人達で、今でも大事にしている人もたくさんいる
ただ戻りたくはないですw(そうそう
Q:どんな50代を過ごしたいですか 目標や夢を教えてください
申し訳ないぐらい唯我独尊と言いますか
50代を貫き通しつつも、映画を撮る時もなるべくスタッフの意見を聞いたりして
それがスマートだからじゃなくて、そのほうが映画のためになると思って
そんな感じで多少周りの意見とかをもらっていこうかなっていうようなことは漠然と思ってます
だ:毎回言うんですけど若い役者さんがどんどん花開いていると言うか
さ:
いいことだと思います
役者っていつまででもできる職業なので 健康であれば
健康に気をつけながら頑張りたいですw
■
特選エンタ SHISHAMO
初めて聴いたけどとってもいい曲だった 二朗さんも真剣に聴いて感動してた
<FAX・メールコーナー>
さ:
そういう効果があるということを狙って作っているわけではないんだけれども、映画は
嬉しいですね
だ:コメディタッチな場面も多いですもんね
さ:『memo』に関してはそうです 2作目はまたちょっと一味違うんですけれども
(ほんとだよね
さ:そんなことないです 分かりませんよ 影がある男かもしれませんぜ あははは!!
さ:
これは僕でしょうかね?
本当にいろんな人に「似てる」って言われるんで
大学の教授だとか、会社の上司が佐藤二朗だとか
電車の前に座った女子高生の佐藤二郎(爆×5000
生まれたばかりの生後3ヶ月の娘が佐藤二郎
いろんなところに佐藤二朗がいるので もしかしてちょっとあれかもしれませんが
お:イラストもたくさん来ています
さ:
顔が描きやすいんでしょうね でもこの
郎の字が違う(ありがち
これを見て欲しいな二枚目路線の
さ:
ちょっと二人とも流し(?)に来てませんか? 全然他のこと考えてるでしょ
大吉さんは分かるけれども、華丸さんは全然違うこと考えてる
は:『空中庭園』の話ししてたw
さ:
ちょうど昨日行きつけの美容院で切ってもらったんですけど 友達に
そんなことを言われたことない
「全部髪の毛が前に生えてる」と言われることはあります メイクさんから
だからオールバックとかにすると大変 戻ってきちゃう
さ:
最近はわかんないけど、昔3歳くらいの時に言われたのは
「お父さん嫌い だってお父さん、顔が不細工だから」ってストレートなことを言われた
三択が流行った時期があって
「次のうちお父さんはどれでしょう 1番 人間 2番 男 3番 不細工」
全部3番目に持っていく
「何て返したんですか?」
さ:全部正解 なんてこと聞くんだ!
さ:
これは体を張って止めます 大変な職業なんで ただ楽しそうに見えるから
息子が言い出すとしたら、わかんないけど
お芝居が好きというより前に、父親がやってるし
楽しそうだしっていうのが動機のような気がするので
最初は体を張って止めます
だけど本当に芝居がやりたいということであれば考えます 応相談