⑤2002年
5年目は、家を早朝出発してニセコ迄1時間半程走り、 「ニセコアンヌプリ(1309m)「チセヌプリ」(1134m)「シャクナゲ岳」(1074m)「白樺岳」(923m)「目国内岳」(1220m)など、ニセコの山々に通った年でした。
この年はまた、少し遠い当別「道民の森」にも通い、「神居尻山」(947m)「隈根尻山」(971m)に登りました。
ABCの3コースある「神居尻山」は、一番距離の長いAコースを残していましたが、この年の秋にAコースから登り、やっと全部のコースを体験したのです。急登のBコースは、いつも下りる時に利用していました。登りはCコースからが一番楽で、私に適していると思いました。
秋の母の命日には「手稲山」(1023m)に行きました。
平和の滝奥、ガレ場入口の美しい紅葉に感動しましたが、帰り道の遠さにはすっかりバテてしまいました。
ところが秋に受けた退職前の人間ドックで、私の「肺活量」が同年齢の女性の平均値の60%しか無い事を知りました。道理で登りの息の切れ方が強かった訳です。医者から「生まれつきなので、どうすることもできません。」と告げられました。
それまでも登りはできるだけゆっくりと写真を撮ったりしながら行くようにしていたのですが、それからは一層、マイペースで無理をせずに登るように注意しました。
⑥2003年
この年は手近な「藻岩山」(531m)に通い、「慈恵会コース」以外に「旭山公園コース」「小林峠コース」「スキー場コース」「スキー場リフト下コース」と藻岩山の幾つものルートを体験しました。
それ以来、頑張りたい時は「慈恵会コース」から、楽をしたい時は負担の少ない「スキー場リフト下コース」から登るようになりました。
「藻岩山」は大都市の傍にありながら、手軽に四季の変化を楽しめる素晴らしい札幌市民の山だと思います。
春には「尻別岳」(1107.2m)に喜茂別コースから登りましたが、高めの気温と急登続きできつかったけれど、目の前の雄大な羊蹄山に感動しました。
8月6日には2回目の「大雪山縦走」(黒岳ロープウエイ~旭岳ロープウエイ)ツアーに参加しました。
今回は晴天に恵まれましたが、おにぎり3個と水だけで、10時間半の行程を頑張ってついて行けた事が嬉しかったです。
旭川の女性山岳会員の適切なガイドに感謝しました。