花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

現代の経済的な収納家具・安全な家具

2007年02月17日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
 昨年、ある建築事務所の経営者のブログの記事
 「作りつけ家具より置き家具の方がセンスが良い」
に対して書いた私のコメントです。

 『作りつけ家具というか、工務店に頼んで造作してもらう家具って高すぎるように思いましたので、私は収納の部分は、結局、スペースを取って扉だけを作ってもらい、そこに寸法や機能が合う収納ボックスを買って来て、並べたり重ねたりして目的を果たしました。
 冷蔵庫の横の細長い場所には、一個700円位のプラスチックボックスを6個積み重ねて入れ、食料品などを分別して収納しました。
 階段下の空間にも、分別するゴミ箱3個の他、プラスチックボックス大小10個を組み合わせて、効率良い物入れにしました。 押入の布団置きの中板?の高さも、衣類用のボックスを重ねたサイズから計算して決めました。
 雰囲気作りに影響する家具とは違いますが、見えない場所の収納家具は、今時はこんな安価な方法もいいなと思っています。』

 

 次の文は今回、書きたしました。
 『私の体験からすると、置き家具よりも作りつけ家具の方がスペースと安全を確保しやすく、掃除も楽なので、こどもや高齢者の住まいには良いと思います。
 一方、置き家具は、地震の際は危険なので、固定するか、できるだけ収納は作りつけるべきだと思います。
 地震を考えると各室の電灯は、天井や壁に固定したものにする方が安全です。玄関や食堂、居間などに、つり下げ式電灯を多く見かけますが、地震が強い場合には、もの凄く危険な落下物になるので避けるべきです。
 また、寝室では、高さのある家具の近くに頭を向けない方が安全だと思います。』
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家族でも節約の仕方を合意するのは難しい

2007年02月17日 | 暮らしと経済・経済生活
 去年、ある建築事務所の経営者のブログの記事
「トイレ使用後の水を節約するために、妻の使用後は流させず、自分が使用した時にまとめて流そうとするけちな夫」という内容の『節約がケチに見えるとき』
へ寄せた私のコメントに一部付け加えたものです。

 『この新婚間もないご主人の節約意志は、ある意味、素晴らしいと思います。妻が流していないトイレを使う事をものともしないのですから。まさか外でも他人に同じ事を要請するわけではないでしょうし。
 ただ、何処を節約し、何処を重点的に使うかの二人の合意が不十分だから、片方が離婚したいなんてなるのでは。

 家計簿を一緒に付けて、二人で毎月仲良く集計する。そして、収支の実情を把握し、翌月の予算を二人で立てる。
 実現したい生活の重点目標、例えば、将来どんなアパートに住みたいか、子育てはどうするか、車を持つかどうか等、幾つか話し合って決め、そのための必要経費と貯蓄計画をたてる。

 同時に経済生活の約束事を二人で決める。例えば、昼食は外食にしないで、例え見栄えが悪くても栄養バランスを考えた手作り弁当にする、外食は週1回に抑える、その代わり、週末には二人で豪華な家庭料理を作って存分に楽しんだり、レジャーの費用を予算化して、毎年温泉に行ったり、観光旅行をするなんて合意ができれば凄い。
 そうすればこの二人は、若い内に小さな持ち家を持てるかも知れないですね。

 目標を持った合理的なけち(節約)こそ、大切な将来の余裕生活の第一歩です。明るい笑顔で節約生活をすることができるようになれば最高です。
 こんな経済観念の発達した旦那は滅多にいないのだから、妻はその良さを生活全般に大いに利用するべきです。

 所で少し前まで、私はトイレの水槽にペットボトルを一つ入れて流水を節約していましたが、そんな方法が取れるのなら、離婚にはならないとも思うのですが…』
 
 この度、昔、雑誌で読んだ森下仁丹の創業者、森下氏の言葉を思い出しました。
 彼の経済生活の基本は、『義理欠き』『情欠き』『恥をかく』事を、決して恐れない事だったのです。
 つまり、自分のしっかりした経済に対する考え方の裏付けを持てば、一般にケチと思われる行為も、近代的な合理主義にとって変わるという事を解りやすい言葉で示したのです。
 さて、現代の私達なら、どこまで合理的な節約をすることができるのか、一人一人が考えて決めれば良いのだと思うのです。
 
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二世代住宅の方向性

2007年02月17日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

 昨年、ある建築事務所の経営者のブログの記事
「居間、台所、トイレなど二つずつある二世帯住宅は、その必要時期は短期間だし、売ろうとしたら買い手がいない。それなら室が一つずつの普通の家が良いのかも」
にコメントしたものです。

 『貴重な問題提起だと思います。
 上下にそれぞれ全て二つ揃えるなら、いっそのこと二戸建てアパート風に建てておくのが、将来的な利用価値が出てくるように思います。
 スープの冷めない距離に住むのがベストと言われますが、付かず離れず、必要な時に二つの世代が助け合えるのが、一番良いのかも知れません。
 案外、今の二世代住宅は、経済的に子供世代の利害が優先し、精神的なつながりを求める親世代がそれに押されて建てる家族が多いのかも…』   
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ハウスメーカーの建てる高価な家の方が良い家か

2007年02月17日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

 昨年ある建築事務所の経営者のブログの記事『価格の高い家は良い家だと一般的に思われてしまうのは、日本の公的な規格とその検査が不十分だからだ』に寄せた私のコメントです。

 『ほとんど建築知識を持ち合わせない素人の建て主、その弱点を言い当てていると思います。
 高い家は、高い分だけ良いに違いないと思いこむのです。
 実はそれが宣伝広告費だったり、モデルハウスの建築維持費だったりする事に気づかないのです。
 おまけに自分の家もモデルハウスの様に建つと思いこむ事もあります。

 もっと個人の建築家さん達は、私達素人の目を覚ますべく、様々な働きかけをして欲しいと思います。
 私の経験から言うと、責任ある建築士さんが、直々に建て主の話しを時間を掛けて良く聞くことから始めるのが良いと思いますが。』

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アレルギー対策も考えた機能を転用しやすい部屋作り

2007年02月17日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

 昨年、ある建築事務所の経営者のブログ「用途が固定していない部屋の方が使いやすい」に寄せた私文です。 

 『用途が決まっていない部屋と言えば従来の和室でしょう。
 ちゃぶ台を置けば食堂、座布団を置けば客間、布団を敷けば寝室、○○を置けば趣味の部屋、机を置けば勉強部屋(書斎)という具合に多様に機能を変化させられるから、家族構成の変化にも適応しやすいのです。
 だから時代が変化しても、和室は一つは残しておきたいとも思うのですが、現代は畳を年に一度は上げて外に出し、風を通して日干しする事が不可能になりましたから、湿度の高い日本の住宅で、畳はダニが繁殖するなどしてアレルギーの元になりやすいし不潔なのです。

 それなら和室を無くし、使い方が多様な洋室にするにはどうしたら良いでしょうか。
 まず、各室とも一定の余裕を持った広さにし、コンセント、TV、インターネットなどの配線をしておく。
 個室にする時もスペースの確保と地震の際の安全性から、予めクローゼット等の収納を各室に設けておく。

 またできればベットは置かずに寝る工夫も必要だと思います。
 (私は現在はフローリングに部分的に絨毯を置いています。平安時代の『置き畳み』の発想です。
 絨毯もダニ防止性の化学繊維のものにしました。
 また、最近はスプリングの入ったベットは、市のゴミ処理には出せません。これもベットを置きたくない理由の一つです。
 さらにベットは、私から見れば万年床です。
 湿度の高い日本では、ベッドも管理を怠れば不潔になりやすいでしょう。
 やがて私にも布団を上げ下ろしする体力がなくなり、他人の介助が必要になった時には、介護保険でレンタルのベットを借りようかなと思っています)

 いずれにしても一定の面積と収納スペースが取れなければ、部屋の機能は固定されやすいと思いますけど。
 それと夫婦の寝室の様な閉鎖的な個室には、多様性を持たせるのは困難かも知れません。
 思いつくまま書きましたがいかがでしょうか。』
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北海道の住宅の暖房方式について

2007年02月17日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

 昨年、ある建築事務所の経営者のブログに書いた私文です。

① 『北海道に住む私も昨秋来の灯油高騰の中で、新築する住宅の暖房方式をどうするか悩みました。
 オール電化ならペイするという建築指導センターの話しを聞き、それで電力会社に見積もりを出して貰いました。

 蓄熱式は初期費用は高い(暖房機1台20万円)けれど、ランニングコストは安いと言うのに強く惹かれて、実際にモデルルームに行った所、安い深夜電力の蓄熱分がガンガン放熱されていて、暑過ぎるので窓を開けていました。
聞くと放熱の調節が難しいと言う事で、結局、電気を無駄にしているのです。

 それで結局、私は初期投資が安めで、電気代は高めの電気温水システムにしました。
 でも、別な所に書きましたが、IH調理台はやはり不安なので、最終的にガス調理台に変えたのです。
 今、建築の終盤に入っていますが、それで良かったのではと思っています。
 工務店の社長からオール電化を勧められた時は、電力会社と結託しているのではと疑ったりもしました。
 今は、暖房方式の選択は建築工法、機密性の大小によるとも思っています。』


②『北海道は札幌でも1~2月の最低気温は-10℃をかなり下回り、最高気温でも-11~12℃になる日が何日もあります。 それでどうしても広い居間(北海道の平均的な居間は10~14畳です。長い冬に家族が生活をする場所なので、他県よりも大きめになります。LDKと間仕切りがなければもっと広くなってしまいます)の暖房機の容量を大きめにしてしまいがちなのではと思います。
 最近は熱交換システムを取り入れる家も増えつつあるようですが、気温が低い地域では効率が悪いらしいと知り止めました。
 栃木県にお住まいの○○さんは蓄熱式で快適だという事ですが、気温と家を考えた設計が上手く行ったのだろうと思いました。』

 
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家事労働のあり方と住宅設計

2007年02月17日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

 昨年、ある建築事務所の経営者のブログに投稿した私文です。
 
 『統計上では、ほとんどの男性は家事を一日30分未満しかしていません。
 その結果、有職女性の方が家事を含めた労働時間が、有職男性よりはるかに多いという現状ですよね。

 家造りは、家族の触れ合いも精神的な絆も強めるものであって欲しい。
 それには、家が家族全員で年齢や能力に合った家事参加をしやすい造りになっている事も大切です。

 多くの国では、共働きの家事や育児を支える態勢や制度が、私的、社会的にあるようですが、(経済格差の結果、低賃金で家事労働者を雇えるという国は別の問題があると思いますが)日本では、介護保険制度で認定された人への家事援助者(ホームヘルパー)派遣制度以外は、まだ社会的な家事支援策はほとんどありません。
 ですから、長年フルタイムで働いてきた私の場合、この課題が、ずっといつも生活意識の底にありました。

 仕事を終えた今、思う事は、今の少子化は必然だという事です。
 今後は高齢者世帯が増えるので、このテーマは、住宅設計にとっても一つのセールスポイントになるかも知れませんね。』

 

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好きな食べ物は、必ずしも良い食べ物ばかりではない

2007年02月17日 | 医療・健康・食生活・衣生活

 これは以前、ある建築事務所の経営者のブログの「飽きが来ないのは名前の無い家」に投稿した私の文です。
 
 『現代の子供が好む食べ物は、「おかあさん やすめ はは きとく」だと言われて久しいです。
 オムレツ、カレーライス、アイスクリーム、サンドイッチ、焼きそば、スパゲティ、メンチカツ、ハムエッグ、ハンバーグ、餃子、ト ースト、クリームスープです。

 いずれも手間がかからない洋風一品料理や食品添加物の多い加工食品や市販食品も多いです。子供は多忙(?)な親が小さい時から毎日与える簡単な油っぽい食事に馴染み、それらを好きになるのだと思います。
 これらはカップ麺の様にカロリーは満たされていても、塩辛かったり、その他の栄養的なバランスが必ずしも良いとは言えません。

 これに対して伝統的な日本の味、お袋(私は親と言うべきだと思いますが)の愛情と知恵を大事に取り入れ、栄養や季節感が豊かな献立にするべきだという考え方から、日本家政学会では「おかあさん だいすき ママすてき」(おから、秋刀魚や鰯の蒲焼き、小豆飯、秋刀魚焼き、だし卵焼き、いも、寿司、きんぴらゴボウ、松茸ご飯、丸干し鰯、すき焼き、天ぷら、切り干し大根)などを多く取り入れた食事を子供に食べさせようと提唱しています。

従って「名前があるから良い食べ物だ」と言うのではなく、誰でも知っている名前の当世流行の食べ物は、簡便さ、見た目の良さなどから大衆のイメージを形成し易い。けれども本質的に良いかどうかは別の物差し~食べ物なら健全に成長し、健康を維持できるかどうか、家なら住み手の生活に合うかどうかの視点が、寧ろ大切なのだと私は思います。』

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