≪ワルシャワ市内観光⑤≫
「ワルシャワ」最後の日の朝、出発までに少し時間があったのでホテル界隈を散歩した。
スーパーがあったので、土産のチョコレートやミルクキャンデー、菓子などを買って、ポーランドのお金を使い果たした。
朝から濃霧が出て、何もかも霞んで見えたが、「ワルシャワ」の街の様子を数枚の写真に収めた。
その後、帰国するため、バスで「ワルシャワ・ショパン空港」に行った。
搭乗券を受け取り、荷物を預け、安全検査を受けて、12;35オランダ「アムステルダム空港」目指して飛び立った。所要時間は2時間。
「アムステルダム空港」で待ち時間が2時間あったが、空港内に国立美術館のちょっとした分館があったので寄った。オランダ出身画家の複製画やマグネットが売られていたので、フェルメールの「真珠の耳飾の少女」のマグネットを3個10ユーロで購入した。娘と木彫りのブローチを作ってくれた人、それに私用の記念の土産だ。
「成田」行きのオランダ航空機に乗り換え、成田まで賞味11時間強。合わせて13時間も乗ったが、疲れが出て食事以外はほとんど寝ていた。
「成田」には、予定通り翌日11;55に着陸できたので、その後国内線に乗り換えて「新千歳空港」まで順調に帰って来た。
ポーランドは、フランスやドイツ、イギリスなどと違い、遠い東欧にある国なので、普段は余り情報を耳にすることが少ない。
複雑な歴史も、その国の有名人も今までは少ししか知らなかった。
しかし、出かける前の1ヶ月間、いつもの様に図書館から色々な本を借りて来て読み、一通りの予備知識を得て置いたのは良かった。
(ナチスが行ったユダヤ人に対する恐ろしい絶滅作戦については、『アンネフランクは、なぜ死ななければならなかったか』という本が一番詳しかった)
そして自由行動で、ショパンにまつわる幾つかの場所を尋ねることができたのは、私の一生の財産になった。
最後に長い私の旅日記を読んでくれた皆さんに感謝したい。今は完成した安堵感と共に、ポーランドの歴史と現在について、皆さんにはどのような印象を持ってもらえただろうかと少し気になっている。(完)