花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「ポーランド旅行」(13)

2013年11月09日 | 海外旅行「東ヨーロッパⅠ」ポーランド・コソボ,マケドニア,アルバニア

≪ワルシャワ市内観光④≫

さて、いよいよ次は『ショパン博物館』に行く事になった。
しかし地図を見ながらコペルニクスの科学センターの向こう側にある階段を下ったのだが、どの建物がそうか分からず7~8分迷った。結局、中年の女性に聞き、着くことができた。
この博物館の建物は、貴族オストログスキが17世紀に宮殿として建てたバロック様式の立派な物だった。ショパン協会が第二次大戦後取得して博物館としていたが、2010年3月1日、ショパンの生誕200周年に合わせてリニュウアルオープンしたのだった。

中に入ると、ショパン直筆の楽譜や手紙、ショパンの家族と生涯、彼が最後に使った薄茶色のグランドピアノ、何枚もの肖像画、パリで亡くなった時に取ったデスマスクと石膏で作った片手、毛髪など7000点もの資料が展示されていた。
中にはショパンがパリで出会い、長年彼の生活全般と結核の治療を支えてくれたお陰で、多くの作品を生む事ができた小説家「ジョルジュ・サンド」の肖像画もあった。(結局、彼女とは破局したが…)
この博物館でも日本語のガイドは無かったので、見学しながら私が知っているショパンの生涯を一緒に行った人たちに話した。

  

  

 

ここまでの見学でかなり疲れたが、最後の予定見学場所である『国立博物館』を目指して10分間ほど頑張って歩いた。途中で犬を連れた男性に道を尋ねた。その人は教えた所で私達がちゃんと曲がるか、ずっと見守っていてくれた。あり難かった。

『国立博物館』はポーランドとヨーロッパの美術作品を収蔵していて、古代美術、キリスト教美術、中世美術、ヨーロッパ絵画、ポーランド美術など多くの作品が並んでいて見応えがあった。

自由見学の予定が全て終ったので、ホテルまでタクシーに乗ろうか相談したら、歩くというので、また8分程歩いてホテルに戻った。
多少疲れたが、結局半日の自由行動の交通費は0、入場料が2箇所で1,500円だけと安く済んだ。2人には感謝された。
休憩後、近くのスーパーマーケットに行き、サンドイッチ、飲み物、果物を調達して来て、夕食として部屋で食べた。持参したインスタント味噌汁が美味しかった。

(先程からCDでショパンのピアノ曲「マズルカ、作品33」他を聴きながら書いている。今朝外は0度、室温は15℃である)




コメント (4)
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