18日、夕食を食べていたら老健施設から電話がかかって来た。
「先ほど部屋で転倒して、高頭部が腫れているので病院に連れて行きたい。」という内容だった。
「夕方で丁度診察時刻を過ぎているため、市内の病院は診てもらえないので、隣接する市の病院に行きたい。」という。
私が連れて行くと言ったが、「車椅子を乗せれる介護タクシーを呼んで、看護師が付き添いをするので任せて欲しい。」と言われたのでお願いした。
(介護タクシー利用代と病院の検査料は、自己負担になる)
7時過ぎに看護師から電話が来て、「CTを撮ったが、異常は無かった。」と報告されて一安心した。
翌朝、施設に行った。施設では数日前からインフルエンザが流行しているため、伯母の部屋に行く事ができない。
昨日引率してくれた看護師が、車椅子を押して私が待つ玄関ホールに伯母を連れて来てくれた。
伯母に聞くと、夕方になったのでカーテンを閉めようとしていたら、突然、壁や床が目の前に迫って来た。
気がついて自分で起きてベッドサイドの緊急ベルを鳴らしたのだという。
立ちくらみか目まいだったのだろうか。もう、腫れは引いていた。何とも無くて本当に良かった。
それにしても、96歳で脳に異常が無かったなんて、改めて伯母は凄い人だと思った。
これからカーテンは、ヘルパーさんに閉めてもらうように話した。
伯母の年を考えれば、何時何が起きても不思議ではないから、心構えだけはして置きたいと思った。
インフルエンザが収束して、数日後、家族の訪問ができるようになったら、真っ先に伯母の顔を見に行きたいと思っている。