花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

大雪に見舞われる(1)

2016年12月11日 | 日記

昨日朝から断続的に降り続いた雪の影響で、北海道の石狩地方はJR、航空機など交通網が軒並みストップする被害が出た。
私の所も昨日だけで積雪量は70cm程にもなり、今朝も30cmは降った。除雪は昨日2回で1時間半、今朝も2回で40分ほどした。
幸いに乾いた雪なので軽かったから、身体への負担はそれ程でもないが、-4~-5度の屋外作業では指先が冷たく痛くなって来るし、やはり除雪は疲れる。

先程車でスーパーに行って来たが、降りしきる雪で見通しが効かないし、交差点には左右に雪山ができていてなかなか交通状況がつかめない。道路幅も狭く、縁石も隠れてしまっている。気をつけないと駄目だ。
ほとんど雪が無かった庭が、もうこんな状態になってしまった。
あっ!また降りだした。



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「北部ベトナムの旅」(8)

2016年12月11日 | 海外旅行「東南アジアⅡ」ヴェトナム、カンボジャ

≪「チャンアン」でのボートクルーズ≫

「チャンアン」周辺には、「ハロン湾」と同様に2億4000万年前に形成された石灰岩の「カルスト台地」が広がっている。
ここには48の鍾乳洞と6つの洞窟がある。2014年に「チャンアン景観複合体」として世界遺産に指定された。
私達はその6つの洞窟巡りのために小型ボートに乗り込んだ。

ボートの漕ぎ手は中年の女性達だ。私が乗ったボートも前部に客4人が乗り、後部で担当の女性が手で漕いでくれた。
洞窟は大半が石灰岩の山の下を流れる川の水が、長い間に石灰岩を浸食してできたもので、その長さは入り口から出口まで100m以下のものから最長320mのものまで色々だった。所々に薄暗い電灯が点いている。
天井の岩が低い場所では、屈まなければ頭を怪我してしまうから、気を抜けなかった。私達は何度も屈んだ。
流れている水の透明度は高く、かって酒造りに使われていたという。
予備の櫂が2本あったので、私達も交互に漕ぐのを手伝った。

幻想的な光景の中で幽玄な気分に浸った2時間のクルーズはあっという間に終り、最後に各自1ドルまたは2万ドンのチップを女性に渡した。
聞くと2日に1度の割合で仕事をしているという。満席にならないボートを漕ぐこともあるだろう。大変な労働だと思ったが、きっとこのあたりの女性の職場として人気があるのだろうと思った。
この「ボートクルーズ」をした「チャンアン」は、今回の旅で一番の思い出となった場所だった。











 

その後、また専用バスで2時間かけて「ハノイ」のホテルに帰った。

今回の「ベトナム」訪問は私には3回目だったので、前回までに行った「ホーチミン」「ダナン」で衝撃的な「ベトナム戦争」の痕跡を訪ねたり、「ハノイ」でクルーズしたのとは違う内容の旅となった。
南北に細長い「ベトナム」なので、まだ中部の都市「フエ」「ホイアン」「ミーソン」などには行っていない。機会があれば気温が少し低い11~2月に再度、訪れたいと思っている。

5日目の朝はハノイ発8時25分の「ベトナム航空」に乗り、4時間40分で羽田に着いた。
羽田で夕方の飛行機に乗り換え、北海道の自宅に着いたのは22時を過ぎていた。
5日間留守にした室内は冷え切り、12度しかなかった。早速暖房をつけ、落して行った水道を出して湯を沸かし、温かかったベトナムを思い出しながら茶を飲んだ。 
                         (完 了)     

コメント (6)
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