花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

最近、伯母の物忘れが増えた

2018年03月27日 | 高齢期の生活全般
98歳と3ヶ月を迎えた伯母が、最近、物忘れが増えた。
その1。腕時計の電池が切れたと言って交換を頼まれた。その時に「この腕時計は誰からのプレゼントだったの?」と聞いたら「分からない。」という。
「数年前に私が文字の大きい時計を買って来て、誕生日プレゼントした物でしょう?」と言って見たが、最後まで思い出してくれなかった。

その2。伯母が我が家に越して来た3年半前の荷物の中に「折り紙」を見つけたので渡した。伯母の折りかけのものも幾つも入っていたのに「私のではない。」と否定する。30分も経ってからやっと「私のかもしれない。」と言ってくれた。
その後「鶴」を2人で折って見た。しかし、あんなに折り紙が得意だったのに折れないのだ。確かに「鶴」の行程は、袋折りや返し折などの高度な技術が入っているので難しい折り方なのだが、それにしても見本を見せながら何度教えても、上手く進まない。最後の「尾」と「首」も上手く折れない。
見ていたら、尾を作らずに頭を2つ作ったのには驚いた。全体を見ながら想像することが出来なくなった様だ。

その3。今朝、つながっている大きな薬を、線の所で1つずつに切り離すやり方を見せてから作業を頼んだが、「どうして分けたら良いか分からない。」と言う。これは物忘れと言うよりは、認知機能の低下だと思うが…

その4。連れ合いだった夫の命日を忘れてしまっていた。私が教えても、「そうだったかな?」と自信が無さそうだった。逝去してから12年経ったから、仕方が無いのかも知れない。

その5。最近、トイレの使用済みの紙を床に捨ててある。これも判断力が低下して来ていると思われる。認知症の入り口かも知れない。

私はその都度、「物忘れは認知症とは違うから、心配しないでいいよ。」「長い人生、良いことばかりでなくて嫌なこともあっただろうから、物忘れは神様のプレゼントかも知れないね。忘れても良いことばかりだから、気にしなくていいよ。」と伯母に言っている。
しかし、その内また「認知症検査」を受けさせた方が良いのかも知れない。
                                       
コメント (4)
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