花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「中米コスタリカの旅」(11)

2018年03月11日 | 海外旅行「中米」コスタリカ・メキシコ

≪「サン・ホセ」のホテル≫

「サン・ホセ」に再び戻り、「ラジソン・サンホセ」というホテルに投宿した。2泊するのだ。
部屋は広いがホテル自体が古く部屋はかび臭いし、、防音措置が全くなっていなくて、おまけに金曜の夜は結婚式があったらしく、夜中、騒音が煩かった。
特に私の2階の部屋の位置とほぼ同じ高さのホテルの横に道路があり、そこを一晩中走ったり、ブレーキを掛けたりする車の騒音が酷くて、催眠薬を2回飲んだが、ほとんど朝まで眠られなかった。

≪体調を崩し「サン・ヘラルド・デ・ドータ」散策できず≫

6日目は、睡眠を取らないまま3時過ぎにモーニングコールの電話で起きて身支度した。高地に行くので寒いと聞き、沢山着込んだ。バスに乗る前にパンとジュースの朝食弁当を貰い、まだ暗い4時にバスでホテルを出た。目的は2時間走った所の「サン・ヘラルド・デ・ドータ」で幻の鳥「ケツアール」を見つけるためだ。
ところが少し走った所で、私に腹痛が起き、バスに止まってもらってトイレに行った。
20分もするとまた腹痛だ。
座席に戻ると今度は吐き気が起き、2回吐いてしまった。

目的の標高2400~3000mの「サン・ヘラルド・デ・ドータ」に着いても悪心が続き、バスから降りて散策する所ではなかった。皆が散策に出た後、私は仕方なくカメラを添乗員に渡して撮影を頼み、バスで休養していた。



2時間後、皆が戻って来た。「手塚治虫」の「火の鳥」のモデルになった「ケツアール」に何とか出会えたのだそうだ。
しかし、いる場所が余りに遠すぎて、上手くカメラに収められなかったらしい。
私は写真が上手な添乗員が、40倍にズームできる私のカメラで撮って来てくれたので感謝した。
この日の「ケツアール」探索が、今回の旅のハイライトだったので、私自身の目で「ケツアール」を見られなかったのが本当に残念だった。

 

また、2時間かけて「サン・ホセ」に戻り、市内見学とスーパーでの買い物だった。
物価は日本と同じ位か、果物などは安かった。私は珍しい調味料とコーヒーを買った。

 
 (入り口の前で座っている男性は乞食だ)    (卵は1ケースが15個入りだ)



      

夕食は中華レストランでの中華だったが、その頃には私の体調も次第に回復して、少し料理をたべる事ができた。



その夜はホテルで結婚式は無かったが、外部の車の騒音はまるで工事現場にいるように聞こえて来て、やはり半分も眠られなかった。

6日目は前に書いた通り、朝食後ホテルを出て「サン・ホセ国際空港」に行き、昼過ぎの飛行機に搭乗。3時間25分で「メキシコ・シティ国際空港」に着き、9時間待ち合わせ後、夜中の1時発ANA国際線で成田空港に戻った。14時間35分の飛行中、軽食1回と夕食、朝食が出た。どちらも美味しかった。
機内では咳をしていた人が沢山いた。また、往復共長時間の飛行だったが、今回は娘がくれた吊り式の「足置きマット」のお陰で快適だった。
その後新千歳空港に戻ったが、機内では良く寝たので、何とか体調を回復できたようで良かった。
                        (完 成)

コメント (2)
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