≪小国「ルクセンブルク」の観光≫
「ブリュッセル」観光の後、バスで3時間20分かけて「ベルギー」の南東にある隣国「ルクセンブルク」の空港近くのホテルに投宿した。
旅の6日目の朝は、ホテルから近くにある「ルクセンブルク空港」に行って見た。
日本からの直行便は無いようだったが、近隣諸国から乗り入れる飛行機が多かった。
また、自動販売機で売られている飲料水は2.5€で、付加価値税15%を加えるとかなり高額に思えた。
この日は「ルクセンブルク」観光の後、午後、「フランス」に入国して「ストラスブール」を観光した。
≪「ルクセンブルク」観光≫
「ルクセンブルク」では、現地ガイドが英語で説明したのを、添乗員が日本語に通訳してくれた。
「ルクセンブルク」の正式国名は「ルクセンブルク大公国」といい、「ベルギー」「フランス」「ドイツ」と国境を接し、面積は2586k㎡で神奈川県程の広さに匹敵する小国だ。人口は502,000人だが、国際機関が多いため、この国も人口の70%が外国人だという。
「ペトリュス川」と「アルゼット川」の長年の流れによって浸食されてできた深い渓谷が、天然の「要塞都市」を作った。
国連の「世界遺産」に指定されている旧市街を散策し、高台の城壁から眺望した渓谷が素晴らしく、今回この国に来て良かったと強く思った。
①「ノートルダム大聖堂」
1621年に創建されたイエズス会の聖母マリアを祭る教会だった。大公の結婚式が行われてもいる。
②「大公宮」
かって「市庁舎」だった建物を1891年から大公の執務室とした宮殿。大公の滞在時は国旗が揚げられる。
門前に衛兵が2人立っているが、丁度、交代時刻だったらしく、交代式が見られた。
③「ボック」
963年に「アルデンス伯」が岸壁に築いた要塞で、地下に砲台が置かれ、断崖の下には地下要塞も造られていると言う。
④「アドルフ橋」
渓谷を挟んだ旧市街と新市街を結ぶ高さ43m、長さ84mの石造りの橋。1940年にナチスに破壊されたが戦後再建した。
⑤城壁からの眺め(写真上は左側、2枚目は右側を写した)
旧市街にあった商店の看板。何屋さん??
「ルクセンブルク」散策は約2時間。
その後、レストランでランチを採り、「フランス」の「ストラスブール」まで南南東に260kmを4時間かけて走った。