花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「オランダ・ベルギーなど5カ国の旅」(13)

2018年04月28日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅡ」オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ

≪ドイツ「黒い森地方」観光≫①

旅の7日目は、「ストラスブール」で終日自由行動が設定されていた。
旅行会社からはオプションが2つ用意されていた中「ドイツ黒い森地方めぐりと昼食」は、朝から昼過ぎまでの1人1.5万円のオプションだったので、事前に申し込んでおいた。改めて日本から「黒い森地方」に出向くとすると、25万円以上はかかる筈だと思ったからだ。

9時にホテルを出発して西に向った。間も無くこのあたりの「ドイツ」との国境になっている「ライン川」に掛かる橋を渡って「ドイツ」の「シュヴァルツヴァルト」(ドイツ語で「黒い森」の意味)地方を目指した。窓外の景色に春を感じた。



        



この辺りは南北150km、東西30~50kmの細長い面積に標高1200~1500m程の山が南北に12も連なっている。ここには「ドイツトウヒ」が密生しているために黒く見えるのだ。低地にはブナやカシの木も多い。
山間を流れる「キンツィヒ川」に沿って幾つかの町や村があるが「フランス」のアルザス地方に近いため、フランスの生活様式とドイツの生活様式が交じり合っている地域だそうだ。
厳しい冬期間、降雪に埋もれる屋内でできる手工芸が発達し「カッコウ時計」や「木造のおもちゃ」作りが盛んになった。

出発してから1時間後、「シュヴァルツヴァルト鉄道」のほぼ中央に位置する「シルタッハ駅」でバスから降りた。自由に乗り降りができる簡素な駅舎だった。また、傍に昔使われていた機関車が展示保存されていた。



                 

①「トリベルク」散策
再びバスで「トリベルク」に向った。ここにはドイツ最大の滝があり、その滝を見るために5€払って山に入った。長さが163mあると言っても、実は7つの滝が連なっていた。一番上に滝に掛かる橋があった。そこまで登って写真を撮った。



                     

山の麓にある道沿いに小さな「博物館」があり、壁絵が良かった。

 

木組みの家も見られた。バス停?に本物の人かと思う木の人形が立っていた。
滝に行く坂の登り口近くにみやげ物店が幾つかあった。角の「カッコウ時計店」は、表の小屋根に飾った木造の熊の人形が凝っていた。一匹は軒下に下がるロープを登っていた。
中に入ると無数の「カッコウ時計」が展示されていた。日本円で数千円からあったが、高給な物はとても高価だった。

  

 

                  

  
その後、レストランで昼食を食べた。デザートの「黒い森ケーキ」が美味しかった。材料にサクランボ(キルシュ)が使われていた。何故か予めフォークが刺してあった。