昨日した洗濯物、それに新たに買い揃えた木綿100%の靴下4足と五部丈のズボン下2枚(これからの季節に良いので)を持って、伯母を見舞った。
伯母は「脳神経外科」の入院病室から、階が違う「地域包括センター」の病室に移っていた。ここは「リハビリ」を目的にした病室らしい。
丁度「リハビリ」の担当者が伯母を迎えに来た。歩行訓練をするのだという。
そこで私も了解を得て、一緒に「リハビリ室」に行った。
伯母は車椅子から降りると、彼に手を引いてもらいながら歩いた。
伯母を休ませながら、私はその担当者に伯母の普段の生活ぶりを話した。
担当者も「98歳とは思えない位しゃんとして、リハビリを受けています。」と言っていた。
最後に部屋まで少し距離がある廊下を、いつもの様に私の片腕を伯母に掴ませてゆっくりと歩いて戻った。
伯母には、私が昨日、今まで利用していた施設に行って「ショートステイ」と「特別養護老人ホーム」の両方を申し込んだ事を伝えたら「良く分かっている施設なのでいいね。」と言ってくれた。嫌がる様子は無かった。
また、出される食事も、手伝ってもらいながら頑張って食べている様だった。「何か不安はないか」と聞くと、「全然ない。」と答えた。
「慣れたら、辛うじて少し見える右目で生活できる様になる筈だから、「リハビリ」を頑張ろうね。」と言って別れた。
本当に伯母は愚痴一つこぼさず、気持ちがしっかりしていて、実に努力家だと思いながら帰宅した。