花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

伯母の脳梗塞、その後(6)

2018年06月17日 | 高齢期の生活全般

≪伯母は肺炎も起こしていた≫

一昨日、私から要請していた伯母の病状についての経過説明を、医師から受けた。
伯母の胸のX線撮影の結果を示しながら、『肺炎を起こしていて、左の肺に胸水が溜まっている事が分かったので、今、抗生剤と利尿剤を投与しているところだ』
また、『現在「点滴」で栄養を取って貰っているが、その内「経管栄養」に変える』という内容だった。

「経管栄養」について私から質問すると、鼻から胃まで管を入れて、栄養物を注入するのだそうだ。
今よりも体の負担が大きくなるのではないかと不安だが、『病院は肺炎を治す治療をし、栄養状態が安定したら「老人病院」へ移ることを進めたい』と話してくれた。
伯母は以前から、「胃ろう」など、特別な栄養の取り方はしたくないと言っていたので、医師にはそれを伝えた。

(看護師に「経管栄養」について聞くと、管は入れる時に少し苦しいし、約2週間ごとに取り替える必要があると教えてくれた)

医師の話が予想外の話だったので私は驚いたが、伯母にはその医師の話を伝えた。
伯母は「苦しいことになるなら嫌だ。」そして「もうそんなに長くはないと思う。長い間大変お世話になりました。」と私に言った。

医師と伯母の間に立つ私だが、あくまでも伯母の代理人として取りあえず伯母の気持ちを医師に伝え、「経管栄養」については「伯母ができるだけ苦しまなくても良いように、治療をして欲しい」とお願いして見ようと思っている。

今日の伯母は、右手首の関節炎の腫れが引き、痛みも軽くなった様だ。
また、長い時間ベッドに寝ているので、腰が痛いと言って起き上がったりしていた。
相変わらず私の姿は、ぼんやりとしか見えない様だった。
                                   
                          

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「オーストリア・ハンガリー・スロバキア3か国の旅」(7)

2018年06月17日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅠ」オーストリア、ハンガリー、スロバキア

≪「クーゼフ」散策≫

「ショプロン」は「オーストリア」側にポコンと飛び出した町なので、散策後はまた「オーストリア」の領土を少しの間南に横切って「クーゼフ」に行った。こんなに簡単に何もせずに国境を出たり入ったりできるのは、EU共同体になったお陰なのだろうと思った。

「クーゼフ」は、人口15000人ほどの小さな町だが、「ハンガリーで最も美しく、最も小さい町」と言われているようだ。
この町の特徴は、堅固な城砦を築いたお陰で、1532年「オスマン帝国」の11回の攻撃から町を守った事だ。何でも数百人の軍が、10~28万人ものトルコ軍を退けたと言うのだ。そのために美しい中世の建物が今でも多く残っていることだろう。
この町に着く前から雨が降り出し、傘をさしての散策となった。



13世紀に小高い丘の上に築かれた「ユリシチ城」は、1777年の火災で被害を受けたという。私達は今回は立ち寄らなかった。

①「中央教会」
「中央広場」に聳える美しい教会は、ネオゴシック建築で、絵になる佇まいを見せていた。

 
                  


②「英雄の門」
この門は、1532年のオスマントルコ軍を撃退した記念に、1932年に建てられた。



③その他の建物

        
 (ユリシチ広場に建つ「聖イムレ教会」)
 
 (この町で最も古い後期ゴシック様式の「聖ヤコブ教会」)    (ここは何屋さん?)

 (14世紀の建造物、ゴシック建築の「市庁舎」)

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