≪メルク修道院≫
旅の9日目は「ザルツブルグ」を後にして、バスで2時間半かけ、東北東に213kmの距離を「メルク」に向かった。距離的には「ウイーン」に近い場所にある町なのだ。
30分走った所で雲が低く漂う景色が見えた。湖から立ち上った水蒸気が、冷えて雲になったらしい。幻想的で美しい景色だった。
山側の丘の上には農家が見えたが、屋根に太陽光発電パネルをつけていた。
「メルク」の町に入った。ここは現在、人口僅か5200人ほどの田園光景が広がる町だが、この町の特徴は「メルク修道院」の存在だ。
最初は11世紀にベネディクト派の修道院として建てられたが、18世紀に改築されて、現在のような「バロックの宝石」といわれる豪華な姿になったという。
またこの修道院を有名にした出来事は、「マリー・アントワネット」が1770年にフランスへ嫁ぐ途中、ここで一泊したことである。
バスを降りて小さな階段を下りると門が見えた。
正門を抜けると広い中庭に出た。
中庭の奥の入り口から修道院の建物に入った。内部はフラッシュ撮影が禁じられていた。
「大理石の広間」の天井画は、まるで宮殿の大広間と間違えてしまうような豪華さだった。
「付属教会」を外から見てから、内部を見学した。ここも華麗な装飾が施されていた。
10万冊の蔵書を誇るという付属図書館も教会に隣接していた。豪華だったが、内部は撮影できなかった。付属教会を出て空を見上げたら、秋の鰯雲が出ていた。
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天使の宮殿かと見まがうようです。
修道院のイメージが覆りました(^.^)
改めて世界はいろいろだと感心するするばかりです!
今回も楽しませて戴きありがとうございました(^O^)
本当にここが修道院かなと思ってしまいますよね。
私は今年の1月にポルトガルで、沢山の金ぴか修道院を見て来ました。お金があるんですね~。
ローマカトリック教会の本山「バチカン」に行かれたら、きっと度肝を抜かれてしまいますよ。
信仰や教会って、何なんでしょうね。私にはまだ分かりません…。