≪「センテンドレ」散策≫
首都「ブタペスト」から北に19kmと近い「センテンドレ」は、14世紀から商業で栄えたが、15世紀になると「オスマントルコ軍」の襲撃を逃れて来た「セルビア人」が移住地として移り住んだ町だ。
また、町は「ドナウ川」の川岸にあって、「セルビア」から真っ直ぐ北に向う「ドナウ川」が「スロヴァキア」と「ハンガリー」の国境沿いに西に折れ曲がる「ドナウベント」に近い。昔の「セルビア人」は、船で移住して来たのだろうか。
現在は人口が僅か2000人という小さな町だが、1920年代に芸術家達の集団が集まって来た事から、美術館が十数件もある。
町の通りには土産屋が並び、道の上まで飾り付けてあった。決して広くはない「中央広場」には、十字架が立っていた。
「中央広場」から奥に行くと階段があり「丘の上のカトリック教会」が建っていた。13世紀に建てられ1751年に改装された教会の祭壇は簡素だったが、静謐な雰囲気が溢れていた。子供達が遊んでいた。
丘の下に降り、「中央広場」横の「セルビア正教会」にも行ったが、扉が閉まっていた。
仕方が無いので町の東側を流れる「ドナウ川」の河畔に行って見た。川と言うよりも小さな海の様な雰囲気だった。
「センテンドレ」の散策を終え、「ブタペスト」に向った。バスの中から「鎖橋」「王宮」「国会議事堂」などを見学してから、「漁夫の砦」に向った。
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