≪4日目は世界遺産「マラッカ」観光≫
この日は「クアラルンプール」のホテルを8時に出発後、前日、公開時間切れに間に合わず見学できなかった「国立回教モスク」に向い、9時からの公開に真っ先に入った。
私達は予め長袖、長ズボン、髪を包むスカーフを身に着けていたためそのまま入場が許されたが、入り口にそうでない人たちが借りる衣装が用意されていた。
その時間信者も少なく、信者で無ければ入れない祈りの場所は仕切りの上部から写した。
その後、「マラッカ」を目指して南に走った。道路の両側に「椰子の木」の畑が延々と続いた。
ガイド氏は「この木から椰子油(パームオイル)が抽出されます。木はインドネシアから移植されて増やされたものです。」「椰子油は健康に良いので、世界中に輸出されています。」という説明があった。
それに対し私から「椰子油には飽和脂肪酸が多いので、他の植物油に比べて酸化、変質しにくく加工食品に多く使われる様になったが、他の植物油よりコレステロールが多く含まれるので、決して健康的とは言えない。」と反論した。
その後個人的にガイド氏に「椰子油は、ポテトチップスなどのスナック菓子に多く使われ出したので、アメリカの子ども達のコレステロール値が中高年並みになり、問題視されているとの事です。」と話した。
「クアラルンプール」を出て2時間後に「マラッカ」に着いたが、この日も晴天で気温は32℃程度。
以前に来た時と同じく「オランダ広場」「マラッカキリスト教会」「セントポール寺院」「サンチャゴ砦」を見学した。
今回は現地ガイド氏が説明不足で、景観以外はあまり記憶に残らなかった。
(オランダ広場の「マラッカキリスト教会」と「時計塔」)
(屋根が失われた「セントポール教会」は、ユネスコの指示で補修されていた)(日本人牧師の墓石もあった)
(ポルトガルがオランダの侵攻に備えて1511年に作った「サンチャゴ砦」の門と大砲、傍に咲いていた花)
(運転手が思い思いに飾り付けて客を乗せる「自転車タクシー」)
昼食は「ニョニャ料理」だった。これは中国から来た男性と結婚したマレーシアの女性が、夫のために作った両国の合作料理だという。美味しかった。
昼食後はすぐ傍の雑貨店で、30分程の買い物時間があった。私がこの店を訪れるのは2度目だったので、以前に買って美味しかった「カレールー」や「ココナツオイル」を親しくなった人達に紹介した。
この店が「マレーシア」最後の買い物のチャンスだったので、皆お金を使い切っていた様だった。私は残っていた僅かなお金を使い果たすために石鹸を1つだけ買った。
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