≪5日目 「ジャスパー国立公園」観光≫
バスで8時に「ジャスパー」のホテルから出発したバスは、間もなく雪で覆われた美しい「カナディアンロッキー」の山々を右に左に見ながら高速道路「アイスフィールド・パークウエイ」を南東に向かった。
道路沿いには「アサバスカ川」が流れていた。「アサバスカ」とは、「葦の生える場所」という意味がそうだ。
30km近く走った所でバスから降りて、道路脇にある「アサバスカ滝」の遊歩道を滝へ進んだ。
この滝は、春に周囲の山々の大量の雪溶け水が一気に流れ込むことで岩を侵食してできた滝だという。
初夏にはもっと凄い轟音と水煙が立ち上るらしかった。丁度水煙には虹がかかっていた。
大きなゴミ箱が置かれていたが、野生の熊が蓋を開けることができないように取っ手は引っ込んだ奥に付けられていた。この辺りのゴミ箱は皆この作りなのだそうだ。
野生の「カナダ雁」がすぐ傍を歩いていた。
再びバスで次々と変わる雄大なロッキー山脈を見ながら1時間走ると、「コロンビア大氷原」に到着した。
ここの展望台からは6つある内の3つの氷河が見られたが、私達は真正面の「アサバスカ氷河」にバスと大型の「スノーコーチ」を乗り継いで登って行った。世界中から来た観光客が、一緒に乗っての氷河観光だった。
途中には氷河が岩を削ってできた土砂もあった。
「アサバスカ氷河」に着いた。降り立った所は標高2100mの地点だった。
この氷河は規模では3番目だそうだが、長さ6.5km、幅1km、厚さ30~365mあり、年15m下に進んでいるのだが、溶けるスピードの方が早いので、年間平均して1.6m先端が後退しているという。
氷の上で何枚も写真を写した。
壁状になっている先端では、溶けた氷が水になって流れていた。それを飲んで見たりもした。味も香りも無くソフトな印象だった。
「スノーコーチ」の運転手は、氷河の解説者でもあった。英語圏の乗客が多かったので、説明は英語だった。添乗員は、日本人客が多いと日本語のこともあると話していた。英語でされた説明は、後で現地ガイドが解説してくれた。
貴重な氷河観光の後、建物の2階に設けられている大きなレストランで、色々な国の観光客と一緒にバイキングの昼食を食べてから「コロンビア大氷原」に別れを告げた。
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この光景を懐かしく拝見しました。
数年前にこの地を訪れて・・・氷の上に座ってみた記憶が蘇りました~
確か季節は晩秋だったと思います。寒くて手袋をしていました。ソナタさんも同じ場所に行ったのだと嬉しく思いました(*^_^*)
カナダの自然は大きくて雄大でしたね~!
早速コメントを頂き、有難うございました。
アンジェラさんは、数年前に行かれたのですね。何か絆を感じますね~。
その日は思っていたよりは温かく、オーバーズボンは穿かずに澄みました。
今こうして振り返ると、昨日の事の様に思い出されます。
当地、気温が低いまま続いていて、豆類の発芽が遅れています。今年の農作物は大丈夫なのかなと心配しています。