花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

韓国済州島②韓国食の特徴

2008年04月07日 | 海外旅行「韓国」
 韓国訪問は3度目なので、出される食事に違和感は無かったが、今回は済州島という南端の島で旅行費用も安かったためと思うが、あまり上等な料理にはありつけなかった。しかし、食事は大切な旅の要素の1つだし、ドラマ「チャングムの誓い」で知られるようになった韓国宮廷料理の医食同源の伝統的な食習慣が注目されているので、ここに韓国の一般庶民の食事の現状について書いて見たい。
 
 まず団体旅行では、食卓に着く前にすでに小皿に入ったキムチと数種類の常備菜が置いてあるのが普通だ。
 キムチは白菜が多かったが、大小の大きさの大根もあった。キムチの味は店によって微妙に異なっていた。
 常備菜はいかの塩辛、ほうれん草やもやしなどの野菜の和え物(少しのごま油だけで味付けしてあるものが多かった)、小魚の韓国風辛味佃煮、岩のりなどだ。これは食べる時に適当に味付けにも使う。
 また、メインが焼き肉なら、肉を包むサンチュなどの葉野菜も用意されている。そしてコチジャンや甘味噌などの調味料も出されている。キムチやコチジャンは発酵食品でもあり、胃腸に優しく、身体に良いと言われている。
 これらのキムチと常備菜の小皿料理は、好きなだけお代わりができる所が韓国の特徴である。

 食卓に着くと蓋つきの金属製器に入ったご飯と、大きな丼に盛られたスープが出て来る。(スープが無い場合もあるが) 鍋物がメインの場合も多かった。
 右側に縦に置いてあるスプーンと金属製の箸で食べるが、食器は手で持ち上げないので、ご飯もスプーンで食べる方が食べやすい。
 焼き肉は葉野菜に載せ、添えられている大根の千切りや酢漬け、もやしなどの和え物や好きな常備菜、調味料を乗せて包んで食べる。慣れないと包むのも食べるのも上手く行かなくて困る。
 また、岩のりやワカメが良く登場する。特にワカメスープに入っているワカメの量は、信じられないほど多い。岩のりは無機質、カロテンをたっぷり含むし、海草類は一般に低カロリー食品である。
 
 このように韓国では、常にたっぷりの常備野菜、海草類と一緒に肉や魚を食べるので、栄養のバランスが良いし、唐辛子の適度な辛味は身体の新陳代謝を高め、消化を助けてくれるようになっているのだ。味も各自が好きなように調節できる所も良いと思う。
 普段でも胃腸の弱い私だが、今回は毎回美味しく食事ができた。

 今回も私は、お土産用には韓国の岩のりを、それと自分用にコチジャンを買ってきた。夕べも我流でビピンパを作って食べた所である。
 写真①骨付きカルビの焼き肉料理 ②きじ肉のしゃぶしゃぶ料理 ③豚肉の焼き肉料理 ④帰国直前の朝出た日本料理

 ① ② 
 ③ ④

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