存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

Fumbling Towards Ecstasy/Sarah Mclachlan

2008-02-25 22:44:40 | album s
さて、僕の音楽の世界はどこまで広がっていくのだろう?
今回は、「是非聴いてみて欲しい」と渡されたアルバムです。
カナダのミュージシャン。
このアルバムは1993年に作られ94年に発売された。聴いてみて、「何年に作られたのか」とか関係ないアルバムに感じた。そして、歌詞は哲学的で時折、直接的。僕は珍しく、音よりも歌詞に反応しているのかもしれない。音もあるトーンを持った良さを感じるんだけれど。

1 Possession (04:39)
ヴォーカルの美しさとギターの響きは、どこか宇多田ヒカルの「Passion」のイントロをふと思い出した。

2 Wait (04:09)
切ない曲。ごく普通に恋愛をしていない人の曲かな。今、あなたのもとを離れたからといって愛が失せたという訳ではない。他の人にこんなに優しくする事はできない。
二人が求めていたのは、いつまでも色あせることのない希望を手にして掴むことだった。

3 Plenty (04:05)
少しアップテンポなポップな曲。人間関係で何気ないことで傷つけあったり、平穏に感じたことのない自由を感じたり。そういう微妙なものを感じながら、人が何と言おうと一生一緒にいようと思った。

4 Good Enough (05:03)
スローテンポなバラード。
取り繕わなくても良い。私は振られた同性の友人の側に居る。あなたがまあまあどころの人じゃないってことを説明してあげる。

5 Mary (03:55)
メアリーは自分のかつての影が衰えていくのを感じている。ミディアムテンポな曲。

6 Elsewhere (04:44)
自分だけの天国。束の間の愛・・・。私がそうしようと決めたなら、理解しようとしてくれますか。

7 Circle (03:43)
ややアップテンポな曲。コーラスが重なる。堂々巡りをする。
自由になりたいと思ってる人生で不幸に暮らす人たちを腐るほど知っている。与えられたものを悉く受け取る人たちを眺めながら、自分は掘り出し物を求めている。

8 Ice (03:54)
あなたがありったけのものを差し出せば、私は受け入れるだけのものを手にするの。

9 Hold On (04:09)
ギターのイントロ、サラの声が響き渡る。静かにうねるドラム。自分が天国か地獄かの岐路に居る。

10 Ice Cream (02:44)
アイスクリームよりも美味しいあなたの愛 これまで食べた何よりも美味しい
ピアノとパーカッションが良い感じの曲。

11 Fear (03:59)
音が面白い。高音で歌う。
私には何もあげられそうにない。この寂しい場所では、失くすものがとても多くて自分達の抱擁にがんじがらめで、堕ちていくほかないの

12 Fumbling Towards Ecstasy (09:49)
タイトル曲。でも11のFearを受けて歌われている曲。
恐れはスッカリ消えて
私の肉体の中、ドキドキしているのはこの心臓、この息を吐き出すのは口
私は愛を怖がったりしない。

12-13 シークレットトラックが少し入っている。

13 Blue(02:51)
Joni Mitchellの曲をカバー。ピアノとサラの歌声が波のように。

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コメント (4)
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