存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

Beyond Standard / 上原ひろみ HIROMI'S SONICBLOOM

2008-09-05 21:21:51 | 上原ひろみ
輸入盤試聴

1 Intro
前作「time control 」のラストナンバーである「time's up」は
「softly as in a morning sunrise」のイントロ演奏で終わっている。
(僕の持っているのはボーナストラックがあるのでラストではないんやけど・・・)
ライナーノーツを読むと、上原さんは
タイムカプセルを開くイメージでレトロな音にしてみた
ということで、半年ほど調律されていないピアノを使い、年代もののモノラル・マイクで録音したらしい。

2 Softly As In A Morning Sunrise
恋をする感情が心の中に朝日のように、そっと降りてくる その「そっと」のデリケートな感じをピアノとベースとギターのハーモニーで表現したかったとのこと。
そっとかなあ?結構ギンギンだと思います。

3 Claire De Lune
クロード・アシル・ドビュッシー(Claude Achille Debussy, 1862年8月22日 - 1918年3月25日)
の「ベルガマスク組曲」(1.前奏曲  2.メヌエット  3.月の光  4.パスピエ)より。彼はガムランにも影響を受けたミュージシャンであった。
上原さんは、子供の頃から弾き続けている曲で、フランスでドビュッシーが見ていたのと今見ている月とは違うだろうなあ。ということで様々なコードに乗せて演奏して「さまざまな月光」を楽しんでいるらしい。
原曲をちゃんと聴いたことがないので、なんとも言えません(笑)
でも美しいメロディーですね。調べると、数多く人妻のために書いた曲の1つのようです。

4 Caravan
ベンチャーズ?と思ったら、オリジナルのデューク・エリントン楽団が上原さんのベースにあり、今回は中東・南米・アフリカなどのリズムを取り入れ、世界中移動する集団を表現した。いやあ、圧巻ですな。

5 Ue Wo Muite Aruko
悲しみを振り切って気丈に進む感じを表現したい。
坂本九の名曲が「スキヤキ」と訳されたのは酷すぎると上原さん。
軽快な少しアップテンポの曲。悲しいときだからこそ笑顔を作って強がってみせる。オリジナルとは別のタッチで、ちょっと勇気付けられる曲になっているんじゃないかなあ。

6 (Some Of) My Favorite Things
映画「SOUND OF MUSIC」を何十回と見ていて、ジュリー・アンドリュースがこの歌を歌うシーンと、
最後に山を越えるシーンの挿入歌「クライム・エヴリ・マウンテン」をベースで

7 Led Boots
ジェフ・ベックのWIREDは愛聴盤で、最後のメロディーになると音飛びするほど聴いていた。その音飛びも演奏で再現している。
最初聴いた時に、坂本龍一の「THE GARDEN OF POPPIES」と思いました。

8 Xyg
XYZというセルフカバーの曲。ギター・バージョンなのでXYGとなっている。ライブでは彼女自身がギターでグーと来る曲らしい。

9 I've Got Rhythm
ピアノのソロ演奏。故オスカー・ピーターソンの自宅で20歳の上原さんが、彼の目の前で演奏した思い出の曲。イントロから少しコミカルで静かに楽しい曲。

10 Return of Kung-fu world champion
ライブの三階席が目の前に迫るような瞬間があるという。僕もライブで体験できたら良いな。


コメント (2)
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GIRL NEXT DOOR / Mステ

2008-09-05 20:46:52 | TV番組
噂の「ガルネク」を見ました。
GIRL NEXT DOOROFFICIAL SITE

エイベックスの大型新人アーティスト

千紗 CHISA(Vocal)
兵庫県篠山市出身の1985年11月16日生まれ
のヴォーカルが目立つが

day after tomorrowのキーボーディストであった鈴木大輔 (keyboard, Composer)
と同じ1978年のプロミュージシャン井上裕治(Guitar)との三人のユニット。

「偶然の確率」
はノリもよくポップですが、敢えて聴こうとは思いません。ヒットしていきそうですけどね。
千紗さん一箇所歌詞を間違っていたのかな?テロップと違ったけれど、堂々としていて良い感じのボーカリストでした。

久しぶりに聴きましたが、GLAYの新曲、これもピーンと来ず・・・
TAKUROUは「もう君はいないのか」城山三郎を読んで、影響を受けて、新曲「I LOVE YOUをさがしてる」は 「HOWEVER」の続編昔の曲の主人公が成長してどうなっているのか、ということで曲を考えたらしい。昔の曲のアレンジを変えてみたり、歌詞をかえてみたり、長期間演奏できる曲を作りたいと思っているというようなコメントをしていました。
彼の歌詞に共感する人は多いと思います。

それにしても残暑の日々ですね。みなさーん。乗り切っていきましょう


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