存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

癒しのメロディ エリック・サティの世界

2011-03-20 22:11:33 | TV番組
途中から見ています。

成海璃子がパリを歩いてサティの足跡を追う。

シュザンヌ・バラドンのヌード写真
モンマルトルにある
かつて画家達が使っていた家
現在は博物館となっている。

サティが同棲したのがシュザンヌ・バラドン
しかし、数ヶ月で別れ、彼はそれ以降 女性とは関係を持たなかった。

「嫌がらせ」『ヴェクサシオン』(Vexations)    840回繰り返す
を作曲

サティも通っていたレストランで成海が食事
マッシュポテトとチーズを練りこんだもの
この店の壁はサティの故郷のノルマンディー系のものに似ているようだ。

ドビュッシー
サティを編曲した「ジムノベティ第1番」
サティを唯一擁護したが、当時は受け入れられず、伴奏ピアニストとしての仕事もなくなり、アパートの家賃も払えなくなる。

モンマルトルの丘を歩く成海
テルトル広場では無数の画家達が絵を描いている。
サクレクール寺院(ロマネスク・ビザンチン様式 130m)
ここでパリを一望する

アルクイユ
サティが新たな居住地。アパートから12キロを歩いてパリの酒場に通う。
シャンソン歌手が歌う店に行くのがサティは好きだったようだ。
モンパルナス
1907年に建設されたル・ドーム(Le Dôme)
コクトー、シャガール、ピカソ、藤田嗣治、サティなどが通った店
そういった芸術家達の写真が席に飾られている。
舌平目のムニエル

骨董品をフリーマーケット形式でヴァンヴ蚤の市を歩く成海

サティは同じ服を7着 着まわしていた
背高帽子、丸眼鏡、髭、傘(黒い傘を100本)

マレ地区を歩く成海
傘の専門店を訪問。傘やステッキの修理もする傘職人。変わった傘を成海に紹介。

スコラ カントルムという音楽学校に39歳で入学
対位法などを勉強
ドビュッシーは反対したが、サティは若い学生達と一緒に学ぶ
3年後、最優秀で卒業

曲線を特徴としたアール・ヌーボー
サンジェルマン・デ・プレ教会の近くにサティが通ったカフェ。ドゥ・マーゴというカフェ19世紀に建設。
昔から多くの芸術家達が集まってきた。
ピカソが決まって座っていた場所。ボーヴォワールが座っていた席。コクトーも常連。

コクトーが台本、ピカソが衣装、サティは作曲。ラジオの雑音などを取り入れる「パラード」

1920年54歳 
「家具の音楽」
休憩時に演奏される音楽をくれぐれもお聴きになりませんように 
という注釈をわざわざつけた

きらびやかなコンサートホールで聴く
というのではなく
身近に演奏される音楽を

59歳のサティは肝硬変
1925年7月1日緑内障となり苦しみながら死んだ。 
1866年5月17日生まれ。

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たこ焼き

2011-03-20 15:23:06 | 日常

久しぶりに家族揃ってたこ焼きを食べる幸せを噛みしめています。何気ないことが幸せだったりします。

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題名のない音楽会 佐渡裕×辻井伸行

2011-03-20 09:00:24 | TV番組
始まります。

震災のお見舞いの佐渡さんのコメントがテロップで流れていました。

2008年5月18日ラフマニノフでこの番組で共演した佐渡さんと辻井君
今日はチャイコフスキーで共演

Qツアーがお忙しいときはどうやって気分転換されているのですか?

辻井:
ツアーが大変な時は水泳をしてます。リゾート地で良いところに行くとずっと泳いでます。この前も1地時間半ほどずっと泳いでました。
佐渡:
カラオケも好きでしょう。
辻井:
はい。氷川きよしさんとか歌います。

Qツアーで印象的だったのは?
辻井:
去年、スペインのマリョルカ島(マヨルカ)に行った時、ショパンの部屋にも行って、とても感動しました。
佐渡:
ショパンが直接弾いたピアノに触って間接的にショパンと触れ合ってきたわけやからね。

(これ、見てました。メモやなこれ(笑) こちら

本日のチャイコフスキーの共演について

佐渡:
8年9年になる付き合いですけど、これまたね成長していて、甘やかすつもりはないんですよ。これからも何百回も演奏して成長してもらわないといけないんですけど、互いに刺激しあえる良い関係でありたいなと思う。

チャイコフスキー「ピアノ協奏曲 第1番」:東京フィル交響楽団
(こういう誰もが聞いたことがある今日を演奏するのが、また魅力的)

生で聴いた人たちは音の凄さを感じただろうけど
指揮者がタクトを振るのを心で感じている、この感覚。

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MY MORNING JACKET [Evil Urges]

2011-03-20 00:13:32 | album m
東北・関東大震災前に書き始めていたんですが、そろそろアップします。

元春レイディオショーで聴いて、ついつい引き寄せられて購入したアルバム

MY MORNING JACKET
1998年にジム・ジェームスとトゥー・トーン・トミーを中心に、地元ケンタッキー州ルイヴィルで4人組として結成。
2004年にはギターリストとキーボードが同時に脱退し、続けて行われたオーディションの結果、カール・ブローメルとボー・コスターが加入し、今の編成になる。

このアルバムは2008年に発売された5枚目
レコーディングは地元ケンタッキー州ルイスヴィルの教会で行ったライブ録音らしい。

試聴



1. Evil Urges
イントロの懐かしい美しいメロディー。何の曲を思い出しているのか思い浮かばない。
確か売れなかった女性歌手の曲だったんだけど・・・
ジャンルが特定されない音楽が割りと好きだけど、これもカテゴリーはロックなんだろうけれど、単純に表現しにくい。

2. Touch Me I'm Going to Scream (Part 1)
この溜めた感じは何だろう?ヒップ・ポップのような、美しいコーラスに、リズムの取り方といい、ちょっと独特な感じがします。

3. Highly Suspicious
ヒップ・ポップ的な要素といえばよいのか?音的に心地よいのが入ってきたりするだけど、全体的にはイマイチかな。

4. I'm Amazed
爽やかな感じ。地球の鼓動のように。

5. Thank You Too
ラジオで流れた曲。これを聴いて買いました。
イントロから嵌ってます。何度聴いても素晴らしい。

6. Sec Walkin'
この曲のイントロも堪りません。どこか寂しげな音感。

7. Two Halves
17の頃を覚えているかい?
明るい感じ。

8. Librarian
これもどこか寂しさが漂う歌い方

9. Look at You
静かなラブソング

10. Aluminum Park
ギターがザラついた感じで、ロック調だけど、なんだか独特

11. Remnants
ギンギンにギターが効いていてエンディングまで格好良い。

12. Smokin From Shootin
イントロから刻まれる細かいリズムが高揚感となり、ヴォーカルを盛り立てる。静かな曲なんだけれど、せわしないリズムに乗っていく。ちょっとTULIPぽさも感じる。

13. Touch Me I'm Going to Scream (Part 2)
この寂しげな表現は何とも言えない味がある。ヴォーカルが入るまでの1分半ほどの間が何とも言えない。
ドアーズを思い出すかも。

14. Good Intentions
えーと短い叫びですね、これ。

やはり良い音楽はそれなりに胸に響くものですが、
日本の社会動向を考えてしまうので、スンナリ気分良く聴けないですね、やっぱり。

コメント
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