Elizabeth And The Catapult 「The Other Side Of Zero」

元春レイディオショーで前作アルバムに続いて聴いて新作も是非聴きたいと思っていたので、
ラジオで紹介されたときに、自分のチェックミスで聴けてなかったことを知りました。


The Other Side Of Zero
2010,10,23発売
Elizabeth And The Catapult のメジャー2枚目

視聴

1. Time (We All Fall Down)
最初、ＣＤがキチンと回っていないのかな？時計の秒針？という音がして驚いて聴いていると、曲が始まっていました。
間奏もとても良いなあ。これって！

2. You and Me
イントロから楽しげで良い。元春レイディオショーで流れていました。

3. Julian, Darling
このイントロは彼女っぽいと感じます。棒を振動させた感じというか・・

4. Thank You for Nothing
リズムをとっている弦の音がずっと鳴っていて、エリザベスの刻む言葉にpianoが絡む

5. Go Away My Lover
弦を抑えて弾く、突然始まる。口笛や色んな音が混ざってメロディもアジアっぽさがあり面白い。

6. Horse and the Missing Cart, The
音階が上がっていく感じが面白い。

7. Open Book
ゆったりとしてキーボードやドラムの音が優しく響く。

8. Worn Out Tune
ちょっと暗めだけど、音といい、歌といい、良いねえ♪エンディングも面白い。

9. The Other Side of Zero,
アルバムタイトル曲。キーボードを弾きながら歌っている印象。

10. Dreamcatcher
リズムが立っている。うーん、バンジョーが格好良いです。フォルクローレとかいえるのかな？

11. Do Not Hang Your Head
ヴォーカルにエコーが少しかかっている。子守唄みたい。

元春レイディオショー 2011,3,22

今夜23時から一時間
東北大震災に向けての特別番組となるようです。

この度の東北関東大震災で被災されたみなさんお見舞い申し上げます。
リスナーが無事であって欲しいです。

それを「希望」と名付けよう
特別番組をお送りします。

1 Somewhere Over The Rainbow /Judy Garland

2 We Are Family / Sister Sledge

3 What's Going On (Featuring Chuck D) / The Dirty Dozen Brass Band

4 Shelter In the Rain / Stevie Wonder

沢山の人からメッセージが届いています。

全国のリスナーの方々の無事を願わずにはいられません。

私の実家は壊滅した陸前高田です。私の心の中には「いつか　きっと　あの美しい海が甦る。いつか　きっと　という言葉ばかりが甦ります。家族親類の無事は確認できていませんが、無事だと信じて自分が力になれる日を静かに待とうと思います。
被災地の映像を見ると心が痛みます。一日も早い復興を心から願っています。

今、番組を聴きながらtwitterに参加している人も多いと思います。ｔｗｉｔｔｅｒをやっている人はインターネット、WEBの中で今番組でかけている曲のリリックが書かれているページなどを見つけたら是非アップして下さい。

5 I Will Not Be Broken / Bonnie Raitt

6 Mercy Mercy Me (The Ecology) / Marvin Gaye

被災された全ての人たちに希望の灯りが灯りますように。

被災地の方々は想像以上に恐怖と心細さを感じていると思います。色々な情報がきっと伝わっていないと思います。どうすればいいんだろう？私達に出来ることは？ただただ無事を祈るばかりです。

今回の地震で被災された人のことを思うと胸が痛みます。阪神大震災では多くの友人が被災しました。手を差し伸べてあげることは出来たけれど、かけてあげる言葉が見つからなかったことを思い出します。佐野さん悲しみにくれている人たちが音楽で少しでも癒されますように。

気仙沼市は記憶が無いのですが、生まれた土地であり一度訪れてみたいと思っていたのですが、心配です。そこにいた人々、そこがふるさとである人々、一人でも多く生きていて欲しいです。

私の弟は火力発電チームで働いていて、今、使っていなかった火力発電所を動かす段取りをしています。洟垂れ小僧だった弟が立派なおっさんになっていることが嬉しいです。日本のみんなで乗り越えるのです。

7 Look Up Irma / Thomas & Marcia Ball

8 Clean Water /Dr. John

ニューオリンズの音楽を二曲続けて聴いてもらいました。

地震に原発事故、地元の方々の二重の苦しみには言葉もありません。福島から直線で450キロ離れたこの名古屋でさえ先を争うように帰国していく外国人学生達に　国の家族が心配するので御免なさい。4月に無事に逢えますように、と言われますと、何だか戦争中の国に取り残されたような気分になります。

被災に見舞われた方に出来ることは、被災してない地域で経済活動すること、税金を積み上げていくこと、目の前の人に親切にすること、そのことで奮い立たされるエネルギーを信じること

遠い街での悲惨な出来事、私に出来ることは大学で電気を勉強している長男に、そして畑の土壌を勉強したいと言っていた次男にこんな時にこと役に立てる人間に成長させるため、日々精進させること

国のための、この星のための本当の準備がいよいよ始まった。待ってましたね。

地震と津波でメチャクチャになった街、立て続けに壊れた原発。ニュースやネットが伝える良くない報せと良い知らせに困惑しながら朝を迎えた。ネットもニュースも遮断してカーテンを開けると一面真っ白な春の雪、東北は本当に美しい。でももう取り戻すことが出来ない景色が幾つもある。こんな悲しい雪景色を見たことが無かった。けれど東北の人たちはみんなよく知っている。この時期の雪は春の訪れを告げる雪であることを。頑張ろう東北！

9 Yes We Can Can / Allen Toussaint

10 Louisiana 1927 / Randy Newman
（ルイジアナ州を1927年に襲った洪水）

下らない音楽を流している暇があったら、貴様ら金余ってんだから寄付しろ

地震災害のニュースを見ながら明日必要な自分の仕事の書類を整えています。東京の姉は停電を控え、物資の調達。山梨の兄は、電気水道ガスがままならぬ状況です。地震直後から義援のもと色々な情報が交錯してます。メール、ツイートが氾濫しています。本来必要な連絡、情報共有が出来ていないのか懸念されます。

両親があの地で頑張っています。ライフラインは全て断たれているけれど、朝の光を待って離れた孫達への気遣いを言葉少なくメールで連絡をくれます。これほど感謝したことはありません。誇りを持って生きるということを讃えていこうとそう思っています。


11 Amazing Grace, One Love, People Get Ready (Live Medley) The Neville Brothers

僕は今、40歳、福島県二本松市の病院でリハビリの仕事をしている。震災と原発の影響は予想以上に厳しくあと数日で医療機関としての機能も失い職員も混乱と同様、不安がピークに達しています。自らが過酷な状況下で集まった職員の仲間にも、これも偶然のめぐり合わせと言い聞かせ、何とか今まで踏ん張って来ました。そして今、放射能汚染の情報に誰もがパニック状態になり、まともな精神状態ではなくなっています。そんな中、平和を取り戻す唯一の救いは、自分の細胞と自分の筋肉と対話してみること、テレビを消して、静寂の中に何かを見出してみること。そうすると自然に家族にも笑顔が戻り、今の感覚に喜びを感じる。佐野さん、それが希望なんですね？そう信じています。僕は自ら光を放ちます。

この番組が放送されている今もボランティアの方、医療や技術者の方などギリギリの葛藤の中で現場で必死の対応をされている皆さんがおられます。深い敬意と感謝をこめたいと思います。
今夜の元春レイディオショー、特集　それを「希望」と名付けよう。改めてこの度の東北関東大震災で被災された皆様に心からお見舞いと、一刻も早い復興が成されること、この番組のリスナーの皆さんが無事であることを祈っています。

では僕のレコードの中からこの曲を送りたいと思います。

12　太陽 / 佐野元春