火曜の夜11:00は元春レイディオショー。
今夜はリスナーの皆さんからのリクエストを中心にお送りします。
恒例の3ピックスは、Stephen Stillsの50年近くにも及ぶアーティスト人生の集大成とも言うべきボックスセット、「Carry On」から
火曜の夜11時は元春レイディオショー
みなさん寛いでますか?
この番組は。東京渋谷NHKのスタジオから届けています。今夜の特集はリスナーの皆さんからのリクエストを中心にお送りします。DJ佐野元春。これからの1時間、みなさんとじっくり楽しんで行きたいと思います。
1 ヤァ! ソウルボーイ : 佐野元春
今夜の1曲目は僕の90年代の曲 ホーボーキングバンド、佐橋佳幸君のギターが素晴らしいですよね。火曜の夜は元春レイディオショー、ベスト・ミュージックをお届けしています。この後はEagles、Allen Toussaintの曲を続けます。
2 The Long Run : Eagles
3 Sweet Touch of Love : Allen Toussaint
リクエストを頂きました。北海道のリスナーから
色んなときに頭に流れる人生のテーマ曲ということで。今夜も聴いて頂いてますか?曲は「The Long Run」
そして今、聴いたのは大阪のリスナー
Allen Toussaintは米国、ニューオリンズのミュージシャン。ミーターズ、ポール・サイモン、ザ・バンドなど、これまで数多くの素晴らしいレコードをプロデュースしてきました。
曲は「Sweet Touch of Love」
twitterの紹介
さて元春レイディオショー、番組では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしています。 題して3Picks!
今月ピックアップしたアルバムは、
Phish: Ventura
Miles Kane: Don't Forget Who You Are
Stephen Stills: Carry On
この3組のアーティストの新作を選びました。
どのレコードも心に響く良いソングライティングと素晴らしいサウンドがあります。
この中から今夜はStephen Stillsのレコードを取り上げてみたいと思います。
Stephen Stills
米国のソングライター そして素晴らしいギターリストです。現在68歳
60年代にデビューしてバッファロー・スプリングフィールド、クロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング、その後ソロ・アーティストとして現在も活躍しています。その後ソロアーティストとして現在も活躍しています。ポピュラー・ミュージック界の中でも重要なアーティストの一人です。Stephen Stills。一言で言えば、ミュージシャンから尊敬されるミュージシャンと言えると思います。
ソングライティング、演奏、そしてバンドの編曲、全てにおいて優れた才能を持っています。Stephen Stillsがこれまで関わってきたバンドを見てみると、まず重要なバンドはBuffalo Springfieldバッファロー・スプリングフィールドです。1966年に結成して僅か2年で解散しました。しかしこのバンドの音楽は米国の西海岸を中心にとても大きな影響を残しました。バンドにはStephen Stillsの他にリッチー・フューレ、そしてニール・ヤングがいました。ところがStephen Stillsとニール・ヤング、あまり仲が良くなかったそうです。レコーディングでも二人はよくぶつかっていたということです。
まぁ、僕が思うに、これはクリエーティブな衝突だと思います。その証拠にStephen Stillsは次に作ったバンドですね、クロスビー、スティルス & ナッシュ。このバンドにニール・ヤングを呼んでいます。これがクロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング。CSN & Yですね。このバンドにはバーズからデヴィッド・クロスビー、ホリーズからグラハム・ナッシュが参加して、当時米国で最も影響力のあるバンドとして評価されました。ここでもStephen Stillsは音楽的なリーダーシップをとってバンドをまとめていきます。ブルース、カントリー、フォーク、ラテン。Stephen Stillsの音楽と言うとそうしたいろいろな音楽の要素をミックスさせた独特のサウンドを作ってきました。
そのStephen StillsのとてもよくまとまったBOX SETが出ました。CD4枚組、未発表の曲もあってかなり聴き応えのある内容になっています。タイトルは「Carry On」。早速このBOX SETから聴いてみたいと思います。
Buffalo Springfield時代のヒット・レコード「For What It's Worth」のモノラル・ヴァージョンですね。それとCrosby, Stills, Nash & Young時代の代表曲「Carry On」のオリジナルとは違うミックスのオルタネイト・ミックス・ヴァージョンを2曲続けて聴いてみたいと思います。
4 For What It's Worth (Mono) : Buffalo Springfield
5 Carry On / Questions (Alternate Mix) : Crosby, Stills, Nash & Young
最近出たボックスセットから2曲聴いて頂きました。
リクエストを頂いています。最近、よく聴いているゴメスの曲。以前この番組でも紹介しましたよね。クリエーティブでいいバンドですね。僕も気に入ってます。
そうしてもう一人のリクエスト
レイ・ラモンターニュ、素晴らしいソングライターです。
6 See the World : Gomez
7 Sarah : Ray LaMontagne
グリーン・ピープル
ポップラ ペアレンツ クラブ
広島市に流れる河川敷の美化活動
音楽に戻って女性ソングライター、シャノン・マクナリーが全曲、南部カントリー・ソウルのシンガー、ボビー・チャールズの曲を取り上げたカバー・アルバムを出しました。バッキング・ミュージシャンはDr.ジョン、そしてデレク・トラックスが参加している。
8 Small Town Talk : Shannon McNally
続いてビーチボーイズの名盤「Pet Sounds」から「Caroline No」。
9 Caroline No (Mono Version) : The Beach
元春レイディオショー、今夜は皆さんからのリクエストを中心にお届けしています。
続いてのリクエスト
ザ・ラーズ 80年代のレコードです。
ザ・ラーズは英国リヴァプール出身のバンド。この「There She Goes」という曲は彼らの2枚目のシングル曲です。この曲は、実を言うと僕自身、ちょっとした関わりを持ってます。曲のプロデュースを担当したのはボブ・アンドリュース。70年代にブリンズレー・シュワルツでキーボードを弾いてました。1988年、僕は「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」というアルバムを英国ロンドンで作ってました。そのときバッキング・メンバーとして参加してくれたのがボブ・アンドリュースです。ボブ・アンドリュースはこの「ナポレオンフィッシュ」アルバムのレコーディングとは別に、ある新人をプロデュースしていました。それがザ・ラーズというバンドでした。僕自身のレコーディングが進む中、ある日ボブ・アンドリュースはカセットテープを持ってきて僕にこういいました。まぁ、僕はモトって呼ばれていたんですけれども。「モト、この曲僕がプロデュースしたんだ。でも何か別の楽器を足したほうがいいと思ってるんだけどどう思う?」 そんなことをきいてきました。さっそく聴いてみると、とてもいい曲でした。特にフックのところは一回聴けば、すぐに覚えてしまうような親しみやすい曲でした。僕は正直に、「いや、これはとてもいい曲だよ。他に何も楽器を足すことないよ。」そう答えました。そうするとボブ・アンドリュースは「OK、有り難う」と言ってにっこりと笑ってました。結局、レコードは僕が聴いたそのままの編曲でリリースされました。今となっては誰もが知ってる80年代の名曲。まぁ、こう言っちゃあなぁんなんですけれども、この曲のヒットには僕も少しは貢献してるんだよという、まあ、そんなちょっとした自慢の話を聴いて貰いました。
10 There She Goes : The La's
11 Live the Life : Rod Stewart
ライヴ音源を聴けて嬉しかったですというリスナーからのコメント
嬉しいです。どうも有り難う。
ライヴは良いですよね。また機会を見てライヴコンサートをやりたいです。またコヨーテバンドと全国を回ってライヴをやりたいと思います。
皆さんものぞきに来てください。
このヴォーカリストの声を聴くと、本当に惜しい人を亡くしたなぁと思います。フレディ・マーキュリー。クィーンにとって実質最後のオリジナル・スタジオ盤になりました。アルバム「Innuendo」から「These Are the Days of Our Lives」。今夜はこの曲を聴きながらお別れです
。
12 These Are the Days of Our Lives : Queen
今夜はリスナーの皆さんからのリクエストを中心にお送りします。
恒例の3ピックスは、Stephen Stillsの50年近くにも及ぶアーティスト人生の集大成とも言うべきボックスセット、「Carry On」から
火曜の夜11時は元春レイディオショー
みなさん寛いでますか?
この番組は。東京渋谷NHKのスタジオから届けています。今夜の特集はリスナーの皆さんからのリクエストを中心にお送りします。DJ佐野元春。これからの1時間、みなさんとじっくり楽しんで行きたいと思います。
1 ヤァ! ソウルボーイ : 佐野元春
今夜の1曲目は僕の90年代の曲 ホーボーキングバンド、佐橋佳幸君のギターが素晴らしいですよね。火曜の夜は元春レイディオショー、ベスト・ミュージックをお届けしています。この後はEagles、Allen Toussaintの曲を続けます。
2 The Long Run : Eagles
3 Sweet Touch of Love : Allen Toussaint
リクエストを頂きました。北海道のリスナーから
色んなときに頭に流れる人生のテーマ曲ということで。今夜も聴いて頂いてますか?曲は「The Long Run」
そして今、聴いたのは大阪のリスナー
Allen Toussaintは米国、ニューオリンズのミュージシャン。ミーターズ、ポール・サイモン、ザ・バンドなど、これまで数多くの素晴らしいレコードをプロデュースしてきました。
曲は「Sweet Touch of Love」
twitterの紹介
さて元春レイディオショー、番組では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしています。 題して3Picks!
今月ピックアップしたアルバムは、
Phish: Ventura
Miles Kane: Don't Forget Who You Are
Stephen Stills: Carry On
この3組のアーティストの新作を選びました。
どのレコードも心に響く良いソングライティングと素晴らしいサウンドがあります。
この中から今夜はStephen Stillsのレコードを取り上げてみたいと思います。
Stephen Stills
米国のソングライター そして素晴らしいギターリストです。現在68歳
60年代にデビューしてバッファロー・スプリングフィールド、クロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング、その後ソロ・アーティストとして現在も活躍しています。その後ソロアーティストとして現在も活躍しています。ポピュラー・ミュージック界の中でも重要なアーティストの一人です。Stephen Stills。一言で言えば、ミュージシャンから尊敬されるミュージシャンと言えると思います。
ソングライティング、演奏、そしてバンドの編曲、全てにおいて優れた才能を持っています。Stephen Stillsがこれまで関わってきたバンドを見てみると、まず重要なバンドはBuffalo Springfieldバッファロー・スプリングフィールドです。1966年に結成して僅か2年で解散しました。しかしこのバンドの音楽は米国の西海岸を中心にとても大きな影響を残しました。バンドにはStephen Stillsの他にリッチー・フューレ、そしてニール・ヤングがいました。ところがStephen Stillsとニール・ヤング、あまり仲が良くなかったそうです。レコーディングでも二人はよくぶつかっていたということです。
まぁ、僕が思うに、これはクリエーティブな衝突だと思います。その証拠にStephen Stillsは次に作ったバンドですね、クロスビー、スティルス & ナッシュ。このバンドにニール・ヤングを呼んでいます。これがクロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング。CSN & Yですね。このバンドにはバーズからデヴィッド・クロスビー、ホリーズからグラハム・ナッシュが参加して、当時米国で最も影響力のあるバンドとして評価されました。ここでもStephen Stillsは音楽的なリーダーシップをとってバンドをまとめていきます。ブルース、カントリー、フォーク、ラテン。Stephen Stillsの音楽と言うとそうしたいろいろな音楽の要素をミックスさせた独特のサウンドを作ってきました。
そのStephen StillsのとてもよくまとまったBOX SETが出ました。CD4枚組、未発表の曲もあってかなり聴き応えのある内容になっています。タイトルは「Carry On」。早速このBOX SETから聴いてみたいと思います。
Buffalo Springfield時代のヒット・レコード「For What It's Worth」のモノラル・ヴァージョンですね。それとCrosby, Stills, Nash & Young時代の代表曲「Carry On」のオリジナルとは違うミックスのオルタネイト・ミックス・ヴァージョンを2曲続けて聴いてみたいと思います。
4 For What It's Worth (Mono) : Buffalo Springfield
5 Carry On / Questions (Alternate Mix) : Crosby, Stills, Nash & Young
最近出たボックスセットから2曲聴いて頂きました。
リクエストを頂いています。最近、よく聴いているゴメスの曲。以前この番組でも紹介しましたよね。クリエーティブでいいバンドですね。僕も気に入ってます。
そうしてもう一人のリクエスト
レイ・ラモンターニュ、素晴らしいソングライターです。
6 See the World : Gomez
7 Sarah : Ray LaMontagne
グリーン・ピープル
ポップラ ペアレンツ クラブ
広島市に流れる河川敷の美化活動
音楽に戻って女性ソングライター、シャノン・マクナリーが全曲、南部カントリー・ソウルのシンガー、ボビー・チャールズの曲を取り上げたカバー・アルバムを出しました。バッキング・ミュージシャンはDr.ジョン、そしてデレク・トラックスが参加している。
8 Small Town Talk : Shannon McNally
続いてビーチボーイズの名盤「Pet Sounds」から「Caroline No」。
9 Caroline No (Mono Version) : The Beach
元春レイディオショー、今夜は皆さんからのリクエストを中心にお届けしています。
続いてのリクエスト
ザ・ラーズ 80年代のレコードです。
ザ・ラーズは英国リヴァプール出身のバンド。この「There She Goes」という曲は彼らの2枚目のシングル曲です。この曲は、実を言うと僕自身、ちょっとした関わりを持ってます。曲のプロデュースを担当したのはボブ・アンドリュース。70年代にブリンズレー・シュワルツでキーボードを弾いてました。1988年、僕は「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」というアルバムを英国ロンドンで作ってました。そのときバッキング・メンバーとして参加してくれたのがボブ・アンドリュースです。ボブ・アンドリュースはこの「ナポレオンフィッシュ」アルバムのレコーディングとは別に、ある新人をプロデュースしていました。それがザ・ラーズというバンドでした。僕自身のレコーディングが進む中、ある日ボブ・アンドリュースはカセットテープを持ってきて僕にこういいました。まぁ、僕はモトって呼ばれていたんですけれども。「モト、この曲僕がプロデュースしたんだ。でも何か別の楽器を足したほうがいいと思ってるんだけどどう思う?」 そんなことをきいてきました。さっそく聴いてみると、とてもいい曲でした。特にフックのところは一回聴けば、すぐに覚えてしまうような親しみやすい曲でした。僕は正直に、「いや、これはとてもいい曲だよ。他に何も楽器を足すことないよ。」そう答えました。そうするとボブ・アンドリュースは「OK、有り難う」と言ってにっこりと笑ってました。結局、レコードは僕が聴いたそのままの編曲でリリースされました。今となっては誰もが知ってる80年代の名曲。まぁ、こう言っちゃあなぁんなんですけれども、この曲のヒットには僕も少しは貢献してるんだよという、まあ、そんなちょっとした自慢の話を聴いて貰いました。
10 There She Goes : The La's
11 Live the Life : Rod Stewart
ライヴ音源を聴けて嬉しかったですというリスナーからのコメント
嬉しいです。どうも有り難う。
ライヴは良いですよね。また機会を見てライヴコンサートをやりたいです。またコヨーテバンドと全国を回ってライヴをやりたいと思います。
皆さんものぞきに来てください。
このヴォーカリストの声を聴くと、本当に惜しい人を亡くしたなぁと思います。フレディ・マーキュリー。クィーンにとって実質最後のオリジナル・スタジオ盤になりました。アルバム「Innuendo」から「These Are the Days of Our Lives」。今夜はこの曲を聴きながらお別れです
。
12 These Are the Days of Our Lives : Queen