存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

2013,11,19 元春レイディオショー

2013-11-19 21:49:19 | 佐野元春
火曜の夜11時は元春レイディオショー

今晩は。佐野元春です。
みなさん寛いでますか?
この番組は東京渋谷NHKのスタジオから届けています。
今夜の元春レイディオショーは番組リスナーのみなさんからのリクエスト曲を特集します。
そして、番組の推薦盤、3Picksは
Pearl Jamの新しいレコードを聴いてみます。
DJ佐野元春。これからの1時間、みなさんと一緒にゆっくり楽しんで行きたいと思います。

1 The Long Run : Eagles

仕事に疲れたり家族と楽しんだり悲しくなったり色々な時に心に流れる曲とのこと
コメントどうも有難う。今夜の元春レイディオショーはリスナーのみなさんからのリクエストをお送りします。

2 All That I Need : Tedeschi Trucks Band

Tedeschi Trucks Band来年の2月に来日公演が決まっているようです。
リクエストどうも有り難う。

3 Easy : Sheryl Crow
A&Mからワーナー・ブラザーズに移籍したSheryl Crow 3年ぶりのアルバム。今回はカントリー・ミュージックの傾向が強いです。とのこと。先月10月に出たばかりの新作「Feels Like Home」から曲は「Easy」聴いてみました。

さて元春レイディオショー、番組では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしています。題して3picks!
今月ピックアップしたアルバムは

Paul McCartney: New

Kings Of Leon: Mechanical Bull
そして
Pearl Jam: Lightning Bolt

この3組のアーティストの新作を選びました。
どのレコードも心に響く良いソングライティングと素晴らしいサウンドがあります。
この中から今夜はPearl Jamのレコードを取り上げてみたいと思います。

Pearl Jam
米国シアトル出身のバンド 1990年からバンドをはじめて現在まで9枚のスタジオ盤を出しています。Pearl Jam日本での知名度はそれほど高くはありませんが、本国の米国では一流のロックバンドとしてとても高い評価があります。よくグランジ・ロックという言葉を聞きます。90年代前半、米国のシアトルを中心に起こった音楽的なムーブメントです。このムーブメントの中から素晴らしいロック・バンドが出てきました。
ニルヴァーナ。そしてこの頃ニルヴァーナと人気を二分していたのがこのPearl Jamでした。
Pearl Jamメンバーの年齢を見ていると、Eddie Vedderは48歳。他のメンバーもだいたい50歳前後です。浮き沈みの激しい音楽界の中で、このPeal Jamは現在良い感じで活動を続けています。その人気の理由は何と言ってもヴォーカリスト Eddie Vedderのソングライティング。そして力強いバンドサウンドにあると思います。90年代には
ニールヤングと共演して話題になりました。ロックンロールを通じた良いソングライティングと良いライヴ、ファンのためにそれを誠実に続けているという点では、このPearl Jamというバンドはニールヤングと共通ている所があるように感じます。では早速Pearl Jam、通算10作目のオリジナルアルバムから聴いてみたいと思います。2曲続けます。

4 Lightning Bolt : Pearl Jam
5 Sirens : Pearl Jam

twitterの紹介

6 Perfect World : Talking Heads

リスナーからのコメント
デイヴィド・バーンの探究心は素晴らしいと思います。80年代当時から何か新しいという印象を持っています。ということ。
そうですね、デイヴィド・バーン。トーキングヘッズ解散後はラテン音楽を研究して、南米やカリブのミュージシャンたちと交流しました。現在もクリエイティヴな音楽を続けています。コメントどうも有難う。

グリーンピープル
npo法人 蝦夷ロック

元春レイディオショー DJ佐野元春 今夜はリスナーのみなさんからのリクエストを集めています。

7 Bye Bye Love : Madeleine Peyroux

リクエストは大阪atom kidsから
先日Madeleine Peyroux(マデリン・ペルー)のライヴを見てきました。ライヴでは弦楽四重奏を従えて演奏していました。とても良かったです。とのこと。ライヴの感想どうも有難う。
Madeleine Peyroux
新しいレコードではレイ・チャールズの曲をカバーしています。アルバム「THE BLUE ROOM 」から曲は「Bye Bye Love」聴いてみました。

リクエストは東京haradaから
いつも番組を聴いてくれて有難う。
今晩は、ここ最近ライ・クーダーの新しいライヴ盤を聴いています。友人だったギターリストJesse Jamesを追悼した
「El Corrido de Jesse James 」この曲が良いです。とのこと。
そうですね、スワンプ・ロックの代表するギターリストJesse James 番組でも機会をみて紹介したいと思います。
では、そのJesse James について歌ったRy Cooderの歌と演奏を聴いてみたいと思います。
(リクエストしたdaharaさんがtwitterでJesse Jamesは西部劇のアウトローのことだと佐野さんの勘違いを指摘されていました)

8 El Corrido de Jesse James : Ry Cooder & Corridos Famosos

9 Bing Crosby :  Van Dyke Parks

番組では皆さんからの楽しいフィード・バックを待っています。
専用webサイトのお知らせ

10 Grace for Saints and Ramblers : Iron & Wine

この曲へのリクエストは石川県のリンジンタカから
今年出た新しいレコード「ghost on ghost」から聴いてみました。

さて年末に向けて皆さんも何かと忙しくなってきているんじゃないかなって思います。
自分のことになりますが、僕もこの後色々なことを控えて忙しくなってきています。
今年は年末に向けて3本のライヴ、3つのパッケージを発表。そしてクリスマスの新曲をリリースするということで、かなり、めまいがしています。
3つのパッケージの発表ということで、ちょっとその中身について皆さんにお知らせさせて下さい。
まず1こは
「NO DAMAGEデラックス・エディション」このパッケージでは、何と言っても僕の1983年のライブ音源が初めてCD化されるということで僕の初期のライヴを皆さんにも聴いて頂きたいと思います。これについては番組でも特集するので是非聴いて下さい。

2つ目は雪村いずみさんのコラボレーションをまとめたパッケージです。タイトルは「トーキョー・シック」
スタジオレコーディングとライヴ。この二つの記録をCDとDVDにまとめました。とても貴重なレコードになったと思います。これについても12月に番組で特集するので是非聴いて下さい。
それと以前、番組でも聴いて頂きました、今年行われましたthe COYOTE BANDとの僕のライヴですね。国際フォーラムのファイナルの模様をDVDでリリースします。こちらも是非注目して下さい。

さて時間も残り少なくなってきました。
最後は僕の曲にリクエストを頂いています。リクエストどうも有り難う。
アルバム「ゾーイ」からの曲で ポーラスタア この曲を聴いてお別れです。

11 ポーラスタア : 佐野元春& The Coyote Band

今夜の元春レイディオショー 楽しんで貰えましたか?
番組ではWEBサイトを用意しています。是非リクエストなどを下さい。
次回の放送は12月3日になります。
DJ佐野元春
ではまた来週。ごきげんよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする