存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

Daydream Garden : tico moon

2014-05-18 13:02:55 | album t
ureshiikotoでいつも魅力的なblogが楽しみな ちはる さんが先日行かれたライヴのミュージシャン
影山 敏彦(クラッシック・ギター)と吉野 友加 よしの ゆか (アイリッシュ・ハープ)
のユニット tico moon

お薦めとのことで試聴して気に入って
とりあえず、このアルバムを手に入れました。
伊藤ゴローと言えば独自のユニットも有名ですが、コモンズ・レーヴェルで知りました。
原田知世のニューアルバムにも参加されてます。



2011,5,25発売
結成10周年、6枚目のオリジナル・アルバム

本人たちの解説はこちら



Daydream Garden

空想上の庭園


01. 森のワルツ (T.Kageyama)
ギターの音もハープの音も気持ち良い♪
曲はすっきりとしながらも、どこか少し寂しくかつキラキラしている。

02. Dear Rhino (T.Kageyama)
吉野 友加さんのヴォーカル
美しく可愛らしい
英語の歌詞で 最初のメロディーは何かの童話が始まるような

03. cyclo (T.Kageyama)
鉄琴(グロッケン)とクラッシック・ギター
小川が流れている側を日常の中で歩いているよう
シクロ
どうもベトナムの乗り物のことのようだ。

04. めぐる森 (Y.Yoshino / T.Kageyama)
メロディーの一部のフレーズで谷村新司の「雨の森」にも通じる心地よさ
途中で入る曲の変化するところも魅力的

05. teacup ride (T.Kageyama)
少しアップテンポ気味
少し浮かれた気分を心の中で楽しんでいる時にふとイメージしそう

06. Daydream (T.Kageyama)
「秋止符」アリスのイントロっぽい

07. つぼみ (Y.Yoshino / T.Kageyama)
このユニットだから出てくるグルーヴというものがあると思う。
1曲目にも通じる 美しさと日常の中で過る感情がある
タイトルのように蕾は花が咲くことを内包している点においては
これから咲く期待感という感じが出ている

08. O Leaozinho (C.Veloso)
メロディーの感じが違うなと思ったらカバー曲だった。
楽器が歌っている感じがするという曲は何曲かあるけれど、これもそんな感じ。

09. pale bule trees (T.Kageyama)
パラシュートの「NE-ON 」っぽい繰り返されるメロディー

10. 夢の中 (Y.Yoshino / T.Kageyama / M.Ogawa)
日本語の歌詞 小川真由美
吉野さんのヴォーカル 

11. heaven's table (Y.Yoshino / T.Kageyama)
ハープとグロッケンによる曲
鉄琴の美しい音にはどこか寂しさもある

12. エレミの恋 (T.Kageyama)
ギターがストーリーを語っているように聞こえてくる

「電信柱エレミの恋」という、ストップモーションアニメのエンディング曲らしい。
全く知らない。
アニメの曲
というのは、そういう作品があるからこそ
なので
ゲームの曲
とか、映画の曲とか、ドラマの曲とかと微妙に違いがあるのかもしれない。

All Songs Arranged by tico moon
Except 5,8 Arranged by goro ito & tico moon
Produced by goro ito


東日本大震災後に発売されたアルバム
なんだか時間が経過したようだけれど、時間が止まっている人もいると思う。
でも確実に時間は経過している。
誰のせいでもない問題もあるし
誰かのせいで困っていることもある。
どうしようもなくて立ち止まっている人に
ふと優しく撫でてくれる音楽に癒される機会が増えれば良いな♪

コメント
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