新春。去年発売されてアップしてなかったアルバムです。
ノイジーでドローン系の音楽と捉えるか
アンビエントと表現するのかはわかりませんが、大友良英さんのコメントを読んで視聴して買っていました。
教授と大友良英のコラボ 即興演奏 聴きたいなあ。
毛利さんのHPを見ていると、写真もアーティストの要素が解るものになっているので、是非見て見て下さい。
2014.07.10 神戸芸術工科大学 レクチャーは動画で置いてあります。レコードを割って張り合わせて鳴らしてみたり…
2022年3月30日発売
以下はコピペ
毛利桂
1998年より京都を拠点に活動する実験ターンテーブリスト / サウンドアーティスト。
2009年まで活動していたターンテーブリストのみによるユニットではレコードのみならずシンバルなども再生して実験的な即興演奏を行った。 そのユニットの解散を境に機材をTechnics SL-1200からポータブルレコードプレーヤーに変更。ターンテーブルを楽器のように扱い、ターンテーブルから発するハムノイズを増幅させた音のみでの演奏や光とハムノイズを連動させたサウンドアートのライブパフォーマンも行う。 2020年には石膏を使ってターンテーブルを制作し自分の演奏する音を視覚化した立体作品や、森の中でターンテーブル10台を使って再生したフィールドレコーディングの映像作品など、音楽にとどまらずターンテーブルを使った作品を精力的に制作する。 また、京都にあるパララックスレコードの店長でもある。
内容紹介
本来の役目を一切放棄したターンテーブルたちは、モーター(回転)とカートリッジ(接触)による無限増幅を繰り返し、かくして蜂起するに至る! 必聴!
──大友良英
ちいさなターンテーブル、キックスタートで屹立するでっかい音の壁。
備えましょう。剣林弾雨のサブベースがすぐそこに──。
──西山伸基
低周波の持続音を基調とする『M21』は全体が緻密にコンポジションされており、液体のように不定形なサウンドとざらついた接触不良ノイズ、緩慢な変化と急激な展開、あるいは複数の周期的なうなりが生み出すリズム等々、一時間という長さとじっくり向き合うことで聴こえてくる様々な尺度で設えられた構造がある。しかし同時にどの瞬間を切り出してもそれ自体で成立し得るような、構造から自由な音響的断片の連なりでもある——例えば身体性を湛えた巧みなターンテーブル演奏の痕跡はそれだけで耳を惹きつける。これほど高度に構築性と即興性がドローン・ミュージックの体裁のうちに同居することがあるだろうか。耳を擘くノイジーな小品のアンソロジーでもあった『M16』と好対照をなす、毛利桂によるもう一つの代表的ソロ・アルバムが誕生した。
──細田成嗣(ライター/音楽批評)
収録曲
M21
1時間1分11秒の曲です。
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