存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

佐野元春ニューヨーク旅「Not Yet Free 何が俺たちを狂わせるのか

2017-05-28 21:57:28 | 佐野元春
2017年5月28日(日)23:00~24:00
■ 放送局: NHK BS プレミアム

元春インタビュー

「2017年のBeat-itude -佐野元春、ニューヨークを往く」


2017年4月17日
佐野元春がニューヨークで
直接インタビュー そして逆にインタビューされる

アーティストとして

表現の自由を邪魔されること
アーティストにとっては、それが一番問題だと思う。

今回のスポークンワーズを佐野に依頼した
キャノン・ハーシー

4月23日 井上鑑らが到着
バキティ(ベーシスト) 南アフリカ生まれ ポール・サイモンが才能を見出す

新曲「NOT YET FREE」(まだ自由じゃない)
4分の6
で今回心配していた。僕が作ったアレンジがあるけど、絶対こうでなきゃだめってのはない。みんなで作っていく。

ドラムはバキティの弟子
やってみたけど合わず。バキティはもう一人の愛弟子に替えることに。

詩人たちが集まるポエトリー・カフェへ
1組4分 20組の若者が語る

トランプが大統領に就任した直後に書いた詩
ママがこの国を追放されるかもしれない
3つの仕事をかけもちして私を大学に通わせてくれた
この国は後ろから刺した。子供は置いていってもよい。でも出て行けなんて
私は決してあきらめないで戦い続ける。

リハが続く。
新しいドラマーが参加

言葉が違っても僕は言葉はユニバーサルだと思っている。
僕は自分の母国の言葉に誇りをもっています。母国語でスポークンワーズすることが、自分にとってはとても大事です。原語の理解を超えて、他の文化圏の人に通じるものがあるはずだ、という確信がどこから生まれるかといえば、それは母国語に対する信頼にあると思います。
僕は自分の国の言語を使ったパフォーマンスをするのは凄く楽しい。
ただし異なる文化を持った人たちに何かとっかかりを作りたい。
それで今回は映像を取り入れた。
僕の言葉が出たらそのエコーのように詩が出るようにしたい。

スタッフの意見を聴く

ビート・ジェネレーションの作家の小説や詩に夢中になったことがある。14から16歳くらい。
新しい手法がとても新鮮
机の上に座って何かを考えるのとは違って、動き続ける中で詩を書く
僕はそれは刺激的で
ロックンロール音楽も大好きで、それと混ぜ合わせるとどうなるのだろうって
独りで実験をしていました。

ボブ・ディランの音楽に影響を与えた
アレン・ギンズバーグ

マイケル・ライドン
ボブ・ディランと同い年の作家で、ローリングストーンズの元編集者

普通の人のための抵抗=レジスタンス
富める者のための体制に対する抵抗

当時はレベルと呼んでいた。

ヒップポップが起きていた84年NY
落書きをしていた。僕も黒人の友人と 思 って落書きをした。

表現としての可能性は限りない。言葉とビートが良いタイミングで上手く表現できたとき、
聴いてくれている人の心や脳を直撃する。そこからまた新しい意味が生まれて行く。

SHAMEの2017VER.

2003年に書いた詩

トランプ大統領
4月4日シリアにトマホークを打ち込み
4月16日に空母を東アジアへ

4月26日 新たな言葉をスマホに書き込み、井上鑑と新たなスポークン・ワーズの作品をパソコンに録音。しかし、今回のライヴでは表現しない。

フルート
金子飛鳥のバイオリンも入って
バンドは今回のための特別編成で、井上鑑、現地でベーシストのバキーティ・クマーロ、ドラムのロドニー・ハリス、フルートのアンダース・ボストロムと出会い、セントルイスから金子飛鳥が合流した。ken hiramaの映像
ニューヨークでのパフォーマンスでは、7篇のスポークンワーズ作品を披露

NOT YET FREE「まだ自由じゃない」
WHAT MAKES US MAD?「何が俺たちを狂わせるのか?」

ECHO
ライヴの前日作ったスポークン・ワーズ



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