存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

佐野元春&THE COYOTE BAND / エンタテイメント! ENTERTAINMENT!

2022-07-16 15:40:05 | 佐野元春

エンタテイメント!ENTERTAINMENT!

「コロナ禍に生きる僕ら。こんな時だからよりみんなとシェアしたい曲がある」 - 佐野元春

 2022年4月8日発売。(配信のみ)
そして、2022年7月6日発売の「WHERE ARE YOU NOW  今、何処」の初回限定盤に
ディスク化された。
これはファンの要望でディスク化された。

コロナ禍で色んな計画は変更、無駄になり、40周年記念に企画されていたであろう様々なライヴも行われず、佐野元春は配信でシングルを連発した。

「愛が分母」(2019)、「この道」(2020)、「ENTERTAINMENT!」(2020)、「合言葉」(2020)、そして「街空ハ高ク晴レテ」(2021)

ディスクでも聴きたいなあとずっと思っていたし、今回ディスク化されてホッとしている。
まとまってステレオで聴ける。

1. エンタテイメント! 3:31
ENTERTAINMENT!

既に一昨年 発売されたベスト盤
‘THE ESSENTIAL TRACKS MOTOHARU SANO & THE COYOTE BAND 2005 - 2020’
には入っているので何度も聴いている。
イントロのエレクトリックギター、ドラムスから気持ちが上がる高揚感。

まさに混沌とする闇の中で一瞬でもエンタテイメントで忘れて心の休息を取るような思いがする。
心の清涼水
気が付くとエネルギー源になってる歌

元春は言う
エンタテイメントへの愛と皮肉の背中合わせって感じ。
現実逃避するだけではなく、そこから先に見える景色を楽しみたい。
エンタテイメントのその先の表現に辿り着きたい。

2. 愛が分母 3:56
LOVE
スカパラから4人のフォーン奏者を加えて、楽しくノリノリのスカビート
思わず微笑む

この曲の /愛 /LOVE
のTシャツやキャップも販売されている。

愛が分母 愛が分母なら SAY YEAHと手を頬に寄せて歌う


3. この道(Additional Recorded Version) 3:09
BLUE SKY 2022年MIX VERSION

2020年4月に政府が緊急事態宣言を出した 新型コロナウィルス感染拡大
全てが止まったような手探りの中、生活が行き詰ってしまった人たちもいた。

いつかきっと

戸惑いの中で不確かな先への不安を拭えない中でも軽やかなタッチで鼓舞する

4. 街空ハ高ク晴レテ(Additional Recorded Version) 3:09
CITY BOY BLUE

街で生まれて育った シティー・ボーイ・ブルー

東京の風景や日常の生活
頼るものはないよ

5. 合言葉 3:21
SAVE IT FOR A SUNNY DAY

イントロから流れてくるシンセの音から
巡るグルーヴ とても良い

ライヴで何度か聴いたけど、しっくり来る曲

「街で僕を見かけたら、佐野さん 合言葉は?って声を掛けて下さい。
そしたら、僕はこう応えます。SAVE IT FOR A SUNNY DAYって」

6. 新天地 3:08
SWEET REFUGEES

このアルバムで初めて聴いた曲

アップテンポ

新天地 目指す天使

行き場を無くして翻弄された人生を
難民や理不尽に振り回された生活を強いられている人々に
降り注ぐようだ

7. 東京に雨が降っている 3:06
RAINY DAY IN TOKYO

WHERE ARE YOU NOW TOURで演奏された曲

心地よいアッキーとフカヌーのギター

この雨の向こう 濡れた街を歩いて行こう

8. 悲しい話 2:24
JAMMING

ある意味ベタなブルース
ベースのリフ
ギターで落とし込む悲しい話やむかつく話

9. 少年は知っている 3:47
BOYS KNOW WHY

アップテンポで疾走感のあるロック
ポップで軽快であるようだがパンチが聴いた歌詞に
思わず振り返ってリピートしていた。

BOYS 今すぐにJUMP
この夜の息の根を止めてやれ

ダウンロードする「少女は知っている」と一緒に聴きたい。

10. 茨の道 4:23
ALL OUR TRIALS

いばらの道 静かな道 ここは いつか来た道

詩を読むとともにメロディーが伴われてくる
ふと心の中で歌っている
生活の中に溶け込んでいる歌になっている

佐野元春&THE COYOTE BAND
    Vocal,Guitar:佐野元春
    Drum:小松シゲル
    Guitar:深沼元昭
    Guitar:藤田顕
    Bass:高桑圭
    Keys:渡辺シュンスケ

プロダクション・クレジット
    Produced by Moto 'Lion' Sano
    Recorded & Mixed by 渡辺省二郎
    Mastering Engineer : Randy Merrill
    2022 ©︎ M's Factory Music Publishers

 

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