李禹煥というアーティストを知ったのは、坂本龍一の雑誌の対談だったと思う。
そして、教授の最後のアルバム「12」のジャケットも彼の作品となった。
彼の作品を殆ど知らないので、高価だったけれど全版画ということで購入した。
ジャケの青い色の
「Dialogue 2019 1」
とても気に入っている。
「もの派」に対する理解も教養もないけれど、画集を見ると
線や筆で表現したようなものが多いので
気に入るかどうかは人によって様々だとは思う。
個人的には坂本龍一の触れた世界観に触れてみたいと思っている自分がいる。
存在するものは何か?
ふと浮かんできたのは、そういう考えだった。
李禹煥 全版画 Lee Ufan Prints 1970-2022
6600円(税込み)
2022,12,16発売
著者について
1936年大韓民国慶尚南道生まれ。美術家。1956年来日し、以降、日本を拠点に世界的に活動。1960年代末~1970年代初頭の日本美術の大きな動向である「もの派」の理論的主導者として有名。現在、香川県直島に安藤忠雄とのコラボレーションによる「李禹煥美術館」を開館する他、釜山市立美術館(韓国)に「Space Lee Ufan」、フランス・アルルに「Lee Ufan Arles」を開設するなど、国際的に活躍する。多摩美術大学名誉教授。
以下はコピペ
国際的に活躍する現代美術家・李禹煥は「もの派」の旗手として活動を始めた1970年頃から現在に至るまで、継続的に版画作品を制作しています。そんな作家の全版画を掲載した『李禹煥 全版画1970-2019』は、2019年の発売以来、お蔭様で美術愛好家のみならず、研究者、美術マーケット関係者をはじめ、皆様のご好評をいただいております。本書は、そんな全版画集に2019年以降の最新作品、最新情報を加えた、決定版画集(日英バイリンガル)の増補新版です。
峯村敏明 氏のものを読むと、
「モノ派」とは、1970年代前後の日本で、芸術表現の舞台に未加工の自然的な物質・物体(いか「モノ」と記す)を、素材としてでなく主役として登場させ、モノの在りようやものの働きから直かに何らかの芸術言語を引き出そうと試みた一群の作家たちを指す。
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