新年

年末繁忙の關係も有り数年前から年賀状は元日の朝に作ることにしている。
勿論１月１日には届かないがご容赦願うしかない。

［年賀状］

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
朝イチに大晦日に積もった数センチの雪を踏みしめながら「霜後の滝」神社にお参りし、新年に向けた決意を
新たにして来ました。


（神社入り口）

早いもので就農して１０年目を迎えます。
農業にはサラリーマン時代には味わえなかった安心感、満足感、充実感があります。
「それは何故か？」をずっと考え続けて来ました。
「いつも家族と一緒だから」、「自然の中で暮らしているから」等に思いを巡らしましたが、最近になって
「食糧を自給する」という動物固有の「本能を満たしているため」と思えるようになりました。


（写真によく登場する小さな林の中に自家水道の水源がありそこも参拝の対象にしている）

また、動物や虫達の短い一生を目にするたびに「人間の一生」についても考えさせられますが、大宇宙から
見たら1日限りの虫の生涯も人間のそれも「ホンの一瞬でしかない」ということにも気付かされます。
意外と単純作業の多い農作業をしながら、人は「何のために生きるのか」、「何のために働くのか」、
「大切にしなければならないものは何か」を考え続けています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成２７年元旦