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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

新年会

2009-01-21 19:41:50 | 産直
「道の駅」の新年会が開催された。
オバサンは「味噌作り」のため欠席。
「味噌作り」は何人かの共同作業となるし、設備のある「婦人の家」が今の時期はフル回転なので日程変更は不可となっている。

「オバマ大統領のような演説はできないが…」と言いながら阿部理事長が冒頭に挨拶した。
昨年の大地震以降、売上の前年同月比が落ち続けていたが、11~12月は逆に「上回った」との朗報が披露された。
未曾有の不景気が押し寄せている中なので、少しでも明るいニュースがあると嬉しい。
この傾向が一時的なものでないことを祈りたい。



「厳餅隊」が舞台で搗いた餅が振る舞われ宴会が始まると、例によって「歌や踊り名人」の出番となる。
「無芸大食」をウリにしているオジサンは専ら見物する側に回るが、例年のことながら「道の駅」のレストランの厨房を預かっている女性陣の芸達者振りには感心させられる。



今日は、舞踊の先生の資格も有しているというSさんのピエロのようなコミカルな演技に圧倒された。
踊りの基礎が出来ていればこそ男装してのコミカルな踊りや仕草でも観衆を魅了させることができるのだろう。
何の世界でも「基礎が大切」ということか。

会場がやや暗かったので、特に二枚目の写真のピントズレがひどかった。
せめて雰囲気だけでも味わって貰えれば・・・。

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農業簿記

2009-01-20 20:49:42 | 経営
認定農業者向けの「パソコン農業簿記」の講習会があった。
講師は簿記のソフトを販売している業者のインストラクター。

小規模農家は収支の総額も微微たるものだしデータ数も少ないのでソフトを買うほどでもなく、ノウハウだけ聞いて後はエクセルを駆使して自分なりに決算数値を出そうと当初は思っていた。

しかし、話しを聞いているうちに考えが変わってしまった。
五万円余の出費は痛いが専門のソフトを使った方が簡単だし、仕訳データを投入するだけで損益計算書や貸借対照表は勿論のこと部門別収支も逐次タイムリーに把握できるというのは大きな魅力に思えた。
特に部門別収支は「把握できるようにしたい」とかねがね思っていただけにまさに「渡りに舟」のソフトのようだ。

家に帰ってから財務大臣様(オバサン)の許可を得たうえで早速電話で注文をした。
これから始まる税務申告にも活用できるものと期待している。



庭の一角に古いカマドとミニ薪置き場が出現した。
火事の恐れの少ない冬季限定の設備で、今は大根や小豆を煮たり牛の飲用に供するお湯を沸かしたりしている。
薪の材料は一年前に間伐したエグネの杉材があるので、毎日焚き続けても材料不足の心配は無い。



オジサンは薪が燃える「赤い炎」を見るのが好きなので、家の中でも何とかこれを活用したいものと思っているが、家の造りがそれを想定していないので実現はまだ先のことになりそうだ。
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鶏の逆襲

2009-01-19 20:43:46 | 家畜
年末に引き続き「廃鶏の処分」を先日行った。
鶏舎で捕まえた鶏を大きな紙袋に三~四羽ずつを入れて臨時の場まで運ぶが、一度目はスムーズに捕獲できたが「動物的勘」が働くらしく二度目からは必死に逃げ回る鶏を捕まえるのに苦戦を強いられた。

普通は上から押さえつけるようにして捕獲するが、たまたま止まり木に避難した鶏を安易に捕まえようとしたのがよくなかった。
逃げようと飛び出した瞬間、鶏の鋭い足の爪で顔面を引っかかれてしまった。

「痛い!」と思った時は既に後のまつり。
鼻の右側から唇にかけてを縦に長い爪痕が付き、ご丁寧に血まで流れて来た。

こんな大きな傷を顔の中心部に付けていたら、きっと「浮気がばれて女房に引っかかれた」と人に誤解されるに違いないと不安になった。
だが、浮気による傷であれば「男の勲章」と開き直って胸を張る手もあるが、鶏にやられたとあっては何の自慢にもならない。



百姓仕事には大小の危険が伴うのが常。
昨日、川沿いに植えてあるケヤキ林(写真)の刈り払いを行ったが、藤がグルグル巻きにした少し太めの木をチェンソーの引き屑を浴びながら切り倒したら、なんとそれは漆だった。
慌てて身体をほろって引き屑を払い落としたものの、夜になってから首筋が痒くなり、点々と赤い発疹が出始めた。
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簿記

2009-01-18 21:54:12 | 経営
若い頃に簿記を勉強する機会があったが、何故か強い拒絶反応があり全く勉強にならなかった。
ところが40歳少し前に担当するセクションが税務調査を受けた際に、経理の基礎知識の必要性を痛感させられた。

それが契機となって「簿記二級」の試験に挑戦し合格することができた。
「過去問」中心の一夜漬けみたいな勉強だったのでその時に学んだことの大半は直ぐに忘れてしまったが、基本的な大枠は理解できたので後に新規事業担当になった時に、損益計算書を念頭に置いた「経営」に大いに役立った。
それが今の農業経営にも役立っていることは言うまでもない。

21~22日の二日間、認定農業者向けに「パソコン農業簿記演習会」が開催される旨の連絡が市役所から入った。
「農業簿記」とは初耳で、何か農業独特の経理方法があるかも知れないので参加してみることにした。
ただ、22日は「道の駅」の新年会とバッティングしてしまったので、一日で二日分の勉強をして来ようかと思っている。



昨日の「キャッポレ」の現場。
堤の氷の上で遊んでいた子供が割れた氷の下に入って水死する事故が昔はしばしばニュースになっていた。
「そんな危険を犯してまで片付ける必要はない」との家族の反対で、桐の木はこのまま放置することになった。
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キャッポレ

2009-01-17 21:38:56 | 山菜
タラノキの育成を兼ねた環境整備で今日は「霜後の滝」の直ぐ上にある土手の刈り払いや伐採を行った。
その中で一番太かった桐の木を伐採したら氷が張っている堤の中に倒れてしまった。

これだけの木が激突しても割れない氷なら大丈夫かと思い堤の中に入ってチェンソーで切断しようと思ったら、突然氷が割れて両足が膝上まで冷たい水の中に入ってしまった。
あまり深くない場所だったのが不幸中の幸いで慌てて土手に避難したが、長靴の中に入った水が冷たいのを通り越して「アキレス腱が切れるのではないか」という不安が生じるぐらい痛かった。

直ぐに家に戻って着替えたいところだったが、夕方近くで他の切り倒した木を放置したまま帰るのもシャクなので、冷たいのを我慢しながら片付け作業を終わらせることにした。


(先日の朝の景色)

このように靴の中に水が入る状態になることを、この辺では「キャッポレ(モチ)をくう」と表現する。
春から夏にかけての水の豊富な季節には田んぼや堰等で予期せぬ深みに嵌まりオバサンもしばしばキャッポレをくうことがあるが、この「キャッポレ」を標準語では一体何と表現するのだろうか?
コメント (5)
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