霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

乾燥最低量を保留

2023-09-15 19:26:01 | 
 例年、稲刈りはウルチとモチでそれぞれ三日でこなして来たが、今年は乾燥機
のキャパオーバーを避けるためウルチの一部を四日目に繰り越すことにした。
 乾燥機は適量をオーバー出来ないことは勿論だが、逆に最低量を下回ると
「動かない」不都合がある。
 出来れば今日をウルチの最終日にしたかったが、キャパオーバーで中途半端
量を残すと大変なことになる。
 そのため、明日の「最低張り込み量」を確保するため敢えて二枚の田圃の
稲刈りを明日に延期することにした。


  高森の田圃までコンバインを移動するには約10分を要することから、
 家に戻らず野宿することし、久し振りにカバーを掛けた。
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トラブルの原因は「雀の巣」

2023-09-15 02:11:13 | 
 前日刈り取った籾を一晩掛けて乾燥し、備蓄庫に排出しないと次の稲刈り
が出来ない。
   通常は翌朝の10時前後に乾燥を終えるが、今日は「あと30分で終了」と
表示しながらも11時過ぎても止まらないトラブルが生じた。 
  乾燥機を止めてチェックしたら、上側に補助的に設置してある塵の排出口が
雀の巣で塞がっていたのだった。


 午後3時過ぎに雨が降る可能性もあったので11時から稲刈りを開始し、
軽トラのコンテナとコンバインのグレンタンクが満杯になった時点で一旦
中断し、乾燥機が空くのを待った。
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稲刈り

2023-09-13 20:05:45 | 
 今のコンバインは油圧式で湿地でも腹を着くことが無いよう腹を高くする
ことも可能となっている。
 その分購入価格が数百万円高価となっているが、未だにその機能を使った
ことは無い。
 「溝切り」を手抜きした反省から僅か2年で更改したコンバインだが、今は
「溝切り」を着実に実施している。
 それでも従来のコンバインに比べるとパワーが強く多少の操作ミスをカバー
してくれて処理スピードも速い優れもののようだ。



 初日の今日も順調に進み僅か3時間足らずで乾燥機が満杯になった。
 それでも「九十九里にて半ばと思え」のたとえ通りで最後の最後に
刈取り部に詰まらせるトラブルを招いてしまった。
 倒れて寝てしまった稲を根元からではなく穂先から刈り取ろうしたた
めのミスで、毎年のように同種の失敗を繰り返す自分に呆れるほかはない。
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「稲刈り」の準備

2023-09-11 19:40:02 | 機械
 明日から「稲刈り」を始めるために軽トラにコンテナを設置し、乾燥機用
集塵機の設置も終えた。
 産直巡りは、稲刈りを終えるまでは新しい軽トラを利用することにした。
 この種のコンテナを利用し始めてから既に20数年を経過しており、今なお
利用している農家は極めて少なくなったが、未だにトラブル無く使えている
のは構造がシンプルなためかもしれない。

 併せてコンバインの給油と注油を済ませた。 
 午後のTVのデータ放送の雲の動きによると夕方当地に赤い雲が通過する
予報だったが、秋田側から栗駒山を通過する時点で降り尽くしたらしく予報
が見事に外れたしまったのは幸いだった。

 例年、稲刈りと枝豆の収穫が重なって大変な思いをしていたが、今年は
「庄内五号」と「秘伝」の収獲の谷間に「稲刈り」を終えることが出来る
かもしれない。
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トラクタでと免税軽油

2023-09-11 19:40:02 | 機械
 農作業の大半を占める「草刈り」の主役はトラクタに移行しつつある。
 前後に草刈り機をセットしたトラクタで高森の畑の草を刈った。
   下側にある田圃の稲刈りに備えたもので、短時間で終えることが出来て
改めて「その威力」に驚いたが、図体の大きいトラクタを動かすので燃料
の消費も激しいものがある。

  
 燃料は免税軽油を利用しているが、草刈りにトラクタを利用するように
なってからは免税軽油だけでは足りなくなった。
 免税軽油は毎年耕作面積見合いで支給されているが、その算出根拠の中に
は「草刈り」稼働分は含まれていないものと思われる。
 時代と共に農作業も変化しつつあることから、実態に即した算出法に改め
るよう求めるつもりでいる。
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