行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第21節  大分トリニータ戦

2010-08-06 21:57:15 | カターレ富山
逆転劇で開幕戦の雪辱を果たした前節岐阜戦。今節はホーム開幕戦での雪辱を果たすべく、大分トリニータに挑みます。
開幕戦に逆転負けを喫し、翌週はいきなりの休み、そして迎えたホーム開幕戦では、力負けに加えてチームとして出来上がっていなかったこともあいまって、完敗を喫しました。そのリベンジをかけた戦いです。
ここしばらく、勝ったり負けたりを繰り返しているカターレ。シーズンを戦っていくにあたっての、チームとしての力の継続力というものが、イマイチ発揮できていません。その問題をクリアし、連勝、なかでもアウェイ戦の連勝を飾ることで、8連敗していた苦手意識を完全に払拭しなければなりません。
チームとして、踏ん張りどころであるこの試合。もちろん、目指すは勝利、勝ち点3のみです。

現在、勝ち点19で並んでいる大分との直接対決は、ダンゴ状態である中位集団への追撃のためには、なんとしても制さねばなりません。勝てば順位も上がり差も詰まるところですが、逆に負けてしまうとそのショックはただの1敗以上に大きくなるかと。
大分は、目下11戦連続勝ち無し。前節は千葉に0-5の大敗を喫しています。
しかし、だからといって「それなら勝てるだろ」と甘く見るようなことは出来ません。ホーム開幕戦で敗れたこともそうですし、今季だけで2度も0-5負けを喫しているカターレだけに、その心情を推して知るべし、ということで。
むしろ、「前回対戦でも勝ったし、最近勝っている試合でもやっとこさ勝っているだけで、怖さはない。なによりリーグ最多失点だし、恐るるに足らず」なんてたかをくくってくれるほうが、こちらとしてはやりやすいかもしれません。
屈辱的な敗戦の汚名を返上すべく向かってくる相手をはね除け、返り討ちにする。向こうにとってはホームでこれ以上無様はできないところでしょうが、そんなことは知ったことかと。これまでも調子のでない相手との対戦で負けてしまって、その連続勝ち無しを止めてしまうケースが何度もあっただけに、今回はそれにハマってやるわけにはいかないところです。むしろ、連勝への踏み台にしなければならないとさえ言えるかと。相手もなかなか結果が出せなくてキツイでしょう。ですが、それを言うならカターレだって、これまでさんざん辛い思いはしてきたわけで。そこに、なんの遠慮呵責も要りません。ただ、勝つのみです。

今節、注目したいのはやはり、前節1ゴール1アシストという結果を出して起用に応えた敬介でしょう。その持ち味であるスピードで敵陣深くを突破するプレーが今節もまた発揮されたならば、それはすなわちカターレの得点チャンス。1度でダメなら2度3度、何度だってその力を見せつけてほしいところです。なにより、彼にとっては地元である大分での試合。思うところもあるでしょう。実力を遺憾なく発揮することを願います。
そして、勝利に向けての課題となるのが、いかにして失点しないか。前節も、幸先良く先制しながら立て続けに失点して逆転を許してしまっています。ある程度は防ぎながら、最終的には個の力で。今節で言うなら、単純に個の力ならば、やはり大分のほうに分があるところでしょう。そこをいかにして食い止めるか。個の力に勝る相手とのマッチアップなど、これまでもあったし、これからもいくらでもあります。それを、試合でしっかりと実践し、勝ちにつなげなければ。
DF陣の奮起が求められるところですが、堤にとっても地元・大分での試合となります。存分に力を発揮し、願わくば無失点に抑えてもらいたいところです。

18節の愛媛戦で逆転勝利を挙げることに成功しながら、次節の熊本戦ではその勢いをつなげられずに完敗。同じく逆転勝ちの勢いをつなげるべく挑む今節ですが、同じ轍を踏むわけにはいきません。
これまで散々指摘されてきた、勝負所でのメンタルの弱さというものは、徐々に克服されつつありますが、それを自信とするには、まだまだ。何度でも言いますが、自信はつけようと思ってつくものではありません。結果がもたらすもの。ならばこそ、今節も、前回敗れた借りを返す勝利でもって、自信を糧としなければ。

勝てば順位が入れ替わる、負けられないこの一戦。負けられないからこそ、勝つ。その力を、見せつける試合にしなければなりません。
もう、開幕の頃のチームじゃない。辛い思いもさんざんしてきて、今のチームがある。それを、勝利で証明する試合としなければ。
2連勝、そしてアウェイ戦連勝で、カターレの力を見せつけろ!
勝たれ!!富山!!!!!
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