2-2の引き分け。
正直なところ、早々と2失点してしまった時点で、「ああ、またか」と思ってしまいました。まさか、また0-5じゃないだろうな?とも。
しかし、そんな不安を打ち破る2ゴールで、同点に。
欲を言えば、そのままの勢いで逆転してほしかったところ。ですが、そこが残念だった一方で、追加点を許さなかったこと、得点にまでは至らなかったものの、最後まで攻めの姿勢を貫いていたところは、充分に評価できるかと。
アウェイ戦で全試合失点している点に問題はあります。それでも、その失点にくじけることなく、負け試合を引き分けにまで持ち込んだことは、大きな経験値となったことでしょう。
勝てはしなかった。けれど、濃厚だった3連敗を阻止した。これを、自信につなげてほしいと思います。
このところの敗戦の大きな要因として、「してはいけない時間帯に失点してしまう」という課題があり、今節、それが改善できるかどうかが問われていましたが・・・。
またしても、してはいけない時間---試合開始直後、わずか4分にして、山瀬幸宏に決められ失点してしまいました。雨でピッチコンディションが良くなかったということはあるにせよ、連携ミスを突かれてボールを奪われ、それを決められてしまうという・・・。
いきなり出端をくじかれ、それでもなんとかしなければ、という18分。今度は早坂良太に追加点を奪われ、0-2となってしまいました。やはり、1点ならまだしも2点のビハインドは、さすがに大きいように思えました。さらなる追加点を奪われワンサイドゲームとなる一方で、こちらの攻撃はことごとく不発というような、これまでにもあった展開に、今節も陥ってしまうのではないのかと。しっかりと集中した守備を見せなければならないはずのところで守りきれないという、そしてそのまま為す術無しかと。
ですが、今節は違いました。
30分に敬介が決めて1点差。そして前半終了直前の45分、黒部のシュートがはじかれたところをうまく合わせた上園が蹴り込み、今季初ゴールで同点に!
「攻撃のほうが単調にならなかった。失点をして、気持ちが焦ってゴールに近いところにボールを放り込んだりせずに中盤でボールをつなぐことができたことが良かった。選手たちが今までやってきたことを表現してくれた」
監督が試合後語ったように、2点差となってもしっかりと集中し、自分たちのサッカーを貫いたことによって実現した同点劇でした。
その後、後半も勢いのままいけると良かったのですが・・・さすがにそういった状況での経験が足りなかったということでしょうか。逆転にまでは至らず、2-2で試合終了を迎えました。
やはり、そんな状況にあっても慌てず騒がず実力を出し切れるほどでないと、なかなか上位を目指すことは叶わない、ということでしょうか。
とはいうものの、攻撃の姿勢は見せ続けたこと、上位チームである鳥栖に後れをとらず、追加点を許さなかったことは、その足りなかった経験を埋める大きな要素となったことと思います。これを次節以降に活かしていけたならば、必ずや1だった勝ち点が3とすることもできるのではないかと。
勝てはしなかったものの、負けなかった。負け試合を負けで終わらせなかった。これまで、勝ち試合すら負け試合としてしまったことすらしばしばだっただけに、その意味の大きさといったら。
得た勝ち点は1とはいえ、それ以上の価値のあるドローだったかと。
もちろん、2失点してしまったという相変わらずの失点の多さは問題で、それを克服しなければならないところ。それでも、「負けてたまるか」という意志を押し出しながらのプレーができているならば、それが力となって無失点へとつながっていくはず。そして、守備が安定して信頼度が増したなら、攻撃もより余裕を持って行えるはず。
連敗を阻止し、意地も見せた。ならば、次にほしいのは勝利。
次節以降、いいかたちの継続をみせてくれることを願ってやみません。
正直なところ、早々と2失点してしまった時点で、「ああ、またか」と思ってしまいました。まさか、また0-5じゃないだろうな?とも。
しかし、そんな不安を打ち破る2ゴールで、同点に。
欲を言えば、そのままの勢いで逆転してほしかったところ。ですが、そこが残念だった一方で、追加点を許さなかったこと、得点にまでは至らなかったものの、最後まで攻めの姿勢を貫いていたところは、充分に評価できるかと。
アウェイ戦で全試合失点している点に問題はあります。それでも、その失点にくじけることなく、負け試合を引き分けにまで持ち込んだことは、大きな経験値となったことでしょう。
勝てはしなかった。けれど、濃厚だった3連敗を阻止した。これを、自信につなげてほしいと思います。
このところの敗戦の大きな要因として、「してはいけない時間帯に失点してしまう」という課題があり、今節、それが改善できるかどうかが問われていましたが・・・。
またしても、してはいけない時間---試合開始直後、わずか4分にして、山瀬幸宏に決められ失点してしまいました。雨でピッチコンディションが良くなかったということはあるにせよ、連携ミスを突かれてボールを奪われ、それを決められてしまうという・・・。
いきなり出端をくじかれ、それでもなんとかしなければ、という18分。今度は早坂良太に追加点を奪われ、0-2となってしまいました。やはり、1点ならまだしも2点のビハインドは、さすがに大きいように思えました。さらなる追加点を奪われワンサイドゲームとなる一方で、こちらの攻撃はことごとく不発というような、これまでにもあった展開に、今節も陥ってしまうのではないのかと。しっかりと集中した守備を見せなければならないはずのところで守りきれないという、そしてそのまま為す術無しかと。
ですが、今節は違いました。
30分に敬介が決めて1点差。そして前半終了直前の45分、黒部のシュートがはじかれたところをうまく合わせた上園が蹴り込み、今季初ゴールで同点に!
「攻撃のほうが単調にならなかった。失点をして、気持ちが焦ってゴールに近いところにボールを放り込んだりせずに中盤でボールをつなぐことができたことが良かった。選手たちが今までやってきたことを表現してくれた」
監督が試合後語ったように、2点差となってもしっかりと集中し、自分たちのサッカーを貫いたことによって実現した同点劇でした。
その後、後半も勢いのままいけると良かったのですが・・・さすがにそういった状況での経験が足りなかったということでしょうか。逆転にまでは至らず、2-2で試合終了を迎えました。
やはり、そんな状況にあっても慌てず騒がず実力を出し切れるほどでないと、なかなか上位を目指すことは叶わない、ということでしょうか。
とはいうものの、攻撃の姿勢は見せ続けたこと、上位チームである鳥栖に後れをとらず、追加点を許さなかったことは、その足りなかった経験を埋める大きな要素となったことと思います。これを次節以降に活かしていけたならば、必ずや1だった勝ち点が3とすることもできるのではないかと。
勝てはしなかったものの、負けなかった。負け試合を負けで終わらせなかった。これまで、勝ち試合すら負け試合としてしまったことすらしばしばだっただけに、その意味の大きさといったら。
得た勝ち点は1とはいえ、それ以上の価値のあるドローだったかと。
もちろん、2失点してしまったという相変わらずの失点の多さは問題で、それを克服しなければならないところ。それでも、「負けてたまるか」という意志を押し出しながらのプレーができているならば、それが力となって無失点へとつながっていくはず。そして、守備が安定して信頼度が増したなら、攻撃もより余裕を持って行えるはず。
連敗を阻止し、意地も見せた。ならば、次にほしいのは勝利。
次節以降、いいかたちの継続をみせてくれることを願ってやみません。