行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】果たせなかった恩返し。また逆転負け  ザスパ草津戦

2010-08-16 23:59:53 | カターレ富山
1-2で敗戦。

なんていうか・・・ひと言だけ言いたい。
「“反省する”ということを、しろ」



相手とは、圧倒的な差などありませんでした。為す術無くやられてしまったわけでもなんでもない。
そんななか、あまり有効な攻撃の形が作れなかった。戦略的なパスではなく、責任逃れとしてのパスに見えてしまうこともしばしば。
それでも、なんとか耐えしのいでいました。そして、流れの中からではなかったものの、ワンチャンスを活かし、セットプレーから舩津の今季初ゴールで先制しました。
しかし。
「さぁ、これから!」というときに・・・得点の直後に失点してしまうとか。そして・・・またしても、ロスタイム失点で逆転されて。それも、気をつけなければならないことがわかりきっていたのに、フリーキックを直接決められるという、いつものパターンで。
さらに、濵野がレッドをくらって退場。リーグワーストの警告・退場数をまた伸ばしてしまった、と。
もはや、言葉にならないというか。
結果として、今季のダメなところが凝縮したような試合となってしまいました。
この試合で、去年お世話になった副島さんに恩返しをするはずでした。去年とは違う成長した姿を見せつつ、勝利を挙げるはずでした。
それが、このありさま。ダメな意味で去年と違うところを見せつけてしまいました。
さらに・・・その見せる相手である副島さんが、審判に対する異議で退席処分。もはや、後味が悪いどころの話ではないというおまけつきとか・・・。なんだかなぁ・・・。

これで、今季だけでもう6度目の逆転負け。そのうち3回までもがロスタイム負けとか・・・いったい、どうなっているのかと。
してはいけない時間に、してはいけないかたちで失点する---リーグワーストである失点の中、これまでも何度となくあったことだというのに・・・なぜまた同じように繰り返すのかと。
手も足も出ないほど力の差があるチームに負けたというのなら、悔しくてもまだ少しはあきらめもつく。
でも、そうじゃないのに。
勝負は選手の能力だけでなく、時に運もからむもの。これでもかってほどに優勢に試合をすすめたとしても、勝てないことだってある。それなら、悔しくても拍手をおくりたくなるし、切り替えようという気にもなる。
でも、そうじゃないのに。

今年も、シーズン中の補強は一切しませんでした。それは、現行メンバーの力を信じて、そのなかでやっていくという決意の表れではなかったですか?
正直言って、他チームに比べて戦力的に及ばない部分が多々あると思います。それでも、そのなかでやっていくという決意の表れではなかったですか?
いきなり力がつくことは、さすがにないでしょう。日々の積み重ねが大事で、それをたとえゆっくりでも力に変えていく、と。
ですが。
今節の試合を観る限り、ゆっくりどころか、止まっているんじゃないのか?と。

「これ以上のモチベーションや気持ちを求めるよりも、プレーの精度や技術、戦術を追求していきたい。それに乗っける部分として気持ちがある。Jリーグは気持ちだけで勝てるレベルではなく、精度や判断の速さを求めていきたい。」
監督はそうコメントしていますが・・・。
言いたいことはわからんでもない。でも、それぞれのプレーは、最低限気持ちの入った状態からではないのか?と思ったりもします。スタートラインにすら立てていない状態でジタバタしても、という気もします。
能力で勝てないなら、せめて気持ちでは勝て!というのは、酷なのでしょうか?


いちサポーターとしての勝手な言い分ということを承知で言えば・・・
能力的に劣っていても、「だから負けても仕方ない」とあきらめて応援もおざなり、なんてことはしないし、したくありません。
勝手な言い分でも、「それでも負けるな、それでも勝て」と言い続けたい。

だから、言う。
反省を活かし、勝て、と。

コメント
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