行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第23節  サガン鳥栖戦

2010-08-21 23:59:27 | カターレ富山
本文の前に、まず反省。
前節のレビューですが、いささか感情的に書きすぎたかもです。熱くなるのはいい、一喜一憂するのもいい。だけど、だからといって無責任に何を書いてもいいというわけでもない、ということで。
言いたいことを押し殺せ、ということではなく・・・なんていうか、後から読んで公開しない程度に、ってくらいですかね。

閑話休題。

今節、3連敗阻止をかけてサガン鳥栖と対戦します。
前々節、前節と、「前回対戦の借りを返す戦い」でしたが、それを果たせず、連敗を喫してしまいました。
今節については、前回勝利している相手から雪辱戦を挑まれる立場。ならば、それをはね除けねばなりません。
今季、極端に分の悪いアウェイ戦。しかも、リベンジを期す相手。さらに、キャプテン濵野の出場停止。なかなかに厳しい条件が揃っています。
ですが。
越えるべきハードルが高ければ高いほど、それを成し遂げたときの達成感もまた大きいわけで。
ハイリスクハイリターンですが・・・それでも。もちろん、リターン総取りを目指さねば。

鳥栖は現在7位という位置につけながらも、中断明け3試合で2分け1敗と、最近はイマイチ調子が出ていません。
だからこそ、今節、しっかり勝って結果を残さねばならないと意気込んでいることでしょう。2連敗中で18位に低迷している、さらにアウェイでは敗率90%なんて富山相手に、よもや前回対戦に引き続いて敗れるわけにはいかない、と。前節は試合がなかったことで休養も充分。軽くひねってリスタート、というところでしょうか。

ひるがえって、カターレ。
前節は先制しながらロスタイム逆転負けというガッカリな内容だったことに加え、守備の要にしてキャプテンの濵野が出場停止という事態。やはり、キツイ。
ここでもしまた負けたりしようものなら、アウェイで勝てないというジンクスがより悪化するであろうことは想像に難くないところかと。

しかし。

ここは、発想を逆転させるべきところ。
キャプテン濵野が不在。やはり、影響は少なくないでしょう。ですが、それはマイナスだけなのか?と。
今季2度目の出場停止という濵野の、前回を思い出してみると・・・第3節、福岡戦のこと。あの試合も、濵野、ヒデの2人を欠いて0-5でズタボロにされるという残念極まる試合でした。そして出場停止となった次節、結果はどうだった?・・・そう、今季初勝利を挙げたのでした。思い起こせば2年前のJFL時代、序盤戦で低迷、もう後がないという試合で濵野を欠いていましたが・・・そこで勝利、浮上のきっかけを掴んだことがありました。
ここで重要なのは、戦力としての濵野がどうこう、という問題ではないということ。必要な選手だから起用されているわけだし、いないほうがいいわけなんてことは全然無い。
大事なのは、キャプテン不在という危機的状況で、一致結束し、かつ結果を残したということでしょう。
それでなくても、どうにもこうにも悪い流れが出来てしまっている最近。何かが変わらねばならないところに、そんなピンチが投げ込まれた格好です。ならば、それを有効に活用させてもらおうじゃないかと。
出場できない濵野の無念は言うに及ばず、ほかの選手たちにしたところで、濵野がいないから負けたなんて言われたくないに決まっています。
確かに、大ピンチ。しかし、だからこその機会でもあるわけで。

その意味で言えば、ある意味ラッキーとさえ言えるかと。
前節試合の無かった鳥栖。休養充分であると同時に、1週間とはいえブランクが出来ているということ。そこに、勝って当然、勝つしかない相手の富山。もちろん研究もしてくるでしょうが、それは「ダメな富山のデータ」であって。
そこにぶつかっていく、不退転の覚悟を持ったカターレ。おそらく、相手の想像以上のパフォーマンスで挑むことでしょう。そうなったときに有利なのは、はたしてどっちだ?という話です。
こういう言い方も失礼ですが・・・濵野も、いつまでも不動のスタメンではない、と。今回に限らず、怪我などのリスクはもちろん、年齢的にもそうそう頼りっぱなしではいけないでしょう。
ならば、どうするか。いなくても勝てることを証明する。それしかありません。


死中に活あり!!ピンチをチャンスに変えろ!!
勝たれ!!富山!!!!!!
コメント
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