開幕戦のチケットも購入し、だんだんと気持ちも高まってきます。
雪の影響で地元でのTMが行われず、チームの仕上がり具合を実際に目にすることは出来ず。ただ、それでも開幕に間に合うようなんとかしてくれることを信じ、そのときを待つのみです。
個人的に、去年行ったアウェイ戦は、結局開幕戦しか勝てませんでした。
今年こそ、勝利とともに笑顔で帰ってこられるように。
まずは、2年連続の開幕戦勝利を!
それでは、選手インプレッションのその3を。
#16 谷田 悠介
昨季はWB、あるいはボランチとして出場し、そのユーティリティー性を重用されました。途中交代で守備固めとして出場することもしばしばでしたが、きちんとゲームに入っていける適応力の高さは、さすがです。
真面目に一生懸命チームのために献身的なプレーをする、カターレのチームカラーを象徴するような選手。その姿勢は貫いてほしいと思う一方で、欲も出していっていいと思います。つまりは、その左足から繰り出されるシュートで、J初ゴールを挙げること。それが成し遂げられた暁には、選手としてもう1段階上のレベルに行けるのではと。努力の積み重ねが結果となって現れるそのときを、楽しみにしています。
#17 木元 敬介
昨季は29試合に出場するも無得点に終わるという不本意なシーズンでした。巻き返しを図らねばならない今季ですが、キャンプ中に骨折、開幕に間に合わず出遅れてしまうことに。
黒部・苔口・平野ら既存戦力に加えて西川や木村が新加入したことにより、ポジション争いも激しくなるであろうFW陣。はやる気持ちはあるかも知れませんが、まずは回復に努め、その争いに加わってほしいです。
そのスピード、そして負けん気を前面に出したプレーぶりは、得点力アップを狙うチームにとって必要な力。まだまだ輝きが鈍るには早すぎます。
その持てる力を存分に発揮してスタジアムを沸かせる日を、心待ちにしています。
#18 加藤 弘堅 (京都サンガF.C.より完全移籍加入)
契約解除とはなったものの、前所属の京都では準優勝を果たした天皇杯でもスタメン出場して活躍するなど、その力が高く評価されている新戦力。昨年大いに影響を受けたという大木イズムを、その弟子でもあった安間監督の下で開花させることが出来るか。
昨季の失点シーンにおいては、中盤からDFの連携のまずさから失点してしまうケースがよく見られました。その問題の改善に当たって、中盤を支配できる選手の活躍は欠かせないかと。その役割を担う期待が込められている彼の働きが、チームに欠かせないものとなる―――そんな日が少しでもはやく実現するよう願っています。
#19 池端 陽介
安間イズムの体現者として、そして左SBのレギュラーとして、大いにチームに貢献した昨季。スピード感あふれるカバーリングによって、幾度ピンチを救われてきたことか。
ただ、そのプレーのクオリティーにムラがあったような印象を受けました。良いときにはとても良い一方で、いまひとつの時はほんとにいまひとつ、というような。ポジション的にしかたない面もあるにせよ、警告がやや多かったことも、少し気になりました。
しかしながら、持っている力そのものは確かなもの。それが高いレベルで発揮し続けられた日には、怖いものなしでしょう。そうなることを、期待します。
#20 関原 凌河
なかなか思うように活躍できず、無得点に終わった昨季。プロ2年目、あらためてプロサッカー選手としてやっていく難しさを実感したのではないでしょうか。
とはいうものの、厳しい言い方をすればそれは挫折というものではなく、それ以前の問題。まだ、結果を出せていないのだから。
それだけに、プロ3年目となる今季は勝負の年となるかと。同世代がロンドン五輪に向けて邁進している姿に、少なからず影響を受けているのではないかと思います。ならば、迷っている暇などありません。
チームの得点力アップを成し遂げるためには、攻撃のカードは多いほど良い。クオリティーも高いほど良い。
その力がチームの欠かせない戦力となる日が来ることを、切に望みます。
#21 金井 大樹 (背番号変更 41→21)
昨季はシーズン開幕後に緊急補強として加入。出場機会こそなかったものの、28試合でベンチ入りし、カターレ富山のサッカーとはいかなるものかを目の当たりにしました。
3年の雌伏の期間を経てついに出場を果たした飯田と、大怪我を負いながらも地道にリハビリを重ね、出場にこぎ着けた鶴田。その両先輩GKの姿に、「いつか自分も」という気持ちを新たにしたのではないかと。
正当なポジション争いが行われたうえで評価され出場に至ることは、昨季の起用が証明しています。ならば、あとは出場に向けて精進を重ねるのみ。
その日を目指し、頑張ってほしいです。
#23 吉川 拓也
ルーキーイヤーだった昨季、シーズン序盤にスタメン出場の機会を得たものの、怪我によって長期離脱を強いられてしまうことに。秋に復帰しJ初ゴールを挙げるなどの活躍をみせていたことからも、「もし怪我をしていなければ」との思いはぬぐえません。とはいえ、それは過ぎたこと。大事なのは、これからです。
昨季はDFとしてだけでなくボランチとしても活躍。今季も高くて走れる守備的プレーヤーという特色を活かすことができるかどうか。やはり経験がモノを言うところは多いでしょうし、一朝一夕には結果を出せないかもしれません。
しかし、それでも。怪我を乗り越え、出場できる喜びというものを知ったはず。
さらなるレベルアップを目指し、2年目の今季を全力で取り組んでほしいと思います。