行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第2節  水戸ホーリーホック戦

2012-03-10 22:16:24 | カターレ富山
東日本大震災からちょうど1年となる3月11日に行われるJ2の第2節。震災の被災地でもある水戸のKsデンキスタジアムに乗り込み、水戸ホーリーホックと対戦します。
あれから1年、Jリーグにとってもさまざまなことがありましたが、とりわけ水戸にとっては特別な試合となるかと。ただでさえ開幕2連勝がかかった試合、負けて良い理由などどこにもなく、必勝を期してくることでしょう。
ただ。
だからといって、カターレもそうやすやすと勝ちを譲ったりはしません。特別な試合ではありましょうが、同時に、2012・J2リーグ戦のなかの1試合。お互いにフェアな全力プレーの上であれば、遠慮など無用、容赦なく勝ちにいかねば。
2戦連続アウェイ戦となりますが、勢いをつけてホーム開幕戦を迎えるためにも、前節の反省を踏まえつつ今季初勝利をもぎ取らねばならない試合です。

前節の逆転勝利に続き、ホーム戦2連勝を挙げることで地元の思いに応えたい水戸。そして、万感を込めて応援する水戸サポーター。あるいは、いままで経験したことの無いような雰囲気の中で試合に臨まねばならないアウェイ・カターレ富山。
さらに、ただでさえ開幕して間もない時期でありながら、積雪の影響で富山での練習が出来ず。急遽決まった4次キャンプを経て乗り込まねばならないという事態まで加わるというのだから、なかなかに厳しい戦いになるであろうことは想像に難くありません。
しかし。
困難であるからこそ、全力で勝利を掴まねば。この試練を見事に乗り越えたあかつきには、いけるという確信とともに勢いをつけることができることうけあいでしょうから。

開幕戦という独特の雰囲気・緊張感もあったによ、やりたいサッカーのかたちは見えていた前節。去年から築いてきた土台がしっかりと機能していることが見て取れました。
反面、かたちが見えていただけに、「もっとやれるはず」という部分があったこともまた事実。
前節と同じスタメンとして、奮起を求めたいのはリョーガと木村の両選手。前節の得点シーンがまさにそのかたちだったのですが、あのゴールが生まれたのはサイドの大西とヨンドク、中央の黒部がそれぞれに自分の役割を果たしたからこそだったかと。積極的な仕掛けで相手にプレッシャーを与えるヨンドクが活きれば活きるほど逆サイドの大西は仕事がしやすくなり、ポストとなってボールを集める黒部が本領を発揮する。そこからこぼれたボールを積極的に狙ったのが、あのゴールでした。
当然、1トップの黒部に対する警戒は為されるはず。そこを、2列目のふたりがいかにフォローし、仕掛けていくか。その連動性の面で、もっとやれるはずだと感じました。その連携が良くなれば、それだけ相乗効果で相手に狙いを絞らせずに攻撃できるようになるというもの。
開幕戦でスタメン出場を果たし、ひとつ壁を乗り越えたかと思います。ならば、次なるステップに進むべき。迫力ある攻撃で押し切り、ゴールに繋げるシーンが見たいです。

Ksスタといえば、一昨年も去年も3失点して敗れている縁起が悪いスタジアム。特に去年などは、10戦連続勝ちなしの最中にあったとはいえ、相手のパスは通る、こちらのパスは通らない、そのうちにミス連発で自滅、あげく3失点。シーズンワースト級の敗戦で、次節の5失点にもつながってしまったのでした。
そんな苦い思い出に訣別し、リベンジを遂げて勝利の思い出を上書きせねば。

特別な試合に対してテンションがMAXの相手に、困難に打ち勝って挑まなければならないカターレ。
だからこそ、勝て。
たとえスタジアムでどれだけの水戸の勝利を願う声があろうとも。
空気など、読むな。
復興にかける願いと、カターレの勝利を期する願いとは、また別問題。
ならば、勝て!
カターレのプライドを胸に、今季初勝利を挙げろ!そして、チームの力を証明せよ!
この一戦に、賭けろ!そして、勝利を掴め!
勝たれ!!!富山!!!!!
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