行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第29節  ヴァンフォーレ甲府戦

2012-08-19 00:01:00 | カターレ富山
12戦連続勝ちなし、得失点差のみのほぼ最下位であるカターレが、首位にして6連勝中の甲府を迎える今節。totoの対象試合ではありませんが、もし対象試合であったなら、とてつもない予想がされていたのではないでしょうか。
つまり、誰が見ても富山の13戦連続勝ちなしが、甲府の7連勝が確定、と。甲府の勝ちが当然として、問題は何点とるのか?前回対戦は4点だったから、今回は5点か?その前回対戦でもゴールを挙げたダヴィが出場しないのはマイナスにしろ、だからといって甲府の勝利が揺らぐことなどまったくない―――そんな見方をされているのではないかと。
これまでの戦績からのデータに基づくならば、それで間違いないでしょう。
ですが。
首位固めのために、万が一にも最下位相手に勝ち点3を逃すわけにはいかない甲府。それに対して、最下位脱出のために、首位だろうがなんだろうが、勝つよりほかないカターレ。ひらきなおって、下克上を成し遂げるよりほかありません。

チーム力に差があることは、わかりきっています。前回対戦にしても、気をつけなければならなかったはずのダヴィに先制されてしまったあたり、やはり力の差があったということでしょう。その後、なんとか追いつくことに成功したものの、そこまででいっぱいいっぱいだったカターレに対し、甲府には余力がありました。そこからチーム力の差を見せ付けられるかたちで連続失点、終わってみれば1-4の大差で敗れたのでした。
同じ轍を繰り返すわけにはいきません。実質最下位であるのは、事実。そこから這い上がらなければ未来は無い。そのために立ちはだかるなら、それが首位であろうが関係ない。ただ、全力で勝利をつかむのみです。

勝利を挙げるためには。
善戦止まりでは、駄目です。1試合のうち、良い時間もあれば悪い時間もあるでしょう。90分通しての結果として、勝利をつかまねば意味など無いのであって。
前節にしても、そう。せっかく試合開始早々に首尾よく先制したというのに。そのリードを守って前半を折り返したというのに。試合全体からすればわずかなミスであったはずなのに、それが元で失点、さらには逆転負けを食らった。
0-1負けくらいの結果であれば、「首位を相手によくやった?」
冗談じゃありません。
善戦止まりに、意味は無し。
こと、クラブワースト記録を更新中の現在においては、その悪しき流れを食い止め、反攻に転じるために必要なのは勝利・勝ち点3以外には考えられないのだから。

15日付で、鳥栖から期限付き移籍でMF國吉貴博が加入しました。甲府時代の安間監督の教え子であり、木村と同期。
その國吉が、いきなりベンチ入りするという話も。
なにはなくとも、このどん底とも言えるチーム状態のカターレに、よく来てくれたと感謝したいところです。
そして、カターレの一員となったからには、そのもてる力を存分に発揮して、貢献してほしいです。
もっと言えば・・・カターレを救う、救世主となってほしい。それが、ファン・サポーターの偽らざる心境ではないかと。
順応期間の短かさを言い訳にするのではなく、逆に発奮材料としてチームのために力を尽くしてほしいと思います。

思い出されるのが、1年前、圧倒的な力をもって首位だったFC東京を破った試合。
あれから1年。
もう一度、見たいです。下克上を。
待ちわびたファン・サポーターに、勝利の歓喜をとどけてほしい。
下馬評は、覆すためにある!
狙うは勝利のみ!
信じて掴め!
勝たれ!!富山!!!!!
コメント
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