行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第30節  アビスパ福岡戦

2012-08-21 23:45:06 | カターレ富山
前節からわずかに中2日、九州アウェイ2連戦の初戦、レベルファイブスタジアムに乗り込み、アビスパ福岡と対戦します。
約2ヶ月ぶりの水曜開催の試合、遠く福岡まで赴くアウェイ戦、さらにその次には同じく九州の熊本戦が控えている、と・・・。スケジュール的にも、きついものがあるでしょうが・・・。
ただし。
単に、スケジュールがきついだけなら、まだいい。
もっときついことがあるのだから。
現在最下位であるカターレにとっては、スケジュールなどを言い訳にしていい状況にはまったく無いのだから。
どういう状況で試合を迎えようが、相手がどこであろうが、勝つ以外にない。本当に、ない。
勝たねば、未来がないのだから。

福岡もまた、苦悩の中にあるクラブ。
なかなか勝ち星がのばせないばかりか、ここ最近は平均3点近い失点がデフォルトとなっているようで。前節も、北九州とのダービーマッチにおいて2-4で敗れています。
13戦連続勝ちなしなんて立場で言えることではないですが、最下位のカターレすら、そこまで立て続けに失点してはいません。
ならば。
やるべきことは、シンプル。
複数得点を挙げて相手の士気を下げ、勝利をかっさらう。これしかない。
無論、言うは易く行うは難し。なにしろ、今季ここまで29試合中4試合でしか複数得点を挙げておらず、さらに勝った試合は1試合しかないというのだから。
ですが、そんなことをいちいち気にしている暇があったら1点でも多く獲ることを考えろ、というところでしょうか。
前回対戦時には、我慢比べの果てに試合終了間際の88分に決められて敗れる、という悔しい敗戦を喫しています。
得点力は明らかに福岡のほうが上なのだから、点が獲れないとなると、良くてドロー、普通に負けてしまうのではないかと。
もちろん、そんなのは願い下げ。
ここ2試合、先制点を挙げたにもかかわらず勝てない試合が続きました。ならば、もういい加減慣れるべき。リードする展開を。そして、次なる段階―――勝負を決める追加点を挙げる段階へと進むべき。
むしろ、チャンスでしょう。これまでの流れを捨て去るための。
いまだ勝ったことのない福岡に勝つことで、13戦連続勝ちなしをはじめ、いろいろな負の要素を捨て去らねばなりません。

レベルファイブスタジアムで思い出すのが、2010年の第4節。
初勝利をかけて乗り込みながら、相手にやりたい放題やられる一方でこちらは全くやるべきサッカーが出来ず、0-5と惨敗しました。さすがにCKを直接ぶち込まれたときには、言葉もなかったですが。
ガシガシと強力なプレスに慌ててパスミスを連発、相手はおもしろいようにボールを回せるのにこちらはまったくつながらず、という無残な試合でした。
当時移籍してきたばかりだった黒部の凱旋試合であったはずが、さんざんな結果に終わったのでした。
あのとき以来の、アウェイ福岡戦。
今度こそ、今やカターレの大黒柱である黒部の活躍に期待したいです。
前節は、國吉が古巣を相手に恩返しをしてみせました。ならば、今度は黒部の番。元福岡の黒部でない、カターレを代表するFW・黒部光昭の力を、みせつけてほしいです。
1点で勝てないなら2点、それでも足りないなら3点。
どうか、得点を挙げることが勝利につながるという基本中の基本を、実践してほしいです。

どちらにとっても、苦境から抜け出す光を求める試合。
ですが、どう考えても、より深刻なのは福岡ではなくカターレのほうなのであって。
遠慮など無用。苦しいと言っても、所詮16位の苦悩。そんなの知ったことかと。久方ぶりの複数得点をたたきつけ、完膚無きまでに打ちのめすべき。
今、必要なのは勝利。
90分を全力で戦った結果が、勝ち点3に結びつくように。
きびしい九州アウェイ2連戦を、チャンスに変えろ!
必勝を期して臨め!勝つことだけを考えろ!
勝たれ!!!!!富山!!!!!

【J特】善戦止まりで首位からの金星を逃す。13戦連続勝ちなし、最下位転落  ヴァンフォーレ甲府戦

2012-08-21 22:27:02 | カターレ富山
1-1のドロー。
「善戦ではなく勝利」―――いつものメッセージゲーフラに託した願いもむなしく、またも勝てませんでした。
通常であれば、首位のチームに引き分けたというのは、あるいは賞賛さえされるかもしれません。
ですが、今は事情が事情です。
首位であろうがどこであろうが、勝つ以外にない状況。相手のエースであるダヴィが出場停止というチャンス、さらに首尾良く先制点を挙げ、おまけに前半のうちから相手に退場者が出てひとり多い状態。
なにをどう考えても、勝たねばならない試合でした。
にもかかわらず。
前節は、リードして折り返しながら後半に立て続けに失点。逆転負けを喫しました。その反省を活かし、同じようにリードで迎えた後半を、今度こそ無失点で切り抜けねばならなかったのに。
後半開始からわずかに5分で失点。また、同じように駄目な方に結果を出すこととなってしまいました。
それでも、ひとり多い有利な状況に違いはなく、時間もまだまだありました。前節の失敗を繰り返さないというのであれば、そこからさらに奮起して勝ち越さねばならないところでした。
ですが。
結局、追加点は挙げられずじまい。最後の最後まで、結果を出すことができませんでした。
逆転負けしなかった、という意味では前節の繰り返しではありませんが・・・どうしても勝たねばならない試合で勝てず、連続勝ちなしを更新してしまったことに関しては同じ。もっと言えば、反省が活かせなかったぶんだけ、それ以下と言えるかもしれません。

今節、加入したばかりの國吉がいきなりスタメン起用。そしてその期待に応え、古巣の甲府を相手にゴールを決めるという華々しいホームデビューを飾りました。それだけに、勝利で祝いたかったところですが・・・。
ともあれ。
前線の選手として果敢に挑んでいく姿勢、さらに守備面でも献身的に相手について行く動きなど・・・まさに、今のカターレに必要な選手、という印象を受けました。
今節の結果からも明白ですが、決定力不足の解消なくしては、這い上がることはできません。
それだけに、國吉にかかる期待は大きいです。
まずは1ゴールを挙げましたが、まだまだ。残念ながらチームトップで4得点という有様なので、なんなら一気に抜き去ってチーム得点王になってくれてもかまわない、と。
とにもかくにも、期待を背負っていること、そしてその期待に応える覚悟があることが見て取れました。
本当に、カターレの救世主となってほしい。そう願わずにはいられません。

攻撃のメンバーで言えば、リョーガがスタメン、西川が久々の出場を果たしました。
得点には結びつかなかったものの、前を向いて切り込んでいこうとする持ち味を見せていたリョーガ。ゴール前の混戦で決めていれば・・・という場面を作った西川。
いいところは見せながらも、それが結果につながっていないというやるせなさ。
もどかしいと思います。悔しいと思います。
ですが、それをぶつけるのは、試合。結果を出すのも、試合。
1試合でも早く、その結果がついてくるように願います。

相手がフルメンバーではなかった、数的有利があった、という状況だったにせよ、カターレらしいサッカーは出来ていました。
積極的にボールを持つ相手にからんでいき、しつこい守備からボールを奪取したりと、いいプレーも随所にみられました。
それでも勝てないのは・・・やはり、勝ち慣れていないということに尽きるのかと。
負けはしなかったものの、連続勝ちなしを更新してしまったカターレ。
勝ちはしなかったものの、連続負けなしを更新した甲府。
どうにもこうにも、やりきれない気持ちになります。

町田が勝ったことにより、単独最下位。
もう、何番底だかわかりませんが、どん底と言うよりほかない状況。
ですが、落ち込んでいる暇などありません。
そんな暇があったなら、勝つことだけを考えろ、と。
勝ち慣れていないのは事実にしても、それを受け入れることだけはするな、と。
22クラブ中、22位。
這い上がるしかない。それしかない。
次節こそは、勝利を。