残り12試合で勝ち点差12を埋めなければ降格―――はっきり言って、厳しい状況と言わざるを得ません。
ここまで30試合で僅か勝ち点11のクラブが、どんなに少なく見積もっても倍くらいの勝ち点を1/4の期間で得なければならない、と。
諦めてしまうことは簡単でしょう。匙を投げてしまって、距離を置いたところから「それみたことか」としたり顔をすることも容易でしょう。
しかし。
そんなことは断じてしない、という強い信念を持たずして、最下位のクラブを応援することなど出来ないのであって。
いちばん避けねばならないことは何か?
降格の憂き目にあって悲嘆に暮れること?弱小クラブに傾倒してしまった自らの見る目のなさ、愚かしさを後悔すること?
そうじゃない。
カターレ富山というクラブにかけてきた思いに、信念に対して自分から裏切ること。
降格なんてしたくない。それはあたりまえ。
だけれども、そこから逃げたり目をそらしたって、なにも好転などしないのだから。
むしろ、刮目して見極めるべき。
そんな覚悟が問われているような状況が、まさに今のカターレ、というところでしょうか。
自分たちのやりたいサッカーを体現しながらも、それを結果に結びつけられなかった前節・岐阜戦。
そこからおよそ1週間。連続ホーム戦となる今節、今シーズン最後のホームナイトゲームとして大分トリニータを迎え撃ちます。
4月の前回対戦においては前半のうちにチェ ジョンハンの連続ゴールで試合の流れを完全に持っていかれ、0-3と完敗。せっかく前の試合で引き分けながらも連敗を止めたというのに、その勢いを結果に結びつけることが出来ませんでした。
奇しくも今節の対戦もまた、引き分けで連敗を止めた直後の対戦。甚だ不本意ながら、今季ここまで連勝はおろか連続勝ち点すらないのが現状。だとしたら、やるべきことは明らか。前節に引き続いての勝ち点を、勝利というかたちで挙げねばなりません。
この1週間のあいだに、あらたに韓国人DF・パク テホンがカターレ富山のメンバーとして名を連ねることとなりました。
登録こそ9月10日付ながら、8月から練習に参加して戦術理解を深め、今節に即スタメンもあるとか。
かつては横浜FCでプレーし、J2の戦いというものにきちんと理解があるのは心強いところ。ヨングン、ヘジュン、さらにガオという韓国語でコミュニケーションがとれるチームメイトから細かな戦術を学び取り、即戦力としての働きを願うばかりです。
そう、カターレにはもう時間がない。
当然のように練習と公式戦とでは勝手が違うでしょうが、最下位脱出・降格回避という至上命題を前に、「なかなか試合で力を発揮できないうちにシーズンが終わってしまった」ということでは断じていけないわけです。
簡単ではないミッションですが、それでも。加入を決意したからにはカターレのためにその力をフルに発揮してもらわねば。先んじて途中加入した4人とともに、思いを力に変えて全力プレーを望みたいです。
公式戦では天皇杯2回戦以来、約2ヶ月ぶりの無失点試合を成し遂げた前節。
しかしながら、それでも勝てなかったのはやはり、ひとえに決定力の足りなさが故のこと。同じ期間のうちの半数で無得点、得点したにしても先制点を挙げた試合が1試合もないという、まさに惨憺たる状態で。
特に、ここ3試合連続で無得点。攻撃への意志そのものが感じられなかったり、決定的な場面で決められなかったりと。
「本人もゴールが挙げられなかったけれど、それでもやっぱり中島がいないと駄目なんじゃないか」
そんなふうに思われて良いのか?良いわけがない。
前節、決定的なチャンスを逃して責任を感じている苔口。移籍直後に初ゴールこそ挙げたものの、期待に添えるだけの活躍とまではとても言えない宮吉。そして、シーズンを通して活躍を期待されながら結果に結びつかず、スタメン落ちの憂き目にあった白崎。それぞれに、頑張りが結果につながらないもどかしさを抱えていることでしょう。
けれど。
突き放すようですが、それでも。プロは、結果でしか判断されない。
惜しい場面を何度作ろうが、ゴールを挙げられねば、それまで。
だったら、やるしかない。
今が、異常な状態であることをきちんと理解すべき。30試合も消化しながら、チーム総得点がたったの16点、PKを除けば僅かに14点といったところ。得点ランク1位・京都の大黒ひとりが挙げた18得点よりも少ない。それを、異常と認識すべき。
なにより・・・得点を挙げなければどんなに頑張ったって勝てないということを、きちんと頭にたたき込むべき。
当然?いまさら?・・・そんなことを言ったところで、出来ていないのが事実なのだから。
得点無くして勝利無し。
勝つために、得点するために全力を注がねばなりません。
勝利という結果を挙げることが、何にも増して重要な至上命題。そこから、逆算して考えてほしいところ。
つまりは。
無得点では、当然ながら勝つ可能性はゼロ。ならば、最低でも1得点は挙げなければならない。それは絶対。
もちろん失点のリスクは往々にしてあるわけだから、相手をゼロに抑える努力も不可欠。その上で、勝利の可能性を高めるための2点目、3点目を狙っていく、と。
そのためには相手に好きにやらせてはいけない。主導権を握らせてはいけない。
だったら、まずは自分たちのサッカーをやりきること。後手に回ってはうまくいくものもうまくいかないでしょう。
うまくいかせるためには、気持ちで負けないこと。強い勝利への意志をしっかりと持つこと。
・・・というように。
はき違えてはいけない。勝ちたいと願うのも、やりたいサッカーを体現するのも、すべては勝利という結果のため。
「自分なりに頑張った」ではいけないし、足りない。それだけでは、きっと勝てない。
勝つためにプレーしろ。
経験不足なんて言っている余裕なんてありません。メンタルの弱さ?そんなことを気にする暇があったら、どうやったら勝てるかだけを考えろ、と。
繰り返すようですが、プロは結果でしか評価されません。
このままカターレが過去最低最悪の駄目クラブと評されても良いのか?良いわけがない。
だったら。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。
もう後がない背水の陣を敷かねばならない今だからこそ。
勝利という結果を120%求めていかねば。
勝つこと以外、考えるな!
思いを、勝利への意志を勝ち点3という結果で示せ
必勝を期して臨め!!
勝たれ!!!富山!!!!!
ここまで30試合で僅か勝ち点11のクラブが、どんなに少なく見積もっても倍くらいの勝ち点を1/4の期間で得なければならない、と。
諦めてしまうことは簡単でしょう。匙を投げてしまって、距離を置いたところから「それみたことか」としたり顔をすることも容易でしょう。
しかし。
そんなことは断じてしない、という強い信念を持たずして、最下位のクラブを応援することなど出来ないのであって。
いちばん避けねばならないことは何か?
降格の憂き目にあって悲嘆に暮れること?弱小クラブに傾倒してしまった自らの見る目のなさ、愚かしさを後悔すること?
そうじゃない。
カターレ富山というクラブにかけてきた思いに、信念に対して自分から裏切ること。
降格なんてしたくない。それはあたりまえ。
だけれども、そこから逃げたり目をそらしたって、なにも好転などしないのだから。
むしろ、刮目して見極めるべき。
そんな覚悟が問われているような状況が、まさに今のカターレ、というところでしょうか。
自分たちのやりたいサッカーを体現しながらも、それを結果に結びつけられなかった前節・岐阜戦。
そこからおよそ1週間。連続ホーム戦となる今節、今シーズン最後のホームナイトゲームとして大分トリニータを迎え撃ちます。
4月の前回対戦においては前半のうちにチェ ジョンハンの連続ゴールで試合の流れを完全に持っていかれ、0-3と完敗。せっかく前の試合で引き分けながらも連敗を止めたというのに、その勢いを結果に結びつけることが出来ませんでした。
奇しくも今節の対戦もまた、引き分けで連敗を止めた直後の対戦。甚だ不本意ながら、今季ここまで連勝はおろか連続勝ち点すらないのが現状。だとしたら、やるべきことは明らか。前節に引き続いての勝ち点を、勝利というかたちで挙げねばなりません。
この1週間のあいだに、あらたに韓国人DF・パク テホンがカターレ富山のメンバーとして名を連ねることとなりました。
登録こそ9月10日付ながら、8月から練習に参加して戦術理解を深め、今節に即スタメンもあるとか。
かつては横浜FCでプレーし、J2の戦いというものにきちんと理解があるのは心強いところ。ヨングン、ヘジュン、さらにガオという韓国語でコミュニケーションがとれるチームメイトから細かな戦術を学び取り、即戦力としての働きを願うばかりです。
そう、カターレにはもう時間がない。
当然のように練習と公式戦とでは勝手が違うでしょうが、最下位脱出・降格回避という至上命題を前に、「なかなか試合で力を発揮できないうちにシーズンが終わってしまった」ということでは断じていけないわけです。
簡単ではないミッションですが、それでも。加入を決意したからにはカターレのためにその力をフルに発揮してもらわねば。先んじて途中加入した4人とともに、思いを力に変えて全力プレーを望みたいです。
公式戦では天皇杯2回戦以来、約2ヶ月ぶりの無失点試合を成し遂げた前節。
しかしながら、それでも勝てなかったのはやはり、ひとえに決定力の足りなさが故のこと。同じ期間のうちの半数で無得点、得点したにしても先制点を挙げた試合が1試合もないという、まさに惨憺たる状態で。
特に、ここ3試合連続で無得点。攻撃への意志そのものが感じられなかったり、決定的な場面で決められなかったりと。
「本人もゴールが挙げられなかったけれど、それでもやっぱり中島がいないと駄目なんじゃないか」
そんなふうに思われて良いのか?良いわけがない。
前節、決定的なチャンスを逃して責任を感じている苔口。移籍直後に初ゴールこそ挙げたものの、期待に添えるだけの活躍とまではとても言えない宮吉。そして、シーズンを通して活躍を期待されながら結果に結びつかず、スタメン落ちの憂き目にあった白崎。それぞれに、頑張りが結果につながらないもどかしさを抱えていることでしょう。
けれど。
突き放すようですが、それでも。プロは、結果でしか判断されない。
惜しい場面を何度作ろうが、ゴールを挙げられねば、それまで。
だったら、やるしかない。
今が、異常な状態であることをきちんと理解すべき。30試合も消化しながら、チーム総得点がたったの16点、PKを除けば僅かに14点といったところ。得点ランク1位・京都の大黒ひとりが挙げた18得点よりも少ない。それを、異常と認識すべき。
なにより・・・得点を挙げなければどんなに頑張ったって勝てないということを、きちんと頭にたたき込むべき。
当然?いまさら?・・・そんなことを言ったところで、出来ていないのが事実なのだから。
得点無くして勝利無し。
勝つために、得点するために全力を注がねばなりません。
勝利という結果を挙げることが、何にも増して重要な至上命題。そこから、逆算して考えてほしいところ。
つまりは。
無得点では、当然ながら勝つ可能性はゼロ。ならば、最低でも1得点は挙げなければならない。それは絶対。
もちろん失点のリスクは往々にしてあるわけだから、相手をゼロに抑える努力も不可欠。その上で、勝利の可能性を高めるための2点目、3点目を狙っていく、と。
そのためには相手に好きにやらせてはいけない。主導権を握らせてはいけない。
だったら、まずは自分たちのサッカーをやりきること。後手に回ってはうまくいくものもうまくいかないでしょう。
うまくいかせるためには、気持ちで負けないこと。強い勝利への意志をしっかりと持つこと。
・・・というように。
はき違えてはいけない。勝ちたいと願うのも、やりたいサッカーを体現するのも、すべては勝利という結果のため。
「自分なりに頑張った」ではいけないし、足りない。それだけでは、きっと勝てない。
勝つためにプレーしろ。
経験不足なんて言っている余裕なんてありません。メンタルの弱さ?そんなことを気にする暇があったら、どうやったら勝てるかだけを考えろ、と。
繰り返すようですが、プロは結果でしか評価されません。
このままカターレが過去最低最悪の駄目クラブと評されても良いのか?良いわけがない。
だったら。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。
もう後がない背水の陣を敷かねばならない今だからこそ。
勝利という結果を120%求めていかねば。
勝つこと以外、考えるな!
思いを、勝利への意志を勝ち点3という結果で示せ
必勝を期して臨め!!
勝たれ!!!富山!!!!!