久々に挙げることの出来た勝利の余韻も覚めやらぬなかで迎える今節。ホームでザスパクサツ群馬を迎え撃ちます。
残留へ向けて、追撃態勢待ったなし。調子が上向いてきたとはいえ、未だ最下位という事実に変わりはなく、勝ち点を積み上げ続けることでしか状況を打開出来ないのだから。
それでも。
やはり、ここ3試合で結果を出し続けられているということは非常に大きいと言えます。
当然のことながら、積み上げた勝ち点は減らない。今までは、その当然のことをなかなか意識できませんでした。勝てなかったり負けたりを繰り返す中にあって、差は広がるばかりだったから。
しかし、結果を出して勝ち点に結びつけられたことで、思い出したはず。
勝てば、差を詰められる。
もちろん讃岐や東京ヴェルディの結果次第である部分も少なくないし、必ずしも詰められるわけではありません。けれど、今までは勝てない自分たちに手一杯すぎて希薄であった「追撃」という概念を、改めて意識できるようになった部分は、やはり大きいかと。
現在19位の群馬は前節の札幌戦に3-0の快勝、連敗を4で止め7試合ぶりの勝利。最下位の富山を相手に連勝を、という意気込みで乗り込んでくるはずです。
それでなくとも、負けられないという強い意志を持って臨む試合となるかと。
前節のあと、秋葉監督が今シーズン限りでの退任を表明し、クラブも了承したとか。低迷の責任を取って、というかたちでしょうが、選手たちにとってみれば、「自分たちが不甲斐ないばかりに」という悔しさとともに、「監督に花を持たせるためにも勝つしかない」と気合いを入れ直していることではないかと。
前節の監督交代から初勝利を!と意気込んでいたヴェルディに続き、またもや監督のために一丸、というやっかいな相手と対戦するかたちとなります。
しかし、それを言うならば。
今季、ほかのどのチームよりも辛酸をなめてきたカターレ。実際、監督の進退伺いという事態まで。
それでも。続投を決め、結果がなかなか出せない中にあっても、歯を食いしばって頑張ってきた。
その、プライド。
それは、決して安いモノではありません。
前節、勝てたことはもちろん喜ばしいことであり、無失点で抑えきったことも収穫でしょう。けれどその一方で、1点しか獲れなかったことは、やはり克服すべき課題がまだクリアされていないことの表れでもあるかと。
1点差でも勝ちは勝ちではありますが、2点、あるいは3点も獲れるようになっていたならば、精神的余裕も段違いだろうに。
もちろん、それが簡単にできるようであれば、リーグ最少得点なんぞにはなっていないわけではありますが。
チームが上昇ムードである今だからこそ。それを盤石のものだと、決してまぐれでないという確信を得るためにも、積極果敢にゴールを狙う姿勢、そして実際に得点を挙げるということについて、今一度認識を新たなものとし、かつ、勝利につながる布石としていかねばなりません。
前線で頑張る宮吉と敬介の活躍に期待したいです。
移籍加入以来、試合を追うごとにだんだんとフィットしてきた感のある宮吉。守備面においてもファーストディフェンダーとして積極的にボールに絡んでいこうとする姿には頭が下がります。もちろん本職である攻撃的プレイヤーとしての動きのキレも、相手にとっては軽視できないだけの、ある意味嫌らしさが。
これまでのカターレにおいて、同じような役割を担ってきた敬介。そのふたりが連携を高めて相手に狙いを絞らせない動きができたならば。きっとつけいる隙も生まれるはず。
彼らが持ち味を発揮して相手陣内深くまで切れ込み、そこから中央へ折り返したとき、きちんと得点へと繋げることができるかどうか。
いや、できるかじゃない。やらねば。
守備ももちろん大事ではありますが、やはり、得点無くして勝利無し。
ならばこそ、1点とは言わず2点でも3点でも、果敢に狙い、決めてしまうまでのプレーを求めたいです。
前回の群馬戦はシーズン序盤の第5節。ホーム2連戦で2連続逆転負けという屈辱的な結果を受け、そこから巻き返さねばならなかったはずが、返り討ちに遭ってしまいました。
逆転されたとはいえそれなりの手応えがあった2戦とは違い、守備のもろさを露呈、さらに攻撃も沈黙という0-2というスコア以上の惨敗。
今にして思えば、14戦にも渡って続いたリーグワーストタイのアウェイ連敗も、実質的には群馬戦の敗戦から始まったような気がします。第2節の岐阜戦もオウンゴールを含む0-3負けという散々な大敗でしたが、それよりもなお、後につながる負のオーラが滲み出ていた試合の発端となった、という意味で。
だったら。
アウェイ戦連敗という呪縛を断ち切った今こそ、そのリベンジのときでしょう。
ここで、6月末以来のホーム戦勝利を待ちわびるファン・サポーターの前で、しっかりと連勝を成し遂げること。
そのことが、これまで失いかけてきた自信と誇りを取り戻すことになり、さらには残留という目標に対する明確なモチベーションともなり得るはず。
ならば、やるしかない。
勝ちきるしかない。
勝って、最下位なんぞでは終わらないという、確たるメッセージを示さねば。
勝つ!
当然のように勝つ!
勝てる可能性を、疑うな!
残留へ向けてやれること―――勝つことを、確実に成し遂げろ!!
勝たれ!!!富山!!!!
残留へ向けて、追撃態勢待ったなし。調子が上向いてきたとはいえ、未だ最下位という事実に変わりはなく、勝ち点を積み上げ続けることでしか状況を打開出来ないのだから。
それでも。
やはり、ここ3試合で結果を出し続けられているということは非常に大きいと言えます。
当然のことながら、積み上げた勝ち点は減らない。今までは、その当然のことをなかなか意識できませんでした。勝てなかったり負けたりを繰り返す中にあって、差は広がるばかりだったから。
しかし、結果を出して勝ち点に結びつけられたことで、思い出したはず。
勝てば、差を詰められる。
もちろん讃岐や東京ヴェルディの結果次第である部分も少なくないし、必ずしも詰められるわけではありません。けれど、今までは勝てない自分たちに手一杯すぎて希薄であった「追撃」という概念を、改めて意識できるようになった部分は、やはり大きいかと。
現在19位の群馬は前節の札幌戦に3-0の快勝、連敗を4で止め7試合ぶりの勝利。最下位の富山を相手に連勝を、という意気込みで乗り込んでくるはずです。
それでなくとも、負けられないという強い意志を持って臨む試合となるかと。
前節のあと、秋葉監督が今シーズン限りでの退任を表明し、クラブも了承したとか。低迷の責任を取って、というかたちでしょうが、選手たちにとってみれば、「自分たちが不甲斐ないばかりに」という悔しさとともに、「監督に花を持たせるためにも勝つしかない」と気合いを入れ直していることではないかと。
前節の監督交代から初勝利を!と意気込んでいたヴェルディに続き、またもや監督のために一丸、というやっかいな相手と対戦するかたちとなります。
しかし、それを言うならば。
今季、ほかのどのチームよりも辛酸をなめてきたカターレ。実際、監督の進退伺いという事態まで。
それでも。続投を決め、結果がなかなか出せない中にあっても、歯を食いしばって頑張ってきた。
その、プライド。
それは、決して安いモノではありません。
前節、勝てたことはもちろん喜ばしいことであり、無失点で抑えきったことも収穫でしょう。けれどその一方で、1点しか獲れなかったことは、やはり克服すべき課題がまだクリアされていないことの表れでもあるかと。
1点差でも勝ちは勝ちではありますが、2点、あるいは3点も獲れるようになっていたならば、精神的余裕も段違いだろうに。
もちろん、それが簡単にできるようであれば、リーグ最少得点なんぞにはなっていないわけではありますが。
チームが上昇ムードである今だからこそ。それを盤石のものだと、決してまぐれでないという確信を得るためにも、積極果敢にゴールを狙う姿勢、そして実際に得点を挙げるということについて、今一度認識を新たなものとし、かつ、勝利につながる布石としていかねばなりません。
前線で頑張る宮吉と敬介の活躍に期待したいです。
移籍加入以来、試合を追うごとにだんだんとフィットしてきた感のある宮吉。守備面においてもファーストディフェンダーとして積極的にボールに絡んでいこうとする姿には頭が下がります。もちろん本職である攻撃的プレイヤーとしての動きのキレも、相手にとっては軽視できないだけの、ある意味嫌らしさが。
これまでのカターレにおいて、同じような役割を担ってきた敬介。そのふたりが連携を高めて相手に狙いを絞らせない動きができたならば。きっとつけいる隙も生まれるはず。
彼らが持ち味を発揮して相手陣内深くまで切れ込み、そこから中央へ折り返したとき、きちんと得点へと繋げることができるかどうか。
いや、できるかじゃない。やらねば。
守備ももちろん大事ではありますが、やはり、得点無くして勝利無し。
ならばこそ、1点とは言わず2点でも3点でも、果敢に狙い、決めてしまうまでのプレーを求めたいです。
前回の群馬戦はシーズン序盤の第5節。ホーム2連戦で2連続逆転負けという屈辱的な結果を受け、そこから巻き返さねばならなかったはずが、返り討ちに遭ってしまいました。
逆転されたとはいえそれなりの手応えがあった2戦とは違い、守備のもろさを露呈、さらに攻撃も沈黙という0-2というスコア以上の惨敗。
今にして思えば、14戦にも渡って続いたリーグワーストタイのアウェイ連敗も、実質的には群馬戦の敗戦から始まったような気がします。第2節の岐阜戦もオウンゴールを含む0-3負けという散々な大敗でしたが、それよりもなお、後につながる負のオーラが滲み出ていた試合の発端となった、という意味で。
だったら。
アウェイ戦連敗という呪縛を断ち切った今こそ、そのリベンジのときでしょう。
ここで、6月末以来のホーム戦勝利を待ちわびるファン・サポーターの前で、しっかりと連勝を成し遂げること。
そのことが、これまで失いかけてきた自信と誇りを取り戻すことになり、さらには残留という目標に対する明確なモチベーションともなり得るはず。
ならば、やるしかない。
勝ちきるしかない。
勝って、最下位なんぞでは終わらないという、確たるメッセージを示さねば。
勝つ!
当然のように勝つ!
勝てる可能性を、疑うな!
残留へ向けてやれること―――勝つことを、確実に成し遂げろ!!
勝たれ!!!富山!!!!